サンゲツ

初期の頃のドラム式ツインシェード

最近、エンドユーザーの方から「オレンジの生地」はありますかという

問い合わせが電話で2件ありました。

そうなんです。

10月31日がハロウインでそれにオレンジの生地を使われるのだと

思います。

在庫はしていませんが、メーカーのカタログから選んでいただければ

翌日には入荷しますと伝えましたが、その後の来店はありません。

年々ハロウインが日本でも盛りあがってきています。

ハロウイン画像_R今年は、私も10月31日に飲み会がありまして、もうすでに仮装の

準備をしています。

電飾のサングラスにオレンジの蝶ネクタイです。

この蝶ネクタイは誰のか?

「オレんちのや」

 

さて、本題です。

10年ほど前に他社で取り付けられたシェードのドラム式ツインの吊り替えを

したのですがそのついていたメカが秀逸だったのです。

サンゲツの生地だったので、サンゲツのメーカー品だと思います。

トーソーやニチベイがまだドラム式のツインシェードのメカをまだ

発売をしていなかった時に、業界で1番にドラム式ツインシェードを

発売をしたのがサンゲツなのです。

たぶん、そのメカだと思うのですが、当時使っていなかったのでよく

知らないのです。

レールはシングルで、その中を通っているシャフトがど真ん中で2本に

わかれていて、右用・左用のそれぞれの操作の部分に繋がっているのです。

コードは下に新たにガイドをつけて橋渡しされています。

写真ではわかりにくいのですが

IMGP1920

あまりにも創意工夫されているのにちょっと感動しました。

結局、無理があったのか昇降コードが抜けたりして、今回新しいものに

取り替えとなりました。

IMGP1933-1

 

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サンゲツ、メカもの見本帳「サンウインク」発売

サンゲツが9月2日にメカもの見本帳「サンウインク」を発売しました。

メカものというのは、ブラインド、シェードやロールスクリーンの

ような商品のことを言っていまして、サンゲツの「サンウインク」には

ロールスクリーン、タテ型ブラインド、プリーツスクリーン、プリーツスクリーン、

経木すだれ、木製ブラインド等が載っています。

DSC07134

今回の見本帳は今までの「ウインドウコレクション」を5年振りに

改訂したもので、組織も大きく変わったので期待をしていたのですが、

さすがサンゲツ

というものはありませんでした。

ひじょうにわかりやすい安定・安全路線になりました。

名前の「サンウインク」は

SANGETSU WINDOW COLLECTION(サンゲツウインドウコレクション)の

略だそうです。

 

わかりやすい〜

 

インテリアの業界はなんでも略すのが好きなんです。

他から略される前に先に略しておいたという感じでしょうか

 

余談ですが、

川島織物セルコンが住宅メーカー用に出している「メゾンド・コンフォート」は

誰もが「メゾコン」としかいいません。

インテリアコーディネーターは、業界ではIC(アイシー)といいます。

でも、一般的にはあまり通じなくてヤフーの検索でも6ページ目ぐらいに

岩手インテリアコーディネータークラブ(IICC)がでてくるぐらいです。

アイシーならば、「なるほどね( I see.)」と思いますが・・・

 

窓装飾プランナーも私どもの勉強会では「窓P」と略するのはどうか

みたいな話をしていたら、9月3日にトーソーの大阪店で行われた

スタイリングプロのセミナーで日本インテリアファブリックス協会の

担当者が、窓装飾プランナーのことを「窓P(マドピー)」と略して

使っていたということがインターネットで話題になっていました。

業界人ならば略したい気持ちはわかりますが、「窓装飾プランナー」自体

まったく浸透していないのに主催者団体が略していてどうすんねんと

いう話です。

 

今回のサンゲツの「サンウインク」のメカはほとんどトーソーの

OEM(オーイーエム、英: original equipment manufacturer)とは

他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。

日本では「相手先ブランド名製造」、「納入先商標による受託製造」

などと訳される。)です。

ロールスクリーンはメカはトーソー、商品番号はタチカワと

同じRS-ですが、生地はサンゲツオリジナルで、その中で

柄物だけが秀逸です。

サンゲツのカーテンやクッションフロアと同じ柄のロールスクリーンが

あります。

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他は特筆すべきものはありませんでした。

「サンウインク」で検索していると、早速同業者が高く評価されているのを

ブログに書いておられました。

タチカワ、ニチベイ、トーソーにないものとして、経木すだれのカーテンが

素晴らしいと評価されていました。

DSC07141

確かに。

でも、「井上スダレ」の同等品と比較すると定価が2,5倍になっています。

 

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フラットバルーン(ルーススタイル)の施工例

2499回目の投稿です。

今はリピーターさま向けのカーテンクリーニングキャンペーンをやっています。

引取りに行ったり、引き取ってきたカーテンをみると昔よく売れた

柄があって懐かしく感じます。

また、当時はよく流行っていたスタイルで、今はまったくでないようなものもあります。

下の写真は、川島織物のヌアージュスタイルといわれたものです。

ヌアージュスタイル

DSC06030

7年前に取り付けたもので、クリーニングの依頼で引取りに行って

きました。(洗濯する前です。)

こちらのお客様の別邸で、以前に同じスタイルのものを取り付けて、

それを気に入っていただいていて、7年前のリフォームのときに同じものと

なりました。

この商品は生地が内側に寄ってくるため、下部に棒を入れて

寄らないようにしています。

 

下の写真はサンゲツのスタイルです。

DSC06033

DSC06036

 オーストリアンシェードというのは、タテの長さに対して3倍ぐらい

生地を使って、それをチリチリにするのですが、これは2倍ぐらいの

長さのものをタテに短くしています。

サンゲツではなんというスタイル名かは知りませんが、他店とりつけのもので、

クリーニングの依頼で引取りに行きました。(洗濯後)

 

この手のスタイルは生地が内側に寄りますので、テンションコードを

使いまして寄らないようにします。

DSC06038 DSC06036

 

 

さて、本題です。

 

下部に棒が入るのも嫌で、テンションコードも使いたくないという

要望で、フラットバルーン(トーソーではルーススタイルと呼んでいる)

をしました。

 

上の2つのスタイルは、タテ方向に生地をたっぷり使って縮めているので

内側に引っ張られて寄ります。

フラットバルーンというのは、バルーンシェードの一種で、バルーンの場合は

生地をヨコに2倍ぐらい使いますが、このスタイルの場合は1.3倍ぐらいで、

各ウエーブに1か所逆ハコヒダでスリットをいれます。

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生地はドレープがPASAYAのSRENADE  TOFFEE

             レースはマナのプレリュード20

 

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敗戦処理は日米で。

先日、一般社団法人クロス事業協会主催で大阪府吹田市の

パナソニックリゾート大阪でサンゲツ安田社長のトークライブ

「サンゲツNEXT STAGEへ未来への扉を開ける〜」と

セッション「輸入壁紙からみえるこれからの日本の壁紙文化とは」で

サンゲツ安田社長と株式会社フィルの濱本廣一社長のトークセッションがあり、

聴きに行ってきました。

 

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 当日は、日本のインテリア業界の方向性を決める

日本インテリアファブリックス協会の総会が東京で行われていて、

その後の業界のトップ達の懇親会には背を向け

大阪で販売店・施工店向けにお話をしていただきました。

東京からも多くの方が聴きにきておられ、250名ぐらいの聴衆が

おられたと思いますが、ほとんどの方が安田社長のお話を聴いて、

日本のインテリア業界は一人のリーダーによって

明るくなることを感じられたのではないでしょうか?

私も29年前にサンゲツを退職したことを後悔しましたよ。(笑)

 

響け、サンゲツ、インテリア業界

もとい

輝け、サンゲツ、インテリア業界

 

さて、本題です。

 

集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案を衆院に提出された時に、

「敗戦処理は日米で」というタイトルで書くと

「何?」と思われたかと思います。

単なるウケを狙っただけで、本来の内容は「配線処理はニチベイで

というのが正しくて、ハンターダグラスのシルエットの電動3台と

ニチベイのロールスクリーンを取り付けて、電動の配線の処理を

ロールスクリーンの本体に隠したという話です。

 

ハンターダグラスのシルエット・シェードを電動で3台、手動で2台、

大きな台形窓に取り付けて、シルエット・シェードだけならば遮熱性はなく、

暑くて耐えられないので、その窓側にニチベイの遮光のロールスクリーンを

取り付けてます。

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正面の3分割しているところが電動です。両端2台は手動。

DSC05178

 

DSC05420奥に遮光のロールスクリーンをつけています。これは5台手動で4台は

チェーン式でど真ん中の1台はハンドルタイプで、操作棒で開閉します。(右の写真)

 

 

 シルエットは配線が露出しまして、隠すことができないし、長さも

決まっていてカットすることもできないのです。

また、差し込み口がアダプターになっていて、これも露出できれいで

ないのです。

ニチベイのロールスクリーンはヘッドボックスの内側に線を隠すことが

できるようになっていまして、シルエットの電線をニチベイのロールの

本体の中に隠して、コンセット口まで持ってきました。

写真05

上の写真はニチベイのロールの中に配線しているところ。

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シルエットの配線は露出されていない。

DSC05170

余った線は躯体と壁との隙間に全部隠します。ここでアダプターも

隠したいのですが、その隙間がないのです。

DSC05172

最後はエアコンのパイプの隙間を埋めるパテで穴を隠します。

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完成です。

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簡易型形態安定加工フラットカーテン

家具屋姫の株取物語は、大塚で生まれた女やさかい、組み込まれた

(久美子にまかされた)社長の椅子はよう捨てん。

という感じになりました。

いろいろと書きたいことはあるのですが、大塚家具さんとはよくバッティング

していますのでここでは控えます。

 

さて、本題です。

 

1.5倍使いのフラットカーテンの施工例です。

私はポリエステル100%などの化学繊維でフラットで1.5倍にするのならば、

簡易型形態安定加工をした方がいいという考えです。

綿や麻などの天然素材の場合は、その素材感をだすためにきちっと

しない方がいいと思います。

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これには簡易型形態安定加工をしていますので、フラットだけど

きれいなウエーブがでます。

片開きでフックが35個あるのですが、大概の加工所が持って

いる形態安定加工機はフック27個までの機械で無限大に形態安定加工が

できるところは少ないのです。

形態安定加工をするのならば、片開きがおススメです。

両開きにすると真ん中がどうしても逆V字に開きます。

生地は川島織物セルコンのFF6726

 

1.3倍使いのフラットカーテンに簡易型形態安定加工をした施工例です。

間仕切りに使うため、レールを目立たさせないために掘り込みが

してあり、

そこにレールを埋め込んでいます。

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簡易型形態安定加工をしていますので、開けた時の納まりが

きれいですし、先を引っぱっていっても生地の最初の部分が間延び

することはないです。

アコーディオンカーテンのようになります。

生地はサンゲツEK714

 

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「4月10日はインテリアを考える日」

 

 

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ピッチホールドテープで1.3倍フラットカーテン

当店では、ここ最近フラットカーテンの1,3倍以上ではピッチホールド

テープを使って、均等なウエーブが出るようにしています。

ピッチホールドテープとはギャザーテープみたいな商品でヒモをひっぱると

均等なウエーブがでるようになっています。

DSC04173

フック間は山になって

部屋側にくる方は11センチピッチで、谷側にくる方は8センチピッチで

正確にいうと山が大きくて谷が小さい均等ピッチです。

このテープを使わないと均等にウエーブが出にくいのです。

(テープのヒモを引っぱる前の施工写真 1.3倍状態

DSC04183

DSC04180

テープを使うとフック間は常に一定になります。

DSC04192

DSC04193

 

両開きですが、真ん中の部分は耳があるのですが、柄は流れるように

縫製しています。

DSC04176

DSC04178

↑ 少し開いている。写真はわかりやすくするためにテープのヒモを

引っぱる前に撮っています。

生地はフィスバのサーペンタイン54093-20

 

ドレープはお客さんが知人から買われたサンゲツのカーテン

DSC04191

 

サンゲツのメーカー縫製は簡易型形態安定加工が標準仕様でないのです。

 

 

今日のブログは15分で書けました。

いつも1時間以上かかっているんです。

施工写真を載せる簡単なブログでもいいですかね?

 

 

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天窓にスライドカーテンを取り付けました。

インテリア業界は流行に敏感で先取りをします。

これからは夏のインテリアに向けての仕事が多くなってきます。

 

これってアイロニー

 

そんなわけで・・・・

 

どんな訳やねん?

夏の暑さ対策にスライドカーテンを取り付けました。

スライドカーテンというのは私が勝手に言っているだけで、インテリア業界で

認知されている用語ではありません。

巾1.8mで長さ12.7mで高さが高い方が4m、低い方が3.5mある天窓の遮熱用の

カーテンを取り付けました。

こんな窓です。

DSC03969

この両端にレールを取り付けました。

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そこにサンゲツのEK8591の遮光2級のカーテンを取り付けました。

天窓用スライドカーテン

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操作は伸縮棒でします。最長2m6センチで縮めた時は1.19mぐらいです。

DSC03979 DSC03978

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 この棒は船を止めた時に引き寄せるステンレス製の伸縮棒です。

生地についている金具はニチベイのロールスクリーンの部材です。

レールはトーソーのスィートです。

ひじょうにすべりがいいです。

レールにマグネットランナーを入れていまして両開きにもなりますし、

2枚とも片方にためることもできるようにしてあります。

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2枚とも一番奥にためています。

 

こういうのはメーカーのシステムで販売されているものではなく、

現場をみて考えて部材を集めて作ります。

先日もこれとよく似ていて、2013年12月21日に書いたブログ

寒さ対策 リビングの吹き抜けに天幕を取り付ける 」をみて

同業者からメールが来ました。

「ほぼこれと同じサイズの吹き抜けでまったく同じようなものをつくりたいのです。

生地支給で完成品送りの見積もりを至急お願いしたい。

急ぎなので携帯に電話ください。」

とのことでした。

 

現場によっても取り付け方も違いまして、システムしていないので完成品では

送れないのです。

そのブログ(2013年12月21日)の現場と今回の現場でも使っている部材が

違います。

前のは、レールはサイレントグリスを使っていますが、今回はトーソーです。

サイレントグリスの天幕用のレールはジョイントができないためです。

 

 

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