マナ

ウエーブスタイルのフラットカーテンが流行ってきました。

最近、ウエーブスタイルのフラットカーテンの依頼が多くなってきました。

2023年2月にサンゲツが2倍使いのフラットカーテンとして「SAウエーブ」という

スタイルをだしました。

その時に今年流行る予感と思ったら6月にカーテンレールメーカーのトーソーが

ウエーブスタイル用のレールを発表しました。

展示会のブログはこちら

ウエーブスタイルというのは、ヒダをとらないフラットカーテンで1.5倍以上の

生地を使ってウエーブを出すスタイルで、トーソーのウエーブスタイル用のレールを

使うといいですよというものなんです。

 

トーソーが力を入れており、ウエーブスタイルのカタログ「fabreco(ファブレコ)」を

出しました。

ウエーブカタログはこちらです。

ファブリックメーカー9社が協力しており、各メーカーがおススメの生地で

自社で縫製して提案をしています。

これからウエーブスタイルをお考えの方は、ぜひトーソーの「fabreco(ファブレコ)」を

参考にしてください。

 

ファブリックメーカーが載せている施工写真は皆きれいなウエーブが

でているのです。

実際はトーソーのウエーブスタイルのレールを使うだけで何も手を

加えなかったらこんなにきれいなウエーブはでないと私は思っているので

各ファブリックメーカーに施工写真についてどのようにされているかを

当社担当者に聞いてみました。

そうしたら、全メーカーとも 写真撮影用に現場で少し手を加えていると

いうのです。

各社の施工写真を見ていただいて私なりの説明をします。

まずはトーソーが載せている写真です。

カタログの3,4ページをご覧ください。

 

画像をクリックすると拡大します。

下は拡大した画像です。

トーソーがレガートユニというレールを使ってウエーブスタイルを

提案しています。

裾に注目してください。

吊元の上部はきれいにウエーブが出ていても裾はきれいなウエーブが出ない

のです。(レースの裾はウエイトロック)

 

トーソーはウエーブスタイルのレールを使うとすべてきれいなウエーブが

でるという過度の期待をさせないために一番最初にこの写真を載せたのだと

思います。

現実はこんな感じです。

 

川島織物セルコン

カタログの8,9ページをご覧ください。

 

画像はクリックすると拡大します。

ウエーブページの方がみやすければそちらをご覧ください。

きれいなウエーブがでています。

これはドレープ(手前の厚手カーテン)には形態安定加工(ウエーブを

きれいに出す加工)をしているということです。

9社の中では唯一形態安定加工をしていました。

レースもきれいで、真ん中の納まりがきれいすぎます。

たぶん現場でピン止めとかして写真を撮っていると思います。

 

アスワン、フジエテキスタイル、シンコール、サンゲツ、スミノエは

トーソーが用意した同じスタジオ(現場)で写真撮影をしています。

この5社の写真を比較すると、どのように吊るとフラットカーテンが

きれいに見えるかを考えている違いがわかります。

(取り付けるレールの高さや壁につけるか天井につけるか、どのような

長さのブラケットを使うか)

 

アスワン

ウエーブカタログはこちら

 

画像はクリックすると拡大します。

 

アスワンは窓上の壁の天井までの半分より少し上ぐらいにレールをつけています。

レールがLTエキストラシングルレール壁からの出幅が45㎜)の為、

谷側(フックとフックの間)が壁に触れているようです。

 

フジエテキスタイル

 

ウエーブカタログはこちら

フジエはレールを天井付けでシングルにつけていて、壁から少し離して

つけているようです。一窓に対して片開できれいにみえる工夫が見られます。

 

シンコール

ウエーブカタログはこちら

 

シンコールはレールを窓上から天井までの壁の半分より少し下目に

つけています。エキストラダブルブラケットを使っています。

ドレープもレースもフラット1.5倍ならば、エキストラダブルブラケットでも

干渉します。

 

サンゲツ

 

ウエーブページはこちら

サンゲツは天井際にLTダブルブラケットを使って正面付けしています。

天際につけているので良く見えますが、普通の出幅のブラケットなので

開閉には干渉します。

トーソーが28ページのカーテンの納まりの通常ブラケットダブルを

みてねと注意書きをしています。

 

通常ブラケットの場合、

メリットは 部屋内側への出幅が少なく、スペースを圧迫しない。

デメリットは①カーテンと壁、カーテン同士がぶつかる

②全開時にはウエーブが当たり綺麗に見えないことがある

ということです。

 

 

 

スミノエ

 

ウエーブページはこちら

スミノエはレールにレガードユニ(新商品)を使って天際に正面付けを

しています。

天際につけるには、このレールがいいのかなぁと思ったし、お客様に見せる

施工例として使えます。

 

リリカラ

 

ウエーブページはこちら

 

 

マナトレーディング

 

ウエーブページはこちら

 

東リ

 

ウエーブページはこちら

 

このウエーブスタイルは、どの業者に頼んで、メーカーで縫製してもらったら

綺麗になるというものではないのです。

現場で少し工夫が必要で販売店によると思います。

 

2023/10/20追記

ウエーブスタイルのフラットカーテンに形状記憶加工をしたブログは

こちらです。

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シャープシェードとU字型ボーダープレーンシェード施工例

幅350センチ×高さ240センチのシャープシェードの施工例です。

幅が大きいとプレーンシェードよりシャープシェードの方がいいかと

思います。

バー間隔は約17センチの均等ピッチでコードを通すのを1つ飛ばしに

しています。

生地はマナトレーディングのアマレッティ2

 

シャープシェードの場合はバーのピッチを何センチにするか、均等に

するか、上からピッチをとっていくか、コードを飛ばすか飛ばさないなど

いろいろやり方に違いがあります。

メーカーの仕様にも違いがあります。

2020年3月23日のブログ「シャープシェードのバーピッチの比較」を

お読みください。

当店は独自の考え方で現場や大きさによってサイズを決めて自社縫製しています。

シャープシェードの施工例はカテゴリーの「シャープシェード」を

お読みください。

 

 

U字型ボーダー プレーンシェード

写真ではわかりにくいのですが、ボーダーの川島織物セルコンの

FT6390は壁紙の色とあわせています。

ベースはFT6324

 

両サイドと裾は生地を継ぎ合わせていますが、中の細いボーダーは

ベース生地の上に重ねあわせています。

 

そのため、ハリが強くなるのでリングピッチは30センチと大きくとって

ゆったり上がりやすくしています。

オーダーならではのちょっとした工夫です。

 

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カーテンのPRの仕方をチャットGPTに聞いてみました。

最近が対話型生成A I(人工知能)の「チャットGPT」が流行っています。

企業でも使っているところが増えてきましたし、自治体でも活用するように

なってきました。

先日のニュースでは東京都も業務に利用するようになったというのが

ありました。

東京都が作成したチャットGPTの利活用のガイドラインは今後の利用に

関して参考になるのではと思いましたのでリンクしておきます。

 

インテリア業界での活用はどの程度なのかはよく知りませんが、私は

よく利用しています。

2023年3月24日のブログにも書きました。

チャットGPTでインテリア関連を調べてみる

 

 

カーテン業界で、今話題になっているのがウイリアムモリスの生地を

マナトレーディング、川島織物セルコン、リリカラ、サンゲツの4社が取り扱う

ようになったことです。

 

以前にもこの4社比較というブログを書いたところ、けっこうアクセスがありました。

 

ウイリアムモリスの4社比較 その1

ウイリアムモリスの4社比較 その2

 

川島織物セルコン

 

リリカラ

 

サンゲツ

 

マナトレーディング

 

 

私は各社の打ち込み本数(糸の数)も調べて自分なりに違いが説明

できるようになったのですが、この業界は他社と比較して自社の

優位性を訴えるようなPRをしないので、メーカーからはあまりにも

情報発信が少ないのです。

 

そこで、チャットGPTに聞いてみました。

 

 

川島織物セルコンのウイリアムモリスのPRの仕方について教えてください

川島織物セルコンがウィリアム・モリスの製品のPRを行う際のアプローチは、

以下のようなポイントに注意することが重要です。ウィリアム・モリスは19世紀の

イギリスのデザイナーで、美しいテキスタイルや壁紙のデザインで知られています。

そのデザインは今日でも価値があり、多くの人々に愛されています。

1 ) 歴史とデザイン哲学の伝え方: ウィリアム・モリスのデザインには、自然からの

インスピレーションやアーツ・アンド・クラフツ運動の影響など、深い哲学が

込められています。これらの背後にあるストーリーや意義を伝えることで、

製品に対する興味を引きます。

2) 美しさとクオリティの強調: ウィリアム・モリスのデザインは、繊細で美しいものが

多いです。製品のディテールやカラーパレット、素材の質感などを強調して、

製品の美しさと高品質をアピールしましょう。

3) ユーザーのライフスタイルへの統合: ウィリアム・モリスのデザインは、

クラシックながらも現代的な雰囲気を持っています。

製品がユーザーのインテリアやライフスタイルにどのように調和するかを示すことで、

購買意欲を高めることができます。

4) 限定性や独自性の強調: ウィリアム・モリスのデザインは独特であり、一般的には

限られた数の人々しか手に入れることができません。この独自性や限定性をアピール

ポイントとして強調し、希少価値を伝えることができます。

5) デザインの多様性の紹介: ウィリアム・モリスのデザインは壁紙だけでなく、

ファブリック、家具、アクセサリーなど

様々なアイテムに使用されています。製品ラインナップの多様性を紹介することで、

幅広いニーズに対応できることを示しましょう。

6) コラボレーションや現代性の取り入れ: ウィリアム・モリスのデザインを現代の

トレンドやコンセプトと結びつけたコラボレーション製品も人気があります。他のデザイナーや

ブランドとのコラボレーションを通じて、新たな魅力を見せることができます。

7) ストーリーテリングの活用: ウィリアム・モリスのデザインには、その背後にある

ストーリーや歴史があります。

これらのストーリーを活用して、製品をより深く理解し、愛着を持ってもらえるよう

努めましょう。

8) デジタルメディアとソーシャルメディアの活用: ウィリアム・モリスのデザインを

ウェブサイトやソーシャルメディアプラットフォームを通じて紹介し、ビジュアルコンテンツを

通じて魅力を伝えることが重要です。

9) インフルエンサーや専門家の声を活用: インテリアデザインやファッション分野の専門家や

インフルエンサーの意見や体験を取り入れることで、信頼性や製品の魅力を高めることができます。

10) イベントや展示会の開催: ウィリアム・モリスのデザインを特集した展示会やイベントを

開催することで、直接顧客と接触し、製品の魅力や背後にあるストーリーを伝える機会を提供できます。

 

けっこう的確な答えなんです。

 

「川島織物セルコンとサンゲツのウイリアムモリスの違いについて

教えてください」というのもチャットGPTに聞いてみました。

 

ココには書けないけど、的は外れていない回答がありました。

 

 

営業も必要でなくなってきて、A Iに聞けばわかる時代になってきました。

しかし、そこには人間味がないので

そこに愛はあるんか?」  (アイフル)

ときいてみたんです。

そしたら A Iだけに

 

「あい (A  I)」

 

というのです。

 

私より、高尚なオヤジギャグをかますのです。

 

これからはブログもチャットGPTを参考に書こうと思っています。

 

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メカものからカーテンに吊り替え

当店の中では、ここ2~3か月はオーダーカーテンの注文がひじょうに

増えています。

当店は、私のブログがメカものが多いので、お客様もメカものを求めて

くる人が比較的多いのですが、最近はカーテンがひじょうに増えました。

要因の一つに吊り替えのお客様が多くて、今までカーテンをつけて

おられた方はほとんどカーテンなんです。

また、メカものをつけておられたのですが、暑いのでカーテンで遮熱

したいという方も増えています。

 

本日、取り付けの2つの現場は、メカものからカーテンに取り替えた施工

例です。

 

例1

写真を撮り忘れたのですが、窓上にニチベイのバーチカルブラインド、

枠内にタチカワのレース地のロールスクリーンがついていました。

バーチカルブラインドのブラケットを外したあとに、ビス穴が見えないように

トーソーのネクスティのLTダブルブラケットを取り付けました。

カーテン・シェードには遮光1級の裏地をつけています。

ドレープ サンゲツ SC8151    裏地 オリジナル遮光1級

レース フジエテキスタイルFA1822 PT

 

 

例2

もともと枠内にタチカワのプリーツスクリーンのツインタイプがついて

いましたが、1台が動かなくなりカーテンに取り替えることになりました。

バランス(上飾り)も取り付けました。

 

ドレープ 産元直仕入れ生地 遮光1級

レース  産元直仕入れ生地

バランス(上飾り) マナトレーディング フェズ2

トリム  マナとレーディング ミリーポンポン1322

 

 

 

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ウイリアムモリスの4社比較 その2

カーテンメーカーでは、マナトレーディング、川島織物セルコン、リリカラ、

サンゲツの4社がウイリアムモリスの商品の取り扱いをしています。

 

前回のブログの続きで、その4社が取り扱っている、モリスの商品の中の

「イチゴ泥棒」(Strawberry Thief)という商品で違いを比較したいと思います。

 

日本での発売順です。

1)マナトレーディング(通称マナ)

直輸入の生地綴じサンプルと国内在庫のマナテックスの見本帳に載って

いるものがあります。

価格 12800円/m (9280円/㎡)税抜き

素材 綿100% のプリント (水洗い不可)

規格 生地巾138㎝ タテリピート53㎝ ヨコリピート46㎝

 

2)川島織物セルコン

 

サンダーソンから版権を得て日本で製造しています。

写真カタログと生地を貼った台紙サンプルがあります。

価格 13900円/m (10000円/㎡)税抜き

素材 ポリエステル100% のジャガード(織物)(水洗い可)

規格 生地巾139㎝ タテリピート40.4㎝ ヨコリピート34.8㎝

 

3)リリカラ

リリカラはイギリスの博物館のヴィクトリア・アンド・アルバード博物館

(V&A)が所蔵するウイリアムモリスの商品の版権を買って日本で製造

しています。

V&Aブランドとしてウイリアムモリスの商品を販売しています

 

価格 8690円/㎡  (12000円/m)税抜き

素材 ポリエステル100% のジャガード(織物)(水洗い可)

規格 生地巾139㎝ タテリピート41.5㎝ ヨコリピート34.5㎝

 

 

4)サンゲツ

サンゲツは7月6日発売のため、手元に見本帳がありません。

 

サンゲツはサンダーソン社との共同開発で日本で製造しています。

 

価格 13340円/㎡  (20000円/m)税抜き

素材 ポリエステル100% のジャガード(織物)(水洗い可)

規格 生地巾150㎝ タテリピート60㎝ ヨコリピート50㎝

 

 

 

まずは価格ですが、メーカーの罠がありまして、マナと川島織物セルコンは

m単価を先に書き、リリカラ、サンゲツは㎡単価を先に書いています。

 

カーテンには生地巾というのがあり、それぞれ違います。

実際に購入するときはm単価で購入するのですが、比較するときは㎡単価に

なります。

(㎡単価というのは、仮に1m×1mのサイズにした時の価格のこと)

 

でも、オーダーカーテンの場合は、縫製して出来上がった商品は、何幅使うかにも

よって違いまして単純に㎡単価が安いと、出来上がった商品が安いというわけでは

ないのです。

縫製するサイズによって違うのです。

 

以前は、全メーカーがm単価を先に書いていましたが、ここ何年かは

スミノエ、シンコール、サンゲツ、リリカラは㎡単価を先に書いています。

そうすると、生地巾が150㎝や137㎝のものだと㎡単価が安いのです。

それを意図して書いています。

最近は、安く感じてもらった方がいいという発想で㎡単価を先に書く流れに

なってきました。

マナは、生地をメーターいくらで輸入しているのでmを先に書くのは当たり前という

考えだと思います。

 

川島織物セルコンはカーテンは縫製して初めて商品と考えており、㎡単価で

比較するのは邪道だと思っています。

おそらく、信念をもってm単価を先に書いていると思います。

 

m単価で比較してみます。

マナ       12800円/m (9280円/㎡)  生地巾138㎝

川島織物セルコン 13900円/m (10000円/㎡) 生地巾139㎝

リリカラ     12000円/m  (8690円/㎡) 生地巾139㎝

サンゲツ     20000円/m (13340円/㎡) 生地巾150㎝

これはメーカーが勝手につけた定価です。

こうするとサンゲツが一番高いのですが、カーテンの場合はメーカーによって

仕入れ掛け率が大きく違うのです。

値引き率がいいから安い、割引率が悪いから高いというわけではないのです。

 

この商品で比較すると、当店の場合ならばリリカラがダントツに安いのです。

サンゲツ、マナ、川島織物セルコンは当店の場合仕入れ価格でいうと大差なく

ほぼ同じです。

 

 

組成と規格について

 

マナの生地は、イギリスからそのまま輸入しています。

綿100%にプリントしています。

色が鮮やかできれいです。

柄も大きいのです。  タテリピート53㎝ ヨコリピート46㎝

 

川島織物セルコンは日本でジャガードで織っています。

素材はポリエステルで水洗いができます。

柄の大きさは、タテリピート40.4㎝ ヨコリピート34.8㎝

マナのオリジナルに比べて柄の大きさが4分の3になっていて小さいのです。

日本向けに柄を小さくしています。

生地の糸の本数(打込み本数)が多くて高級感があります。

 

リリカラは川島織物セルコンとよく似た感じの織物で、ポリエステル100%で

水洗いできます。

柄もタテリピート41.5㎝ ヨコリピート34.5㎝

お値段はダントツに安いですが、手持ち感が違って薄いように感じます。

私が調べたわけではないので、エビデンスはないです。

本来ならば対抗するメーカーが他社のものを調べて、

「あっちはこれだけしかないけど、こっちはこれだけあるので高いんですが

商品がぜんぜん違うんですよ」と言ってデータを出すべきなんです。

 

そうすれば、エンドユーザーも高くても納得して買うのです。

 

でも、インテリア業界は他社の悪口は言わない、比較しない、勉強しないの

3つの不文律があるようで、他社と比較して自社の商品アピールは

めったにしません。

 

サンゲツはポリエステル100%の織物ですが、他社と違うのは

サンダーソン社と2年かけて共同開発していますので日本人が

好むようにしています。

生地巾が150㎝でタテリピート60㎝ ヨコリピート50㎝で

原画に比べてサイズがいびつなんですが、ヨコリピート50㎝にして

2倍使いで縫製するとひだ山柄合わせができるようになっています。

柄が大きいので、小さい窓には気をつけなければなりません。

壁紙や床とコーディネートできるメリットもあります。

ヒダを取った時の柄がそろうように作られているのです。

 

先日のサンゲツの展示会のときに、サンダーソン社のデザイナーの

クレアさんに

「日本人はウイリアムモリスが大好きなんですが、それはどうしてだと

思いますか」と聞きました。

その答えのひとつに日本人は左右対称とかが好きで、モリスのデザインには

そういったものがあると言っておられました。

それをさらに具現化したのがこのデザインだと思います。

 

 

 

 

 

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ウイリアムモリスの4社比較 その1

この1か月の間ぐらいにファブリック系のメーカーの新作発表会があり、

行ってきました。

リリカラ、アスワン、スミノエ、サンゲツでいずれも会場は歩いて12分以内の

ところでした。

この3年間はリアルの展示会はほとんどなかったのです。

カーテンはやはり見て触ってみないとわからないところもありますが、

開発担当者の話を聞かないと、我々がお客様に良さを説明できないところが

あるのです。

というのは、この業界の営業員は商品について掘り下げて説明をしてくれないのです。

メーカーの営業員に話を聞くと社内の事前説明会は長くて1時間半から2時間

ぐらいとのことです。

ロールプレーイングもしないようです。

この見本帳によって会社の3年間の売り上げに大きく影響すると思うのに、

どこも必死にPRしません。

 

 

まぁ、なにもしなくても売れるという自信があるのでしょう。

 

 

どこもやらないから・・・

 

不思議な業界ですが、この業界にたっぷりつかっていると気づかないのです。

 

展示会に行っても開発担当者のセミナーがなかったり、開発担当者が説明を

してくれなかったら、行ってもあまり意味がないのです。

それならば、オンラインで開発担当者の話を聞いた方がよっぽど役に

立ちます。

 

 

先日、サンゲツのウイリアムモリスの新作発表会が本町の大阪支社で

ありました。

イギリスからライセンス元のSanderson Design Group(サンダーソンデザイングループ社)の

開発担当者のクレア・バリスさんがお見えになり、7月6日(木)発売の

「MORRIS CHRONICLES(モリスクロニクルズ)」説明会がありました。

 

今回のサンゲツの新作発表会はすごく気合が入っていました。

モリスを売るぞという意気込みが強く伝わってきました。

2年前にライセンス元のサンダーソンと業務提携をして、2年間かけて共同開発

してきました。

その話のブログはこちらをお読みください。

 

ウイリアムモリスはどこへ

サンゲツは、サンダーソンとの業務提携には強い想いがあったと思います。

先々代の日比賢昭社長が若い頃にイギリスのサンダーソンのショールームに行かれ

強い感銘を受けられ、日本でもこういうショールームを作りたいと思われた話を

伺ったことがあります。

目指せ サンダーソン だったのです。

今回のサンダーソンとの業務提携でウイリアムモリスを日本で販売するということは

サンゲツの歴史の中で大きな出来事なんです。

 

 

(展示会で、開発担当者のクレアさんに質問をする筆者)

サンゲツの当社担当が撮って送ってくれました。

 

日本のファブリックの展示会では顔がばれているのであまり質問が

できないのですが、外国人ならば恥ずかしいことでも聞けるのです。

 

日本のファブリックの展示会で、開発担当者のセミナーがあり、

わからないカタカナイタリア語がいっぱいでてくるのです。

開発担当者は、みんなが知っているかのように話されるので、私が

知らないから質問したら

「このおっさん、ええ年こいて、そんなんも知らんのんかい」と

思われるのではないかという不安があるのです。

 

あとで、当社の営業担当員にこそっと「あれ どういう意味?」と

聞くと、インテリア業界の営業員の常套句である

「宿題にさせてください」といわれ、こちらも「社員も知らんのかい」と

思ってほっとするのです。

 

また、ファブリックの展示会に行って思うこととして来ておられるお客様はほとんど

女性なのに、接客する側のスタッフはほとんどが男性です。

インテリア業界のメーカーの女性の活用率がひじょうに少ないのです。

取締役もほとんどおられません。

もっと女性が活躍できる会社のシステムを作らないとインテリ業界に未来は

ないと思います。

 

 

クレアさんに質問した内容は

「日本人はウイリアムモリスが大好きなんです。

それはなぜだと思いますか」

 

このブログで、日本でウイリアムモリスを扱っているマナ、川島織物セルコン、

リリカラ、サンゲツの4社のイチゴ泥棒の商品比較をしようと思ったのですが、

長くなりすぎますので、次回に書きます。

 

その2に続く

 

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小窓に開閉できるタペストリーを取り付け

風通しをよくするために小さな窓がありました。

ここの窓掛けをどのようにするかということで、スイングポールを使って

タペストリーを作って風も通せるようにしました。

 

窓の大きさは29㎝角です。

壁紙がウイリアムモリスだったので、ここを隠すタペストリーを

ウイリアムモリスの「いちご泥棒」でつくってスイングポールで

開閉できるようにしました。

柄出しは表側は小鳥が向き合っている柄で、裏側は小鳥が

反対向いている柄のリバーシブルにしています。

 

ウイリアムモリスはマナがMORRIS & Coとして原画をイギリスから輸入

しており、川島織物セルコンはMorris Design Studioとして日本で織物として

作っています。

今夏からはサンゲツもMORRIS & Coの販売を日本でしますので、ますます

モリスが日本で広まっていくと思います。

今回使ったイチゴ泥棒はマナのプリントの原画です。

マナのタテリピートが53.8㎝、ヨコリピートが45.6㎝です。

川島織物セルコンは4分の3に縮小していて、タテリピートが40,4㎝

よこリピートが34.8㎝です。

今回は40㎝角でつくったのですが、鳥さんが重なることなくぴったりはまった

のがマナだっとのです。

 

 

 

 

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