商品知識

フラットカーテンをBフックでつくったら・・・

5月4日 みどりの日

当店は5月3日(日)から6日(水)までお休みをいただいています。

このブログは事前に書いたもので、時間予約でアップされています。

休みになるとこのブログのアクセスも大きく落ちます。

軽めのブログです。

カーテン夢工房スタッフブログに、休み前に女性スタッフがアップしてくれている

スタイルとタッセルの提案」の補足説明です。

こちらのブログは各部屋を緑を基調とした施工例で、本日は「みどりの日」なので

取り上げさせていただきます。

スタッフブログは接客した女性スタッフがお客様とのやりとりを含めて、

その内容や全体の施工例を書いてくれています。

こちらのブログでは、1点に焦点をあてて、専門家の立場で書いています。

 

フラットカーテンについてです。

ROOM1

手前はレース、窓側がドレープで両方ともレールより少し長めの巾で、

1.05倍のフラットカーテンです。

フラットカーテンの場合は、レールが見えるAフック(天付け仕様)でつくるのですが、

このケースでは、お客様と相談の上、レールが隠れるBフック(正面付け仕様)で作っています。

閉めた時にレールを隠れるようにしたのは、ほとんど開けることがないとのことで、

見た目重視しています。

DSC04945

カーテンを引っ掛けるフックの位置に関しましては

Aフック(天付け仕様)Bフック(正面付け仕様)というのがあります。

 詳しい説明はこちらをご覧ください。

ブログはこちらです。

なぜAフックBフックというかといいますと、フックの形がアルファベットの

小文字のaとbに似ているからなんです。

AフックBフック

これは私がいっているだけで、インテリア業界では認知されていませんので

世間では通じません。

それで、フラットカーテンをbフックにすると何が問題かといいますと

開けた時がきれいでないのです。

ROOM1-2

DSC04947

 Bフックは通称レールを隠す仕様といいますので、閉めているときは

問題はないのですが、フックとフックの間の谷部分がレールより

向こう側にいかないのです。

そのため、上の写真のようにボコボコした感じになります。

ほとんど開けないという場合は、レールが増すので隠れますのでいいかも

しれませんが、通常フラットカーテンはAフックをおススメします。

 

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認定窓装飾プランナーのいる店

 

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窓装飾プランナーBOOK   〜呼称について①〜

DSC01084窓装飾プランナーの資格制度の試験が今年実施されることになりました。

詳しくは主催者側の日本インテリアファブリックス協会のホームページをご覧

ください。

この試験の教科書となる「窓装飾プランナーBOOK」がこの度発売されました。

この本はネットでしか申し込むことができず、価格も4320円(税込)で少々高いですが

340ページに渡り、インテリアに絡む窓装飾に関して詳しく書かれており、

ひじょうに内容の素晴らしい本です。

 

インテリアの窓装飾に絡む仕事をされている方や、メーカーの営業員とショールーム

担当者にとっては必読の書です。

まずはインテリアメーカーの営業員とショールーム担当者は買って勉強しなければ

なりませんが、日本インテリアファブリックス協会(以下NIFと呼びます)の会員企業の営業は

各支店で100冊ずつぐらい買って、得意先である販売店に説明しながら販売するぐらいは

やってもらいたいです。

関西ならば、ネットで買えば送料がかかりますが、メーカーから買えば送料は

こちらで負担しますといえば、けっこう売れると思います。

 

まだ、全部読んでいませんがそれだけ価値のある本だと思います。

この本は、NIFが2年がかりで作った本だけあって、インテリア業界の指標となるものだと

思っています。

私が以前から提案していました、商品の名前の統一で固有名詞を使わないで一般名詞を

使えという問題も、これをみればインテリア業界の商品等の用語の一般名詞が

わかります。

 

たとえば、インテリア販売店ならば誰も知っている商品で、ここ5年ぐらいで

ヒットしているものとして、

トーソーでいうビジック

タチカワでいうデュオレ

ニチベイでいう調光ロールスクリーン

調光式ロールスクリーン

という呼称になっています。

調光型ロールスクリーン2 (1) 調光型ロールスクリーン2 (2)

 

私はずっと以前からこれを一般名詞として「調光型ロールスクリーン」と呼んでいます。

今後は、これらの商品を「調光式ロールスクリーン」と呼ぶべきでしょう。

この調光式ロールスクリーンよりも早くから販売されていて、当店においては

はるかに販売量が多いハンターダグラスのシルエット・シェードの一般名詞は

なんでしょうか?

これと同等品はNIF会員企業ではトーソーしか扱っていないため、この教科書には

この商品の存在すら書いていません。

トーソーはこの商品を調光ロールスクリーン「ラクーシュ」といっていますが、

教科書の調光式ロールスクリーンのところには書いていません。

DSC01155

上の写真は店内展示サンプルのトーソーラクーシュ(左側) 右はシルエット・シェード

私は昨年トーソーがこの商品を出した時に、これをトーソーのシルエットというのは

双方に対して失礼なので、こちらの商品の一般名詞として

開閉式調光型ロールスクリーンと呼んでいます。

それに対して、今回NIFが調光式ロールスクリーンとしたものを

昇降式調光型ロールスクリーンとしています。

すみません、誰からも相手にされていません。

今年、同じような商品をニチベイが出す予定です。

そうなると次回の改訂版には新商品として載るでしょう。

(実際は20年以上前からハンターダグラスのシルエットシェードは日本で販売されていますが、

ハンターダグラスはNIFの会員ではありません)

どんな呼称になるのか興味のあるところです。

無難なところとしては、シルエット・シェードは知名度抜群ですが、ハンターダグラス

の登録商標なので別の呼称としてシルエットスクリーンあたりになるのでしょうか?

 

もう1つメカ物の呼称で気になっていたものがあります。

1台のローマンシェードのメカで前幕と後幕があって2枚の幕体を操作できるものです。

トーソーはこれをツインといっています。

一番最初に出したニチベイは、ダブルシェードと呼んでいます。

タチカワはダブルタイプと呼んでいます。

多くのファブリックメーカーはトーソーのメカを使っていますので、

ツインシェードといっています。

サンゲツは今はタチカワのメカを使っていますが、以前トーソーのメカだったので

今もツインシェードといっています。

NIFの教科書である「窓装飾プランナーBOOK」では

ダブルタイプ(ツインタイプとしています。

トーソーとタチカワに気を遣っていて、図表の4-79や4-80ではダブルタイプとし、

図表4-81ではツインタイプになっています。

元祖ニチベイのダブルシェードはどうした?という感じです。

呼称に関しては突っ込みどころはいっぱいありますが、

あまり言うと胡椒じゃなくて胡散(うさん)臭い奴だとNIFから思われます。

続きであと1つ、形態安定加工と形状記憶加工の呼称について書かせてもらいます。

 

この本はほんとに役に立ちますのでインテリア業界関係者はぜひ読んで

勉強すべきだと思います。

申込みはこちらです。

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1、5倍、 2倍使いって? 1.85倍使いでもいいじゃないの

オーダーカーテンでは、よく1.5倍使い、2倍使い、2.5倍使い、3倍使いというような言い方をします。

これは生地のボリュームを表現していまして、わかりやすく言えば例えば、100センチ巾のカーテンをつくるのに、生地をヨコに150センチにして、ヒダをとって100センチにするのを1.5倍使いといいます。

ヨコに200センチにして、ヒダをとって100センチ巾のカーテンをつくる場合は2倍使いといいます。
ヨコに250センチにしてヒダをとって100センチ巾のカーテンをつくる場合は2.5倍使いといいます。

実際は、耳の折りかえし分があったり、生地巾の関係でもう少し余分に使ったりもします。

先日、別サイトの「カーテンと窓周り質問箱」に「2,5倍使いはやり過ぎですか」という質問がありました。企業のパソコンによってはウイルス対策とやらで、画面が真っ赤になってみられないというところもあるようなので一部コピーします。

「リビングにつけるレースのカーテンを2.5倍ひだにしようか迷っています。
レースは夜以外ずっと目にするものですので、美しく規則的なS字のうねりを表現したいのです。
ひだをより美しく見せるためにあえて無地のレースを選びました。

しかし一般には、ひだを美しく見せるために2倍ひだにするというのはよく聞きますが、2.5倍ひだはあまり聞いたことがありません。
なぜなのでしょう?
2.5倍はやりすぎなのですか?」

これに対して私が回答しています。詳しくはこちらを読んでおいてください。

ここに書かれている「ひだを美しく見せるために2倍ひだにするというのはよく聞きますが、2,5倍ヒダはあまり聞いたことはありません。」が少し引っかかったのです。

20年前ぐらいまでは、レースの2,5倍使い、3倍使いというのはよくやっていました。

いまだ大阪のとある百貨店にいくと、メーカーから派遣されている派遣販売員の方で、「レースは3倍使いがいいですよ」とおっしゃる方がおられます。あのバブル時代によく販売された方で、あの夢をもう一度みたいな・・・・・

今は、オーダーでは2倍使いが主流なんですが、オーダーの1,5倍使いというのもよくあります。これはカーテンの低予算化やむしろ1.5倍にした方がきれいにみえる柄も増えたからです。

ですから、「ヒダを美しくみせるために2倍ひだにする」というのは1.5倍使いに対してです。

この1.5倍使い、2倍使いというのは、販売する側が便宜上そのように言っているだけだと私は思っているのです。

専門店ならば、生地をみてこの柄ならば巾を落とさないでそのまま使った方がきれいだなと思ったらそのまま使うので1.8倍使いになったり1.9倍だったり、1.6倍だったりします。

むしろ、柄を活かした使い方をすべきだと思っています。

我々専門店は、お客様と向かい合って打ち合わせをしていますので、発注するときにどんな柄かをわかって発注しています。

しかし、大きなチェーン店やメーカー縫製は、コンピューターがマニュアル化されたものを自動的に指示をするため、細かいチェックができず、1.5倍使いとか2倍使いという指示を入力すると、自動的に巾を落とす指示になっているのではないかと思っています。

メーカー縫製をやっていないし、確認をしていないので確かではありません。

同業者のツイッターで、こんなのがありました。

150幅の生地で2倍使いで、巾376センチでメーカー発注したところ、コンピューターでは2倍使いなので、これは6幅使いになり、6幅の金額になります。しかし、あと2センチ短い374センチならば5幅で金額がかなりやすくなり、巾376センチを5幅でやってもまったく問題はないのです。

同業者の方はお客様には5幅分で見積りをされていたのですが、メーカーに発注されていたので6幅分の請求がきていたという話です。

実際にメーカーではコンピューターの指示で6幅分使って、巾落としをしているのだとおもうのですが、これなんかはちょうど2倍でなければならないということはないのです。もったいない話です。

 

 今日、工事担当者が取付にいった商品で、行く前に社内で吊って写真を撮っています。

ハーレークイーンのトゥインクルトウで、生地巾が137センチでヨコのリピートが68,5センチです。生地1巾に2つの柄がヨコに並んであるということです。

上は店内の吊りサンプルで、取付けたのはこの色違いです。

これは、このシューズの柄をいかさないといけない商品なんです。

カーテンをつくった幅は148センチ(両開き)です。

1.5倍使いとなると単純にいうと、ヨコに222センチ必要(実際はもう少し多く使います)で2巾使うと274センチになるので幅を落とさなければならないのです。

2倍使いにすると、生地はヨコに単純にいうと148センチ×2倍で296センチ必要で137センチ幅の生地2巾ではたらず、3幅必要になってきます。

ここで、別に2倍使いにしなければならない必要性はないのです。

2巾だけ使うと、単純計算では137センチ幅×2巾=274センチ。これを148センチで割ると
1.85倍になります。

1.85倍にすると3つ山ができないので2つ山でやります。1つ山では山が大きくなり過ぎます。

店内で仮に吊ったものです。片開き分を1巾いっぱい使っています。

これでなにか問題はあるでしょうか?

オーダーカーテンはどこで買っても同じではないのです。

販売員の感性が加味されるのです。

 

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換気口とカーテンの干渉

新築のマンションによく取り付けにいきます。

ほとんどの場合、新築でもカーテンレールがついています。レールに関しては、我々の立場では何も言えませんが、我々専門店ならばふつうは取付けないリーズナブルなものがついています。物件自体何千万もするのにカーテンレールがあまりにも不釣り合いのものが多いのです。

もっと考えて欲しいなと思うのは、換気口とカーテンの干渉です。

 

数年前に法律が改正されて部屋の中には換気口をつくらなければならないのです。

 そのため、必ず窓側の壁にあるのですが、写真のようにカーテンを吊った時のヨコにあることが多いのです。

そうすると、換気口に近いところのカーテンが真っ黒になります。

設計段階でここまで考えてされていないことが多いのです。

もちろん入居までに、カーテンを吊るまでに、これに気付く人はおらず、生活して1年後ぐらいに汚れに気付かれます。

私どもは、数々のカーテンクリーニングもさせていただいていますのでよくわかっていまして、レースが黒くなったのは何度洗ってもきれいになりません。

これを防止するには、写真でいうならば右側だけでも透明の薄いアクリル板で塞ぐことです。
それによってカーテンの寿命は長持ちします。

室内の空気を換気するための換気口なので全面に塞ぐことはやめて下さい。

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1,5倍使いの1つ山ヒダと2つ山ヒダの違い

今日の大阪は寒かった。

私は京都の南部出身で、以前もブログに書いたのですが、

暑さ寒さも彼岸まで まだあるわいな一切経 比良の八講荒れじまい

といいます。

4月8日の奈良の白亳寺 (びゃくごうじ) の一切経の法要が終わるまでは油断するなということと、京都でよく言われる表現ですが大津の比良の八講の法要が3月26日に行なわれ、その時に寒風が吹き荒れて、寒さも終わるという意味です。まさにそんな感じでした。

昨日、吊り込みに行ったお客様から1.5倍使いでカーテンをつくっていて1つ山ヒダにしていることがひじょうにいいねぇとほめていただきました。

よくブログを読んで頂いている方で、「それを【ペンタック】というのですか」といわれました。ペンタックというのは私が1つ山のことをそう言っているだけで世間では認知されていない言葉です。

私どもは早くから1.5倍使いの場合は1つ山ですることをすすめています。

1.5倍使いでも1つ山と2つ山とはどう違うのかを説明します。

基本的には生地を製作巾に対して1,5倍使うのでボリュームは同じです。

1,5倍使いというのは、巾1Mのカーテンをつくるのに巾1.5Mの生地を用意してヒダをとることをいいます。

2倍使いというのは、巾1Mのカーテンをつくるのに巾2Mの生地を用意してヒダをとることをいいます。

以前はオーダーは2倍使い、既製カーテンは1.5倍使いというような言い方をされていましたが、ここ数年はオーダーでも1,5倍使いはよくやります。

オーダーでも1.5倍使いは2つ山が多いと思います。

下の写真は川島織物セルコンが住宅メーカーの物件でフジエテキスタイルの生地を1.5倍使いで2つ山ヒダで縫製したものです。

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簡易型形態安定加工(川島織物セルコンでいうソフトウエーブ加工)がされています。

下の写真は1.5倍使いで1つ山ヒダ(ペンタック仕様)で当店の縫製です。

CIMG4100CIMG4101

CIMG4103CIMG4104

(写真はすべてクリックすると拡大します。)

1つ山ヒダと2つ山ヒダの大きな違いはヒダとヒダの間隔です。

使っている生地のボリュームは1,5倍で同じならば、2つ山ヒダの場合はヒダの部分に生地がたくさんとられるのでヒダ間隔があきます。
だいたい16~17センチです。

それに対して、1つ山ヒダならば、ヒダ山を取る生地の量が少なくなりますので、ヒダをたくさんとることができ、ヒダ間隔も少なくすることができます。

通常2倍使いと同じ12~13センチのヒダ間隔になります。

写真を見比べていただきたいのですが、私どもはヒダ間隔が短い方がきれいと考えており、1つ山をすすめています。

1つ山にする場合は縫込みアジャスターフックにして形状記憶加工をした方がきれいになります。

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今日の現場 マンションにカーテンの吊り込みに行ってきました。

3月8日 みつばちの日。

今日の現場

新築マンションにカーテンの吊りこみに行ってきました。
工事が立て込んでますと私もよく現場に行きます。

今日はレールがついているところに吊り込みだけですが、リビングの大きい窓は、少しL型になっていて全長で6M弱あります。
レールの高さは2m24㎝で、この高さならば脚立が必要なのです。

私は220センチまでならば脚立がなくてもレールにカーテンをつけることができるのですが、あと5センチほどで背伸びしても取付がしんどいののです。

そんな時に役に立つのが、折りたたみ式の踏み台です。
これは、100円ショップのダイソーで525円で買ったもので、養生にしている座布団は105円です。
CIMG3870

CIMG3871CIMG3872

このセットがあれば、高さ240センチまでならば脚立なしで取り付けることができるのです。
耐用重量は90キロまでで、余裕でセーフです。

これならば、高層マンションでも工事関係者は並ばなければならないエレベーターでも、こそこそと優先して乗せてもらえます。

今日の現場のポイントはもう一つあります。

大きい窓の正面が520センチあり、L型でコーナーになっていて短い方が60センチほどあります。

この場合は、単なる両開きにしないで、正面の大きい窓のまん中のサッシのところで右片開きと左片開きに分割するときれいにみえます。

そのため、右と左の幅が違ってきます。コーナーの方の窓は内側のレールと外側のレールの長さも違うため、ドレープとレースの幅も違ってきます。

CIMG3874

(写真はクリックで拡大します。)

レースは簡易型の形態安定加工をしていて、ドレープ(厚手カーテン)は形状記憶加工をしています。そのため、開けた状態でもきれいなプリーツがでます。

大きい窓は、形状記憶加工をすると開けた時にかさばらないのできれいです。
この現場ではコーナーの方にくる右片開きは幅320センチになっています。

当店では、片開きで幅3mを超えても形状記憶加工ができる設備をもっていますが、メーカー縫製でやると片開き最大製作巾が3mのところが多いので気をつけてください。


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住宅メーカーのインテリアアドバイザーと勉強会

最近、携帯からこのブログへのアクセスがひじょうに増えているのです。多い時は1日300件ぐらいあります。どんな人が携帯でブログを読んでいただいているのか気になっているのです。

たぶん、若い人なんだろうか?

今や15歳以上ならばほとんどの人が携帯を持っていると言って過言ではないと思います。どれだけ、使いこなされているのかはわかりませんが・・・・

さて、本題です。

今日は得意先の住宅メーカーのインテリアアドバイザーを相手に勉強会をしました。たくさんの人が参加していただけるとのことで、昨晩QRコード付きのレジメをつくりました。

勉強会資料1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話す内容は私のブログとリンクしていまして、携帯のバーコードリーダーでQRコードにフォーカスすれば、携帯でブログが読めるようにしてあります。

う~ん。 私の方がはるかに若かった~。

他の住宅メーカーのコーディネーターにも読んでいただきたので話した内容の関連ブログをリンクさせておきます。

1)トーソーとタチカワのツインシェードの違いについて
        2009.2.26のブログ
 
 
2)プレーンシェード縫製の仕方(上から下から)
    2009.11.10のブログ
 
 
3)バーチカルブラインドのルーバーの最後の重なりについて
    2009.9.28のブログ
 
4)プレーンシェードの内付けの際の隙間
    2009.6.20のブログ
 
5)バーチカルブラインドの操作コードの長さの指示
    2008.11.29のブログ
 
6)クロス巻き込み窓と巾木との干渉(内付け)
    
 
7)アームホルダーの取り付け(入隅の場合)
    2009.10.15のブログ 

 
 
8)ロールスクリーンの隙間 
    2009.11.7のブログ 
   https://blog.curtainkyaku.com/52063050.html
   
    

   

9)プリエフ加工のロールスクリーン
    2009.8.15のブログ
 
10)お掃除ロボットエアコンとの干渉 
     2009.10.4のブログ
 
 
11)フジエFA1079とFA1192は水洗いできない
      2009.10.20のブログ 
 
      2008.9.14のブログ
 
     
12)ネクスティは正面付(Bフック)か天付け(Aフック)か
      2009.6.5のブログ

1)のトーソーとタチカワのツインシェードドラム式の違いでは、両方の現物サンプルを持っていってその違いを説明しました。「ワンチェーンのタチカワ」を アピールするのではなくもっと奥深い話をしました。

ツインシェードドラム式を勉強する中で気づいたこととして、今回発売になったサンゲツのアリアではツインシェードはトーソーからタチカワのメカにかわっています。

サンゲツにツインシェードを注文するとタチカワのワンチェーンのメカを使ったツインシェードが出来上がってきます。

タチカワのツインシェードドラム式の製作可能サイズは最大2900ミリです。同じメカを使っているサンゲツの製作可能サイズは最大4000ミリです。
(トーソーも最大4000ミリです。)

製造メーカーでもできないことをやってしまうのがサンゲツの力です。

これは、サンゲツとのアリア勉強会で宿題として見解をきいておりますが、どちらかというと売れないことを前提にしているようなのでここでは説明はしません。

イチかパチかの賭けです。当たるも八卦あたらぬも八卦です。
それは「うれない」

ちゃうちゃう、 「うらない(占い)」 です。

11)の「フジエFA1079とFA1192は水洗いできない」の話ではどよめきがおこっていましたよ。この商品は住宅メーカーのインテリアコーディネーターは好んで使っているのです。

フジエさん、しっかりフォローをお願いしますよ。

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