サンゲツ

レースの裾は本縫いウエイト巻きロックがおススメ

東京五輪のエンブレムは、事前のネット投票では人気のなかったA案に

決まり、一抹(市松)の不安がありますが、私はいいと思います。

 

ところ(野老)で・・・・

 

 

 北海道から西宮の苦楽園に引っ越しされるのに、カーテン工事の依頼は

ホームページをご覧いただき、また北海道の業者さんから推薦をいただいて

当店にお声をかけていただきました。

当店スタッフがお客様とメールで打ち合わせをしていて納品までお会い

したことがありませんでした。

実測はご実家が近くにあるので、お母さんに立ち会っていただき、事前に

測っていました。

取り付けたのはサンゲツのレースAC6415を手前にして、奥側に

五洋インテックスの生地SM06501でシェードをつくりました。

このパターンは北海道におられるときにすでに決めておられました。

施工写真はDSC01635

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画像はクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度クリックすると

拡大します。

施工写真を見て、ブログを書こうと思ってサンゲツの見本帳を見ました。

AC6415

見本帳に載っている写真をみると同じパターンでレースが手前で

窓側にプレーンシェードがありました。

 

 

でも、よくみるとちょっと違う。

 

 

サンゲツの見本帳の写真は裾は10㎝の折返しですが、

当店は

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本縫いウエイト巻きロックです。

裾にウエイトを入れて、9㎜の折返しで生地を巻き込んで巻いています。

こういうのもいいとか悪いとかの問題ではなく、好みで当店では

本縫いウエイト巻きロックの方がすっきりするのでおススメしています。

カーテン業界では、ウーリー糸でウエイトをロックするやり方が一般的ですが、

それだと糸が1色になり、10色が使われているレースの色と合わなかったり、

洗濯をするとウエイトが落ちる可能性があります。

 

 

逆にこれだと「縮んだらどうすんねん?」「丈を短く作ってしまったら

直すことがでけへんやんか〜」という人もおられます。

また、「こんなん、うちの加工所ではでけへんやんか〜。余計な

ことを書くな〜」という同業者もおられます。

 

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カーテン生地でロールスクリーンが作れます。

  昨日書いた現場と同じ部屋のキッチン部分の窓は、ロールスクリーンに

しました。

この部分の長さが2.08mあり、メーカーのロールスクリーンの生地では

2mを超えるサイズで柄物でいい商品がないのです。

そこでカーテン生地でロールスクリーンの加工をしました。

今回やった方法は、ポリエステルの生地にしかできないのですが、超音波

加工で裏地を圧着するプリエフ加工というやり方です。

ブログはこちら

もうひとつのやり方はステフナー加工です。

プリエフ加工は150㎝巾のカーテン生地をつなぎ合わせてロールスクリーンが

できます。

但し、裏に貼りつける芯地の関係で2mまでなんですが、今回は丈が

1.8mだったので、芯地をヨコに使って巾2.08mのロールスクリーンが

できました。

 

生地はスミノエのU4120です。

DSC01541

4.2m注文をして半分にカットして真ん中ジョイントしたのですが、

柄は合わないし、色が生地の左右で違うのです。

途中経過の写真をお客様に送って、「こんな感じなんですがどうしましょう」と

お伺いしたところ、「いいですよ」と了解を得ましたので製作しました。

DSC01527

メーカーの見本帳には、ボーダー柄は合いにくいということは

書いてあったので、ある程度は仕方がないかなと思っていたのですが、

左右の色も違うとはわかりませんでした。

DSC01542

結果的には、柄が合わないところで色が違ったので、それが一つの

デザインとしてよかったかなと思っています。

カーテン生地でロールスクリーンをつくるのはよくやっていまして、

別の現場ですが、サンゲツのカーテンCK360で作ったロールスクリーンの

施工例です。

EK360

CIMG0224

 プレーンシェードよりすっきりします。

 

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シャープシェードのバーピッチは何センチがいいのか?

最近、遠方から関西に引っ越してこられるのに、ネットで調べて

当店にカーテンの注文を頂くケースが増えてきてひじょうにうれしく

思っています。

ここ1週間では、群馬県から箕面市に、北海道から西宮市に引っ越しを

された方からご注文をいただきました。

新築現場近くには安い店やネット広告を盛んにしている店などがある中、

当店のホームページやブログを見ていただき、「ここならば安心できそうと

思った」という声を頂きました。

世の中がドンドン変わっていく中で、次の一手を見いだせずにいてるのですが、

ネットで見つけてご注文を頂けるのはありがたいことです。

エンドユーザー向けに、コツコツと情報発信をしていくしかないのかなと

思いながら、今日もブログを書いています。

 

さて、本題です。

 

ここのところ、忙しくて私もよく取り付けに行ってます。

そんなとき、どんなブログネタにしようかと思いながら施工後写真を

撮っています。

 

インテリア業界では、カーテン以外の窓周り商品で、ブラインド、

ロールスクリーン、シェード、バーチカルブラインド、プリーツスクリーン等を

メカものと呼んでいます。

今日取り付けたのは、リビングの掃出しの窓にツインシェード、

腰窓にプリーツスクリーンのツインタイプです。

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左側の腰窓はプリーツスクリーンはツインタイプで、上が不透明な

生地で、下がレース地になっています。

DSC01449

掃出し窓はツインシェードで前がシャープシェード、後ろが

プレーンシェードのレースです。

前のドレープ(厚手カーテン)はサンゲツのEK693で、後ろのレースは

フィスバのAVIVO14276-603です。

DSC01451

フィスバのレースのボトムバーのところは、レース地でバーが透けて

見えるため、表地と共布で隠しています。

 

ここでブログを終えると「役立たず」のブログになってしまうので、

シャープシェードのバーピッチは何センチがいいのかということに

ついて私の見解を書いておきます。

シャープシェード

先日、大阪でインテリア業界の著名な方のトレンドセミナーがありました。

私は出席できなかったのですが、スタッフの話によると施工例写真を

見せて、シャープシェードのバー間隔は40㎝ぐらいがカッコイイという話

だったそうです。

これも一つの見解で問題はないです。

この分野において、圧倒的シェアのあるトーソーは15㎝間隔を提案しています。

川島織物セルコンは17.5㎝間隔を提案しています。

当店は、いろいろと経験してきた結果、理論的根拠はないのですが、

最近は17〜18センチの均等ピッチが一番きれいではないかと

ています。

昇降コードは1つ飛ばしです。

プレーンシェードでいうならば、約35㎝ピッチのような間隔です。

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上の施工写真はそのようにしています。

 

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カーテンを吊り替えると部屋が楽しくなります。

春になるとなんとなくうきうきするものです。

そんなときはカーテンを吊り替えましょう。

カーテンを吊り替えると部屋が楽しくなります。

部屋が楽しくなると、早く帰りたくなります。

早く帰ると家族団らんが増え、皆幸せになります。

もうすぐ

4月10日はインテリアを考える日「4月10日はインテリアを考える日」です。

ぜひ、カーテンをつりかえましょう。

 

 

 

 

17年前に当店で取り付けたお客様のリビングの吊り替えです。

Before

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東リの綿100%のプリント生地を使っています。

大きい窓は両開きのカーテン。

12345

小窓にはシェード。

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階段のところには間仕切りでロールスクリーン。

レールはトーソーのレガートのダブル付けで、これをいかして奥に

シェード、手前にレースをつけました。

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奥のレールにシェードのブラケットを取り付け

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ここで、あたふたしてつけたのがこのシェード

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3台で3色の無地

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左からサンゲツEK8097 ,EK8096,EK8091

手前にレースの両開き

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小窓は

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階段間仕切りは

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シェードの色決めはお客様主導で楽しんで選んでいただきました。

当店のアピールポイントはここだけです。

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階段の間仕切りのレールのところに勝手にカーテンストッパーを

取り付けておきました。

開けた時に広がらず、壁部分に納まるように考慮しました。

DSC01402

 

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Facebookで知ったサンゲツカーテン企画秘話

Facebook(フェイスブック),Twitter(ツイター),Line(ライン),

Instagram(インスタグラム)などのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が

ひじょうに盛んです。

私どももそうしたものを利用して、情報を得たり発信をしたりしています。

ずっと以前ですが、おそらくサンゲツのカーテンの企画に近い人が

個人的にフェイスブックのカーテンの写真をアップされていたのです。DSC00743

このカーテンです。

サンゲツのACの見本帳に載っているAC6115とAC6116です。

素朴な鳥柄でカジュアルなかわいい生地です。

こういう説明があっても「あっ、そう」で終わってしまうのですが、

その人のフェイスブックにカーテンを開けると鳥さんが並ぶんですよと

書いてあるんです。

DSC00744

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お〜 なるほど〜

そのフェイスブックの投稿に対して、女性がコメントを入れているのです。

「わぁ〜 かわいい」 って

お〜 なるほど〜

 

これはヨコのリピートが25㎝で2倍使いの縫製をすればどこで縫っても

このようにすることはできます。

どこにヒダ山を持ってくるかという問題はあります。

 

そこで、みなさまにお伝えしたくて縫製サンプルをつくりました。

1点はサンゲツに縫製をお願いをして、色違いを当店でつくりました。

サンゲツカーテン 大阪

 

 右側が当店の縫製で左側がサンゲツのメーカー縫製です。

見た目はほとんど変わりません。

今は、普通のカーテンにおいては人の技術力に頼るところは少なくて、

ほとんどが自動化されたミシンがやってくれます。

違いは説明をしないとわからない部分です。

 

裾の折返しの部分 10㎝の折返し

当店は2本糸の掬い縫いミシンで、糸目を表に出さないようにしています。(下の写真)

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サンゲツは本縫いですので、糸目が表側にでます。(下の写真)

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上部の芯地の部分です。

当店は上も下もミシン生地の上からは縫わず裏側に縫っていますので

糸目がでません。(下の写真)

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サンゲツは芯地の下の部分を上からたたいています。(下の写真)

DSC00752

 

フックと耳の部分

当店は縫込みアジャスターフックを使っています。

耳は「耳勝ち縫製」と言いまして後から耳を縫う方法です。(下の写真)

当店での一部は加工所の関係で芯地の部分があとにくる場合があります。

DSC00755

サンゲツは差し込みのアジャスターフックで、同じく耳勝ち縫製です。

昨年までは芯地の方が勝つ縫製(芯地の部分をあとから縫う縫製だった

のですが、いつのまにか変わったようです。(下の写真)

たぶん、こちらの方がきれいと判断したのでしょう。

DSC00761

フィスバの縫製は芯地勝ち縫製です。(下の写真)

DSC00758

 芯地の方をあとで縫う縫製です。

ヨコからみると耳の方をあとから縫ったほうがきれいと思います。

サンゲツも昨年発売をしましたACという見本帳から、簡易型の形態

安定加工を標準仕様にしましたので、ヒダはきれいになりました。

DSC00746

上の写真で右が当店、左がサンゲツ。

 

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各メーカーの洗濯絵表示ラベルは防炎なのか

2015年12月13日のブログで「防炎ラベルのトレーサビリティラベル

(補助ラベル)はよく燃える」と書きました。

この動画をフェイスブックにアップしたところ、燃える話だけに

「炎上」しまして3日間で1992回のアクセスがありました。

 

これは、昨年4月から、防炎商品には防炎ラベルとは別に追跡調査が

できる(トレーサビリティ)補助ラベルを一緒に縫い付けなければ

ならないようになりました。

しかし、防炎ラベルは防炎の生地でできていますが、この補助ラベルは

防炎品ではなく、よく燃えるのです。

日本防炎協会が管理しているラベルで、防炎カーテンによく燃えるラベルを

つけると、それが着火剤になりませんかという話を書きました。

これは、ファブリックメーカーの人は皆知っているはずなのですが、

相手が防炎協会だけに火種を残さないようにしているのです。

あまり言うと、自社に引火する恐れもあるのです。

 

というのも、各メーカーがつけている洗濯絵表示ラベルもメーカーによって

考え方が異なりまして防炎の生地でラベルを作っていないところも

あるからなんです。

洗濯絵表示ラベルは防炎の生地でないとダメというわけではないのですが、

各社の企業姿勢の問題だと思っています。

実験をしました。

 

順不同です。

アスワン 燃える

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東リ 燃える

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川島織物セルコン 燃えない

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リリカラ 燃えない

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スミノエ 燃えない

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サンゲツ 燃える

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シンコール 燃えない

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フジエテキスタイル 燃える

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キロニー 燃える

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クリエーションバウマン 燃えない

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フェデポリマーブル 燃える

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寒さ対策 裏地をつける

11月19日20日は東京ビッグサイトで行われたジャパンテックスに

行ってきました。この話はまた後日書きます。

まずは「寒さ対策」の話の続きです。

11月11日の日本経済新聞の夕刊の記事です。

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「住まいナビ」という特集で「冷気を防いで、家ぽかぽか」という

事が書かれています。

電子版はこちら

記事の内容は窓から入り込み冷気はカーテンを工夫して抑えることが

できるということで、インテリア大手のサンゲツの山岸亜希さんが

アドバイスしてくれています。

「ひだの部分が多いものや窓をしっかり覆えるサイズのものを選ぶと冷気を

防ぎやすい」とのこと。

その通りです。

生地も厚い方が効果が高まるものの、それだと夏場に向かない。

季節ごとにカーテンを替えるというひとはなかなかいない。夏にも

使うことを考えると裏地を取り外せるタイプも選択肢になるとのこと。

 

この文章を読むと、着脱可能裏地をして、夏は裏地を外した方が

いいというように捉えられるのです。

 

そうじゃないです。

夏にも裏地をつけているカーテンは断熱効果があり、夜はエアコンが

効いた部屋は、外に冷たさを逃がさないし、昼間留守の場合、閉めておくと、

部屋の温度は上昇しにくいのです。

夏場も着脱裏地はつけていていて問題はありません

また、写真のキャプションで

「裏地を自由に着脱できるカーテン販売されている」と

書かれていますが、これだと裏地を自由に着脱できないカーテンも

あるように思えますが、すべてのフックのついているカーテンには

あとから着脱裏地がつけられます。

縫込みアジャスターフックでも、フラットカーテンでも

大丈夫です。

当店のホームページはこちら

簡易フラット裏地「うらだ」と当店では命名しています。

参考ブログは こちら です。

 

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