今日、得意先の住宅メーカーの会合に行ってきました。
ご多分にもれず、住宅の契約戸数は前年対比15%ぐらい落ちてるとの事ですが、前向きなことをおっしゃていました。住宅着工件数が年間80万戸に落ちようと、目標としている戸数は8000戸のわずか1%なので景気に影響されることなくやり方次第でできるとのことです。
その通りです。
私どもに置き換えれば、カーテンの仕事は日本の需要の0、000・・・1%ぐらいしか受注していないので、いかに景気が悪くても少し努力して他社を食えばいくらでも売り上げアップするのです。
シェアの高いメーカーならば、景気の動向によって左右されるところは大きいのでしょうが、我々のレベルでは売上不振は景気のせいにしてはいけないのです。
努力が足らないだけなのです。
さて、本題です。
木製ブラインドの丈が長いというクレームがつきまして、羽根1枚抜いてきました。
今回取り付けたのは、35ミリ巾のものですが、一般的に多い50ミリ巾の木製ブラインドでは、事前によく説明しておかなければこのようなことがよくおこります。
50ミリ」巾の木製ブラインドでは羽根を1枚入れるかどうかによって長さ(丈)が
4センチ程違ってきます。微調整もあまりできなくて、枠内に取り付けるときはぴったりのサイズにならないときが多々あります。
その場合は、当店では長めのサイズで指示をします。
そうすると、降ろした時に下の部分で羽根が1枚あまったようになるケースがあります。
今回の現場は35ミリ巾のニチベイの木製ブラインドで、窓枠内寸が1100ミリでした。
この場合、メーカーの製作サイズは1100ミリちょうどには出来なくて、1090ミリか1120ミリになります。
短くてクレームがつくと作り直すのがたいへんなので、長めのサイズである1120ミリで発注しました。
そうするとこんな感じです。
(写真はクリックすると拡大します。)
お客様より1枚抜いても大丈夫ではないかという指摘があり、1枚抜きました。
そうすると平行にした場合はほぼ1センチほど上がりましていい感じになりました。(右上の写真:写真はすべてクリックすると拡大します。)
ブラインドの羽根には表と裏があるのですが、メーカーによって裏と表が違います。
タチカワ、ニチベイは羽根の下側が前に来る方が表といっており、トーソーはその逆でです。
下の写真の左は、タチカワ、ニチベイの表で、トーソーは右の写真のように閉じている方を表と言っています。
ドラム式のブラインドの場合、ニチベイでいう表側にすると(左下の写真)少し上がります。逆に裏側(右下の写真)にすると少し下がります。
こういうことも事前に説明しなければならなかったのですが説明責任を怠ってしまったのです。
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