1.5倍使いの形状記憶加工の問題点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CIMG5645

7月11日 参議院議員選挙

皆さまは投票に行かれましたか?
私は期日前投票で既に済ませておりました。
選挙は今まで一度も棄権をしたことはないと思います。

政治・選挙は大好きですが、仕事のホームページから発信しているブログなので政治のことを書くのは控えます。

さて、本題です。

冒頭の写真は1.5倍使いで形状記憶加工(真空釜でする本格的な加工のこと)をして、まん中が逆V字に開いてしまったクレームです。

CIMG5643CIMG5644

これは、1.5倍使いで形状記憶加工をするとよく起こる現象で、当店でも気をつけて出荷する前に耳の部分にアイロンをあててますが、たまに忘れたりしてこのような形で納品してしまうことがあるのです。

お恥ずかしい~

最近はニトリが2倍使いで形状記憶加工付きのカーテンのコマーシャルをテレビで盛んにしていますので、形状記憶加工が当たり前になってきているんです。

確かにきれいなウエーブがでます。

あまり大きな字では書けないので小さく書きますが、形状記憶加工をすることによって縫製のボロ隠しもできるのです。

そのため、ニトリに対抗上、また低価格均一ショップ(業界では1万円ショップという)に対抗上、1.5倍使いで本格的形状記憶加工をして、巾200×丈200センチのサイズで1万円で販売するのが流行っています。

1.5倍使いと2倍使いの違いはこちらをご覧ください。
https://blog.curtainkyaku.com/52271024.html

形状記憶加工についてはこちらをご覧ください。
https://blog.curtainkyaku.com/52333507.html

しかし、そういったところは自社で釜をもっておらず、メーカー依存であまり専門知識のないところです。

このようなクレームが起こっても対応しきれず、メーカーに振るだけなんです。
メーカーもけっこう困っているというのが現状です。

当店は、スチーマーを持ってすぐに飛んで行きまして現場できれいにします。

CIMG5647

現場で蒸気をあてればすぐにきれいになります。

これ、カーテン屋のジョウキシ、ちゃうジョウシキ。


今日のブログは役にたちましたか はい、クリックにほんブログ村 インテリアブログへ



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


織物研究会

ブログのトップ

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*