形状記憶加工の巾直しー失敗例ー

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1月23日 語呂あわせで「1(いい)23(ふみ)」(いい文@E文)で電子メールの日です。

今日のこころに語りつづける言葉

      仕事に追われるな  仕事を追え
                          サンゲツダイアリー2011 week5より

さて、本題です。

最近はカーテンのプリーツをきれいに出す形状記憶加工が流行っています。
これは、ポリエステルの熱可塑性を利用して真空状態にして一定の温度を加えると、その形が記憶され、いつまでもきれいなプリーツが保つことができます。

当店では早くからこれをやっていました。

この加工をした場合は、後から中温程度のアイロン掛けをすると、ウエーブがとれます。そのため、形状記憶加工をすると洗濯絵表示ラベルが変わりましてアイロンが×になります。

P1000186当店でも、形状記憶加工をしていますのでアイロン掛けは×の洗濯絵表示ラベルを取り付けてます。

逆にアイロン掛けをしなかったら、ウエーブは残ります。

気をつけなければならないのは、幅直しのリフォームをした時です。

形状記憶加工をしているのを知らずにヒダのつまむ位置をかえる幅直しをしたら 下の写真のようになります。

失敗例

P1000184

P1000180P1000182

お恥ずかしい失敗です。

最初の分も、当店で形状記憶加工の1つ山1.5倍使いで縫製して、お引越しをされたので、それを幅直しのリフォームをさせていただきました。

その時に、加工所に形状記憶加工をしている旨を伝えるのを忘れてしまいました。当店のミスです。

今後、形状記憶加工をしたものをリフォームする機会が増えてくると思います。
エンドユーザーの方は、カーテンのりフォームされるときは、形状記憶加工がされている場合はその旨をお伝えください。

他社でご購入された商品はわからないことがあります。
メーカー縫製の商品でも、絵表示がアイロンは×になっていても形状記憶加工をしている旨をラベルに書いているところは少ないと思います。

当店は書いているのですが、それでも失敗をしましたので恥をしのんでお伝えしておきます。

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