フラットカーテン

1.2倍使いのフラットカーテンって

これも何回も書いている話ですが、フラットカーテンってどのぐらいの倍率に

すればいいのかという話はよくあります。

 

本来、フラットといえばプレーンでカーテンレールと同じ長さにするの普通

なのですが、そうすると完全に閉まらないのです。

そのため、カーテン業界では1.05倍や1.1倍、1.2倍、1.3倍、

1.5倍のフラットカーテンというのがあります。

フラットカーテンに関して詳しく知りたい場合は左のカテゴリーの

フラットカーテン」をお読みください。

いろんなケースのフラットカーテンの施工例があります。

今まで48回投稿しています。

 

フラットカーテンを何倍にするのがいいのかというと、いろんな場合があるので

一概には言えません。

私の好みというのはありますし、現場ごとにお話はしますが、

エンドユーザーの方は、おそらく初めてフラットカーテンをオーダーで

作るケースが多いのでイメージがわかないと思います。

そのため、今回は1.2倍使いのフラットカーテンの施工例を載せます。

住宅メーカーの仕事で手前の厚手(ドレープ)の生地はサンゲツ、奥のレースは

キロニー、縫製は川島織物セルコンです。

住宅メーカーのインテリアアドバイザーの提案です。

ドレープ・レースとも1.2倍使いのフラットです。
(レールの長さに対してカーテンの横幅が1.2倍になっているということです。)

 

 

1.2倍使いのフラットカーテン(ドレープ)

1.2倍使いのフラットカーテン(レース)

  

(画像はクリックすると拡大します。)

 

両開きの片方をひっぱってフラットにするとこんな感じです。

1.2倍ぐらいにするともたついた感じがしまして

私は好きではないのです。

 

見せます、インテリアの底力を。

      魅せます、インテリアの楽しさを。

 

 

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マンションのカーテンレールの滑らないランナーの取り替え

新築マンションのカーテンの実測・納品に行くことが多いですが、

ほとんどレールがついています。

取り付けとしては施工をしなくてもいいので楽なのですが、

これが専門店ではほとんど扱わないようなリーズナブルなレールが

ついていてひじょうにすべりが悪いのです。

そのため、以前のブログにも書きましたが、カーテンがスムーズに

開閉できないのはストレスになりますのでランナー(駒)だけ交換しました。

本来ならば、レールごと交換するのがいいのですが、そうなると

予算的なことや資源の無駄使いになりますのでよく滑るランナーに

交換します。

  

最初、ついていたのはC型のレールに滑らないランナー(左側の写真)

それをトーソーのスイートのランナーに交換(右側の写真)

取り付けたカーテン

手前がレースの1.3倍フラット簡易型形態安定加工付き フジエFA1606OR

窓側がドレープ2倍3つ山両サイドボーダー仕様簡易型形態安定加工付き

スミノエD8202

 

 

 

(画像はクリックすると拡大します。)

サイドのボーダーは生地の裏側を表に持ってきていまして、それに

合わせて共布タッセルもリバーシブルにしています。

 

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デザイナーズギルトでフラットカーテン

 先日、インテリア業界の知人とお話をしていたら、

私のブログは「カーテンや窓周りの話ばかりやから堅苦しいで〜」と

言われまして、ホテルの話や旅行の話の方が印象に残っているとのことでした。

以前は、前振りにプライベートなことを少し書いて、

「さて、本題です。」として、仕事の話を書いていました。

これは、1日にブログを2つ書くぐらいエネルギーが入りまして、

けっこうたいへんなんですが、同業の千葉の彩雅さんのブログ

そんな感じのブログで、顔がみえておもしろいのです。

私の好きなブログの一つです。

 

好き勝手なことを書くと「相変わらずの独りよがり」というコメント を

いただいたりもします。

私は自社のホームページに、自分のところのPRするためと

自分をアピールするためにブログを

書いていますので、独り善がりで書かせていただきます。

先日、キタの堂山町にある「新田」に行きました。

ひじょうにわかりにくいところにある隠れ家的な飲み屋ですが、

料理がめちゃくちゃおいしいのです。

カウンターに大皿料理が20種類ぐらいありまして、それを店主が

1品ずつ名調子で説明してくれます。

どれも食べたくなり、どれもほんとにおいしいのです。

席は13席しかなくほとんどが常連さんでいつも満席です。

 

 

上の左は鴨ロースといちじく、右は紅芯大根

 

上左は 鱧子 右は牛たんの塩コショウとホウズキ

 

 上左は数の子の味噌漬け。これなんか今まで食べた数の子の中で

一番うまかった。

 

さて、本題です。

デザイナーズギルトのバロセロナでフラットカーテンをつくりました。

フラットですが、柄を優先しなければならず、片開きで2巾ずつ

巾落としをせずにそのまま使っています。

その結果、1.25倍使いぐらいになっています。

こういう商品は柄優先になります。

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夏冬カーテンの取り替え

昨年の12月にお買い上げいただいたお客様が、当店の

レース夏冬取替えキャンペーン15%引きを

活用していただいてこの夏用にドレープも

レースも取り替えていただきました。

 

この企画は、レースは夏と冬を取り替えましょうということを提案していまして、

1年以内に同じ窓のご注文を頂いた場合に限り、追加の商品を15%引きにしています。

昨年12月に取り付けたのは

レースが手前でフラット1.1倍でフジエテキスタイルFA1606OR

ドレープが1.5倍使い1つ山 形状記憶加工 東リKTB2206

こちらが冬用です。

今回取り付けたのは夏用です。

ドレープは1.3倍フラットカーテン 形状記憶加工 ボトムボーダー仕様

 生地はは上部は川島織物セルコンPD7087 プラス下部はオリジナル

レースはサンゲツCK2742 2倍使い

フラットカーテンの形状記憶加工をしていて、フックの間隔はハトメカーテンと

同様に不均等にしています。部屋側にくる山の方のウエーブを大きく、窓側に

くる谷側を小さなウエーブにしています。

これは、取り付ける前に説明用に社内で撮った写真です。

上は裏からみた写真

タッセルはなしで、開けた時に広がらないようにカーテンストッパーで

止めるようにしています。

 

 

 

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レースの吊り替えビフォーアフター

3年前に当店でお買い上げいただいたお客様が寝室のレースの吊り替えをされました。

取り付けた時のデータがありますので、今回は当店のスタッフとのメールの

やり取りだけで決定し、打ち合わせに行くこともなく、納品に行くこともなく、

納品後の写真も送っていただいて、このブログを書いています。

3年前に取り付けたときは、川島織物セルコンのFT1864(FT5330)2倍使いの

形状記憶加工でした。

今回はフィスバ(クリスチャンフィッシュバッハ)のブルーム(BLOOM)906で

1.1倍のフラットカーテンです。

お客様からいただいたメール

 

カーテン夢工房 大西様

 

いつも大変お世話になっております。

遅くなりましたが、カーテンの写真をお送り致します。

確認下さいませ。

カーテン写真は、光の入り方で別物になったりと、難しいです。

お客様宅納入時がベストなんて事は0に近いでしょうし、

夢工房さんの苦労が目に浮かぶようです

お役に立てれば幸いです。

 

さて、新しくしようと思ったきっかけは、

両開きのレースの真中が開いているのがとても気になる

という見た目でした。(私の洗濯方法がよくなかったのかもしれません)

打開策があれば、是非とも教えていただきたいです。

 

レースを一枚で作るなら柄物、色は黒系。

バウマンのSHANI、見た時から私の心はこちらに100%決定。

(AIMEEも選択肢の一つでしたが、場所と雰囲気が合わない為却下)

ただ見積もりをお願いするのに、一つじゃつまらない

(ご面倒をお掛けしてすみません)と思い、

おまけで選んだのがフィスバのBLOOMでした。

 

正直、未だバウマンに未練たらたらなのですが、

美しさ、扱いやすさ、さすがフィスバと言う以外ありません。

カーテンを変えるだけで、高級感漂う部屋(自画自賛ですみません)に、悩みも解消。満足度120%です。

前回も思ったのですが、フィスバの満足度は総合的にとても高いです。

次回もここでと思わせる老舗の貫録があります。

これは、カーテン夢工房さんにも感じるものです。

カーテンについて検索すると、行きつくところは社長のブログ。

(フラットカーテンの倍率、勉強になりました)

大西さんが、私のしょうもない質問やお願いにも親切に対応して下さる。

おまかせして間違いないという信頼があります。

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

この度はどうもありがとうございました。

 

身に余るお言葉をいただき、感激しております。

こちらの現場に関しましては、スタッフおおにしが対応させていただいており、

私は一切タッチしていません。

レースを吊り替えになったきっかけである、形状記憶加工をしたレースを

何回か洗うと真ん中が開いてくるという問題に関しましては、

私の方で、レースに形状記憶加工をするのが問題なのか、それとも

川島織物セルコンのレースに特異性があったのかを検証してみます。

 

 

 

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台湾のカーテン事情(2)

昨日、「台湾のカーテン事情(1)」というタイトルで旅行記を書いたら

「続きを読みたいですか」というクリックが通常の倍ぐらいあったので

気をよくして続きを書きます。

今日は、ホテルのカーテンについてです。

宿泊したホテルはパークシティホテルで四つ星で1人5000円(1部屋10000円)でした。

これは、Booking.comというサイトで予約をしたのですが、

台北のホテルの評価で、9点台がついていて最もリーズナブルな価格

だったので予約をしました。3月ごろに予約をしたのですが、当時は

日本円では1部屋8800円ぐらいだったのですが、

台湾元支払いで円安で宿泊時は10000円に

なっていました。

ホテルは価格の割にはひじょうによかったです。

場所的には中心街ではないのですが、地下鉄の駅の真上で移動にも

便利でした。

台北の地下鉄はだいたい25元(87円)でほとんど行けます。すぐに電車が

きまして便利だし、そんなに複雑でもなく、ちょうど大阪の地下鉄みたいな

感じです。

私は、学生時代はダイヤモンド社の「地球の歩き方」を持って、世界を

旅行していたので、現地では地元の交通手段を使ってテクテク歩く主義です。

台北はタクシーもひじょうに安くて4人で移動するならばタクシーの方が

安いぐらいですが、タクシーばかりだと位置関係がわからないのです。

 

部屋に入るとウエルカムフルーツもありました。

 

バスタブとシャワー室は別になってました。

 

さて、ホテルのカーテンです。

昨日のブログにも書きましたようにドレープは約2倍弱ぐらいの

フラットカーテン(ひだを取っていない)なのです。

日本でフラットカーテンというとあっさり目の1.05〜1.3倍ぐらいにするのが

一般的ですが、ここは2倍ぐらいにしてヒダなしです。

大阪のセントレジスホテルと同じ仕様です。このブログをご覧ください。

セントレジスは電動カーテンレールでしたが、こちらは手動です。

でも、同じようにピッチキープコードを使っています。

ランナー(駒)とランナーをコードでつないでいるのがみえるかとおもいますが、

これがピッチキープコードで、常にヒダの間隔が同じになるようにしてあります。

これはランナーに工夫してありまして、フックを引っ掛ける輪の上に

ピッチキープコードを取り付けられるようになっています。

しかも、ボールチェーンを使っていまして、そのピッチは自由に

変えられるようになっています。

トーソーのルーフィットというカーテンレールにはピッチキープコードを

使ってウエーブスタイルができるようになっていますが、

トーソーの場合はピッチ間が8センチになっていて動かすことができません。

カーテンにつけるフックの間隔を12センチにすれば、1.5倍のフラットカーテンが

できるようになっています。

しかし、日本では1.2〜1.3倍のフラットカーテンを作るケースが多くて

8センチに間隔だと、1.3倍だと10.5㎝間隔にフックをつけなければならず、

ランナーの数が多すぎます。

トーソーのピッチキープコードは応用が利かないのです。

サンゲツのパネルスクリーンのピッチキープコードはボールチェーンに

なっていて、こちらは自由に間隔を変えられます。

トーソーのものより優れています。

 

以前、私はトーソーのルーフィットのウエーブスタイル用のランナーと

ピッチキープコードを使って、ルーフィットの縫製仕様でネクスティで

使ったことがあります。こちらのブログをご覧ください。

今は、そのランナーを分解して、普通の縫製仕様でネクスティでピッチ

キープコードができるようになりました。

 

ネックはピッチキープコードで、これが8センチピッチになっていることです。

ぜひ、自由に間隔が変えられるピッチキープコードを開発してもらいたいものです。

台北の街のカーテン屋でみた展示してあるレールにもピッチキープコードが

ついていて、それはレールの中に入っていました。

台湾では、フラットカーテンもよく使われているようで、それに伴って

レールも開発されているようです。

 

話がそれましたが、裏地は完全遮光のもが合わせ縫いしてありました。

しかし、冒頭の写真のように両開きの真ん中が閉めた時に光が漏れます。

それは、レールに交差ランナーを使うとか、レール自体を交差させていないからです。これはホテル仕様としては考えられないやり方です。

 

 

次回は台湾での食事の話と街のカーテン屋の話を書きます。

 続く

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フラットカーテン1.2倍使いの施工例

ここ最近、というかここ7~8年フラットカーテンというのも流行っています。

文字通りヒダをとらないフラットなカーテンのことですが、

レールの長さに対して、ほぼ同じ幅にするのがフラットですが、

カーテン業界では、レールの幅に対して、もう少し

ボリュームをもたせて1.2倍のフラットカーテン、1,3倍のフラット

カーテンというのもあります。

1.3倍のフラットカーテンというのは、上部のヒダをとらないで

レールの長さの1.3倍につくるというやり方です。

そうなるともたつきます。

それが自然な感じでいいという人もおられますが、私は

1.3倍のフラットの場合は、軽く形態安定加工をして、ウエーブを

出した方がきれいと思っています。

1.05倍や1.1倍や1.2倍のフラットにする場合は

生地のデザインによって分けています。

大きな柄で生地を見せたいときは1.05倍や1,1倍ぐらいにして、

細かい柄ならば1.2倍とか1.3倍にするとかしてます。

1.5倍ならばタックを取った方がきれいと思います。

1.2倍使いのフラットカーテン施工例です。

こんな感じで少しランダムになります。

 

生地はクリエーションバウマンSLICE (スライス)14 19800円/m(300巾)

レールはトーソー グレイスフィーノ19 キャップB

 

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