フラットカーテンというのは、ヒダ山を取らないカーテンのことを
いいまして、1.05倍、1.1倍、1.2倍、1.3倍、1,5倍フラットというように
いろんなサイズでつくります。
芯地のところでヒダ山をとらないので、例えば1,3倍フラットとなると、
レールの長さが2mならば2.6mの巾のカーテンになります。
通常のカーテンならば、生地のボリュームは2倍あってもヒダ山を
取って、2mのレールに対して少し余裕をみて、2,1mぐらいの
巾でつくります。
1.3倍使いのフラットカーテンの場合は、フックの数も多くなりますし、
レールに対する巾も大きくなりもたついた感じになります。
カーテンの先頭を引っぱると、先頭はまっすくなフラットになり、
後ろの方にヒダが残っているようになります。
写真を撮るときは、手で均等になるようにして撮ってますので、きれいに
見えていますが、実際はそのようではないのです。
そのため、当店では形状記憶加工をしたり、ピッチホールドテープを
使ったりしています。
今回は、ピッチホールドテープを使った現場です。
このテープはドイツ製で、ギャザーテープのようになっていまして、
フラットに縫い付けて、そのあとコードを引っぱると、常にウェーブが
でるようになっています。
しかも、不均等で前にくる方が大きなウエーブになるようになり、
後ろ側にくる方が小さなウエーブになるようになっています。
先日書いたハトメ加工の不均等ピッチと同じです。
フラットカーテン1.3倍 川島織物セルコンFT0427
レース2倍使い 川島織物セルコン FT0543
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