台湾のカーテン事情(2)

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昨日、「台湾のカーテン事情(1)」というタイトルで旅行記を書いたら

「続きを読みたいですか」というクリックが通常の倍ぐらいあったので

気をよくして続きを書きます。

今日は、ホテルのカーテンについてです。

宿泊したホテルはパークシティホテルで四つ星で1人5000円(1部屋10000円)でした。

これは、Booking.comというサイトで予約をしたのですが、

台北のホテルの評価で、9点台がついていて最もリーズナブルな価格

だったので予約をしました。3月ごろに予約をしたのですが、当時は

日本円では1部屋8800円ぐらいだったのですが、

台湾元支払いで円安で宿泊時は10000円に

なっていました。

ホテルは価格の割にはひじょうによかったです。

場所的には中心街ではないのですが、地下鉄の駅の真上で移動にも

便利でした。

台北の地下鉄はだいたい25元(87円)でほとんど行けます。すぐに電車が

きまして便利だし、そんなに複雑でもなく、ちょうど大阪の地下鉄みたいな

感じです。

私は、学生時代はダイヤモンド社の「地球の歩き方」を持って、世界を

旅行していたので、現地では地元の交通手段を使ってテクテク歩く主義です。

台北はタクシーもひじょうに安くて4人で移動するならばタクシーの方が

安いぐらいですが、タクシーばかりだと位置関係がわからないのです。

 

部屋に入るとウエルカムフルーツもありました。

 

バスタブとシャワー室は別になってました。

 

さて、ホテルのカーテンです。

昨日のブログにも書きましたようにドレープは約2倍弱ぐらいの

フラットカーテン(ひだを取っていない)なのです。

日本でフラットカーテンというとあっさり目の1.05〜1.3倍ぐらいにするのが

一般的ですが、ここは2倍ぐらいにしてヒダなしです。

大阪のセントレジスホテルと同じ仕様です。このブログをご覧ください。

セントレジスは電動カーテンレールでしたが、こちらは手動です。

でも、同じようにピッチキープコードを使っています。

ランナー(駒)とランナーをコードでつないでいるのがみえるかとおもいますが、

これがピッチキープコードで、常にヒダの間隔が同じになるようにしてあります。

これはランナーに工夫してありまして、フックを引っ掛ける輪の上に

ピッチキープコードを取り付けられるようになっています。

しかも、ボールチェーンを使っていまして、そのピッチは自由に

変えられるようになっています。

トーソーのルーフィットというカーテンレールにはピッチキープコードを

使ってウエーブスタイルができるようになっていますが、

トーソーの場合はピッチ間が8センチになっていて動かすことができません。

カーテンにつけるフックの間隔を12センチにすれば、1.5倍のフラットカーテンが

できるようになっています。

しかし、日本では1.2〜1.3倍のフラットカーテンを作るケースが多くて

8センチに間隔だと、1.3倍だと10.5㎝間隔にフックをつけなければならず、

ランナーの数が多すぎます。

トーソーのピッチキープコードは応用が利かないのです。

サンゲツのパネルスクリーンのピッチキープコードはボールチェーンに

なっていて、こちらは自由に間隔を変えられます。

トーソーのものより優れています。

 

以前、私はトーソーのルーフィットのウエーブスタイル用のランナーと

ピッチキープコードを使って、ルーフィットの縫製仕様でネクスティで

使ったことがあります。こちらのブログをご覧ください。

今は、そのランナーを分解して、普通の縫製仕様でネクスティでピッチ

キープコードができるようになりました。

 

ネックはピッチキープコードで、これが8センチピッチになっていることです。

ぜひ、自由に間隔が変えられるピッチキープコードを開発してもらいたいものです。

台北の街のカーテン屋でみた展示してあるレールにもピッチキープコードが

ついていて、それはレールの中に入っていました。

台湾では、フラットカーテンもよく使われているようで、それに伴って

レールも開発されているようです。

 

話がそれましたが、裏地は完全遮光のもが合わせ縫いしてありました。

しかし、冒頭の写真のように両開きの真ん中が閉めた時に光が漏れます。

それは、レールに交差ランナーを使うとか、レール自体を交差させていないからです。これはホテル仕様としては考えられないやり方です。

 

 

次回は台湾での食事の話と街のカーテン屋の話を書きます。

 続く

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