フラットカーテン

マリメッコのフラットカーテン

今日は施工担当者と終日同行で新築戸建て住宅3軒取り付けに行きました。うちに2件に階段部分の吹き抜けにロールスクリーンを取り付けなければならなかったので私はハシゴ持ち要員でした。

3軒で取付ける窓は34窓あったのですが、カーテンを取り付けたのは1窓だけで他の33窓はブラインド、ロールスクリーン、シェード、バーチカルブラインド、プリーツスクリーン、シルエットシェード、デュエットシェード等のメカものでした。

私のブログではメカ関係のことをよく書いているので、それを求めてご来店頂くお客さまが多いのも事実です。

 当店ではカーテンも扱っております。

世界のあらゆるブランドの取り扱いもやっております。

マリメッコもその一つで、わずかですが店内にも現物サンプルの展示もしています。

ブログにもそういった商品を載せると効果がありまして、マリメッコもよく販売をしています。

すべて柄をいかすためにフラットで仕上げています。

同じ商品の色違いで、1巾では足らないので無地の柄で巾継ぎをしたり、ボーダーにしたりしています。

柄部分はマリメッコで、無地はフジエテキスタイルの生地を使い、すべて裏地付きで裏地は五洋インテックスを使っています。

マリメッコは綿100%の生地で大きく縮んだりもしますので、裏地は折り返して袋縫い(無双縫製)をしています。これによって糸目は表面にでません。

 

この裏話は、女性スタッフが後日「カーテン夢工房のスタッフブログ」に書きますのでお読みください。

 

 

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デザイナーズギルト バルセロナをフラットカーテンで取り付ける

 デザイナーズギルトの商品でバルセロナのシリーズの生地をフラットカーテンで取り付けました。

こういった商品は柄が大きいため、柄出し位置をどのようにするかが大きなポイントになります。

それに関しましては接客した女性スタッフが「カーテン夢工房のスタッフブログ」の方で、後ほど裏話をアップしてくれると思いますので、そちらもお読みください。

1巾ずつ使って 両開きにしてしています。

そうすると、真ん中の部分では、耳として折返しをするので流れるように柄はでないのですが、柄が1枚のようになるようにしています。

柄をみせるために1.15倍使いのフラットにしています。

 

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フラットカーテンはAフック

最近、フラットカーテンというヒダを取らないスタイルも多いです。

メーカーの見本帳を見てもフラットカーテンの施工写真が多く載っています。

サンゲツの「ソレイユ」というカタログに載っている施工写真です。(89ページ)

拡大すると

この施工写真をみておかしいと思いませんか?

フラットカーテンなんですが、カーテンの上にレールが見えませんのでレールに対して正面付け(Bフック:レールを隠す仕様)になっています。

 そうすると、カーテンのヒダはこのようにでないのです。

明らかに合成写真で、どこか違うところで天付け仕様(Aフック)で撮って、その写真をくっつけています。

もし、正面付け(Bフック)でフラットカーテンをつけたらどうなるのかを実験してみました。

フックの引っ掛ける位置を上から4センチ下げて正面付け仕様(Bフック)にしたら、フックとフックの間のヒダはレールの後ろ側には行かないでレールにあたって前にでます。

ヒダ山がボコボコと手前にでます。

サンゲツの見本帳の写真はレールがみえない、このようなつけ方なのですが、ヒダがこのようになっていません。

サンゲツ独特の特殊縫製があるのかもしれませんが、一般的にはフラットカーテンをBフックにするとこんな感じのヒダの出方になります。

これを、天付け仕様(Aフック)にするとこんな感じになります。

 

フラットカーテンはレールをみせる仕様で、フックとフックの間の谷にくる部分はレールの向こう側にくるようにしないとダメなんです。

 レールはランナーが360度くるくる回転するものでないとダメです。

タチカワでいうとファンティア、トーソーでいうと2年程前にモデルチェンジしたネクスティやニューデラックかスイートです。いくら優秀といえどもエリートはダメなんです。

 

上の写真はネクスティで輪が360度回転します。

 

1.5倍使いののフラットの場合はピッチキープコードをつかいます。

住宅メーカーの仕事では会社名のネームラベルをつけています。

  

 

 サンゲツのソレイユの写真はレールが上に見えないにもかかわらずフラットカーテンのヒダの出方がおかしいのです。

社員やエンドユーザーは合成写真でごまかせても専門店の目は厳しいぞ。

正面付けのレールすらよく見えなくて、カーテンが宙に浮いているようにもみえます。

まさに、 そら、ゆけ ソレイユ という感じです。

 

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フラットカーテン1.5倍使い

ここ数年フラットカーテンというなにもヒダをとらないスタイルも多くなってきています。

ファブリックのメーカーにとっては、2倍使いよりも生地の出荷量が少なくなるのであまり好ましくはないのかもしれませんが、生地によってはフラットにした方がきれいな商品もあります。なにがなんでもたっぷりヒダをとった方がきれいというわけでもないです。

カーテン業界でフラットカーテンというのはヒダをとってないカーテンのことを言ってまして、長さはレールに対して1.5倍の長さでも1,5倍使いのフラットカーテンというような言い方をします。

フラットカーテンでもレールの長さに対してどのぐらいにするのがいいのかという問題もあります。

私は、フラットカーテンは1.3倍ぐらいまでで、1.3倍ならば形態安定加工をした方がいいと思っています。

今回、住宅メーカーのインテリアアドバイザーの指示で1.5倍使いのフラットカーテンというのをとりつけました。形状記憶加工も形態安定加工もしていません。

 

これは吊ったあと、すぐに撮った写真です。

 

(画像はクリックすると拡大します。)

1.5倍で上部はフラットでヒダをとっていないと、裾はレールに対して1.5倍の長さの生地があるのですがヒダはきれいにでません。

また、開閉する時は、先頭が引っぱられていきますので、閉めると均等なウエーブにならず、先頭からはフラットな感じで最後にウエーブがたまっています。

そのため、ピッチキープするため、タテ型ブラインドの裾のスペーサーコードを使って等間隔になるようにしています。

 

 

 

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お風呂にカーテンを取り付けました。

お風呂にシャワーカーテンを取り付けました。

浴室の変形窓で、天にアルミのレールを取付け、シンコールのシャワーカーテンでフラットにし開閉できるようにしています。左側の斜め部分は、サイレントグリスのマジックテープ付きレールをつけて固定しています。

開けた時はマグネットでとめるようにしています。

 

 

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フラットカーテン1.3倍形状記憶加工の問題点

今、インテリア業界で話題になっているのが、住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXILが、LIXILとして初となるオリジナルオーダーカーテン「Brancher(ブランシェ)」をトステムブランドで7月1日から全国で販売を開始することです。

http://tostem.lixil.co.jp/lineup/living/order_curtain/

商品供給は8月から完全子会社になる川島織物セルコンで、内窓「インプラス」とコーディネート提案をしながら、建材ルートに販売していこうというものです。

川島織物セルコンが住生活グループ入りしたのは、シナジー効果を狙ったもので、今までは川島織物セルコンの営業が必死になって「インプラス」を販売していましたから、逆にLIXILが川島織物セルコンの商品を販売するのはいいことだと思います。

カーテンはメーカー縫製をしている中で、どこで買っても出来上がり商品はかわらないと思いますが、インテリア専門店と建材屋との違いがでるのはレールの取付ける位置なんです。これをどこにつけるかによってカーテンがよりきれいにみえるのです。

今回の「ブランシェ」には、レールは参考メーカーとしてタチカワになっています。これはレールでは半分以上のシェアのあるトーソーは内窓でYKKapと組んでいるためで、カワシマはシェードメカはトーソーを使っていますが、それをトステムが許す訳がなく、推奨メーカーがタチカワになっています。

 建材屋はレール取付仕様の内窓にして、サッシ枠にとりつけされるのだろうけど、本来はもう少し上につけた方がきれいのです。レールの長さもどのぐらいにするかによって美しさが違ってきますが、建材屋にはそんなインテリア性を考えてレールを取付けるところは少ないと思います。

カーテンとカーテンレールの取付ははカーテン専門店に頼むのがお客様にとってメリットがあります。

 私どもは、新築で工務店がレールを取付けたという現場を何度も経験しています。もうすでについているので、私どもはなにもいいませんが、こんなところにつけなくてもいいのにとおもうようなところについていることがよくあります。工務店はインテリア性もなにも考えないでつけやすいところにつけるからです。

建材ルートでカーテンを依頼すると、このようなことが起こることもありえます。

 

さて、本題です。

昨日書いたブログで、当店展示の1.3倍使いのフラットカーテンの形状記憶加工についてです。

お恥ずかしい状況ですが、真ん中がピタッと閉まらず、逆V字に隙間が開いています。

これは、フラットや1.5倍使いをレースのような軽い生地で形状記憶加工(プリーツをきれいに出す加工:真空状態にして生地にウエーブの形状をつけます。)をするとこのようなことが起こります。本来は出荷時点で加工所でチェックしなければならない問題です。

当店では、1.3倍ぐらいのフラットにする場合は、形状記憶加工か形態安定加工をしています。そうしないと、実際に使っている中では、カーテンを引っぱると真ん中部分だけが平になり、両端にウエーブが残ったままになるのです。カタログでみる写真のようにはならないのです。

 

(写真はクリックすると拡大します。)

形状記憶加工をしていると自然にカーテンを引っぱってもこのような感じになります。

この裾が逆V字になるのは、現場でスチームをあてるときれいに納まります。当店ではよくやっていますので、この場合もあわてず対処します。

 

このスチーマーは専門店の必需品です。現場でカーテンを吊った状態でやった方がきれいになります。

その結果、

きれいになります。

 

 

 

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デザイナーズギルトでフラットカーテン

先日、インテリアライフスタイル展に行った時に、三菱レイヨン・クリンスイのブースでいただいたノベリティグッズの電池式扇風機がお気に入りです。

どうでもいいが動画です。

真ん中の三角をクリックすると動画になります。

これ、電池式の扇風機でスイッチを押すと羽根が回り文字がでてきます。

「I heart.gif Cleansui」 とでてきます。音は少しうるさいのですが適度な風はありまして団扇がわりにはなります。

 

 さて、本題です。

デザイナーズギルトのバルセロナをフラットカーテンを取り付けました。ご来店いただいてこの商品を気に入っていただきました。

綿100%の分厚い生地なので変にヒダをとったり、1.3倍ぐらいのフラットにするときれいに納まらないため、1.05倍のフラットにしました。

明日のブログは女性スタッフが書きます。

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