トーソー

エリートとネクスティ

我々カーテン屋の間では、レール業界はどうなるのかという話題で持ちきりです。

私の業界向けのブログ「勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記」(←緑字をクリックするとそのホームページをみることができます。)の「どうなるカーテンレール業界」という話を今まで3回にわけて書いたところ、アクセスが急に増えまして、最後に

「続きをはよう読みたい人はここ人気ブログランキングへ をポチっとおしておいてや。」

と書いておいたところ、ブログランキングが200位圏外だったのが、イッキに15位になりました。こちらのブログにおいても、今までこんなに上がったことはなかったです。

バクマ工業がヨコタの工場を買ったので、そのあとやるようだし、レール業界2位になったタチカワもヨコタの企画の人を雇いいれてますので、秋口には装飾レールでトーソーに対抗できる商品を大量に出してきます。

今は、ホームユースのレールではトーソーが独占状態になっています。

私は、創業時からトーソーにはたいへんお世話になっていますので、いつも心はトーソーですが、業界全体のことを考えれば、今の状態はよくないので他社にもがんばっていただきたいものです。

さて、本題です。

レールといえばトーソー。

だから、「トーソーのエリート」とか「トーソーのネクスティ」と言わなくても、「エリート」「ネクスティ」といえばわかるようになってきました。

今まで機能性レールの代表格はエリートでした。それがここ4~5年、トーソーはエリートに変わる商品として「ネクスティ」に力を入れてます。

トーソーが一生懸命に「エリートの次はネクスティですよ」とPRするもんですから、なんとなくユーザーも「次はネクストじゃないのと思っていてもネクスティ」と思ってしまうのです。

エリート(下の写真左)とネクスティ(下の写真右)の違いはなんでしょう?

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ネクスティのメリットは

ちょっとスマート。天付けするときはブラケットなしで直付けできる。正面ダブル付けでも手前のレールは見せるようにカーテンを縫製できる。音も少し静か。両サイドに片マグネットランナーが入っている。

デメリットは高い。

エリートのメリット・デメリットはネクスティの逆です。

一番の問題は価格です。

2Mのダブル正面付けの価格は

ネクスティで8070円(税抜き)、エリート(ウォームホワイト)ならば6430円(税抜き)。 その差1640円

なぜこんなに違うのかといいますと、ネクスティには両端に片マグネットランナーが入っていて、端もフリーに動くようになっているのです。

ネクスティ片マグネットランナーが1個330円でダブルで4個はいっていて1320円オンされてます。

それでも、エリートより320円高いのです。これはトーソーが儲かるようになっていますので一生懸命売ろうとするのです。

この両端にマグネットランナーが入っているというのをどのぐらいエンドユーザーが活用されているのかが疑問なんです。
販売する側が、どのぐらい説明しているのでしょうか。

私は、この両端の片マグネットランナーは必ずしも入れる必要がないのではと思っています。それはオプションにして、初めからいれないようにしたら片マグネットランナー代330円×4個=1320円安くなるのです。

トーソーの戦略に乗せられてませんか?

ネクすティ現実に、トーソーがセットで販売しているネクスティのMセットダブル正面付け(左の写真)には両端にはマグネットランナーを入れないで、2Mのセットでは7390円になっています。

Mセットの方が高いキャップなんですが、セットものになると安いのです。

そんな話をお客さんにしたら、ネクスティの両端に片マグネットランナーなしという注文や逆にエリートに両端に片マグネットを入れるというような注文もありました。下の写真はエリートにオプションで両端に片マグネットランナーをいれました。

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シェードのドラム式メカ トーソーとタチカワはどっちがいい?

ヨコタ倒産の余波は思った以上に影響を与えているようです。

今日の朝一は、当店で取り付けたお客様ではないのですが、電動のレールが動かなくなったという事でお伺いしました。

付いていたレールがタチカワだったのです。
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(写真はクリックで拡大)

やばいと思ってすぐにタチカワに電話したところ、ヨコタ製で在庫もしていないのでモーター部分だけも出荷することができないとのことでした。

タチカワの電動のレールは、ホームタコスを除いてヨコタ製で今は一切出荷することができない状態になっています。

次に行ったのが、これは当店が9年前に販売したタチカワの木製ブラインドの操作コードが切れかかっているのでみてほしいという依頼で伺いました。

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(写真はクリックで拡大)

こちらはタチカワの純正で、操作コードは出してくれる事になりましたが、また取り替えにいかなければならないのです。

修理依頼が多いのですが、午後からはいい仕事もさせていただきました。

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この現場の話は後日書きます。

さて、本題です。

ヨコタのシェードのメカを使っていたところは、倒産後商品の供給がなされないので、トーソーかタチカワかニチベイへの変更を余儀なくされていると思います。

そこで、トーソーとタチカワのメカ比較をしてみたいと思います。
当店では、ほとんどドラム式しか使わないためドラム式での比較です。

ニチベイは、シェード類にはあまり力を入れておらず、ストッパーが動かなくなるというクレームも多いのです。また、ニチベイ縫製で作られたメカは、いったんはずすと昇降の左右のバランス調整がひじょうにむずかしいのです。

今回は対象外にしました。

まずは動画をご覧ください。

右側がトーソーのメカで、左側がタチカワのメカです。
縫製は2台とも川島織物セルコンの純正メーカー縫製です。
住宅メーカーの仕事で、住宅メーカーが発注ミスをして、最初につくられたのがw530×h2550のサイズだったのですが、これでは納まらず、w500×h2550で作り直しました。

取り付けに行く前で当店に今、2台あるため、カワシマはトーソーメカを使っているので、当店でタチカワメカを用意して、生地を取り替えました。

縫製は川島織物セルコンで、いつも折りジワが強く付いていてあまりきれいとは思いません。シャープシェードではなく、プレーンシェードです。

動画はYou-Tubeをいつも使っていますが、会社のパソコンでは見られないという方も多いと聞いています。そんな方は個人の携帯で、このブログを読んでください。

携帯の検索で「イッキに書いても日記」と入力してもらえば私のブログがヒットします。
その中で、この動画も見ることができます。

どうでもいいが動画です。

真ん中の三角をクリックすると動画になります。

右がトーソーメカ、左がタチカワメカです。

ご覧いただいたように降りる時のスピードが違います。
トーソーメカ(右側)は早いです。タチカワ(左側)はゆっくりです。

これが大きな違いです。

上げるときは手動ですが、トーソーは音が静かで、タチカワは少しうるさいです。

一番上に上げた時のたまり部分で、持ち出している長さはブラケットの上からトーソーは52ミリで、タチカワが43ミリです。
今まではヨコタが一番短かったのです。

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ブラケットの色はホワイト色では、トーソー(上写真左)はホワイトですが、タチカワはシルバーです。

タチカワのこのシルバーのブラケットよくないです。

施工性(取り付けやすさ)は、タチカワの方がいいです。

両端のリング付きテープの位置はタチカワは端から7センチ、トーソーは8センチの位置です。

私が見る限り、メカの性能でいけばトーソーもタチカワも大差ないです。

後は、仕入れ価格でどちらを使うかになってくるかと思います。

タチカワは、商品の勉強はしないけど、価格の勉強はよくやってくれます。
トーソーは、大きいところに対してはすごく弱気ですが、我々みたいな小さいところには強気です。

また、もう一つのブログに書こうとしているのですが、トーソーは住宅メーカーに対してはなすがままきゅうりがぱぱ状態で、なんでそこまで下手にでるのというぐらい弱気です。

ダブルシェード(ツインシェード)のトーソーとタチカワの違いはこちらをご覧ください。

https://blog.curtainkyaku.com/51870541.html

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トーソーレール ネクスティの取り付け高さ

3月30日

今日は暗いニュースで、レールメーカーのヨコタが自己破産の申請をしまして負債額36億円です。

今、インテリア業界を取り巻く環境はひじょうに厳しいものがあります。

レール業界では、トーソーが圧倒的なシェアがありますが、2番目としてヨコタで、商品企画力ではヨコタがトーソーを上回っていたぐらいです。

その商品企画力・開発力を見込んで、昨年タチカワと資本・業務提携をしてタチカワもヨコタのレールを懸命販売していました。

当店でも、シェードのメカはほとんどヨコタを使っています。

今後はレール業界において、トーソーの力がますます強くなってくるのでしょうか?

そのトーソーの機能レール「ネクスティ」についての話です。

トーソーの機能レールでは、優れたエリートという商品があります。
この商品は十分に減価償却しておりますが、の儲かる商品として考えたのが「ネクスティ」なんです。

ネクスティはエリートに比べてかなり高くて、トーソーにとっては利益を生む商品で「次の代表的な商品」なんです。

このレールは、トーソーとしてはカーテンの縫製を天付け仕様(Aフック)にしてレールが見えるような取り付け方をすることをすすめています。

エリートは、カーテンを閉めたときにレールが隠れる仕様・正面付け(Bフック)にするのが一般的です。

以前、ブログでアンケートをしたところ、ネクスティもカーテンの縫製を正面付け(Bフック)にするほうがいいという声が3人に1人おられましたが、私はネクスティは天付け仕様(Aフック)がいいと思っています。

それは、最近は形状記憶加工や形態安定加工が多くなってきており、天付け仕様(Aフック)のほうがプリーツがきれいになるのです。

こちらをお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/51952330.html

詳しく書いていますので必読です。

そこで問題となるのが取り付け高さなんです。

私は、ネクスティはカーテンの縫製が天付け仕様(Aフック)にするには少し高い位置にとりつけるべきだと考えています。

下の写真は住宅メーカーのマニュアルによるネクスティの取り付ける高さです。
縫製は川島織物セルコンのワンタック仕様です。

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下の写真は当店の縫製・施工でネクスティを取り付けたものです。
縫製は1.5倍使いのペンタック仕様です。
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別の現場
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違いがわかりますか?

レールの取り付ける高さが違うのです。

住宅メーカーのマニュアルでは、エリートと同じでビス位置が窓上8センチで、
当店は約14センチにしています。

レールを隠す仕様(エリートの場合:フックでひっかける位置から生地は4センチ高くなります。)ならば、窓上すぐにレールをつけても気になりませんが、ネクスティのようにレールを見せる仕様ならば、レールの位置が低いと光漏れが大きいのです。

レールの取り付け方には「決まりごと」はなく、各施工業者がベストだと思うやり方でされていると思います。
これは当店の考え方です。

トーソーがもっとリーダーシップを発揮して、この位置にレールをつけるのが窓辺を一番きれいにみせる方法だということを提案していくべきだと思うのですがそれがないのです。

今後、トーソーの責任はますます重くなってくると思います。

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トーソーの新しいロールスクリーン発売

今日は当社の23回目の創業記念日です。

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会社の設立が1987年(昭和62年)2月17日
カーテン夢工房大阪店は1994年(平成6年)8月1日オープン
カーテン夢工房夙川店は1997年(平成9年)11月28日オープン

これからも業界の片隅から情報発信していきます。

さて、本題です。

トーソーのロールスクリーンの見本帳が2月22日に発売になります。
やっと、トーソーがブロガーの情報発信力を認めてくれて、早めに見本帳をもってきてくれました。

今ならばニュース性がありますので、エンドユーザー向けに大いにPRさせていただきます。業界向けの話はもう一つのブログ「勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記」に後ほど書きますので、業界関係者はお読みください。

CIMG3708今回のトーソーのロールスクリーンの大きな特徴は、今までもありましたトーソー独自のレーザーカットを充実させたことと、調光型ロールスクリーン「ビジック」の動画を携帯でみられるようにそのページにQRコードを載せたことでしょうか。

この2つは他社にない商品で、それを前面に出してきたことはトーソーの戦略として評価できます。

レーザーカットは今までもかなり評判が良かったので、それをさらに11柄増やしましてオリジナリティーのあるロールスクリーンをつくることができます。

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 左の写真は大阪店に展示していますトーソーのレーザーカットのロールスクリーンです。

この商品をみて気に入っていただいた方が、昨年のインテリアセミナーのようすとともにご自身のブログで御紹介していただいています。

こちらをお読みください。「暮らす家から」
http://tomomomo0201.blog96.fc2.com/blog-entry-468.html

この電球のレーザーカットが評判がよかったとのことで調子にのって、今回シャンデリアもあります。

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もっとユーモアがあるのは下のデザインです。

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 三つ葉のクローバーに1つだけ四つ葉のクローバーが入っています。これは住江織物の二番煎じですがトーソーらしからぬ発想です。

これが、プラス9000円でできて、このレーザーカットができるベースとなる商品が152柄あり、トーソーのデフレ対抗商品であるコルトにもできます。

コルトはタチカワのマカロン、ニチベイのポポラより先行してだしたデフレ対抗商品で、40色ありリーズナブルで品質も悪くありません。

このコルトにプラス9000円をしてレーザーカットをすれば、トーソーの代表的な商品のアクアよりほんの少し高くなるだけで数段の付加価値がつきます。

オリジナリティーのあるロールスクリーンがリーズナブルでできます。

今、世の中ではユニクロの商品に独自で刺繍などをカスタマイズすることが流行っていまして、それを「ユニデコ」といいます。
若者の間では「ユニデコ」するというのが流行になっています。

それと同じように、トーソーのロールスクリーンにレーザーカットして
「ローデコ」するのはどうでこでっか?

今年の流行りはロールスクリーンをカスタマイズして「ローデコ」することです。

もうひとつの特徴はインテリ業界では初めての試みだと思いますが、見本帳にQRコードを載せて、調光型ロールスクリーン「ビジック」の動きを携帯の動画でみられることです。

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これはビジックという商品を説明するのにひじょうにわかりやすくて便利です。

他の業界では普通のことですが、インテリア業界では画期的なことです。

このアイデアは当店担当の営業員が私の2009
年11月30日のブログ
『住宅メーカーのインテリアアドバイザーとの勉強会」を見て、ヒントを得て会社に提案して採用されたようなのです。
https://blog.curtainkyaku.com/52088377.html

そのブログは、私が勉強会にレジメをQRコード付きのもので作ったという内容です。

QRコードは当店では5年前から利用していまして、私の名刺にも載せてますし、私の個人の年賀状もQRコード付きで過去の年賀状が読めるようになっています。

QRコードはこちらのページで簡単に30秒でつくることができます。(無料9

http://qr.quel.jp/

トーソービジックQRコードこのQRコードは私が上のホームページからつくったものです。
トーソーの見本帳に載っている分とは違います。

こちらに携帯のバーコードリーダーでフォーカスしてください。

ピントが合わない方は下のURLをコピーして携帯に転送して携帯でみてください。
http://www.toso.co.jp/qr_code/visic/index.html

携帯でトーソーのビジックのスクリーンの動き(調光パターン)が動画でみられます。
これをみるとビジックがほしくなりますよ。

ビジックのイメージがわからない方は右欄外のカテゴリー『ターンアップスクリーン』をクリックしてください。

https://blog.curtainkyaku.com/archives/ターンアップスクリーン/

思えば、23年前に創業したときは、トーソーの大槻秀人相談役にたいへんお世話になり、仕入れ先の開拓に大装(現アスワン)や松井甚(現リック)に連れっていっていただきました。
今、こうして商売ができるのもトーソーさまのおかげだと感謝しています。
業界の片隅で闘争心を持ってやっておりまして、常に

      心はトーソーです。

トーソーさまにお願い

レーザーカットの「マイテックシーズ」も26タイプすべての動画を携帯でみられるようにしてください。

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スカーフでタペストリ-をつくりました。

日本インテリアファブリックス協会(NIF)が平成20年度のインテリアファブリックス事業の概況を発表していました。

それによると卸売ベースですが、前年度比8.3%減の5920億です。エレメント別にいうとウインドウトリートメントが2127億(前年比9.3%減)、フロアカバリングが2773億(同9.3%減)ウォールカバリングが1019億(同3.7%減)です。

ウインドウトリートメント2127億の内訳は
カーテン 1202億(同12.6%減)
レール   256億(同5.2%減)
ブラインド 245億(同3.8%減)
バーチカルブラインド71.8憶(同0.7%減)
ロールスクリーン233億(4.0%増)
ローマンシェード66.6憶(同30.8%減)
プリーツスクリーン51.9憶(同4.0%増)

この数字は、日本インテリアファブリックス協会に加盟しているメーカーが数字を持ち寄り、計算したものであくまでメーカーの卸売価格の数字です。

ローマンシェードがひじょうに少ないのは、トーソー、タチカワ、ニチベイ、ヨコタ
やファブリックスメーカーが商品として出した数字で、部材を出して縫製加工所が縫っているものは含まれていません。

そのため、シェードの数字は正確ではありません。

日本インテリアファブリックス協会は、こういった分析はしていませんが、ここで注目したいのが住宅着工件数との関連です。

平成20年度の住宅着工件数は109万戸です。

20年前の平成2年(1990年度)の住宅着工件数は166万戸です。
その時のウインドウトリートメントの市場は3099億でカーテンだけならば2133億でした。

ほぼ、住宅着工件数と比例して落ちてきています。
この20年間の推移をみても、住宅着工件数の増減と同じように推移しています。

この数字を見れば明らかですが、この業界は販売促進のために何もしていないということです。

平成21年度の住宅着工件数は80万戸強といわれています。
インテリア業界はどうなるのか?

さて、本題です。

お客様のお持ちのスカーフをタペストリーにしました。

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まだ、どこに掛けるかが決まっていなかったので、奥様に手で持ってもらって撮影しました。

フランス製のスカーフなんですが、部屋に掛けるだけで雰囲気が一変に変わります。
こうしてインテリアを楽しんでいただきたいものです。

トーソーのタペアキットを使っていまして、作り方はこちらをご覧ください。

2009年2月15日のブログ「タペストリーをつくりました」

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トーソーのレザーテイストのブラインド

(11月18日記)

タチカワ、ニチベイの商品の紹介が多いのですが、トーソーもいい商品をだしています。

先日、ジャパンテックスでトーソーの企画・開発の人ともお話をしましたが、皆、私のブログを読んでいただいているようなので、トーソーの商品も紹介します。

トーソーの独自の商品として爆発的なヒットをしている調光型ロールスクリーンのビジックがありますが、もうひとつ独自商品として、ブラインドでレザーテイストとファブリック巻き込みのブラインドがあります。

レザーテイストのブラインドの施工写真です。

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(写真はクリックすると拡大します。)

35ミリ幅のスラットをレザーで巻きこんだブラインドです。結構高級感がありましていいのですが、少し高いのです。

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トーソーのブラインド新発売

SH3800019月4日のブログに書きましたケルヒャーのスチームクリーナーを使っていますがなかなかいいです。

床掃除もきれいになりまして、床がすべるような感じになります。たぶん、これで吊っているカーテンやブラインドの掃除もできると思いますので今度実験してみます。

ケルヒャーの高圧洗浄機もほしくなりますね。


さて、本題です。

トーソーのブラインドと低価格良質のバーチカルブラインド、プリーツスクリーン、ロールスクリーンの商品である「コルト」が10月1日より発売されます。

ブラインド業界ではタチカワとニチベイの2社で市場の80%近いシェアがあり、トーソーはかなり後れていました。

以前は18ミリ幅のブラインドがあり、他社との差別化を図っておりましたが、いつのまにか廃止になり、特徴的な商品としては遮熱スラットだけだったのです。

それが、今年になってタチカワ、ニチベイとも遮熱スラットを出してきたため、元祖であるトーソーがすっかり忘れられていたのです。

今回の目玉は光触媒遮熱スラットです。

光触媒遮熱スラットは、光触媒で汚れ、悪臭を分解して清潔を保ち、有機物を分解、抗菌・消臭効果を生み出します。また、遮熱で夏の室内温度の上昇を抑えながら省エネ効果も期待できる画期的なスラットです。

光触媒は以前にニチベイのブラインドで実際に長期間にわたって照射実験を独自でやったことがありまして間違いなく効果があります。
時間の経過とともに汚れ具合がぜんぜん違ってきました。

光触媒はおすすめです。

遮熱スラットに関しては、私はブログにも書いていますが効果のほどはあまり信用していません。

参考ブログ
7月27日のブログ「そんなに効果が期待できない遮熱ブラインド

7月22日のブログ「遮熱ブラインドと木製ブラインドとではどちらが遮熱効果があるか

4月18日のブログ「遮熱ブラインドは効果があるか

こちらをお読みください。

トーソーは今回、下のデータを見本帳に掲載しております。

遮熱効果:夏季4ヶ月(6~9月)における電気料金削減シミュレーション
遮熱スラットが室内への熱エネルギーの侵入を少なくするので、電気料金の削減が期待できます。
モデル住宅内 リビングルームの窓3面での比較 モデル住宅内 全19窓での比較
ベージュ グレー
ブラインドなし(a) 8,456円
一般スラット(b) 5,045円 6,400円
遮熱スラット(c) 4,805円 5,126円
電気料金削減額の差 (c)-(a) ▲3,851円 ▲3,330円
(c)-(b) ▲ 440円 ▲1,274円
ベージュ グレー
ブラインドなし(a) 37,433円
一般スラット(b) 23,220円 28,737円
遮熱スラット(c) 21,495円 23,527円
電気料金
削減額の差
(c)-(a) ▲15,938円 ▲13,906円
(c)-(b) ▲ 1,725円 ▲ 5,210円

※遮熱スラットと一般スラットの日射熱取得量の差を電気量に換算し比較しています。

※遮熱スラットは一般スラットと比較して削減額が大きく、省エネに貢献します。

 

・計算プログラム:

・気象データ:
・対象モデル住宅:

住宅用熱負荷計算プログラム
「SMASH for Windows」
標準気象データ(地域:東京)
戸建木造住宅(2階建)
1Fリビングルーム19.9?、
その他 101.8?
リビング窓:南面2窓 5.4?
西窓1窓 1.9?
その他窓:16窓 23.0?

・ガラス仕様:
・冷房設定温度:
・空調機能力:
・電気料金単価:
複層ガラス(3+12+3mm)
27℃
COP=2.5
22.86円/kWh(従量電灯B)

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遮熱ブラインドをつけることによって、どれだけの電気料金削減ができるかのシュミレーションです。

リビング3窓に遮熱ブラインドをつけたら、普通のブラインドより4ヶ月間で440円お得ですということです。
シュミレーションの条件でも、前回の見本帳では空調機能力 COP=2.2で計算していたのを今回は COP=2.5に馬力アップしてシュミレーションをしておりますが、比較的わかりやすい謙虚な資料だと思います。

しかし、この資料では室内の温度が何度下がるのかがよくわからないのです。
何度下がるから4か月で440円お得ですというのがあるはずなのにそれを書かないのはおかしいでしょう。

ニチベイのデータによれば、グレー系の遮熱スラットで、窓から1M離れれば普通のスラットに比べて0.3度温度に差がでると書いています。

ホワイト系ならばほとんど差がでないとも書いていて、もっと窓から離れればその差はさらに小さくなるとも書いています。

こんなもんでしょ。  ほんまにもう~

今回のトーソーのブラインドは、そんなに目新しさはありません。

ブラインドといえば、今はタチカワでしょう。

色数の豊富さと機能面の充実さは他社を圧倒しています。
ブラインドはタチカワがおすすめです。会社名も立川ブラインド工業ですから。

ロールスクリーンはやはりニチベイでしょう。

ロールは他社が1年間しか保証していない中で、ニチベイだけは3年間のメーカー保証をしています。これは商品に自信がある表れでしょ。

トーソーに「トーソーといえば何ですか」と聞いたところ、カーテンレールは
圧倒的なシェアを持っているので、トーソーイコールカーテンレールは当たり前なんですが、それ以外にはなんでしょうか?

答えは「ローマンシェード」

そうなんです。当店ではあまり使っていませんが、シェードではトーソーが圧倒的なシェアがあります。

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