ヨコタ倒産の余波は思った以上に影響を与えているようです。
今日の朝一は、当店で取り付けたお客様ではないのですが、電動のレールが動かなくなったという事でお伺いしました。
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やばいと思ってすぐにタチカワに電話したところ、ヨコタ製で在庫もしていないのでモーター部分だけも出荷することができないとのことでした。
タチカワの電動のレールは、ホームタコスを除いてヨコタ製で今は一切出荷することができない状態になっています。
次に行ったのが、これは当店が9年前に販売したタチカワの木製ブラインドの操作コードが切れかかっているのでみてほしいという依頼で伺いました。
(写真はクリックで拡大)
こちらはタチカワの純正で、操作コードは出してくれる事になりましたが、また取り替えにいかなければならないのです。
修理依頼が多いのですが、午後からはいい仕事もさせていただきました。
この現場の話は後日書きます。
さて、本題です。
ヨコタのシェードのメカを使っていたところは、倒産後商品の供給がなされないので、トーソーかタチカワかニチベイへの変更を余儀なくされていると思います。
そこで、トーソーとタチカワのメカ比較をしてみたいと思います。
当店では、ほとんどドラム式しか使わないためドラム式での比較です。
ニチベイは、シェード類にはあまり力を入れておらず、ストッパーが動かなくなるというクレームも多いのです。また、ニチベイ縫製で作られたメカは、いったんはずすと昇降の左右のバランス調整がひじょうにむずかしいのです。
今回は対象外にしました。
まずは動画をご覧ください。
右側がトーソーのメカで、左側がタチカワのメカです。
縫製は2台とも川島織物セルコンの純正メーカー縫製です。
住宅メーカーの仕事で、住宅メーカーが発注ミスをして、最初につくられたのがw530×h2550のサイズだったのですが、これでは納まらず、w500×h2550で作り直しました。
取り付けに行く前で当店に今、2台あるため、カワシマはトーソーメカを使っているので、当店でタチカワメカを用意して、生地を取り替えました。
縫製は川島織物セルコンで、いつも折りジワが強く付いていてあまりきれいとは思いません。シャープシェードではなく、プレーンシェードです。
動画はYou-Tubeをいつも使っていますが、会社のパソコンでは見られないという方も多いと聞いています。そんな方は個人の携帯で、このブログを読んでください。
携帯の検索で「イッキに書いても日記」と入力してもらえば私のブログがヒットします。
その中で、この動画も見ることができます。
どうでもいいが動画です。
真ん中の三角をクリックすると動画になります。
右がトーソーメカ、左がタチカワメカです。
ご覧いただいたように降りる時のスピードが違います。
トーソーメカ(右側)は早いです。タチカワ(左側)はゆっくりです。
これが大きな違いです。
上げるときは手動ですが、トーソーは音が静かで、タチカワは少しうるさいです。
一番上に上げた時のたまり部分で、持ち出している長さはブラケットの上からトーソーは52ミリで、タチカワが43ミリです。
今まではヨコタが一番短かったのです。
ブラケットの色はホワイト色では、トーソー(上写真左)はホワイトですが、タチカワはシルバーです。
タチカワのこのシルバーのブラケットよくないです。
施工性(取り付けやすさ)は、タチカワの方がいいです。
両端のリング付きテープの位置はタチカワは端から7センチ、トーソーは8センチの位置です。
私が見る限り、メカの性能でいけばトーソーもタチカワも大差ないです。
後は、仕入れ価格でどちらを使うかになってくるかと思います。
タチカワは、商品の勉強はしないけど、価格の勉強はよくやってくれます。
トーソーは、大きいところに対してはすごく弱気ですが、我々みたいな小さいところには強気です。
また、もう一つのブログに書こうとしているのですが、トーソーは住宅メーカーに対してはなすがままきゅうりがぱぱ状態で、なんでそこまで下手にでるのというぐらい弱気です。
ダブルシェード(ツインシェード)のトーソーとタチカワの違いはこちらをご覧ください。
https://blog.curtainkyaku.com/51870541.html
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