ヨコタ

レールの継ぎ足し

 

お子様の部屋のカーテンのご注文をいただいたお客様からレールを長く

したいと相談を受けました。

リビングにカーブレールがついていて、窓の端よりレールの長さが

短いのです。

キャップをみると「ヨコタ」と書いてあるのです。

ヨコタのカーブレール「セオリー」です。

ヨコタというメーカーは2010年に倒産したメーカーで今は部材は

取り寄せることができないのです。

本来、同じレールがあれば簡単にジョイントして先延ばしすることが

出来るのですができなかったのです。

 

15年前にリフォームされた時にリフォーム業者が取り付けたようなんですが

よくまぁこれで引き渡したなぁというレベルです。

 

それで、いまあるメーカーのよく似たものを継ぎ足しました。

カーテンは幸い少し長かったので端まで隠すことは出来ましたが

全部のカーテンを端まで寄せることはできません。

 

事前によく説明をしてお客様は納得済みです。

 

 

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20年前のヨコタのシェードコード式のストッパー交換

当店の場合、吊り替えのお客様がひじょうに多いのです。

データを取ると吊り替えの時期は11年から15年の間というのが一番多くて、その要因は

1)レースが破れた

2)メカものが壊れた というのがあります。

気分一新でインテリアを替えたいというのはあまりありません。

今回は20年振りの吊り替えで、レースが破れたのでドレープもシェードも交換することに

なりました。

BEFORE

dsc03611

dsc03612  dsc03615

この時は当店の施工ではありません。

 

AFTER

dsc03743

ドレープ(厚手カーテン)とレースも取り替えをして、レールはそのまま使って

フラットバランスと一緒に天井近くに付け直しました。

dsc03736 dsc03738

カーテンを天井近くから吊ると部屋が広く感じます。

シェードはヨコタのコード式が使われていまして、会社は6年前になくなりました。ストッパーの効き具合がよくなかったのです。

20年前の同じ部材のストッパーはなかったのですが、その後改良した部材は手に入ったので、

メカはそのままでストッパーと生地のみ交換しました。

dsc03732 dsc03731

上の写真の左はずっと以前のヨコタのコード式のストッパーでこれは

もう在庫はありません。

右の写真はその後改良されて6年前まであったストッパーです。

まだ少し在庫がありますので、うまく操作ができない場合はストッパーだけ

交換することができます。

 

普通のインテリアショップならば、「この商品はずっと前に倒産した会社のもので

部品はありませんので、全部変えないとできません。」というかもしれません。

当店は「エンドユーザーファースト」です。

なくなった会社の商品ですが、諦めずによこった。

ヨコタのシェードコード式 dsc03742

 

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修理 8年前取り付けのヨコタのシェードメカ

8年前に当店で取り付けたヨコタのメカ(生地以外の機械の部分)を使った

プレーンシェードが動かなくなったとお客様から連絡がありお伺いしました。

原因はシェードを降ろす時に何かに当たり、昇降コード浮いてドラムから

外れたのですが、お客様がご自身で直そうとされて、いろいろと触られた結果、

シャフト(レールの中にある棒)が曲がってしまっていました。

当店は、以前はよくヨコタのメカを使っていましたが、6年前にヨコタが倒産したため、

その後はトーソーのメカを使っています。

今は、ヨコタのメカの修理部材はなかなか手に入らない状態です。

 

そのため、お客様でヨコタのメカを使ったシェードの吊り替えがあった場合で、メカが不要に

なった時はメカだけ残しています。

今回はそれを活用しました。

メカの心臓部門のシャフトを、他のメカからの移植手術です。

シャフトだけ交換して、動くようになりました。

本来ならば、修理部材はもうないので、「全体を交換しないといけませんわ。」ということで、

お客様に多大な費用負担をお願いしなければならないところだったのですが、

中古部材で賄うことによってわずかな費用ですみました。

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 すべてはお客様のためです。

 

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1月はカーテンマイスターのお宅訪問月間

年末になると、修理依頼の電話・メールが多いのです。

年末は納品やらでバタバタで忙しいので、もう少し早く言ってくれるか、

1月にしてよと思っているのですが、お客様の立場になるとそんなわけにも

いかず、お伺いをしています。

当店でお買い上げいただいたお客様は、毎年年賀状でご案内していますように

1月は「カーテンマイスターのお宅訪問月間」となっていまして、

些細な修理依頼にもひじょうに良心的な価格でお伺いしております。

カーテンマイスターって誰よ? てか

ボクです。

ボクはカーテン屋の大 棟 梁 です。

こうりゃん(Korean)、違ったかな?

 

年末の12月25日26日で4件修理依頼に対応しました。

他店で購入されたヨコタのコード式のシェードでヨコタの、ストッパー不良に

よりとまらないとのことでした。

他店購入分は当店にはリストがないので、どこのメーカーのどんな

商品かわからないので、一度現場調査に行って部材を注文して

もう一度伺わなければならないのでけっこう高くつくのです。

普通はメールで写真を送ってもらったりして、事前にやり取りをして

部材を用意して1回で済むようにしていきますが、今回は

写真ではメーカーがわからなかったのです。

訪問するとブラケットの形状からヨコタのものだとわかりました。

すでに倒産したメーカーですが部材は手に入りますが、今回は持ち合わせて

いませんでした。

トーソーのパティナのストッパーは持っていたので、それで代用して

1回で納めました。

 2015-12-26 10.10.58

操作部分のストッパーの形状では、どこのメーカーかは

わからなかったのですが、ブラケットは昔から変わっておらず、

これをみて、ヨコタ製とわかりました。

ヨコタのものは、ストッパーと第一コードガイドが兼用されていて、

コロコロがついています。

それに対してトーソーのパティナのストッパーはコードガイドと別々で

コロコロがついていません。

トーソーパティナは少しゆるゆるですが、ヨコタのレールにはまります。

そこで、パティナのストッパーをひとつ分解をして、コロコロを現場で

つくりました。

ヨコタのコロコロ付ストッパー(下の写真)

2015-12-26 10.48.03

私の手作りコードガイド

2015-12-26 10.47.34 2015-12-26 10.47.27

これをストッパーのすぐ近くに入れました。

2015-12-26 11.00.03

コードも交換して完成です。

2015-12-26 11.11.52

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最近の修理物件(11)

 最近の修理物件(10)の続きです。

一番修理依頼が多いのがシェード類です。

しかし、シェードの場合は部品を用意していって現場で交換すれば

ほとんど解決します。

シェードのトップメーカーのトーソーのホームページはオンライン

ショップで部品のみの販売もしており、エンドユーザーの方でも

取り替えることができるものもあります。(メーカーの説明ページ

 

32)トーソーのコード式のシェードが止まらない

今は廃番になっているトーソーのパティナというコード式のシェードの

ストッパーに問題があって止まらないというのがあります。

10年ぐらい前の商品で、インテリア業界では大きな問題になっており、

私はインテリア業界のTPP問題といっています。

トーソーパティナぴったり止まらない。

 エンドユーザーもブログに自分で修理した話を書かれています。

そのタイトルが

「カーテン界のTPP問題に挑む! ローマンシェードカーテン不具合対策

以前は当店での販売では、トーソーメカを使っていなかったので、当店の

お客さまではこの問題は発生していないのですが、圧倒的シェアがありますので、

住宅メーカーや他店で購入されたものでは、トーソーが多くて、

当店でも部品を箱単位購入して在庫しています。

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 部品が1個700円(税別)で修理代が12000円(税別)

 

33)シェードのコードガイド割れ

お客様は7年前にオーダーカーテン低価格均一ショップ(インテリア業界で

いう1万円ショップ【万均ショップ】で購入されたシェードが

斜めになるとのことで伺ったところ、ツインコード式のコードガイドが

割れていました。

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(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでクリックすると

拡大します。)

このメカは使ったこともないし、みたこともないので、お客様に

購入店にきいてもらったところ、廃番になっていて部品はないとのこと

でした。

この部品がないと全部取り替えしなければならず、どうにか代用できるものは

ないかと思ったところ、使われているブラケットに覚えがあり、タチカワ

だろうと思いました。

タチカワに写真を送っても古いものははっきりわからないというのですが、

今のものを取り寄せると互換性があり無事交換できました。

いろんなところに歪がでていて、クリーニングも請けて縫製の修理も

させていただき、新品同様によみがえられました。

シェードの修理は、当店にクリーニングとともに依頼されると

安くなります。

別の窓では、上がりきって降りないというのがありました。

DSC06353 DSC06352

これも、どこのメカかはわかりませんでしたが、ストッパーを

外してほこりをとると、動くようになりました。

 

34)シェードの樹脂製のコードガイドが擦り切れでコードがはずれる。

DSC06355

シェードのストッパーの部分ですが、コードとの摩擦で樹脂が

削れて割れています。

これはどこのメーカーかわかりませんでしたが、購入店から思うと

中国製だと思います。

安いのには、それなりの理由があるのです。

購入時はわかりませんが、何年か経つと壊れます。

同じものが2台あったので、右と左のストッパーを入れ替えました。

クリーニングも依頼を請けましたので、これは他店購入分ですがサービスで

させていただきました。

 

35)ヨコタのコード式のシェードのメカが止まらない

お客様からサンゲツのシェードが止まらないから修理できますかと

メールがきました。

お客様はミドリ電化にあったカーテン専門店で購入されたのですが、

その店はもうなくて、近くの業者にみてもらってもどこの

商品かわからないとのことで、インターネットで探して当店に行きつき

ました。

サンゲツのシェードと書いてあったので、トーソーかと思ったのですが、

念のため、ストッパーの部分の画像を送ってもらったらヨコタでした。

ヨコタは数年前になくなったのですが、部品は当店の加工所に

ありましたので、それを取り寄せて現場で1回で交換できました。

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 修理代15000円(税別)と部品代。

お客様は気に入っておられるレースで、部品交換で修理できなかったら

全部取り替えなければならないかと諦めておられたので、たいへん喜んで

頂きました。

こういうブログを書くと、けっこう全国から問い合わせがありまして、

遠くから修理に来られますかとメールがきます。

当店は、小さな商いで支店もありませんので、動ける範囲の営業テリトリーで

しか承っていません。

現場主義で、必ず現場に行くことを基本としています。

 

 

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帝国ホテル大阪のカーテン

今日から仕事です。

久しぶりにのんびりと休みましたので今日はなかなかエンジンがかかりませんでした。

休み期間中は遠出もせず、ゆっくりしていまして妻と近くのホテルで充電したり

していました。

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ホテルでスマホの充電

仕事柄ホテルに泊まっても気になってチェックするのがカーテンです。

今回宿泊した帝国ホテル大阪のカーテンを紹介します。

お客様の中には、○○ホテルの部屋のイメージにしたいという方がおられまして、

大阪市内のシティホテルはほとんど泊まっています。

帝国ホテルも2回目で前回はオープンしたあたりの19年前に泊っています。

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↑朝   ↓夜

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レールはヨコタの電動レールです。当時のままで、その時は大阪では

ヨコタが帝国ホテルの電動レールを納めたことが業界では大きな話題でした。

それを見るために泊りに行きました。

電動レールでは当時はヨコタが一番優れていたと思いますが、その後

会社自体がなくなりました。

この当時の電動商品に比べると、今は数段よくなっています。

当時は気づかなかったのですが、よく見るとレールが左前に付けてあるのです。(部屋側からみて)

商売をしていますと「左前」というのはよくない言葉として使いますし、

着物も左前は亡くなったときの格好です。

普段使うカーテンレールの交叉ランナーも交叉レールも右が前なんです。

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レールはそのままでしたが、カーテンは19年前と変わったと思います。

裾の部分だけ25センチほど生地をボーダー仕様になっていました。

これの意図することはよくわかりません。

1)インテリア性なのか

2)裁ち切りを間違えたのか

3)生地が足らなかったのか

いずれにせよ、おもしろい使い方なので今度提案してみよう〜と。

 

たぶん、上部のボックスの奥の壁部分を隠すために生地を横使い

(ボーダー仕様)されているため、それと合わされたのではと思います。

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諦めずにヨコっタ 〜 プレーンシェードの修理

15年前に他店で購入されたプレーンシェードが止まらないということで

修理依頼の問い合わせがありました。

プレーンシェードが止まらないというのはトーソーのパティナというメカ(廃番)かなと

思って軽く請けて、現場に行ったところ見たことのないメカでした。

しかし、ブラケットに見覚えがあり、すぐに5年前に倒産したヨコタという

メーカーのメカだと思いました。

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(画像はクリックすると別のページに飛びまして、もう一度クリックすると

拡大します。)このブラケットがついているとヨコタのメカです。

 

そのヨコタのメカも5年前当時のコード式は、新しくなっていて、

今、現場についているのは15年前のもので、その前のものでした。

当然、在庫はありません。

 

しかし、独立して27年と360日、どこからも認知されていませんが

自称、窓装飾マイスターの私の嗅覚が働きまして、レールの形状を

みて、トーソーのパティナのストッパーが合うと判断しました。

 

パティナのストッパーを持って行っていたので、はめ込むと

これが汎用性があったのです。

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 4台取り替えました。

お客様は1年振りぐらいに、一人で窓をあけられるように

なったと言ってたいへん喜んでいただきました。

シェードの幕体の方も15年前のものですが、毎年洗われていて、けっこうきれい

なんのです。

 

実は取り替えたトーソーのパティナも廃番品なのです。

でも、これも止まらないという問題が多く発生しており、交換用のものが

メーカーとして在庫があると思います。いつまであるかはわかりません。

トーソーのパティナのストッパーでも下の写真のように3つ●のもの

大丈夫です。

トーソーパティナ

古いものは無印、1つ●、2つ●になっています。

 

お客様に、取り替えたこのストッパーもすでに廃番になっているんですよというと

「じゃ、余分に4個頂戴」と言われました。

お客様の方で、次回止まらなくなった時のために部品を在庫しておくと

おっしゃるのです。

 

おいおいおい、

 

すでに14年お使いで、新しくストッパーを交換したので、さらに7〜8年は

大丈夫なんですけど、・・・・

 

まぁ、大事に使っていただけるのはうれしいということで、持っていた

ストッパーを販売しました。

 

この部材は1個700円です。

取り替え手間代が24000円です。

 

窓装飾マイスターしか知らない耳寄りな話。

ヨコタの電動カーテンレールのモーターが壊れて動かなくなった場合は

もうなくなったメーカーで在庫はないんですが、実はナスノスの

電動カーテンレールのモーターに汎用性があるのです。

 

諦めずにヨコ

 

 

認定窓装飾プランナーのいる店

「4月10日はインテリアを考える日」

 

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