9月4日のブログに書きましたケルヒャーのスチームクリーナーを使っていますがなかなかいいです。
床掃除もきれいになりまして、床がすべるような感じになります。たぶん、これで吊っているカーテンやブラインドの掃除もできると思いますので今度実験してみます。
さて、本題です。
トーソーのブラインドと低価格良質のバーチカルブラインド、プリーツスクリーン、ロールスクリーンの商品である「コルト」が10月1日より発売されます。
ブラインド業界ではタチカワとニチベイの2社で市場の80%近いシェアがあり、トーソーはかなり後れていました。
以前は18ミリ幅のブラインドがあり、他社との差別化を図っておりましたが、いつのまにか廃止になり、特徴的な商品としては遮熱スラットだけだったのです。
それが、今年になってタチカワ、ニチベイとも遮熱スラットを出してきたため、元祖であるトーソーがすっかり忘れられていたのです。
今回の目玉は光触媒遮熱スラットです。
光触媒遮熱スラットは、光触媒で汚れ、悪臭を分解して清潔を保ち、有機物を分解、抗菌・消臭効果を生み出します。また、遮熱で夏の室内温度の上昇を抑えながら省エネ効果も期待できる画期的なスラットです。
光触媒は以前にニチベイのブラインドで実際に長期間にわたって照射実験を独自でやったことがありまして間違いなく効果があります。
時間の経過とともに汚れ具合がぜんぜん違ってきました。
光触媒はおすすめです。
遮熱スラットに関しては、私はブログにも書いていますが効果のほどはあまり信用していません。
参考ブログ
7月27日のブログ「そんなに効果が期待できない遮熱ブラインド」
7月22日のブログ「遮熱ブラインドと木製ブラインドとではどちらが遮熱効果があるか」
4月18日のブログ「遮熱ブラインドは効果があるか」
こちらをお読みください。
トーソーは今回、下のデータを見本帳に掲載しております。
遮熱効果:夏季4ヶ月(6~9月)における電気料金削減シミュレーション |
■モデル住宅内 リビングルームの窓3面での比較 | ■モデル住宅内 全19窓での比較 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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※遮熱スラットと一般スラットの日射熱取得量の差を電気量に換算し比較しています。 ※遮熱スラットは一般スラットと比較して削減額が大きく、省エネに貢献します。 |
・計算プログラム:
・気象データ: |
住宅用熱負荷計算プログラム |
・ガラス仕様: ・冷房設定温度: ・空調機能力: ・電気料金単価: |
複層ガラス(3+12+3mm) 27℃ COP=2.5 22.86円/kWh(従量電灯B) |
遮熱ブラインドをつけることによって、どれだけの電気料金削減ができるかのシュミレーションです。
リビング3窓に遮熱ブラインドをつけたら、普通のブラインドより4ヶ月間で440円お得ですということです。
シュミレーションの条件でも、前回の見本帳では空調機能力 COP=2.2で計算していたのを今回は COP=2.5に馬力アップしてシュミレーションをしておりますが、比較的わかりやすい謙虚な資料だと思います。
しかし、この資料では室内の温度が何度下がるのかがよくわからないのです。
何度下がるから4か月で440円お得ですというのがあるはずなのにそれを書かないのはおかしいでしょう。
ニチベイのデータによれば、グレー系の遮熱スラットで、窓から1M離れれば普通のスラットに比べて0.3度温度に差がでると書いています。
ホワイト系ならばほとんど差がでないとも書いていて、もっと窓から離れればその差はさらに小さくなるとも書いています。
こんなもんでしょ。 ほんまにもう~
今回のトーソーのブラインドは、そんなに目新しさはありません。
ブラインドといえば、今はタチカワでしょう。
色数の豊富さと機能面の充実さは他社を圧倒しています。
ブラインドはタチカワがおすすめです。会社名も立川ブラインド工業ですから。
ロールスクリーンはやはりニチベイでしょう。
ロールは他社が1年間しか保証していない中で、ニチベイだけは3年間のメーカー保証をしています。これは商品に自信がある表れでしょ。
トーソーに「トーソーといえば何ですか」と聞いたところ、カーテンレールは
圧倒的なシェアを持っているので、トーソーイコールカーテンレールは当たり前なんですが、それ以外にはなんでしょうか?
答えは「ローマンシェード」
そうなんです。当店ではあまり使っていませんが、シェードではトーソーが圧倒的なシェアがあります。
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