防寒カーテン

川島織物セルコンの新商品「脱着可能裏地リバーシブル仕様」

 川島織物セルコンが8月1日に新しい見本帳の「フェルタ」を発売しました。

今回は時代を反映して、カーテンスタイルで「ECOな暮らし」を提案しており、見本帳の説明会でも一番最初に説明されたのが脱着可能なリバーシブル裏地です。

 

 この商品は今回の目玉のようですが、私は疑問に感じていまして説明会のあとのツイッターでつぶやいているようにリバーシブルにしても効果がないのではと思っています。

 川島織物セルコンがいうには、この商品は後から取り付けられる1倍フラットの裏地です。
当店でも6年前から「うらだ」という商品名で提案しているものと同じ発想です。

しかし、川島織物セルコンは一流メーカーです。

我々と同じレベルでは提案しません。

ひと工夫されていて、片面はシルバーで熱を反射するようにしてあり、もう一面は黒で熱を吸収するようにして、夏と冬を裏表交換して取り付けましょうと提案しています。

さすがに川島織物セルコンは提案力が違います。

 私は、この川島織物セルコンの提案である「夏と冬に裏表を取り替える効果」に疑問を感じておりまして、新作発表展示会のときに、その効果について質問をしました。

そしたら、誰も答えられず、「宿題にさせてください」となりました。

その宿題も夏休みの宿題のように勘違いされたのか、なかなか返事が来ないので催促してやっと先日回答がありました。

 フェルタの見本帳には書かれています。

表地のカーテンに取り付け、取り外しが可能な両面使いのリバーシブル裏地縫製仕様です。遮光性と共に、裏面をシルバーにすれば夏の遮熱効果を、ブラックにすれば冬の保温効果をそれぞれ高めます。

説明書には

夏のお勧めー銀色の面を窓外側に向けてご使用ください。
太陽光に含まれる熱の元となる赤外線を反射させることで、冷房効率を高めます。

冬のお勧めー黒色の面を窓外側に向けてご使用ください。
カーテン表地と裏地の間に空気層ができ、保温効果が上がり暖房効率を高めます。

と書かれています。

 川島織物セルコンがいうようにシルバー面は、夏は赤外線を反射し、冷房効率を高めます。冬は黒面を窓外側にすれば、カーテンの裏地と表地の間に空気層ができ、保温効果があがりますが、これは窓外側にシルバー面でも空気層ができて保温効果があがるのです。

黒面を窓外側にしたからといって、シルバー面より効果があるというのは、太陽が照っているときで日射を吸収したときです。

川島織物セルコンに言わせると生地だけのシュミレーションで10%程差があるらしいのです。

でも、これは裏地として吊った状態ではなく、空気層は考慮されていません。

そして、冬の保温性を求めるのは太陽の照っていない夜です。

冬の昼間に裏地付きのカーテンを閉めて保温を求めるのではありません。太陽が照っているときならばカーテンを開けておいた方が暖かいのです。

 

裏地をつける効果は空気層ができますので保温性という点で大きいですが、
冬の夜の太陽が当たらない時に、裏地でシルバー面を窓外側にしようが、黒面を窓外側にしようが保温性の効果はほとんど変わりません。

 川島織物セルコンも「差異はない」と認めておりますが、今回の見本帳の説明会でいの一番にリバーシブル仕様のエコ裏地を説明して、冬夏を裏地を取り替えましょうと言っていました。

私どもが提案するレース用のフラット遮熱裏地を冬場にレースから外してドレープの裏地として取り付ける方がリーズナブルで効率的です。

 どうしんだろうか?川島織物セルコン

大阪の説明会でも、東京、名古屋とあって大阪3日目でしたが、営業員は誰一人関心がありませんでした。

 川島織物セルコンは1年前あたりからカーテンを見つめておりません。

カーテンの向こう側ばかりみています。

何をみているかって?

それは察しサッシ)がつきます。

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マリメッコ「カイボ」を取り付けました。

4月から一人暮らしをされる大学生の部屋にマリメッコのカイボ(KAIVO)で1.5倍使いの1ッ山で裏地付き(3重裏地)で取り付けました。

6畳の殺風景な部屋ですが、カーテンひとつで大きく雰囲気が変わりました。

マリメッコの生地は薄い綿が多いので裏地を付ける事をお勧めしています。

当店のオリジナル裏地は只今半額セール中です。

こちらの現場は、お客さまが寒がりということで、裏地との間にインナー(インター)ライナーをいれて3重カーテンにしています。

 裏側から撮った写真です。白いのが中綿でインナー(インター)ライナーです。
これをつけることによって断熱効果がかなりアップします。

一人部屋の寒さ対策にいいです。

 

 

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吹き抜けに天窓カーテン取り付けました。

ふんばろう東日本支援プロジェクトのミシンでお仕事プロジェクトでハギレのご提供のお願いをしたところ、ファブリックメーカーの住江織物、川島織物セルコン、フジエテキスタイルからもご協力のお話をいただき、また同業の方からも申し入れをいただきました。

ほんとにありがとうございます。

12月17,18日のワークショップでは、新規で講習を受けられる方が対象で、2日間で100名の予定です。

まだまだ、、材料を必要としていますので引き続きご協力をお願いします。

 

さて、本題です。

冬の寒さ対策で、吹き抜けをなんとかしてほしいという依頼がたくさんあります。

寒さ対策=節電で、今朝のNHKのあさイチという番組で「冬の快適節電お得術」という特集をやっていました。残念ながら観ることができませんでした。

概要はこちらです。

吹き抜けの寒さ対策は、夏場は不要のため外したいし、あまりお金をかけずにリーズナブルにやりたい。それでいて見栄え良くやってほしいという声が多いのです。

そのため、現場をみてどうするのかを考えなければならなくて、企画された商品もありませんし、それぞれ現場に応じてやり方がちがうのです。

それが私どもの仕事ですが、先日は現場に行ってアイデアを伝えて、このようにやりますとして見積したところ、取付け部材はホームセンターで買って自分でやるから生地だけ縫製して送ってとなりました。

取付けには、一応ノウハウ料みたいなものがあるのですが、なかなかシビアなエンドユーザーもおられます。

今回の現場は夏場外した時の見た目とお施主さんが自由に簡単にとりつけられることを重視しました。

 

 

リビングの上が吹き抜けになっていまして梁があります。

 

周り縁の下にサイレントグリスの薄いレールを取り付けました

それに風呂敷のように縫ったカーテンを引っ掛けました。

 

出来上がりです。

上の写真は2階からみたところです。

下の2枚は下からみたところです。

レールに生地を引っ掛けているだけなので、簡単に着脱もできます。

 

 

11月29日の読売新聞朝刊に掲載されました。

 

 

今朝の読売新聞の近畿版・中国・四国版の19面くらし・家庭欄に「冬の節電・窓対策」の特集がされていて、取材をうけたことが記事になっています。

(関東・中部・東北・北海道・九州版には掲載されていません。)

取材内容としましては、今生活されている中で気軽に節電方法を考えるというのがテーマだったので、後からとりつけることができる1倍フラット裏地のことをお話しました。

当店では「うらだ」という名称で早くから販売しておりますが、最近は「後付け裏地」としてホームセンターで既製サイズでリーズナブル価格で販売されています。

こちらをお読みください。 http://www.curtainkyaku.com/proposal/heat2.html

裏地をつける事により、空気層ができまして保温力が向上します。

また、冬場は昼間の太陽熱を室内に取り入れて、夕方早めに厚手カーテンを閉めるのが一番効果的です。

この夏、遮熱レースをご購入された方は冬場は透け感のあるレースに取り替えましょう。レースは夏冬とりかえることが経済的で節電になります。

 

 

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冬の節電対策に後から取り付けることの出来る裏地

 関西電力管内では12月19日より3月23日まで一般家庭でも10%の節電が求められています。

窓対策としては、裏地付きのカーテンや三重カーテンにして空気層をつくることが、外の冷たさを断熱して、中の温かさを保つのには一番いいのですが、今お住まいで、すでにカーテンがついていると新しく作り替えるのにはけっこうな金額がかかります。

 そこで、簡単にできる方法としては、後から取り付ける裏地というのがあります。

当店では「うらだ」という商品名で早くから販売しております。

 

これは今付いているカーテンに後からつけるフラットな裏地です。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://blog.curtainkyaku.com/51940548.html

これをつけることによって新たに空気層ができまして保温効果が高まります。
金額もそんなに高くはありません。

 

 

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関西電力の節電のお願いにカーテンが取り上げられてます。

先日、関西電力の検針のときに「ご家庭における今冬の節電のお願い」というチラシが一緒に配られていました。

 その中で「暖房の節電対策として」

「窓には厚手のカーテンを掛けてください」

書かれていました。

 夏の節電にはインテリアメーカーは、その効果として「遮熱レース」や「遮熱ブラインド」をPRしていましたが、政府や東京電力の啓蒙チラシには一切書かれていませんでした。

 

チェックシートには

 厚手のカーテンを掛けることによって節電効果は1%削減となっています。

これは、普通にカーテンを閉めただけで1%の削減になるということです。

カーテンに裏地をつけると、川島織物セルコンのチラシによれば、その効果は約6倍になります。チラシによれば最大13%の省エネとなっています。

カーテンに裏地をつけると節電効果はさらにアップします。

 

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蓄熱保温レースは効果があるのか

関西地区では、関西電力が10%の節電を求めており、冬の節電が夏以上に重要になってきています。

インテリアメーカーにおいては、夏は千載一遇のチャンスとばかり、いろんな商品をだしてPRしていましたが、冬の節電に関してはあまりPRしてきません。

その中でアスワンが蓄熱保温レースとというカタログを持ってきました。

 

 

私も夏場に、冬の節電対策商品を探し求めており、ネット・通販ではこれらの商品をはんばいしていましたので注目をしていました。

メーカーも見つかり、商品をみて、求めていたものとは違ってかなりがっかりしていたところにアスワンが業界初ということで「蓄熱保温レース」を新しく出してきました。

結論からいうと私はこの商品は効果がないと思っています。

確かに素材は蓄熱保温するのかもしれませんが、カーテンとして使ってこれによって部屋が暖かくなるかといえば否だと思います。

衣服として使うならば、肌に触れるので暖かくなる効果はあるかもしれませんが、カーテンとして使って、そのカーテンが熱をもったところで部屋を暖かくするとは思えないのです。

例えば、ユニクロのヒートテックなんかも同じ原理だと思うのですが、肌に触れているから暖かいのであって、この商品をカーテンがわりに窓に隙間なく吊っておいたら部屋が暖かくなると思いますか?

私どもとしては部屋が少しでも暖かくなり、暖房温度が下げてもよい商品を求めているのです。

 それと、透け感があまりなくて暖かい陽射しを室内に取り入れることができないのです。

 

アスワンからカットサンプルを頂いて透け具合をみました。商品によって多少違いますが室内からは外が見えにくいのです。

そうなると遮蔽性があり、外からの暖かい陽射しが入りにくいのです。

私は、冬場はもう少し透け感のあるレースにして、昼間はレースだけで光を取り入れて夜は厚手のカーテンを早めに閉めて暖かさを外に逃がさないようにする方がいいと思います。

夏、遮熱レースをご購入された方は、冬は透け感のある明るいレースに取り替えましょう。

レースは夏用冬用の2組作って毎年取り替えるのが効果的でインテリアも楽しむことができます。

 

 

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