今年の夏は「ラニーニャ現象」でたいへん暑かったです。
その年は冬がひじょうに寒いと言われています。寒いからといって室内の温度を上げればいいというものではなく、政府では、地球温暖化防止のため暖房時のオフィスの室温を20℃(政府は19℃)にすることを呼びかけています。


当店では、京都議定書による温室効果ガス排出量6%の削減を目指す国民プロジェクトである「チームマイナス6%」私はチーム・マイナス6%ですに一昨年から参加しておりまして、私共の立場でなにかできることがないかと考え「ウォームビズカーテン」をつくりました。


 


通常のカーテンに裏地を付けてポリエステル素材の中綿(インナーライナー)を入れて3重構造にしています。そのため、保温性が高く省エネになります。
北欧ではよく使われているものです。日本では馴染みがなくあまり知られていませんが、省エネ効果がありますので、当店では『ウオームビズカーテン』としてリーズナブル価格にて提供しています。


一昨年、飛騨高山の同業者がこのウォームビズカーテンを取り付けて、取り付け時に実験したところ、カーテンがあるのとないのとでは4℃違いました。


価格も、グローバルなことを思い地球温暖防止のために出来るだけ協力する意味でリーズナブルに設定しました。


1.5倍使いで巾180×丈200㎝で22470円です。


注意)ウォームビズカーテンという名称は私がつけたもので、他店では通用しません。専門店ならば3重カーテンといえばわかると思います。
インナーライナーという言葉も私がいっているだけで世間では通用しません。メーカーはインターライナーと言っています。コートの取り外しできる裏地のことをインナーライナーといいまして、こちらの方がユーザーにわかりやすいと思いました。


当店で作成したチラシ表(画質はわざと落としています)



 


チラシ裏



 


付録です。


この商品に防音(遮音)効果があるかどうかも実験しました。5キロ缶の茶箱に携帯電話を入れて着信音を鳴らし、ウォームビズカーテンを掛けた時とそうでない時の音の違いを調べました。
感覚的なものですが、音はかなり低減されます。しかし音は聞こえますので、カーテンで防音(遮音)効果があるということは言わないようにしました。


 


 


 


 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です