防寒カーテン

レース用後付けフラット裏地は寒さ対策に効果的

ガソリンが安くなってきました。

attachment00私がいつも入れているところは107円ですが、ニュースによれば90円台に

なっているところもあるようです。

ニューヨークの商業取引所では1バーレルが30ドル割れ(1リットルで22〜23円

ぐらい)まで下がってきていますので、本来はもう少し安くなっても

いいかと思います。

 

さて、本題です。

 

5月に暑さ対策で、レースに後から取り付けられる遮熱用フラット裏地

「シャネットうらだ」を取り付けたお客様の紹介で、この冬に

同じものを取り付けました。

以前のブログはこちらをお読みください。

紹介していただいたお客様は、夏の遮熱対策にも効果的だけど、冬の

寒さ対策にもすごくいいとおしゃっていただき、同じマンションの

お友達の家にもつけることになりました。

同じマンションなので、比較しやすく、この季節に部屋の暖かさが

ぜんぜん違うと言っていただきました。

 

「レースに裏地って?」

 

あまりされていないことなんですが、夏場の遮熱裏地は

効果があるのはよくわかっていて、当店ではよくやっています。

これは、裏地をつけることによって、生地と生地の間に空気層ができて

断熱効果が高くなるため、冬も暖かくなるのは理論的には間違いは

ありません。

但し、レースの透け感が減りますので、冬の直射日光を取り入れられなく

なることが問題なので、私はレース用の遮熱フラット裏地を冬場は

ドレープに裏地として使うようにしましょうと提案しています。

 

こちらのお客様は2件とも手前にドレープ(厚手カーテン)はなく、

タテ型ブラインド(バーチカルブラインド)だったので、

レース用の裏地は、冬の寒さ対策に効果的だったようです。

最初についているレースは、マンションのオプション販売会で

購入された川島織物セルコンの1,5倍使いのミラーレース。

それに後付けのフラット遮熱裏地をつけました。

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寝室はクリエーションバウマンの遮熱レースがついていました。

それにアルミ蒸着のフラット遮熱裏地「シャネットうらだⅡ」

取り付けました。

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今回のケースはドレープ(厚手カーテン)がなかったので、レースに

裏地をつけることによって、冬の寒さ対策にすごい効果がありました。

これは、空気層が出来たから断熱効果が高くなったのです。

このように、裏地をつけると金額は高くなりますが、いろんなメリットが

あります。

ドレープ(厚手カーテン)には裏地をつけましょう。

当店では、オリジナル裏地は、通常価格の半額ですごくリーズナブルに

提供しています。

 

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寒さ対策にリビング吹き抜けに可動式天幕を取り付けました。

今年は暖冬らしいのです。

ここ2日はこの季節にしてはひじょうに暖かいです。

小売り店をしていると夏は思い切り暑く、冬はめちゃくちゃ寒くないと

商品が売れないのです。

オーダーカーテン屋にとりましては、季節商品をアピールするために

季節ごとに展示サンプルを変えることはあまりないのですが、

この季節は寒さ対策商品がよく売れます。

特に当店の場合は、吹き抜けの施工例をブログにたくさん書いていますので、

全国から問い合わせがきます。

この商品はメーカーのカタログに載っているような商品ではないので、

現場をみて考えてつくっていますから、営業テリトリーの範囲でしか

お受けしていません。

でも、専門店ならば簡単に作れる商品なので、今回は当店が使って

いる部材について説明をしておきます。

専門店の方はこれを盗んでさらにいいものをお近くのエンドユーザーに

提案をしてやってください。

吹き抜けの寒さ対策でお困りの方は、近くの専門店にこのブログを

みてもらって、こんなのはできないかと聞いてみてください。

 

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これは以前に書いたブログをみてご注文を頂きましたので、同じやり方です。

大きさが261㎝×261㎝で、天幕の商品をシステム化しているサイレントグリス

に聞いたところ、巾が250㎝超えるのは無理といわれたのですが、

私の今までの経験からしてできるだろうとおもって作ってみました。

イメージとしては

シャープシェードガイドレール付きコードレスタイプ水平移動という感じ

です。

【ここからは専門店向け】

ガイドレールはトーソーのスイートというレールを使っています。

レールを下向きにつけるのがよく滑っていいのですが、スイートの

シングル正面付けブラケットを使うと壁から4㎝ほど飛び出すので

ブラケットはニューリブの吊り金具Bを使っています。

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そうするとレールが下向きで壁にくっついたような付け方になります。(POINT1

(画像はクリックすると別のページに飛びまして、さらにクリックすると

拡大します。)

スイートの先頭には片マグネットランナーを入れると、閉めた時に

戻りがなくてぴたっと止まりますが、磁力が強いので、マグネットに

セロテープを4枚重ねて貼って磁力を弱めます。(POINT2)

レールのランナーには生地に縫い付けたリングをSカンで引っ掛けます。

生地に縫い付けるリングはシェードのリングのような樹脂のようなものは

紫外線に弱いので金属のワッシャーのようなものを使います。(POINT3)

ヘッドレールはサイレントグリスのベルクロ付レールを使っています。

取り付け方は下向きで、トーソーのニューバランス天井付けシングル

ブラケットでつけています。

2015-12-10 10.20.12

シャープバーはトーソーのプルーレを使っています。

色がウォームホワイトで透け感のあるレース地でもあまり目立ちません。

先頭はニチベイのロールスクリーンのウエイトバーウォッシャブル

タイプを使って生地を巻き込んでいます。

引っ掛けるところは、メタルグリップです。

これが伸縮棒と相性がいいのです。

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この操作用の伸縮棒はトーソーのプリーツスクリーンの天窓用の

しおりの操作棒ですが、すでに廃番になっていて、トーソーは完売しており

在庫はないです。

当店にはあと6本在庫がありますので、先着6名さまにはこれを使わさせて

いただきます。

生地は五洋インテックスのSL109-02を使っています。

あとは、ウエーブ感をどのぐらい持たせるかが重要です。(POINT4)

これは専門店の腕の見せ所です。

 

 こちらの現場で、私が工夫したところは開けた時のたまりが、垂れ壁から

下にはみ出ないようにすることと、

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閉じた時に吹き抜けの窓について

いるバーチカルブラインドの下に触れないようにサイズをきちんと

出すことでした。

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【12月22日追記】

追加で、キッチンとダイニングの間仕切りにハニカムスクリーンの

注文をいただいたので、取り付けに行って感想をききました。

開口一番

「すごい」と言われました。

凄く効果があって、薄いレースなので心配をしていたけど、下に

いても冷気をまったく感じなくなったといっていただきました。

閉めていても圧迫感がまったくないとのことです。

「12年間なんで我慢していたんだろう、もっと早くにすれば良かった」

とまで言っていただきました。

 

 

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寒さ対策 カーテンの隙間風を防ぐ

寒くなってきました。

寒さ対策の続きで11月11日の日本経済新聞の土曜日版NIKKEIプラス1の

記事より

NIKKEIプラス1冬の隙間風を防ぎたい

「冬の冷たいすき間風を防ぎたい」ということで、ドアの前に自作の

クッションを置くと効果があるという内容です。

ドアと床のすき間から入ってくる風を防ぐためで、ヨーロッパではよく

使われているそうです。

これはカーテンと床のすき間風にもあてはまりまして、これが意外と

冷たくて、これを防ぐことによって部屋の暖かさが違ってきます。

この風のことをコールドドラフト現象といいます。

コールドドラフトというのは、窓辺で冷やされた空気の固まりが

暖房によって下降気流となり部屋を駆け抜ける現象のこと。

 

これを防ぐにはカーテンと床のすき間をなくすことです。

以前にこんなのどうですかというブログを書きました。

「ほっとスルー」

この問い合わせは全国から4〜5件ありましたが、新たにつくるとなると

高くなるので受注にはいたりませんでした。サンプルを差し上げて

お客様には喜んでいただきました。

今年はジョイントマットを敷いたらどうですかというブログを書きました。

これは、よく売られているジョイントマットをカーテンの下に敷くだけです。

必要でない季節は分解して保管しやすいです。

05817 58031

05815 5811

以前のブログをもう一度読んでください。

これは簡単です。

窓に立てることもできます。

 

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寒さ対策 裏地をつける

11月19日20日は東京ビッグサイトで行われたジャパンテックスに

行ってきました。この話はまた後日書きます。

まずは「寒さ対策」の話の続きです。

11月11日の日本経済新聞の夕刊の記事です。

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「住まいナビ」という特集で「冷気を防いで、家ぽかぽか」という

事が書かれています。

電子版はこちら

記事の内容は窓から入り込み冷気はカーテンを工夫して抑えることが

できるということで、インテリア大手のサンゲツの山岸亜希さんが

アドバイスしてくれています。

「ひだの部分が多いものや窓をしっかり覆えるサイズのものを選ぶと冷気を

防ぎやすい」とのこと。

その通りです。

生地も厚い方が効果が高まるものの、それだと夏場に向かない。

季節ごとにカーテンを替えるというひとはなかなかいない。夏にも

使うことを考えると裏地を取り外せるタイプも選択肢になるとのこと。

 

この文章を読むと、着脱可能裏地をして、夏は裏地を外した方が

いいというように捉えられるのです。

 

そうじゃないです。

夏にも裏地をつけているカーテンは断熱効果があり、夜はエアコンが

効いた部屋は、外に冷たさを逃がさないし、昼間留守の場合、閉めておくと、

部屋の温度は上昇しにくいのです。

夏場も着脱裏地はつけていていて問題はありません

また、写真のキャプションで

「裏地を自由に着脱できるカーテン販売されている」と

書かれていますが、これだと裏地を自由に着脱できないカーテンも

あるように思えますが、すべてのフックのついているカーテンには

あとから着脱裏地がつけられます。

縫込みアジャスターフックでも、フラットカーテンでも

大丈夫です。

当店のホームページはこちら

簡易フラット裏地「うらだ」と当店では命名しています。

参考ブログは こちら です。

 

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寒さ対策 リビングの階段に間仕切りカーテンを取り付ける

寒くなってくると、寒さ対策でリビングの階段の開口部や吹き抜けに

なにかを取り付けてという依頼が多くなります。

昨日のブログは吹き抜けに可動式天幕を取り付けた話をかきましたが、

今日は階段のところです。

階段のところは、よくロールスクリーンを取り付けたりしますが、

必要のない季節は取り外しができるという点ではカーテンや

のれんはおススメです。

今回はカーテンを取り付けました。

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開口部の上部が上の写真のようになっていて、普通にレールを取り付けると

隙間があくので、トーソーのネクスティのカバートップを使い、

に蓋をしました。

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(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度

クリックすると拡大します。)

 

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 今日はこれから東京出張でJAPANTEX2015を見に行ってきます。

 

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寒さ対策 吹き抜けに可動式天幕を取り付ける

当店では、店内で無線LANでWi-Fiに繋がるようにしているのですが、

先日壊れましてルーターを取り替えました。

DSC09696その見積を以前に工事をしてもらった近くの専門店に頼んだのですが、

ルーターは18700円、設定費が12000円、諸経費10000円+消費税の

見積が来ました。

設定費は技術者が動くので仕方がないとして、18700円のものを買って

諸経費10000円とは何事ぞ!!

我々の仕事に置き換えれば、近くにブラインド1台の注文をいただいて、

ブラインド1台が18700円、取り付け費12000円、諸経費10000円というような

もので、これじゃお客様を納得させることができません。

あり得ない〜〜

ルーターをネットで調べて購入すると13500円で手に入ることは

わかったのですが、見積を取ったところは電話工事もしてもらったところで、

今後の付き合いもあり、見積でどのルーターがいいのかも教えてもらった

ので、少々高いのですが、ルーターだけはここで買い、設定はこちらで

しました。

逆の立場でいうと、カーテンの見積を当店で取って、

商品の番号がわかったらネットで調べて、ネットの方が安いからと

いって、そちらで買うお客さんって嫌ですからね。

ルーターの設定は問題なくできました。

当店店内は無線LANでWi-Fiが利用できます。

 

さて、本題です。

 

ここ1か月ほぼ2日に1回の割でリビングの吹き抜けの寒さ対策で

見積もり依頼が全国から来ました。

当店は大阪市内にある小さな会社なのでフォローで行ける範囲でしか

やっていません。

ネットでの販売もしていませんので、メールでの見積もり依頼もすごく

時間がかかります。

こちらのお客様も、昨年の12月16日に実測に行ったお客様で順番を

待ってもらっていました。

ちゃうちゃう、失礼しました。

昨年行ったのですが、見積が少し高くて決まらずで、ひと冬は

我慢されたのですが、昨年寒くて、今年早めにご注文いただいた次第です。

2142㎜×2590㎜の開口部の吹き抜けで可動式の天幕をつけました。

当店のアイデアも少しずつ進化してきていまして、ひじょうにスムーズに

可動できるようになり、もう少し大きな窓でも設置できるノウハウも

得てきました。

これは、メーカーのシステム化させた商品ではなく、いろんな部材を

集めて現場で組み立てて作っています。

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DSC09677

上からみると

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納まりは

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(画像はクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度クリック

すると拡大します。)

伸縮棒で開閉させます。

DSC09674

 

 

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カーテンと床の隙間風対策にジョイントマット

6月1日から第2回窓装飾プランナーの資格試験の受付が始まっています。

今年は2回目ですが、まったく盛り上がっていません。

窓装飾プランナーポスター主催者側の日本インテリアファブリックス協会(NIF)はポスターを作ったり

していますが、これはどこに貼るのという感じです。

窓のおしゃれのプロになる。」というキャッチコピーで、窓に背を向けたポスター

ですが、

私は「窓を見つめるおシャレ好きのプロです。」

 

この1年、国民向け(エンドユーザー向け)に広報活動をしていないので、

まったく世間から認知されていないのです。

このポスターはNIF加盟企業の各支店の社員の更衣室に貼るのならば

意味があるのでしょうけど、こんなポスターをつくるのならば有資格者のいる

専門店向けのポスターやのぼりで「窓装飾プランナーのいるお店」というものを

つくってくれた方がエンドユーザーにアピールできるのでもっと効果があると

思うのです。

 

さて、本題です。

インテリアは先取りの業界で、今は秋冬向けの展示会が行われています。

当店でも、今は秋からの商品を考えています。

当店で販売する商品でないのですが、冬場のカーテンと床からの隙間風を

防止する提案を考えました。

ずっと以前に「ほっとする〜」というものを提案をしました。何件か問い合わせは

ありましたが、新たにつくるとなると高くなって売れませんでした。

 

今回のものはリーズナブルで簡単です。

 

お客様のところに実測にいった時はなかったのですが、取り付けに

行ったときに「ジョイントマット」が敷かれていたのにヒントを得ました。

このジョイントマットは小さいお子様がおられるご家庭に敷かれている

事が多くて、お子様の安全性や吸音効果があります。

また、床を保護する効果もあります。

意匠性はあまりないのでお子様が小さい間の数年間だけ敷かれるという商品です。

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(長さ8m10㎝の窓ですが、簡易型形態安定加工をしていますので

ヒダがきれいにでます。)

CIMG9868_R

このジョイントマットの厚さが12㎜あります。

実測の時はなかったので床からレースは15㎜上がり、ドレープは

10㎜上がりで作っていました。

レースはギリギリつかなかったのですが、ドレープはこんな感じになりました。

CIMG9878_R

これにヒントを得まして、このジョイントマットを冬場だけ、床と

カーテンの隙間に敷けば、そこからの冷気を防ぐことができるのです。

そこで、ジョイントマットをネットで購入して店内展示サンプルで

実験をしました。

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 上の写真は今の展示状態

そこにジョイントマットを30㎝角のものを7枚敷きます。

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隙間はなくなります。

これはネットで購入しまして厚さ12㎜で30㎝角のものが18枚で1580円(税込)でした。(送料は別)

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(なにやら会社での徹夜仕事時の仮眠用マットになりそう)

私が買ったところはここ  12㎜厚で1枚当たり82円(税抜)

ここは木目調のものもあります。

ネットで調べた限りでは最安値はニトリのオンラインショップですかね。

厚さは9㎜ですが30㎝角で9枚で476円(税別)というのがありました。→1枚当たり53円

厚さは9㎜ですので、二段重ねしなければ隙間があくとなると、

「安物買いの銭失い」になりますので気をつけてください。

 

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