木製ブラインド

木製バーチカルブラインドを取り付けました

メカもの商品では、夏場の省エネ効果が一番高いのは木製のブラインドです。木製は熱伝導率が低いため遮熱効果があります。

今回取付けたのは、タテ型の木製ブラインドで、東京ブラインドの商品で国産杉無塗装です。

天然杉を使っていまして、ひじょうに温もりがあります。厚さ6ミリの無垢の一枚板で、無塗装のため、木目の美しさと木の香りがあります。

価格が少し高くて、このサイズで42万円ぐらいします。

 

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4月10日はインテリアを考える日  ~木製ブラインドの取り付け高さ~

「4月10日はインテリアを考える日」にちなんで日本インテリアファブリックス協会が『キッズインテリアコンテスト』というのをやっていまして、その結果が発表されています。

こちらをご覧ください。 http://www.4-10thinkinteriorday.com/

素敵な子供部屋の絵画や写真が載っています。

また、インテリア業界ではこの日にあわせてチューリップの花を咲かせるキャンペーンを実施していました。

3月23日のブログに書いたのですが、すでにその時に一輪の花が咲いていたのが、その後枯れてしまい、咲かせることができませんでした。

 ツイッターを読んでいると、本日チューリップの花を咲かせて人もおられ、写真も添付されていました。

 

今年のインテリア業界は花咲かずです。

ちゃうちゃう、失礼しました。

「当店は」   です。

「4月10日はインテリアを考える日」と、せっかくインテリア業界で決めたんだから、関係者はもっとエンドユーザーにアピールしていくべきなんですがあまり盛り上がっていません。

当店では2年前の4月10日に、エンドユーザーからのカーテンと窓周り関係に関する質問を受け付ける掲示板を作りまして、インテリアを考える手助けになればと思ってやっています。

2009年4月10日のブログをご覧ください。https://blog.curtainkyaku.com/51906386.html

 こちらをご覧ください。
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2年間(730日)で80350件のアクセスがありました。1日100件強です。

こちらは、公開しているQ&Aなので、わからないことは調べたりメーカーに聞いたりして一生懸命答えています。

カーテンと窓周りに関して質問があれがぜひこちらの方に投稿お願いします。

最近の質問では、こんなのがありました。
「木製ブラインドを正面付けする場合の大きさはどのようにすればいいのか」という内容です。

こちらをご覧ください。http://interior.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13083912

当店では、木製ブラインドを取り付けるときは、上げたときのたたみ代が大きいのでそれを考慮して少し高めに取り付けます。

50ミリ巾の木製ブラインドで高さ200センチならば25センチぐらいのタタミ代(たまり)があります。

本日、説明できる施工がありましたので施工例写真をアップします。

マンションでタチカワのエコタイプ(リーズナブル価格)50ミリ巾木製ブラインドの壁に正面付けです。

  

マンションですが、実測の時に確認したら壁に30センチピッチでタテ方向に下地が入っていました。そのため、それを追いかけてヨコのブラケットの位置は下地優先にして取り付けた高さは窓上20センチにしています。

 

 

 

ヨコの出幅に関しましては、通常2~3センチにします。質問箱の回答でもそのように書いているのですが、タチカワは例外です。

タチカワの木製ブラインドは、操作のプーリーがあるところにはブラケットが取りつけられません。

通常、戸建て住宅の場合、窓枠すぐ外にタテに下地があり、そこにブラケットをとりつけるのですが、タチカワの木製ブラインドはその位置にブラケットがつけられないようになっています。

そのため、タチカワの木製ブラインドを壁正面付けする場合は、ブラケットと下地の位置を考えて大きくつくらなければならないのです。(操作コードが降りる位置も考慮しています。)

ニチベイ、トーソーのエコタイプで無いタイプの木製ブラインドはブラケットは好きな位置に取り付けることができます。

今回の現場は予算的なことも考えて、リーズナブルなエコタイプが念頭にありました。

ニチベイのエコタイプの木製ブラインド(エコウッド)は最悪で、旧型のブラケットを使っており、こちらはもっとも問題でブラケットの取り付け位置の自由がききません。

トーソーのエコタイプ(エコア)は、ブラケットは問題ありませんが色数が4色しかなく、こちらの現場に合う色がありませんでした。また、製作高さが長い場合、最初あげるのに時間がかかります。

木製ブラインドは見た目は各メーカー同じようですが、販売する側はいろいろと考えていると思いますのですすめるメーカーがあれば「なぜそのメーカーなのか」をきいてみてください。

 

今日は「4月10日はインテリアを考える日」です。

これから、カーテンとインテリア商品でできる節電を順に考えてブログに書いていきます。

遮熱ブラインド、遮熱ロールスクリーン、カーテンに裏地をつける、三重カーテンにする、遮熱レースをつける、デュエット・シェード 等を順に検証していきます。

 

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セントレジスホテル大阪のカーテン その3

今日はすべて段取り良く予定時間の5分前にぴったり着くという日でした。

朝から四条畷にプリーツスクリーンを1台取付に行き、その後、住之江区にあるトステムに内窓インプラスの引き取りに行きました。
インプラスは今回初めて川島織物セルコンに注文したのですが、川島織物セルコンの場合は、ブローカーに徹するとのことで送料がけっこうかかるのです。

他の問屋は自社便で配達してくれるので送料はかからないのですが、川島織物セルコンが必死のパッチでインプラスに力をいれているので注文しまして、送料負担をなくすためこちらで引き取りに行ってきました。

午後からは堺で打ち合わせをして、そのあとリリカラのカーテンFDの新作発表会・商品説明会に行ってきました。

リリカラの新しい見本帳に関しては会場からツイッターでいっぱいつぶやいていますので興味のある方はみておいてください。

さて、本題です。

カーテン屋の視点でみたセントレジス大阪のカーテンについての3回目です。

1回目はこちら https://blog.curtainkyaku.com/52431903.html
2回目はこちら https://blog.curtainkyaku.com/52432968.html

今日は浴室のお風呂の電動木製ブラインドです。

CIMG8031

この部屋はビューバスといって全ての部屋がこのようになっているのではなく角部屋だけです。私はこの部屋をリクエストしていました。

セントレジスについて書いているブログをみますと、「タオルの枚数が多いの少ないのとか、リッツカールトンに比べて硬いの柔らかい」とかは細かく書いておられますがブラインドに関して書いておられる人は少なかったです。

CIMG8028CIMG8034

(画像はクリックすると拡大します。)

商品はナニックのウッドパーフェクトブラインドで、
樹木の繊維とスチロール樹脂の合成素材を使用した本物の木のように見える耐水性に優れたブラインドです。

ナニックかどうかは2011年の1月21日のブログで書いているように、昇降コードがハシゴ状になっているラダーコードに対して1つ1つ交互にコードが通っているかみればすぐにわかるのです。

これは防炎品ではありません。消防法の規定では木製ブラインドは防炎品でなければならないということはなく、所轄の消防署長の判断になっています。

操作は電動でタッチパネルです。テレビは壁に内蔵されていて、こちらはリモコン操作でした。

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今回、結婚20周年ということで1泊だけしましたが、すばらしい部屋に心の満足がありました。

少し、インテリアに関心を持つことによって部屋も素敵になると思います。
インテリアを変えることによって人生も変わります。

ホテルチェックアウトの時に「タクシーをお呼びしましょうか」と言われました。

                                         いいえ、自転車です。

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【教えてください】ヨコタの木製ブラインドの修理部材仕入れ先

【業界関係者向け】


ユーザーの方で、ヨコタの木製ブラインドが動かなくなったということで、当店に商品を持ち込まれて修理依頼がきています。。

当店で販売したお客さまではないのですが、3年ほど前に他店で購入され、その店に問合せをされたところ、ヨコタは倒産したため部品調達ができないからといって断られたそうです。

そこで、ネットで調べて当店に行きつき、まだ3年もたっていないし、結構高かったのでなんとか修理で対応できないかということで、問合せの電話をいただき、一応みてみましょうといったらわざわざ持ってきてくださいました。

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 (写真はクリックで拡大)

ドラムのシャフトが空回りします。
シャフトの回転によって操作部分が削られています。
ヘッドレールの中の操作部分を交換すれば問題は解決しますが、この部品の仕入れ先や、現物サンプルをお持ちの方で不要な場合はご連絡をいただけないでしょうか?

こちらのフォームからメールでお願いします。

http://form1.fc2.com/form/?id=466462

よろしくお願いします。

【報告】ヨコタの木製ブラインドの部品が見つかりました。

2月11日記入

2月5日のブログでヨコタの木製ブラインドの部品の仕入れ先を教えてくださいと書いた所、2時間ぐらいで3件の情報をいただきまして部材を手に入れることができ修理しました。

ご協力頂いた方にはお礼申し上げます。

商品を持ち込まれたお客様は、購入店ではヨコタは倒産したので部材が入らないといって断られたのです。

販売する側としては、何を売るかも含めてアフター面での責任があると思います。

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サンゲツの木製ブラインド取り付けました。

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グアムの旅行記を楽しみにしていただいている方もおられるようで、前のブログの「続きを読みたいですか」はいクリックで、クリックが普段より多かったのです。

ありがとうございます。

今回の旅行においては、事前にいろんな人が書いているグアムに関してのブログ情報を読ませていただいて、その情報を大いに活用できましたし、パソコンも持ち歩いていたので、現地でもすぐに調べたりするのにすごく役にたちました。

そうした情報を提供していただいた方に対してのお礼と今後グアムに行かれる方の為にも、私も見聞したことをブログに書かなければならないと思っています。

しかし、普通の旅行記ならばおもしろくないので、ひとひねりしようと思ったら自分にプレッシャーを掛けていてなかなか書けずにいました。

そのうちに書きますのでもうしばらくお待ちください。

今日のこころに語りつづける言葉

苦しみに直面したとき、逃げるかそれとも堂々とぶつかるかによって、その人の将来は決まる。
                         サンゲツダイアリー2011 week50より

さて、本題です。

サンゲツの木製ブラインドをとりつけました。

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サンゲツの木製ブラインドは、ナニックのNA型と、林口工業の桐ウッドブラインドのSH型がありますが両方ともいいです。

今回取り付けたのは、ナニックのものです。
ナニックの木製ブラインドはGシリーズとナニックシリーズがあります。ナニックシリーズは63色ありまして、カットしてから塗装していますので、ほんとに美しいです。

Gシリーズは14色で、メカはナニックシリーズと同じですが国産メーカー対抗商品としてつくられたので、これは塗装されたものをカットしています。

サンゲツの商品はナニックのGシリーズのもので、色はGシリーズとまったく同じです。(サンゲツの方は2点少ない)

定価はサンゲツの方が少し高い設定になっています。
(販売価格は力関係によって違いますので、どちらが高いとも言えません)

メカの機構もナニックの商品のため同じですが、バランスだけが違います。
CIMG7901ナニックのものは、ヘッドレールでバランス無しの場合は、スラットと同じものが正面につきます。
サンゲツのものは、ヘッドレールはアルミです。

そのため、ナニックGシリーズの番号で選んで、それをサンゲツの番号に変えてサンゲツに発注すると同じ商品にはならず、ヘッドレールが違ってきます。

しかし、サンゲツもオプションでナニックGシリーズと同じようにすることができますが、幅2Mで4400円アップします。

今回の現場は、サンゲツのものですが、オプションでヘッドレールをナニックのGシリーズと同じにしてもらっています。

サンゲツの木製ブラインド(ナニック製)はタチカワ、ニチベイ、トーソーのものとどこがどう違うのかを説明いたします。

サンゲツは自社商品の良さは照れて説明をしないし、タチカワ、ニチベイ、トーソーは自社に不利なことは言わないので、ユーザーはしかりで販売店でも知らない方が多いと思います。

エンドユーザーにとって、「なんで~」と思われることで不思議に感じられるかもしれません。

サンゲツ(ナニック製)のものは、ラダーテープ(はしご状になっているコードに対して、昇降コードが互い違いに通っています。

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これは、ナニックの店内展示サンプルで、写真ではわかりにくいかと思いますし、そんなのは当たり前だろうと思っておられると思います。

しかし、違うのです。

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写真は画像をクリックすると大きくなりますので大きくしてご覧ください。

上左がタチカワです。右がニチベイです。
トーソーのものは、店内サンプルになかったので確認していませんが同じだと思います。
ハシゴ状のコードに対して、昇降コードが互い違いに通っていなくて、数枚ごとに通っています。

これはどうしてそうなっているかといいますと、タチカワ、ニチベイ、トーソーは機械で針を上から落とすような感じで通しているからです。

それに対して、ナニック(サンゲツ)はひとつひとつ人間に手で編み物をするように通しています。

その結果、どうなるのかといいますと、ナニック(サンゲツ)のものは左右に振れにくいのです。
タチカワ、ニチベイ、トーソーのものは左右にスラットが振れやすくて、内付けした場合は、両端の壁や木枠をキズつけやすいのです。

機械で通している証拠として、通しやすいようにその穴が大きくなっています。

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上の写真の左がタチカワです。
右がニチベイです。

下がナニック(サンゲツ)です。

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私が自分で測ったところによりますと、穴の大きさは
ニチベイが4.5ミリ×20ミリ
タチカワが4ミリ×20ミリ
トーソーが4ミリ×16ミリ

それに対して ナニック(サンゲツ)は3ミリ×14ミリです。

穴の大きいのはニチベイです。

光も漏れやすいのです。

あと、操作性のスピード、軽さは人によって好みがあると思いますが、各社違いがあります。また、後日書きます。

サンゲツの木製ブラインドはいいのですが、サンゲツの営業は木製ブラインドに関しての商品知識がありませんので、なにかあるとナニックにきかないとわからないので有事には弱いです。

タチカワ、ニチベイ、トーソーならばメーカー営業員の動きはいいです。

今回の現場も、上がると斜めになるという問題がありました。

CIMG7898
私はメカに詳しいので、現場で分解して自分で直しました。

こんなときに、サンゲツに電話してもすぐに対応はできません。

サンゲツ木製ブラインドは、商品に詳しい専門店でご購入されることをおすすめします。

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防炎の木製ブラインドを取り付けました。

SH380569SH380568

中央区釣鐘町の旧店舗の前に観葉植物が並べてあり、「どなたか育ててください」と書いてありました。
旧店舗は間もなく解体予定で、上の階には大阪で最初にできた府の住宅供給公社の分譲マンションがあり、そこの住人が引越しに伴いおいていかれたものです。

まだあると思いますので、枯らさず育っていってほしいものです。

さて、本題です。

11月6日のブログで少し書いた現場で、31階のエステサロンに防炎の木製調ブラインドを取り付けました。

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今回の現場はタチカワのフォレティア防炎で、11月11日のブログでも書きましたが、タチカワのは本物の木ではなく、樹脂製です。見た目は木製と変わりません。

何回も書いてますが、木製ブラインドは消防法の規定による対象商品ではないので、防炎品である必要性はありません。

しかし、2年前に日本防炎協会が、木製ブラインドの防炎商品としての認可を始めましたのでメーカーは防炎の木製ブラインドを出すようになってきました。

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これは、ジャパンテックスで井上スダレが展示していたもので、防炎加工した木製ブラインド(右側)とそうでないのと(左側)燃焼実験をしていて現物を展示しているのを写真に撮ってきました。

今、市場に出回っているのはほとんどが非防炎の商品で、このようにすぐに燃えます。

トーソーはベネウッド防炎という商品をだしていますが、11日のブログで、トーソーの塗装防炎は粉ふいていると書きましたが、改良して12月1日より出荷できるようになったとのことです。
改良点はジャパンテックスの会場で説明を受けましたが、不安材料がありました。
桐に防炎をして価格は通常のものより7~8%高いのです。

タチカワは、実に営業的であり、樹脂で木製調のものをつくって防炎をとり、同じ価格で販売しています。樹脂は木製より安いはずですが、木製と同じにして、工事物件のため、いざという時の価格勝負できるようになっています。

今回、井上スダレが参考出展として防炎の木製ブラインドをだしていまして、トーソーのように直接塗装するやり方だと発粉現象が起こるとの事で、3層スラットにしています。

コア材の両面に突板をプレスしてサンドイッチ状に加工した3層構造にしています。このコア材に特殊加工で防炎をして表面に粉がでないようにしています。

コア材は無垢材を使用せず、長さの短い木材をジョイントして使うとのことで環境にやさしいやり方になります。
ただ、かなり重くなるのではないかと心配します。

ニチベイも来年3月発売を目処に防炎の木製ブラインドを開発しており、やり方は発粉現象を押さえるために、井上スダレと同じようなやり方で、桐を使って重たくならないようにするようです。

林口工業がサンゲツを通じて販売しているものは、桐の木製ブラインドで防炎液の含浸加工で表面の風合いを損なわないようにしているので、商品的にはこれが一番いいかもしれません。しかし高いのです。

経木スダレはほとんど防炎である中で、やはり安全面を考えれば木製ブラインドも防炎であるべきだと思います。

最近は高級ホテルやマンションで、お風呂から景色が展望できるビューバスが流行ってきており、それには木製ブラインドがよく似合うのです。
耐水性であり、防炎である木製ブラインドが求められてくるのではないでしょうか。

 でも、お風呂だからといってバスウッド材はだめですよ。

 

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