木製ブラインド

木製ブラインドの比較

今日は雪が降ったり晴れたり曇ったりで変な天気でしたが、私はいい仕事ができさわやかでした。
2月8日のブログ「木製ブラインドはたまりが気(木)になる」で書きました淡路島の別荘の現場に取り付けに行ってきました。

木製ブラインドは上げた時のたまりが大きく、開口部を広くみせるために壁付けしてうまくおさまりました。
窓上木製ブラインド

写真のように窓上から床までの高さが220センチでその上26センチの壁があり、その上に木のハリがあります。その下につけることができ、この場合のたまり部分26センチは壁に納めることができました。
(写真は携帯で撮っているため、少し距離がある場合、光不足でコントラストがきれいにでませんでした。そのため、この写真はフォトショップで修正しています。)

木製ブラインドを壁付けする場合は下地補強がされていないと絶対につけられませんので、必ず設計段階からの打ち合わせが必要です。
早めにカーテン専門店にも相談しましょう。

木製ブラインドの場合、ラダーテープをつけるか否かによってイメージがかわってきます。
メーカーのカタログにはラダーテープをつけた商品がほとんどで、ラダーテープをつけていない現場の写真が少ないのです。お客様の方でよくその写真はないのかといわれますので比較できる写真を撮ってきました。

テープありブ・テープナシ

同業者の方でお客様に説明する写真がご入用の方は写真にカーソルを当て、右クリックで「保存する」をクリックすればご自身のパソコンに保存することができます。インテリア業界発展のためにどうぞお使いください。

左の写真はラダーテープを使っています。巾160センチに対して4本あります。右の写真はラダーテープなし(ラダーコード仕様)です。ご覧のようにブラインドにコードを通す穴があいており、この穴がよく目立ちます。これをご理解の上ご検討ください。

この現場は西宮のお客様の別荘で、今日は中国からお友達が遊びにみえてました。その方が、ワンタンをつくってご馳走してくれました。めちゃくちゃおいしかったです。
おいしいものを食べていい仕事ができるとほんとに幸せです。

ワンタン

木製ブラインドはたまりが気(木)になる。

a8d0f66a.jpg今日は淡路島まで実測に行ってきました。
夙川店のお客さまで淡路島の西南で眼下には鳴門大橋がみえる山あいにある別荘の実測です。
淡路島は年に3回ぐらい仕事でいきます。時間的には西南でも1時間40分ぐらいですが、神戸淡路鳴門道の高速代が高いのです。でも、高速はスピード制限が100キロですいていて快適です。
今朝は朝から雨で景色はよくありませんでしたが、山あり海ありで素敵なところです。野生のタヌキも初めてみました。海は無限の可能性があり好きです。

現場は別荘で、木のイメージでリビングは木製ブラインドをつけることになりました。
リビングは西向きのW2500×H2200の大きな窓があり、室内からは海が見え景色が抜群なんです。西日調整にもちょうどブラインドはいいので、木製ブラインドを取り付けることではお客さまと意見が合いました。取り付け方も、我々の常識的に言えば、このケースは枠内付けになり、その方向でお話しまして「いいですよ」となりました。

念のため、木製ブラインドを上げた時のたまりをその場で計算して、50ミリ羽根巾で26センチ、35ミリ羽根巾で33センチになりまして、現場で目いっぱいあげてもここまで(床より194センチの高さ)ブラインドがきますと説明しました。

お客さまの要望としては、室内にいるときは開放的に大きく開けたいとのことで、そのたまりは木製ブラインドだけに気(木)になるとのことです。
木製ブラインドは羽根厚がありまして、開けた時のたまりが大きいのです。

お客さまは木製ブラインドのイメージだけしか考えていなくて、その開けた時にたまりのことなんかまったく頭になかったとおっしゃっていました。
ほとんどのお客さまはそうだと思いますし、販売する側も「そんなん当たり前じゃん」という意識があってきちっと説明しないところも多いのではないかと思います。

結局、木製ブラインドを開けた時に窓が開放できるように壁正面に高めにつけることになりました。

木製ブラインドの場合、重いので下地がないと取り付けが厳しく、またブラケットの位置も自由に決められないため胴縁(縦方向に石膏ボードを貼るために45センチ間隔ぐらいで入っている下地)をめざして取り付けることもできず、正面付けする場合は設計段階からの打ち合わせが必要なんです。