木製ブラインドはたまりが気(木)になる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

a8d0f66a.jpg今日は淡路島まで実測に行ってきました。
夙川店のお客さまで淡路島の西南で眼下には鳴門大橋がみえる山あいにある別荘の実測です。
淡路島は年に3回ぐらい仕事でいきます。時間的には西南でも1時間40分ぐらいですが、神戸淡路鳴門道の高速代が高いのです。でも、高速はスピード制限が100キロですいていて快適です。
今朝は朝から雨で景色はよくありませんでしたが、山あり海ありで素敵なところです。野生のタヌキも初めてみました。海は無限の可能性があり好きです。

現場は別荘で、木のイメージでリビングは木製ブラインドをつけることになりました。
リビングは西向きのW2500×H2200の大きな窓があり、室内からは海が見え景色が抜群なんです。西日調整にもちょうどブラインドはいいので、木製ブラインドを取り付けることではお客さまと意見が合いました。取り付け方も、我々の常識的に言えば、このケースは枠内付けになり、その方向でお話しまして「いいですよ」となりました。

念のため、木製ブラインドを上げた時のたまりをその場で計算して、50ミリ羽根巾で26センチ、35ミリ羽根巾で33センチになりまして、現場で目いっぱいあげてもここまで(床より194センチの高さ)ブラインドがきますと説明しました。

お客さまの要望としては、室内にいるときは開放的に大きく開けたいとのことで、そのたまりは木製ブラインドだけに気(木)になるとのことです。
木製ブラインドは羽根厚がありまして、開けた時のたまりが大きいのです。

お客さまは木製ブラインドのイメージだけしか考えていなくて、その開けた時にたまりのことなんかまったく頭になかったとおっしゃっていました。
ほとんどのお客さまはそうだと思いますし、販売する側も「そんなん当たり前じゃん」という意識があってきちっと説明しないところも多いのではないかと思います。

結局、木製ブラインドを開けた時に窓が開放できるように壁正面に高めにつけることになりました。

木製ブラインドの場合、重いので下地がないと取り付けが厳しく、またブラケットの位置も自由に決められないため胴縁(縦方向に石膏ボードを貼るために45センチ間隔ぐらいで入っている下地)をめざして取り付けることもできず、正面付けする場合は設計段階からの打ち合わせが必要なんです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*