マナ

大きな窓にシャープシェード

3月も今日で終わりです。

インテリア業界は暇な時と忙しい時との格差が大きくて、3月は1年で

最も忙しい時期です。

昨年は増税前需要でどこもかしこもはちゃめちゃだったようですが、

今年の3月は増税後の新築物件の落ち込みで、例年の3月に比べても

落ち着いている感じがします。

インテリア業界は新築物件がたよりで、住宅着工件数と比例しているようです。

 

さて、本題です。

 

長さ8m弱の窓にシャープシェードを4分割で取り付けました。

DSC04806

DSC04827-1

DSC04826-1 DSC04802

レース1枚だけのシャープシェードで、バーが目立たないように

細いバーを使っています。

生地はマナトレーディングのシュークレ502。

この生地は風合いといい、透け感といいちょうどよくて、

お客様から想像以上に良かったという言葉をいただきました。

 

 

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

「4月10日はインテリアを考える日」

 

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

      ホームページへ

ナニックの木製ブラインド

最近、近くの現場でメカものの工事が多くなってきましたので、会社

からそのまま搬入できるように2輪車を購入しました。

アルミ製で軽くていいのですが、2輪で安定感に欠けるためちょっと

使いにくいのです。補助輪をつけようと思っています。

DSC04344 DSC04345 DSC04346

ネットで購入したら9000円で、こんなものでも送料は無料です。

 

さて、本題です。

 

近くのマンションでリビングはフィスバの生地でフラットカーテンで

バトンタッセル付き、マナの生地でプレーンシェード、

洋室2部屋はナニックの木製ブラインドを取り付けました。

その内容は打ち合わせをしました女性スタッフがブログに書いて

いますので、こちらをご覧ください。

DSC04347

DSC04350 DSC04352

DSC04353 DSC04355

カーテン夢工房のスタッフブログ」です。

 

同じ現場のことを書くにおいても、女性スタッフと視点が違いまして、

私は男性的でメカものが好きなのです。

 

ナニックの木製ブラインドについてです。

30年ほど前に私がこの仕事を始めたころは、国内の主要メーカーが

まだ木製ブラインドを出していなくて、木製ブラインドと言えばアメリカ製の

ナニックしかなかったのです。

設計士の間では、木製ブラインと言えばナニックというイメージが

あったのです。

ナニックの木製ブラインドには2つのタイプがありまして、

高品質のナニックシリーズとエコノミーモデルのGシリーズです。

私どもがナニックの木製ブラインドといえば、高品質の

ナニックシリーズをイメージしています。

ナニックシリーズは色が73色ありまして、サイズにカットしてから

塗装します。コードを通す穴の小口まで塗装されていますし、

木質感も美しいのです。

DSC04435

DSC04357

DSC04359

DSC04361 DSC04364

この色は529です。

 ナニックシリーズは高いです。

 

そのため、国内のメーカーに価格で対抗できるように

つくられらのがGシリーズです。

こちらは14色です。

先に塗装されたものをサイズに合わせてカットして作ります。

国内メーカーと同じやり方です。

サンゲツの木製ブラインドはナニック製で、ほぼ同じ色があります。
(バランスの標準仕様が少し違います。)

 

メカニックはナニックシリーズもGシリーズも同じです。

バランスをつけなくても、羽根(スラット)と同色の無垢板の一体

バランスがついていて、スマートで操作もひじょうに軽く評価

されていました。

 

しかし、昨年の夏にニチベイが見本帳を新しくしてナニックと同じように

ヘッドレールにスラットと同色のものをいれて一体バランスにしました。

軽さも、ナニックよりニチベイが軽くなりました。

ニチベイのものにはヘッドレールにツバがついていて、1番上の

スラットとの隙間が目立たないようにしています。ナニックは

ありません。

金属部分の色もたくさんあります。ナニックは3色しか

ありません。写真の529の金属部分は白色が使われています。

私の評価としてはメカはニチベイの方がよくなったと思います。

 

ナニックの木製ブラインドのナニックシリーズの良さは

スラットの木質の美しさと色が豊富なことです。

美しさと色にこだわりを持っておられる方には超おススメです。

ナニックの木製ブラインドに関しましては、ブログの左側の

カテゴリーの「ナニック」のところをお読みください。

 

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

「4月10日はインテリアを考える日」

 

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

      ホームページへ

 

 

 

 

麻の生地でフラットカーテン

今日の大阪はあられが降っていました。

明日はチョコ、あさってはアメ模様です。

DSC04131今日、実家に寄ったら81歳の母が私にチョコレートをくれました。

生まれて初めてかも!!

嫁はんにバレたらたいへんでー(バレンタインデー)

 

 

さて、本題です。

 

麻の生地でフラットカーテンの胴つなぎ(切替し)をした施工例です。

DSC04100-1

DSC04096-1

DSC04101-1 DSC04107-1

天然素材である麻は吊っているだけで伸びたり縮んだりしますし、シワにも

なりやすのです。

洗濯も水洗いはできません。

でも、風合いがとてもいいです。

生地はマナトレーディングのリノーヴァで上が14番、下が11番

レースは同じくマナの遮熱レース、キノー1番

クッションもつくりました。

DSC04109

既存のクッションにカバーをつくりました。

タッセルはマグネットで取り付けるタイプです。

房掛け金具は不要です。

DSC04097 DSC04104

DSC04098 DSC04106

マナトレーディングのオルビス2

 

今日の話はよかったですか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

「4月10日はインテリアを考える日」

 

 

  カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ   

 

 このブログのトップ

      ホームページへ

 

 

HOULES(ウレス)社のタイバック(タッセル)

メーカーのシステム化された商品以外のものをよく使うので東急ハンズに

施工部材を買いに行くことが多いのです。

心斎橋の東急ハンズまでは、当店からクリスタ長堀を通って歩いて15分ぐらいです。

クリスタ長堀から地上に出るところにこんな看板がありました。

IMG_2075

なんかおかしくないですか?

日本語、英語、韓国語、中国語で書かれているのですが、

英語で「AM5:00〜PM23:00」となっています。

日本語でいうと午前5時から午後23時ということなんでしょうけど、

午後23時といういい方はしないでしょう。

正しくは 5:00AM 〜 11:00PM  です。

AM、PMも数字の後ろに書くのが正しいのです。

これも間違っている人が多いですが、こういうのがひじょうに気になるのです。

 

さて、本題です。

フランスのメーカーで80年以上続く老舗のHOULES(ウレス)社の

タイバック(タッセル)を取り付けました。

日本ではほとんどのメーカーがタッセルといっているもので、カーテンを束ねる

房飾りのことです。

または、タイバックともいうのですが、インテリア用語辞典などで調べると、

「タッセルのことで、欧米ではタイバックという」と書かれています。

タッセルも英語ですが、欧米で使われていないようで、カーテン関連商品としては、

日本で使われている言葉のようです。

ウレスのタイバック(タッセル)はひじょうに数多く商品があり、

日本でも多くのメーカーが取り扱っています。

今回、取り付けた商品はお客様がマナのショールームでみられたもので、

名前はわかりません。商品番号は35023の9800と9500です。

DSC03863

これを自由にいろいろと組み合わせることができます。

DSC03864

5本つないだものを1組作りました。

DSC03871

 

 DSC03881

腰窓でベッドがあって写真はうまく撮れてません。

 

このタッセルは1つ1900円(税抜)で5つの組み合わせが2本で1窓

2万円ぐらいします。

うれしい〜す。

 

マンションは下地がないので、タッセル金具の取り付けは、アンカーを使います。

当店ではアリゲーターという商品を使っています。

DSC03865 DSC03866 DSC03878

DSC03868 DSC03869

(画像はクリックすると別のページに移り、そこでもう一度クリックすると

拡大します。)

取り付ける高さは当店では腰窓の場合は白銀率(1:1.414の比率)

掃出し窓の場合は黄金比率(1:1.618)を用いています。

詳しくはこちらをお読みください。

(間違って理解していただいている方が多いのですが、これはふさかけ金具の

つける位置ではありません。カーテンと触れる位置の比率です。)

 

この考え方は、ブログを書きだした10年前ぐらいに書いていますが、

インテリア業界では認知されていません。

エンドユーザーの方が、これが正しいと判断していただいて、多くの方が

リンクを貼っていただいたり紹介していただいています。

けっこう浸透してきていると思っていまして、来年改訂になる

「窓装飾プランナーBOOK」に載らないかなと思っているのですが、

大手メーカーが通そうとしてくれないのです。

そのため、窓装飾プランナーBOOKはレール部門だけが、記述がひじょうに

古くて、今の時代に合ってない内容になっています。

 

 

 

今日の話はよかったですか?  いいね!クリック

 

 

  カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ   

 

 このブログのトップ

      ホームページへ

 

 

 

ウイリアムモリスのマリーゴールド

10月16日に大阪国際会議場で行われていたLIVING&DESIGN2014に行ってきました。

 会場に自転車で着くと、周りは長蛇の列。

しかも装飾系男子

DSC02731 DSC02733

ちゃうちゃう。

草食系男子

 

インテリア業界も将来があると思ったら、同会場でNMB48のライブが行われ、

その行列だったのです。

DSC02734

展示会の受付ではきれいな女性が

「すんません。こっちにも書いてもらえますか」と

いうのです。

大阪(関西弁)はええなぁ。

会場内では、インテリア産業協会関西支部のブースで、ニチベイとトーソーが並んで

展示して、電動商品を動かしていました。

両社の担当者にリモコン操作でRFとFMとどう違うのかと聞いたら

両社とも「わかりませ〜ん」

インテリア業界も明るいなぁ〜。

DSC02728

 

 【注釈】

ニチベイが10月1日に発売をした電動式のロールスクリーンが無線式(RF)リモコン

いう言い方をしているのに対して、トーソーは同じやり方を電動カーテンレールの

操作でFMリモコンといっているため、その違いを聞きました。

私もよくわかっていなかったので、会場でてからスマホでググって(検索)

しました。

「RFリモコンとは無線リモコンの総称で、FM式というのは信号を送る

方式のことです。」

 

さて、本題です。

 9年振りの吊り替えでウイリアムモリスのマリーゴールドを取り付けました。

綿にプリントしたもので、この商品はマナトレーディングがイギリスのサンダーソン社から

直接輸入しています。

日本では、川島織物セルコンがウイリアムモリスを扱っていますが、

これは版権を買って日本で先染めジャガード(織物)として織っています。

ほとんどポリエステル100%です。

DSC02779

DSC02778 DSC02775

DSC02781 DSC02785

綿100%の生地のため、裏地をつけています。

イギリスのモリスにはプリントの色の美しさががあり、日本のモリスには

織物の良さがあります。

当店は、どちらも扱っております。

 

 

今日の話はよかったですか? いいね!クリック

 

 

  カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ     JAPANTEX 2014

 

 このブログのトップ

      ホームページへ

 

 

サンダーソンの生地でフラットカーテンをつくりました。

5月29日に大阪グランフロントの川島織物セルコンのショールームで

川島織物セルコンの社内デザイナー本田純子さんのSumiko Hondaシリーズの

新作発表会がありましたので行ってきました。

なんか川島織物セルコンが遠くに行っちゃったように感じました。

川島織物セルコンはグランフロント北館の12階にありまして、11階にはLIXEL(リクシル)

のショールームがあります。

そのリクシルのショールームを案内していただいて見学をしましたが、ショールームの

大きさ、商品力、集客力に圧倒されました。

そして、川島織物セルコンも一体となって溶け込んでおり、完全にリクシルでした。

リクシルの一つのインテリア事業部になっているように感じました。

これは、川島織物セルコンにとってはいいことなんでしょうが、インテリアの

業界の片隅にいる私としては寂しさを感じました。

その中で、本田純子さんの作品はすばらしかったです。

川島織物セルコンはこんなことまでできるというアピール作品で、

多分売り上げ的には1%にも満たない商品群だとおもいますが、この商品を

アピールせざる得ない事情を感じました。

ここはなんとしても川島織物セルコンにがんばっていただいて応援していきたいと

思います。

川島織物セルコンのセミナーのあとに帝国ホテルで辛坊治郎氏の講演

「未来を見通す〜正しい判断に必要なこと」がありまして聴きました。

日本経済は、来年の10月まではひじょうに明るいと話されてました。

来年10月には消費税が10%になる予定ですが、これは正式決定されたものではなく、

そのため、政府としてもそれを実現するためにあらゆる手を使って景気上昇

させてくるとのことです。

 

 

さて、本題です。

 

イギリスのメーカー、サンダーソンの生地Clementine(クレモンティーヌ)で

フラットカーテンをつくりました。

タテの1リピート(1柄の絵)が92.5㎝あり、生地巾が138㎝で

レールの長さが161㎝で、レールから窓下までが122㎝の腰窓です。

この場合、どこの柄をだして、どのサイズに作るかが大きなポイントになります。

global10@mx1.alpha-web.ne.jp_20140603_070433_001

お客様主導のもとで、当店の女性スタッフと打ち合わせをした結果

DSC01505

DSC01502

DSC01504こんな感じになりました。

柄だし優先で、丈は腰窓ですが少し長めになっています。

裏地はアスワンE-2113

 

 

 

このサンダーソンの生地はイギリスで欠品しており、入荷までに1か月半かかりまして、

お客様には長い間お待ちいただきました。

その間、先にリビングの小窓の吊り替えを納品させていただきました。

そちらは、担当しましたスタッフが「カーテン夢工房のスタッフブログ」(2014.5.31)に

アップしていますので合わせてお読みください。

 

今日のブログは良かったですか? いいね!クリック

 

 

  カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ   

 

ふんばろう東北!がんばろう日本!

 このブログのトップ

      ホームページへ

天然素材でカーテン・シェードをつくりました。

私が登録しているブログランキング「にほんブログ村」で、ブロガーのための

トーナメントをやっていまして、今回「西日対策トーナメント」に

参加しました。

これは、「西日対策」に関して書いているブログを事前に登録して、

1対1でどちらのブログがいいかをトーナメント形式で争うものです。

私のは、プロの立場で書いたものですが、ほとんどはエンドユーザーの

あの手この手で対策されているのを書かれています。

私は、それを知りたくて登録しました。

西日対策ブログトーナメント - インテリアブログ村
西日対策ブログトーナメント

 

さて、本題です。

天然素材を用いたもので、カーテン(ドレープ)とシェードをつくりました。

今や、カーテンといえば化学繊維のポリエステルが主流で、

洗えることと寸法安定性(あまり縮まない)がよいことで、国内のカーテンの

90%ぐらいを占めています。

カーテンとして使うポリエステルのデメリットは色が染まりにくいためきれいな

色がでないというぐらいでしょうか。でも近年はその技術も改善

されています。

ポリエステルの原料はあくまで石油です。

 

そういったものを嫌う人もおられ、麻や綿の天然素材がいいという方も

おられます。

特にアトピー性のお子さんがおられる家庭で、よくつかわれています。

なんといっても風合いがいいのですが、寸法安定性が悪くて吊っているだけで

縮んだり伸びたりします。(家庭で水洗いすると10%ぐらい縮みます)

また、シワにもなりやすいのです。

天然素材のカーテンは、そういうものだと思っていただかなければなりません。

DSC01476

 

DSC01482

DSC01481 DSC01483

DSC01489

DSC01484 DSC01485

ドレープとシェードにも綿100%の裏地をつけています。

DSC01496 DSC01498

生地はドレープはマナトレーディングのウイリアムモリス・イザベラ204

麻100% 1.5倍使い1つ山縫込みアジャスターフック縫製 裏地付き

シェードは リトアニア産のリナスのCL606で麻55%綿45%

裏地は五洋インテックス サザンクロスSM5363 綿100%

現場は建築会社の方でカーテンレールやふさ掛け金具をつけておられました。

レースは当店で受注することができませんでして、お客様が

他店で購入されました。

川島織物セルコンのメーカー縫製で1.5倍使いの2つ山になっています。

DSC01477

1間の窓(縫製サイズ巾184㎝)で 当店縫製のドレープは136㎝巾の

2巾使い(1.5倍弱)で1つ山縫込みアジャスターフックにしています。

川島織物セルコンの縫製は1.5倍使いの2つ山です。

2つ山にするとヒダとヒダの間隔があるので、この場合は1つ山にして、

ヒダ間隔を大きく取らない方がきれいと思っています。

 

今日のブログは良かったですか? いいね!クリック

 

 

  カーテン夢工房      初めてオーダーカーテンを買われる方へ      カーテン夢工房スタッフブログ   

 

ふんばろう東北!がんばろう日本!

 このブログのトップ

      ホームページへ