5年前に他店で購入されたシャープシェード4台の生地交換をしました。
現場実測に行くと付いていたのが川島織物セルコンの純正の
シャープシェードでした。
シャープバーが3㎜の細いタイプのものです。
川島織物セルコンはメカはトーソーのものを使っているのですが、
その資材はトーソーではないのです。
当店でも、3㎜のバーでニューシャープバーというのを使っていたのですが、
資材の関係で昨年の秋に廃番にしていました。
当店でも使っていますし、一般的によく使われているのが、トーソーの
シャープバーの資材です。
こちらのバーは10㎜なんです。
これってなんかシャープな感じがしなくて ほんふぁ〜としたような
感じがするんです。
トーソーの資材を使うとシャープシェードというより、鋭さがなく、
ほんふぁ〜(=ホンハイ【鴻海】)シェードという感じなんです。
こちらの現場では、取り替えの生地はスミノエを選ばれたので、
川島織物セルコンに縫製を依頼するわけにもいかず、どうしようかと
思って同業者のネットワークに聞くと、これと似たものが三光商事に
あることがわかりました。
社内にあるカタログにも載っていました。
たぶん、川島織物セルコンもシャープシェードとしてはトーソーの10㎜バーは
太いと思って、独自に川島織物セルコンは3㎜のバーを使っているんだと
思います。
私も同様に考えます。
そこで、三光商事から資材を購入して同じように4台分縫製だけして
取り替えました。
そのため、こちらの作業としては手間がかかりましたが、3㎜バーを
有効に使うことができ、資源の無駄使いにはなりませんでした。
以前のブログにも書きましたが、川島織物セルコンの縫製では、
コードアジャスターのところが「親の仇のように」強く結んであり
取り替えのために外すのに時間がかかるのです。
この三光商事の資材はけっこういいなと思っていたら、
先日トーソーの大阪店で行われた「With Curtains 2015」の展示会でも
三光商事の資材が使われていました。
これは三光商事の5㎜の透明のシャープバーでクリアのバー袋です。
プレゼンテーターのいいものを提案したいという想いと、自社に
ある商品でも、他社のが良ければそれを受け入れるトーソーの
おおらかさがすばらしいと思いました。
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