シャープシェード

障子がわりにパネルスクリーン

 新築の現場で、和室には図面に障子という指示がされているのですが、工務店が忘れられた

ようで、そこに障子代わりにパネルスクリーンを取り付けました。

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窓枠内に取り付けていますので、障子と同様に半分しか開きません。

 

窓上正面には2分割でシャープシェードを取り付けました。

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 生地はパネルスクリーン スミノエD-8110

シャープシェード サンゲツCK5304

 

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インターコンチネンタルホテル大阪のカーテン(2)

(1)からの続きです

よくお客様から○○○ホテルのようなカーテンにしてほしいといわれます。

グランフロントには、8月に入居可能な「グランフロント大阪オーナーズタワー」と

いう超高級マンションがあります。

5月から内覧会が始まっており、当店でも数件同行でカーテンの実測に伺いました。

コンセプトはホテルライクではなく、完全なホテルというマンションです。

 インターコンチネンタルホテルは、その隣です。

仕事柄、「インターコンチ」みたいに電動のものをつけたいとか言われて

知らないではすまないので、勉強のために宿泊してきました。

セントレジス大阪もオープンしたときに宿泊しましたし、大阪の高級ホテルは

ほとんど勉強のために宿泊してます。

来春には、トーソーがショールームを開設する「あべのハルカス」に

大阪マリオット都ホテルがオープンしますので、それも楽しみです。

 

7月3日に新発売になるリリカラのカーテンの見本帳「FABRIC DECO」の

説明会が先日ありまして、カテゴリーで「M-FRONT  Comfort」では

「モダンテイストのデザインとカラーは、ホテルで過ごすようなくつろぎの空間」と

いうコンセプトでつくられたカーテンと言っておられました。

防炎機能に全点遮光の機能をつけたということでした。

カーテンだけで、ホテルでくつろぐような空間を演出することは無理です。

ビジネスホテルは別として、一流ホテルでは遮光のカーテンは使われていません。

表地のカーテンは普通のもので、裏地をつけて、その裏地が完全遮光のものに

なっています。

ホテルのカーテンは、安眠のために完全遮光が求められます。

 

インターコンチネンタルホテルのカーテンについてです。

 

 

 

手前が電動のシャープシェードに完全遮光裏地付きで

奥がシースルーのトーソーの電動のロールスクリーンです。

これについては次回に書きます。

シェードを普通に縫うとリング付きテープを縫い付けなければならないので、

針穴(ピンホール)が見えます。

シャープシェードもバー袋を横に縫い付けますので同じです。

遮光、特に1級や完全遮光のものは生地の部分から光が漏れにくいので、

針穴が余計に目立ちます。

一般的に裏地付きでリング付きテープを縫うとこんな感じです。

   

これをこのようにしないようにはするには、裏地と一体縫製をしないで

やるやり方です。

表地にはシャープシェードのバー袋を縫い付けます。

紐をバー袋にくくり、完全遮光の裏地から紐の部分だけ外に出します。

そうすると、裏からみると紐が出ている部分だけが穴が開いていて光が漏れにくいのです。

 

このやり方は、川島織物セルコンやニチベイのプレーンシェードの遮光裏地付きで

やっています。

工業用ミシンのデカい針のようなものを後ろからさして穴を広げて、

そこから紐を引き抜くというやり方です。

 

ひじょうに面倒で時間がかかります。

それがお金に反映されて高くつきます。

 

横からの光漏れを防ぐためには、設計段階から工夫されています。

 

 

 上の左の写真は後ろからみたものです。

フレームのように設計されています。このようになっていないと

シェードの場合は、どうしても横からの光漏れがします。

その結果、昼間、シェードを下げると、

下の部分が少し光が漏れる程度です。

次回は電動のロールスクリーン、防炎の問題、お風呂と寝室の間仕切りドアの

ファブリックについて書きます。

続く

 

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インターコンチネンタルホテル大阪のカーテン(1)

6月23日は私の56回目の誕生日です。

今はいい時代で、フェイスブックでたくさんのお友達からお祝いメッセージを

いただきました。

リアルには仕入れ先・メーカーからもお祝いをいただきました。

ありがとうございます。

フェイスブックの私のページのプロフィールアイコンも誕生日を境にして変えて

います。

昨年はプリクラで両手を広げた写真を撮りまして、

今年はそのイケイケGoGoに「いいね!」をプラスして

56歳になりましたとしました。

もう、アラカンです。

人生は後半戦がおもしろいのです。

 

 富士山が世界遺産に登録されたというニュースがありましたので、フェイスブックの

マイページの背景画像も富士山にしました。

夜は家族でグランフロントにありますシチリア料理の店「タオルミーナ」で

食事をしました。

 

妻がレストランに依頼してバースデーケーキを用意してくれていて、

ちゃんと「いいね!」と書いてとリクエストしてくれていました。

妻からのプレゼントは宇宙食のたこやきです。

我が家はいかにユニークでユーモアのあるものを用意するかを競い合っています。

 

 

 

 

 

誕生日の記念に、今月グランフロントにオープンしました

インターコンチネンタルホテル大阪に宿泊をしました。

こちらの客室は全室プレーンシェードがついているとう話を聞いていましたので、

仕事柄、どのように光漏れを防ぐようにしているのか興味がありましたので

この機会に宿泊予約をしました。

 

 

   

カーテンは、というか普通のカーテンはついていなくて、

厚手は電動のシャープシェード裏地付きとレース地はシアーの

電動のロールスクリーンです。

商品はいずれもトーソーです。

このシャープシェードをいかに完全遮光にしているかという話は

次回に詳しく書きます。

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シャープシェードの裏地付きをツインタイプでつくる

 昨年、高層マンションのリビングにハンターダグラスのシルエットシェードを

取り付けた現場で、「夏は暑くて冬場は寒い」ということで新たに追加で

シャープシェードをとりつけることになりました。

 

シルエットシェードは窓際に取り付けていたので、今回のシェードはカーテンボックスに

レールをそのまま残して取り付けました。

(画像はクリックすると拡大します。)

生地はクリスチャン・フィッシュ・バッハ(フィスバ)のORNAMENT13907(オーナメント)
     280幅のタテ使い 21800円/M ポリエステル100%

                  裏地は東リKTB2335

裏地をつけることになっていましたが、この商品はアイロンが×(ダメ)なんです。

エンボス加工がしてあり、アイロン掛けすると風合いを損なう商品なのです。

裏地をつける場合、縫製をするときに表地と裏地がずれないように、薄い両面

テープをアイロン掛けで固定するのですが、それができないのです。

受注をしてから、それに気づき、いろいろと実験をしてみたのですがうまくいきませんでした。

当店の勉強不足のため、お客様のご了解を得て、裏地付きのシャープシェードではなく、

裏地と表地を別々にする、ツインシェードシャープタイプにして後幕を裏地としました。

 

上の写真は連窓で、右側は表地を途中まで上げています。茶色が後幕の裏地で

こちらもきれいにあがるようにシャープシェードでつくっています。

左側は後幕の裏地もさげています。

上の写真の左側は前幕は完全に降ろしていて、後幕の裏地を途中まで上げています。

昼間、後ろから光がはいる時、裏地がないと柄が飛んだようにみえます。

下の写真は後幕の裏地を上げた状態。前幕の生地は下げていますが柄がはっきり

わかりません。

 女性スタッフが、4台連窓で取り付けるのにストライプの柄が繋がったように

生地の裁ち切りを考えてくれました。

これは、後日、「カーテン夢工房のスタッフブログ」に書きます。

 

 「4月10日はインテリアを考える日」です。

 

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クリーニングの話(3)  ヨコに縮む素材のシェード

プレーンシェードの洗濯はウオッシャブル表示がされていても気をつけていただきたいのです。

洗えるというウオッシャブル表示と言うのは日本インテリアファブリックス協会では、水洗いすることによる寸法変化率はタテ方向に±1%、ヨコ方向に±2%以内ならばOKとしています。

これは、吊るすカーテンを前提に考えていまして、カーテンの場合はヨコに縮んでもさほど影響はないため、2%までならば大丈夫となっています。

しかし、プレーンシェードは文字通りフラットな1枚の生地なのでヨコ方向に2%縮むとたいへんなことになるのです。例えば幅が2mならば4㎝縮んでもウオッシャブルOKとなります。

タテに縮んでも裾にウエイトをつければある程度伸ばすことができるのですが、ヨコに縮んだのを引っぱると歪な形になります。

ポリエステル100%の生地ならば、そんなに問題はないです。
混紡の生地がやっかいです。

フジエテキスタイルのFA1192(オード)という生地も厄介なのです。この商品は、シャープシェードやプレーンシェードで人気で当店でもよく販売しています。この10日間でこの生地のクリーニングが2件ありました。

 

この商品は綿75%、ポリエステル20%、ナイロン5%です。
寸法変化率はフジエのデータによれば、水洗いでタテ-1.5%ヨコ-2.0% ドライでタテ-0.5%ヨコ-0.5%になっています。

 しかし、この生地の洗濯表示は手洗いOKとなっています。

フジエテキスタイルの場合は、日本インテリアファブリックス協会の会員企業なのですが、協会の定めたウオッシャブルマークは使用しておらず、独自の規準でやっていましてよくわからないのです。

以前もFA1079(パプトリ)という生地で同じような問題がありました。ここをお読みください

 
この時に学習し、その後独自で縮まない方法を研究しましたので当店のクリーニングでは縮みません。
一般的にはフジエのこの生地でシェードを作っていて洗濯する時はヨコの縮みに気をつけてください。

 

 

 

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レースのシャープシェードと木製ブラインドの組み合わせ

 レースのシャープシェードと木製ブラインドの組み合わせで取り付けました。

コーディネートの詳細に関しましては「カーテン夢工房のスタッフブログ」に女性スタッフが年明けに書きます。

今回、シャープシェードはレース地で作っていますので、一般的にする後ろにバー袋を縫うやり方ではなく、細い3ミリ径のバーを直接縫いつけています。これによってレースの柄も活かす事ができます。

当店では、ニューシャープシェードとよんでいます。
メーカーではやっていない当店オリジナルの仕様です。

 

シェードのチェーンの色も壁に合わせてベージュにしました。

 

 

 

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ボーダー柄に合わせてシャープシェードをつくりました

フジエテキスタイルのFA1612(ペイレット)は3M巾のヨコ使いの生地ですが、これをタテに使い柄にあわせてシャープシェードのバーを入れました。

 

 

 

 

 

この生地はヨコ使いで、本来はストライプ柄でヨコのリピートが25.5センチになっています。

そのため、その半分の12.8㎝ごとにシャープバー袋を縫いつけました。

上からの柄合わせをしていますので、下の部分でリング位置の調整をしています。

小さな腰窓用のシャープシェードはボーダーの幅が一つだけ違わないように、25.5のリピートの半分の12.8cmの5柄で63.8センチで作っています。(上の部分はカーテンボックスで隠れています。)

本来ならば、もう少し長くしたかったのですが、柄優先しました。

こういったやり方は専門店ならではで、メーカー縫製しているようなところでは、柄出しまで考えてシェードの製作丈を考えたりしませんし、メーカーも指示されたサイズで自動的につくられていきます。

 

カーテン・シェード等はメーカー縫製ならば安心でどこでつくっても同じではないのです。

商品知識豊富な専門店で買いましょう。

 

 

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