フラットカーテン

ピッチキープコードを使った1.5倍使いのフラットカーテン

今日は節分

2月2日の節分は124年振りとかですが、そんなのはどうでもよくて自家製の

巻きずしが食べられる日ですね。

我が家の恵方巻です。

穴子巻きとアボガドとマグロ巻きです。

なん~ なんとう?

びっくりするようなお頭付きで、今年の方位は南南東です。

 

さて、本題です。

 

フラットカーテンの1.5倍使いの施工例です。

フラットカーテンというのは、ヒダ山をとらないスタイルなんですが、

レールの長さに対して少し大きく作りまして、1.1倍や1.3倍や1.5倍フラット

というのがあります。

 

レールの長さに対してカーテンの横幅を長くするのですが、これに規定は

なく、好みでいくらにしても問題はありません。

カタログに載っている施工例では、1.3倍や1.5倍のフラットにすると

きれいな均等のウエーブがでていますが、実際はそんなにきれいなウエーブは

でません。

両開きにして、先頭を引っ張って閉めると、先頭の方はフラットな感じになり、

最後にウエーブが残ります。

こんな感じです。

これを避けるには形態安定加工をする方法やピッチホールドテープを

使う方法がありますが、もっとも簡単でお金を掛けずにやる方法は

バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)の裾に取り付けている

ボトムコード(ニチベイはスペーサーコードという)を使う方法です。

この商品の輪の部分をフックに引っ掛けてランナーに入れます。

そうするときれいな均等のウエーブがでます。

開けると

 

何もしなかったら

下の写真の左側は何もしていない状態で、右側はボトムコードを取り付けて

います。

 

すごく簡単なやり方なんですが、ちょっとした経験とノウハウがありまして

どこに頼んでも同じようにできるのではないのです。

専門店の独自のやり方があります。

当店でも、生地や大きさによっていろんなやり方をやっています。

 

ご相談は窓装飾プランナーのいるお店でしましょう。

窓装飾プランナーの有志でネットのグループウエアをつくって情報を

共有して毎日勉強をしています。

 

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超音波ミシンでつくった3段切り替えカーテン

2020年11月23日にお亡くなりなられた元上司の株式会社サンゲツの

日比祐市特別顧問の遥拝所が11月30日に関西支社に設けられたのでお別れに

行ってきました。

私は株式会社サンゲツには5年間しか在籍していなかったのですが、2年間は

東京店で所属長をしていましたので直接指導を受けました。

独立した時にはお手紙をいただきました。

(画像はクリックすると拡大します。)

「事業は儲けようという気持ちが強くては駄目だ。それは自然に儲かるように

ならなければならない。いな、自然に儲かる正業こそ本当の企業なのである。」と

いう言葉がありますが、これはつまり、世間・顧客の支持によって、無理を

しないでも面白いように利益が増えていくような状況になれということです。

事業は時流にのり、人の心をつかんだ時に面白いように儲かるものです。

 

儲けることが下手ですが、手紙を読み返していろいろとご指導いただいた

ことを思い出しています。

そのひとつに、「年始の挨拶は一番大きいところ、今年力を入れたいところには

初日の午前中に行きなさい。行く順番を間違わないように。年始の挨拶は松の内に

行くように」というのがありました。

それを思い出して初日の午前中に行ってきました。

 

昭和の時代の話で、今はメール送って、実際に年始の挨拶に行くことは

少ないのですが、逆の立場になると、いの一番に来られたらうれしいものです。

 

行く順番を間違わないようにというのは今でもよく覚えています。

当時、東京都立川市に大手の代理店の本社があり、八王子に都内の大手代理店の

支店があって、効率を考えれば八王子に先に行ってから都内に戻るような順番に

した方がたくさん回れるのです。

でも、それはダメで、本店の方に先に行きなさいということでした。

 

松の内とは1月7日までで、「松飾り」も7日までで、年賀状の新年の

挨拶も7日までです。そのあとは「寒中お見舞い」になります。

そのため、1月7日までに出来るだけ多くの得意先に挨拶回りを

しなければなりません。

 

独立して業者の立場になって、仕入先やメーカーは7日までに年始挨拶に

くるものだと思っていたのですが、こちらの仕入れが少ないからかあまり

こないのです。

なぜかなとおもったら関西の松の内は1月15日までだったのです。

 

あなたを待つのも松の内

 

 

さて、本題です。

 

吊替えの現場施工例です。

コロナ禍で、家に居ることが多くなり、5月以降カーテンの吊り替えやクリーニングが

増えましたが、GoTo キャンペーンが浸透してくると遊びや食に投資するように

なり、「住」にお金が回って来なくなりカーテンの吊り替えもガクッと落ちました。

最近は、株高により、当店のお客様は中小企業のオーナーが多いせいか、吊替えが

多くなってきました。

 

今年はコロナに追われた1年でしたが、いやな1年を忘れて新たな1年を迎えるために

カーテンの吊り替えをしましょう。

 

ドレープの3段切り替えをしました。

 

マナトレーディングのソワの24番色、12番色、30番色をタテに

つないでいます。

切り替えの位置は壁面によって変えています。

 

切り替え部分は超音波ミシンで縫っています。

超音波ミシンがないとインターロックミシンになるのですが、そうすると

生地の縫い合わせが1㎝ほど重なり、それが影となって色が濃くなり、

5段切り替えのようになります。

裾は3㎝の折り返しにして、ラインのようにしています。

(同じ生地ですが色が濃くなっています。)

 

スタイルは1.3倍使いのフラットですが、ナチュラルなウエーブをだす

ために、ピッチキープコードを使っています。

1つ飛ばしでピッチキープコードを取り付けることによって山の方に

くる方は一定間隔になりウエーブができます。

谷に来る方はフリーにすることによって、ピッチコードの計算をする必要が

なく簡単なんです。

 

均等のきれいなウエーブにはなりませんが、自然な感じの1.3倍フラットに

なります。

ピッチキープコードをつけなければ、開閉するたびに先頭がフラットに

なり、ウエーブが偏るのです。

 

 

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フラットカーテンのピッチキープのやり方について

カーテンと窓周りに関する話に戻ります。

ヒダを取らないフラットカーテンというのもここ10年でひじょうに

増えています。

正月に台湾に行っていたのですが、台湾でもフラットカーテンが

多いですが、レールのランナーにコードを結び付けて間隔(ピッチ)を

一定(キープ)しているのが多いです。

日本では昨年トーソーが販売したシエロのシリーズがそのように

なっています。次回にこのブログで説明します。

 

 

フラットカーテンはカタログに載っているウエーブ感と実際に

つってみたところのウエーブがきれいにでないのと違いがありまして

以前にもブログの書いています。

2019年11月28日のブログ

フラットカーテンのウエーブをきれいに出す方法

 

もっとも簡単にどこのカーテン屋でもできる方法です。

タテ型ブラインド(バーチカルブラインド)の裾のボトムの部分を

繫げているコードを利用する方法です。

 

ニチベイの75mm用のものがおススメでスペーサーコードという

商品名です。

上の写真はタテ型ブラインドのスペーサーコード

これをカットします。

 

 

それをフラットカーテンをレールのランナー(駒)に引っ掛ける時に

ヒダの山側に来る方のフックとフックの間にいれます。

谷側(窓ガラス側)に来る方には入れないのがポイントです。

ここで自由に倍率が調整できます。

上の写真はフラットカーテンの裏側を下から覗いたところ。

ピッチキープをするためのスペーサーコードは1つ飛ばしにつけてあります。

こうすると山の部分は均等ピッチのウエーブが出ます。

約1.3倍ぐらいの設定にしています。

出荷時にフックの位置にあわせてプリーツたたみをしています。

そうするとレースならば床まできれいなウエーブが保たれます。

こちらのブログも参考にしてください。

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フラットカーテンのウエーブをきれいに出す方法

先日、遠方からのメールでの問い合わせで、フラットカーテンの1.3倍使いで

ウエーブがきれいに出ないんですが、形態安定加工ができませんかというのが

ありました。

私のブログを読んでいただいて、当店にたどり着いたのだと思います。

 

また、そのあとすぐにインテリアコーディネーターからメッセンジャーで

問い合わせがあり、「フラットカーテンのウエーブ感はどのぐらいがよくて、

ウエーブ加工をした方がいいのでしょうか」とのことでした。

 

けっこうフラットカーテンで悩んでおられる方が多いみたいなので

最近の施工例で私の考え方を書いてみます。

 

フラットカーテンというのは、ヒダをとらないカーテンで文字通り

フラットなのですが、これがほんとのフラットから少し余裕を持たせる

1.1倍フラット、1.2倍フラット、1.3倍フラット、

1.4倍フラッというのはあまり聞かなくて、あと

1.5倍フラットというのがあります。

 

フラットにしているのだからウエーブがきれいにでないのは当たり前で

それでいいと思うのですが、日本人はウエーブはきれいに出ないと

もたついた感じがするといわれるのです。

確かに1.3倍以上ならば、ある程度ウエーブが出た方がきれいと思います。

そういうお客様の要望に応えるべく、当店でもいろいろと工夫をしています。

 

冒頭に書いたエンドユーザーから送られてきた写真は以下のものです。

 

これは1.3倍のフラットカーテンで注文されました。

確かにもたついた感じがします。

 

この生地はサンゲツのAC5460でサンゲツのメーカー縫製です。

カタログにはこんな写真が載っていました。

サンゲツホームページのデジタルカタログからプリントスクリーンを

しています。

この写真をみるとフラットカーテンのような感じです。

おそらくお客様はこんなイメージを持っておられたのではないかと

思います。

この商品は、カタログに形態安定加工をお勧めしますと書いてあります。

写真のフラットカーテンに形態安定加工がされているのかどうかは

わかりません。

 

これは、販売する側のスタッフが、きちんと説明してこの生地で

普通のフラットカーテンを作るとヒダはきれいにでませんよということを

言わないとダメなんです。

 

カーテンは、縫製はサンゲツだからどこで買っても同じというわけでは

ないのです。

勧める店側のスタッフの商品知識によって、出来上がってくるものが

違うのです。

メーカーは指示された通りにしか縫製はしません。

 

当店ではこのような場合は、簡易型形態安定加工をさせていただきます。

メール頂いたお客さまには、当店は現場主義で動ける範囲でしか

やっていないのでお断りしました。

メールでやり取りをしてお金をもらって、直送して終わりという

やり方はやらないのです。

 

1.3~1.5倍使いのフラットカーテン施工例

 

1)ピッチホールドテープを使った例

生地にピッチを均等にとるテープを縫い付ける方法です。

これはドイツ製のテープで、中にあるコードを引っ張ると山側が大きく

谷側は小さいウエーブが自動的にでるようになっています。

目いっぱい引っ張ると1.5倍使いになるのですが、私どもは少し

緩めに引っ張って1.3倍ぐらいにすることが多いのです。(この施工例)

 

芯地の部分のウエーブはきれいになりますが、裾はしばらくは上と

同じようにきれいなウエーブはでません。

この施工写真は平たたみしたものを現場にもっていってすぐに吊って

撮った写真です。

裾は広がっています。

裾はウエイトテープにすると負荷がかかりますので9ミリの折り返しにしています。

本縫いウエイト巻きロックミシンを使ってあとでウエイトを抜くやりかたです。

時間が経つと裾もウエーブが出ると思います。

生地はクリエーションバウマンのFana301です。

 

2)トーソーのピッチキープコードを使った施工例

当店の店内展示サンプル

今年発売になったシエロクラウドのレールを使ったフラットウエーブカーテン

このレールはグッドデザイン賞も取っていて、デザイン的にも

いいですが、機能面でも優れています。

このレールに関する説明は後日ブログに書きます。

常に8㎝間隔でランナーが保てるようにピッチキープコードをランナーに

差込みます。

 

これはなんの加工もしていません。

裾は負荷を少なくするために細巻きロック仕上げ(メロー仕上げ)です。

生地はサイレントグリスのカロラマで、縫製は当店ですがメーカーの

縫製がこのような仕上げになっていたので真似てみました。

実際に何年も使う中ではこのメロー仕上げの耐久性には自信は持てないです。

後ろ側からみた写真です。

 

トーソーはウエーブテープ(芯地)も販売しており、それを使うと

1.5倍使い(12㎝間隔でフックが差し込めるようになっています。

ランナー間が8㎝なので自動的に1.5倍になります。)

あと1.875倍用(15㎝間隔)のテープというのもあります。

 

この展示サンプルは当店で縫製しており、フラットカーテン用の

ポケット芯地を使っています。

そのため、倍率は自由にすることができます。

 

このトーソーのフラットウエーブカーテンの部材を使えばこんなに

きれいにウエーブがでます。

 

 

 

とは言えません。

生地が良いのです。

サイレントグリスのスイスメイドの生地です。

多色展開していまして、レース地と不透明生地があります。

この生地を使えばある程度ウエーブはきれいにでます。

 

店内展示で、こちらの高さは2,7mあるため、開閉しやすように

バトンタッセルを作って取り付けています。

タッセルを分解して作っています。

 

先日、インテリア業界最大イベントであるJAPANTEXが東京であり、

トーソーの展示会場にこのスタイルが展示してありました。

レールがシエロクラウドでピッチキープコードを使っています。

上部のウエーブは1.5倍できれいにでています。

 

でも

でも

でも

 

裾はこんな感じです。

裾はウエイトロックできれいなウエーブはでていませんでした。

 

フラットカーテンできれいなウエーブを出すには生地が重要なんです。

 

3)簡易型形態安定加工をした1.3倍フラットカーテン

きれいなウエーブというより広がらないウエーブを出すには

簡易型形態安定加工をするのが手っ取り早いです。

ポリエステル100%の商品ならばどこのメーカーのものでもできます。

1.3倍以上になります。

パイプがついていて、間仕切りにカーテンをとりつけています。

1,3倍のフラットカーテンで簡易型形態安定加工をしています。

簡易型形態安定加工をすると、きれいなウエーブがでるとはいいませんが

裾は広がらずにナミナミとなります。

これはおススメです。

生地はシンコールのAZ4080です。

 

※ 1.1倍使いのフラットカーテンの施工例はこちらのブログ

 

カーテンはどこで買っても同じではないのです。

カーテンは商品知識豊富な窓装飾プランナーのいるお店で買いましょう。

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フラットカーテンをピッチキープコードでしているホテルの部屋

4月28日(日)は営業しております。

昨日の27日(土)も営業しておりましたが来店は少なかったです。

この辺は市内中心部のビジネス街に近いため閑散としていました。

ニュースなどをみていると、大型の10連休で盛り上がっていますね。

海外旅行も多いようです。

 

休みになるとブログのアクセスも落ちまして、読んでくれている人も少なくなります。

 

軽い話を書いておきます。

 

昨日、「フラットカーテンに形状記憶加工をかけたら」という話を

書きました。

今日はフラットカーテンをピッチキープコードでウェーブを作っている

施工例です。

 

先日、大阪の本町にあるセントレジスホテル大阪に宿泊しました。

 

何度か宿泊していまして、最初に宿泊した話はこちら

セントレジスホテルのカーテンの話をかいているのはこちら

こちらのホテルではトーソーの電動カーテンレールが使われていて

ドレープはフラットカーテンで、ピッチキープコードで強制的に

ウェーブを取っています。

 

ピッチキープコードとは、レールのコマ(ランナー)をコードで結び付けて

ランナー間を一定の距離にする紐です。

カーテンのフックとフックの間を15㎝にして、ピッチキープコードで

ランナー間を10㎝にすれば、1.5倍のフラットカーテンになります。

 

 

こちらのホテルでは、もう廃番になりましたがトーソーのルーフィットの

ウエーブランナーというのを使っていて、きれいにピッチがキープできるように

なっています。

これで約1.7倍ぐらいのフラットカーテンです。

このピッチキープコードを使うときれいなフラットカーテンができます。

レースはフラットではなく三ツ山のヒダを取っています。

これらは夜撮影しました。

この問題点は上部はきれいにウェーブがでますが、裾まできれいに

ウェーブがでなくて広がるのです。

こんな感じです。

これは朝に撮影しました。

当店の縫製ではありません。

 

フラットカーテンで1.3倍以上で、ポリエステル素材ならば形態安定加工を

した方がきれいにいくと思いますが、これもちょっとした技があって

どこのカーテン屋でやってもきれいにいくわけではないのです。

 

当店の施工でピッチキープコードを使った施工例はこちら

ポリエステル素材でない場合は、こういうやり方になります。

 

 

 

このホテルのカーテンをみて、今回新しい発見をしました。

交叉ランナーを使って閉めた時の光漏れを防ぐやり方の縫製に関してです。

これは勉強になりましたので後日ブログに書きます。

 

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フラットカーテンに形態安定加工をかけてみたら

大型連休になりました。

当店は本日4月27日(土)は営業しております。

明日28日(日)も営業します。

 

日本人にとってはこの時期に10連休なんて初めての経験で、私どもの世代の男性は

何をしていいのかわからないというか、やることがないという人も多いのでは

ないでしょうか?

家にずっといてもけむたがられるんでしょうね。

そんな人達向けに大阪・難波で「おとうさん預りサービス」という

ビジネスがあるというのがヤフーニュースになっていました。

今回の「お父さん預かり」サービスは、元々ロッカーなどがすぐ埋まってしまう難波で、空いている部屋を使って旅行用の荷物を預かるというサービスを進化させたものだという。

貸し会議室、貸し展示場を主な業務としている難波御堂筋ホールが、連休期間に空く貸し会議室を有料で開放するという。

会議室は200平方メートルの広さ。
その中にワークスペース、漫画コーナー、フットマッサージ、バランスボール、ごろごろできるマットなどか置かれている。
Wi-Fiもあり、携帯電話充電器まで貸し出されている。

1時間500円ですが、終日で1000円です。

 

これを商売にする大阪商人の発想がすごいですね。

でも意外とニーズが多いかも。

 

さて、本題です。

昨日、『高さ4m30㎝のカーテンに形態安定加工をかけてみたら」という話を

書きました。

その関連する話で「フラットカーテンに形態安定加工をかけてみたら」という

話です。

形態安定加工というのは、ポリエステルの熱可塑性を利用してきれいな

ウェーブを出す加工のことです。

今や、ポリエステル素材の普通のカーテンではほとんどされています。

 

フラットカーテンでは、本来はあまりしないのです。

フラットにつくっているのでウェーブが必要ないのですが、

フラットカーテンといってもいろいろありまして、

ほんとのフラットでレールの長さとほぼ同じぐらいから、

少し余裕のある1,1倍フラット、1,2倍フラットや

少しウエーブのできる1.3倍フラット、

かなりウェーブが出来る1.5倍フラットなど生地によっていろいろと

変えます。

今回納品した現場は、大柄で柄を生かさなければならないけど、

生地巾とレールの長さに関係で1,3倍のフラットカーテンになっています。

1.3倍フラットカーテンというのは、例えばレールの長さが4mだとすれば

生地を約5.2mの幅に仕上げます。

そうすると、レールに対してカーテンの幅が1,3倍になっていますので

フラットと言えども1.2mほど長くなっているのです。

その分がウェーブになるのですが、均等にきれいなウェーブがでないのです。

開けていたカーテンを閉めるために真ん中を引っ張ると先頭から

ずっとフラットな状態ですすんでいき、最後の残っているところが

ウェーブとなっているのです。

 

そのため、私どもでは1.3倍ではピッチキープテープをつかったりしています。

1.5倍ならば形態安定加工をかけたりしていましたが、今回は1.3倍の

レースで形態安定加工をかけてみました。

 

生地はフジエテキスタイルFA1641GY

 

フラットカーテンですが、裾にゆるやかなウェーブがついていて

きれいになりました。

 

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フラットカーテンは360度回転するランナーのレールで

滋賀県の栗東の近くの湖南市の現場に取付に行ってきました。

こちらのお客様は、部屋にとりつけておられるカーテンが明るいということで

ネットで当店を見つけて「あとから取り付けられるフラット裏地」を2窓分

買っていただいたことがきっかけで、そのあと、大阪のマンションの吊り替えや、

沖縄の別荘のカーテンや事務所のブラインド工事などをさせていただいています。

この度、湖南市の実家の隣に戸建て住宅を新築されたので取付に行ってきました。

奥様は沖縄出身の方で、途中にお茶とお菓子を頂いたのですが、これが琉球塗の漆器で

した。

DSC05205 DSC05206

この漆器は私が昨年11月に沖縄に行ったときに買ったものと同じ店で

買われていたことがわかりました。(国際通りにある店)

私が沖縄に行ったときにうちの奥さんが買った琉球漆器

琉球漆器_R DSC03730

 

頂いたお茶がひじょうにおいしかったのです。

私はお茶屋の息子で日本茶にはうるさいのですが、思わず「おいしいお茶ですね」と口にでました。

当店の施工担当者も「無茶苦茶旨茶」と言っていました。

奥様がおっしゃるには、「これは誰が入れてもおいしく入れられるお茶」とのことで

このお茶はご主人の出身地である松江市の千茶荘という会社の「抹茶入り白折」

という商品ということを教えていただきました。

「白折」(しらおれ)というのは玉露や煎茶の製造過程で取り除かれた茎の部分で

宇治茶では、玉露の白折のことを雁ヶ音(かりがね)と言っていまして高級茶です。

このお茶は大阪のスーパーではあまり販売されていなくて、滋賀県が中心の

「平和堂」には販売されているとのことです。

私があまりにもおいしいというものですから、私どもが取付をしている間に、

奥様が平和堂まで買いに行って頂いていました。

2種類あって、グリーンラベルと赤のラベルのもので、グリーンの方が高いくて

おいしいとのことです。

平和堂を2件回ってもグリーンの方は売り切れでなくて、赤の方を買ってきて

いただきましてお土産にもらいました。

DSC05219帰社後、スタッフでいただきました。

調べるとネットでも販売をしていました。

 アマゾンでも販売をしています。

 原材料に抹茶とアミノ酸が入って

いますので好みは分かれるところです。

 

 

さて、本題です。

 

リビングにフラットカーテンを取り付けました。

生地はマナトレーディングのルクレチアでポリエステル61%、レーヨン39%の

商品です。

フラットがご希望ですが、レーヨンが入っているために形状記憶加工や

形態安定加工ができないのです。

その時は、ピッチホールドテープを使います。

レール273㎝に対して3幅いっぱい使うと1,42倍ぐらいの計算になります。

このテープを使うと不均等ピッチにフックが差し込めるようになっていて、

山の部分のウエーブが大きくて谷の部分が小さくなります。

DSC05207

それでギャザーを絞ればウエーブがでます。

DSC05208

DSC05209

 DSC05217

 

私が、今まで2900回以上ブログを書いてきた中で、エンドユーザーに

一番インパクトを与えたのは、「フラットカーテンを使うときは360度回転する

ランナー(駒)を使いましょう」という事ではないかと思っています。

今までも当店でお買い上げいただいたお客様で、フラットカーテンの時は

よくそのことをおっしゃいます。

一番最初の書いたのは2008年1月23日の「フラットカーテンとレール」という

ブログです。

そのブログには下のようなコメントもいただいています。

 

本当に役に立ちました。 自分の部屋用なのですが(素人です)、先日、エリートレールが安売りしていたのでまず買ってしまいました。 カーテンはこれからです。(他社で買おうと思ってましたすみません。) 「フラット」のカーテンは過去に経験ないのですが、写真で何かスッキリ見えたのでこれもいいか。 と思っていた矢先にこちらの記事を発見した次第です。 なるほどぉ!!涙が出ました。 私はカーテンレールなど昔の物しか知らないので、ランナーなんてただレールの細いとこに引っかかってるだけ=360度回転して当然、というか考えたこともなかったですが、エリートは回転しないのですね。 しかもそれがフラットの場合にどえりゃー悪影響をもたらすとは…。 ありがとうございます。本当にありがとうございます。フラットは断然やめます。たいへんに勉強になりました。 「勝手にすれば」→「カーテンにすれば」、聞き違えて頂いたおかげで、私まで助かりました。 これから「夢工房」さんもチェックさせていただきますので、また宜しくお願い致します。

当時はトーソーの次世代のレールという「ネクスティ」はまだ発売されていません

でした。

多分、その年の6月にネクスティが発売されたのだと思いますが、当初のものは

360度回転しないランナーでした。

DSC01005-490x368

上の写真の左側が最初のネクスティのランナーで、2010年に右のランナーに

設計変更をしました。

私のブログがトーソーの開発に影響を与えたかどうかは分かりませんが、

今はネクスティは360度回転するランナーのレールとして広く使われています。

 参考ブログ

2010年6月16日「つい言った~TOSOネクスティのランナー

2016年3月19日「フラットカーテンのこだわり

 

こちらの現場でもネクスティを使っていまして、シングル付けなので

エキストラシングルブラケットを使っています。

DSC05211

 

 

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