フラットカーテンは360度回転するランナーのレールで

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滋賀県の栗東の近くの湖南市の現場に取付に行ってきました。

こちらのお客様は、部屋にとりつけておられるカーテンが明るいということで

ネットで当店を見つけて「あとから取り付けられるフラット裏地」を2窓分

買っていただいたことがきっかけで、そのあと、大阪のマンションの吊り替えや、

沖縄の別荘のカーテンや事務所のブラインド工事などをさせていただいています。

この度、湖南市の実家の隣に戸建て住宅を新築されたので取付に行ってきました。

奥様は沖縄出身の方で、途中にお茶とお菓子を頂いたのですが、これが琉球塗の漆器で

した。

DSC05205 DSC05206

この漆器は私が昨年11月に沖縄に行ったときに買ったものと同じ店で

買われていたことがわかりました。(国際通りにある店)

私が沖縄に行ったときにうちの奥さんが買った琉球漆器

琉球漆器_R DSC03730

 

頂いたお茶がひじょうにおいしかったのです。

私はお茶屋の息子で日本茶にはうるさいのですが、思わず「おいしいお茶ですね」と口にでました。

当店の施工担当者も「無茶苦茶旨茶」と言っていました。

奥様がおっしゃるには、「これは誰が入れてもおいしく入れられるお茶」とのことで

このお茶はご主人の出身地である松江市の千茶荘という会社の「抹茶入り白折」

という商品ということを教えていただきました。

「白折」(しらおれ)というのは玉露や煎茶の製造過程で取り除かれた茎の部分で

宇治茶では、玉露の白折のことを雁ヶ音(かりがね)と言っていまして高級茶です。

このお茶は大阪のスーパーではあまり販売されていなくて、滋賀県が中心の

「平和堂」には販売されているとのことです。

私があまりにもおいしいというものですから、私どもが取付をしている間に、

奥様が平和堂まで買いに行って頂いていました。

2種類あって、グリーンラベルと赤のラベルのもので、グリーンの方が高いくて

おいしいとのことです。

平和堂を2件回ってもグリーンの方は売り切れでなくて、赤の方を買ってきて

いただきましてお土産にもらいました。

DSC05219帰社後、スタッフでいただきました。

調べるとネットでも販売をしていました。

 アマゾンでも販売をしています。

 原材料に抹茶とアミノ酸が入って

いますので好みは分かれるところです。

 

 

さて、本題です。

 

リビングにフラットカーテンを取り付けました。

生地はマナトレーディングのルクレチアでポリエステル61%、レーヨン39%の

商品です。

フラットがご希望ですが、レーヨンが入っているために形状記憶加工や

形態安定加工ができないのです。

その時は、ピッチホールドテープを使います。

レール273㎝に対して3幅いっぱい使うと1,42倍ぐらいの計算になります。

このテープを使うと不均等ピッチにフックが差し込めるようになっていて、

山の部分のウエーブが大きくて谷の部分が小さくなります。

DSC05207

それでギャザーを絞ればウエーブがでます。

DSC05208

DSC05209

 DSC05217

 

私が、今まで2900回以上ブログを書いてきた中で、エンドユーザーに

一番インパクトを与えたのは、「フラットカーテンを使うときは360度回転する

ランナー(駒)を使いましょう」という事ではないかと思っています。

今までも当店でお買い上げいただいたお客様で、フラットカーテンの時は

よくそのことをおっしゃいます。

一番最初の書いたのは2008年1月23日の「フラットカーテンとレール」という

ブログです。

そのブログには下のようなコメントもいただいています。

 

本当に役に立ちました。 自分の部屋用なのですが(素人です)、先日、エリートレールが安売りしていたのでまず買ってしまいました。 カーテンはこれからです。(他社で買おうと思ってましたすみません。) 「フラット」のカーテンは過去に経験ないのですが、写真で何かスッキリ見えたのでこれもいいか。 と思っていた矢先にこちらの記事を発見した次第です。 なるほどぉ!!涙が出ました。 私はカーテンレールなど昔の物しか知らないので、ランナーなんてただレールの細いとこに引っかかってるだけ=360度回転して当然、というか考えたこともなかったですが、エリートは回転しないのですね。 しかもそれがフラットの場合にどえりゃー悪影響をもたらすとは…。 ありがとうございます。本当にありがとうございます。フラットは断然やめます。たいへんに勉強になりました。 「勝手にすれば」→「カーテンにすれば」、聞き違えて頂いたおかげで、私まで助かりました。 これから「夢工房」さんもチェックさせていただきますので、また宜しくお願い致します。

当時はトーソーの次世代のレールという「ネクスティ」はまだ発売されていません

でした。

多分、その年の6月にネクスティが発売されたのだと思いますが、当初のものは

360度回転しないランナーでした。

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上の写真の左側が最初のネクスティのランナーで、2010年に右のランナーに

設計変更をしました。

私のブログがトーソーの開発に影響を与えたかどうかは分かりませんが、

今はネクスティは360度回転するランナーのレールとして広く使われています。

 参考ブログ

2010年6月16日「つい言った~TOSOネクスティのランナー

2016年3月19日「フラットカーテンのこだわり

 

こちらの現場でもネクスティを使っていまして、シングル付けなので

エキストラシングルブラケットを使っています。

DSC05211

 

 

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