縫製

縫製加工所紹介(3) レースの耳をカットする機械(動画)

今日は1日スムーズにいかないことばかりでした。
明日からはツキがかわるでしょう。

当店でカーテンクリーニングは2回させていただいたのですが、カーテンは低価格均一ショップ、いわゆる業界で1万円ショップというところで買われたお客様がおられます。

1万円ショップといっても、すべて1万円ではなく巾200×丈240センチぐらいまでならば1万円というお店です。この1万円ショップでも、税込1万円のところと、税別1万円で10500円の2タイプがあります。

税込1万円のところはちょうどカーテンといいまして、このお客様はそこで買われました。

お客様からご連絡がありまして、タッセルのマジックテープがつかなくなったので直してほしいとのことでした。
2回当店でクリーニングをさせていただいていますので、どのようになっているかは状況は分かっていたのですが、マジックテープがつかなくなるという事がわかりませんでした。

伺ったところ、オスの方の凸部分がはげ上がっていました。

タッセルは房掛け金具を使えないため、初めからカーテンに縫い付けてあります。

CIMG4026CIMG4025

こんな経験は初めてです。使う資材によってこんなことも起るんですね。

さて、本題です。

レースの耳をヒートカットする機械の紹介です。

先に2009年1月27日のブログをお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/51846159.html

ここでも紹介していますが、当店の縫製加工所では、ボイル系の生地の耳の部分は、ほつれてこないようにヒートカットしています。

エンドユーザーからみると、「そんなの普通のことと違うの?」と思われるかもしれませんが、メーカーでもやっているところは少ないのです。

見えない部分で、そんなに気にすることではないのですが時間がたってくるとその部分がほつれてきてヒゲになったりします。

CIMG3992

どうでもいいが動画です。

CIMG3996

上の写真の生地の上の部分はヒートカットしていて、下の部分はしていません。

縫製したもので、当店のと他店のと比較してみてみましょう。

下は当店の縫製です。

CIMG4039

CIMG4040

裾は本縫いウエイト巻きロックをしていまして、耳の部分はヒートカットしています。

下の写真はあるメーカーの純正の縫製です。

CIMG4041

CIMG4043

裾の仕様は折り返して1センチだけ中に入れてあります。耳も半分だけ中にいれてあり、ウエイトは自由に動くようになっています。下側の写真は耳の部分ですが、中で糸がヒゲのようにでているのがわかりますか?

要するに、目にみえないところにもこだわりをもって縫うかどうかの違いです。

使う資材によっても違ってきます。

購入時には見た目はわからないことです。

どうでもいいといえばどうでもいいことですが、長く使っていると差がわかってきます。

それが価格となってきます。

 こちらの質問箱にもカーテンのしわについての質問がはいっています。ぜひご覧ください。

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縫製加工所紹介(2) 本縫いウエイト巻きロックミシン(動画)

昨日のブログでリリカラのサーラの新作発表会で、

サーラの感想はサラっと流すことにして、(どこかのおやじギャグブログみたいですが

大阪・和泉市の同業者のブログを読むとこのように書いてありました。「どこかのおやじギャグブログ」と言うのはここのことだと思います。

書いたところ、ブログの主のブログにこのように書いてありました。

びびりました」というタイトルで

いつも参考にさせて頂いている

とあるおやじギャグブログではなく、

大変失礼致しました”カーテン夢工房さんのブログ”を

何気なく覗いたら。。。びっくり

昨日のうちのブログをご覧になられたようで

以下のように載っておりました。 (以下というのは上の青字

昨日、リリカラの新作発表会に行ってきましたので、他に発表会に行った人がどのような感想を書いておられるかを知るためにブログ検索で「リリカラ」といれたのです。

そうしたところ、広島や東京や大阪などで数名の人が感想を書いておられてそれに引っかかってきたのです。

今回のリリカラのサーラはかなりいいですよ。説明会もかなり準備されており、コンセプトもひじょうにわかりやすかったです。
企画担当者が自信にあふれていました。
企画担当者がきちっと説明してくれたのでカーテンに対する思いが伝わりました。

客層がバッティングするサンゲツには大きなダメージになることでしょう。

この話は2月3日の発売日までに、業界向けブログ「勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記」に書きますので業界関係者は読んでください。

それにしても、同業者がこそっと私のブログをいつも参考にしていただいているのはうれしいですね。

できたら名乗っていただいていろいろと意見をいっていただければうれしいなと1月26日のブログに書いたところ、東和商会の河野さまからぜひ情報交換しましょうとコメントをいただきました。

東和商会さまは、縫製では日本の著名な物件を納品されていることで有名で、高級カーテンショップの「ドレーパリー吉祥寺」も経営されていて、ブログやミクシィでの情報発信力はすばらしいものがあります。

もっとすごいのは先見の明があって、まだこの業界のインターネットのホームページがほとんどなかった頃に「http://www.curtain.co.jp/」 このURLを登録されていたことです。
私が、15年以上前に、このURLを取りにいったときには手遅れだったのです。

私も、日本のカーテン業界発展のために情報交換できることを楽しみにしています。
あと数名、カーテンに思いの強い方がおられたらメーリングリストを作って一緒に情報交換したいと思っています。

さて、本題です。

当店の縫製加工所には、いろんな種類のミシンがありまして、動画で紹介していきたいと思います。

メーカー・問屋の営業員やカーテン縫製業者や専門店には必見の動画です。
これしか見ていないと、これが普通だと思うのですが関係者がみると「すごいな」と思っていただけると思います。

まずは、昨年の1月26日のブログに書きました「本縫いウエイト巻きロックミシン」です。

まずは、こちらのブログをお読みください。
https://blog.curtainkyaku.com/51846146.html

このブログを読んで同業者が、このアタッチメントをほしいといわれて、今回一緒に加工所に行きました。

CIMG3989CIMG3990

動画を撮るのを忘れていまして、帰り際に無理をお願いして急いであまり生地でサンプルをつくってもらって撮影しました。
急がせたため、ちょっときれいでないところがありますがご勘弁を。

どうでもいいが動画です。

動画画面のまん中の三角をクリックしてください。動画になります。

メーカーの縫製仕様で「本縫いウエイト巻きロック」をしているところはないと思います。

こうすることによって、洗濯してもウエイトが落ちることがないのです。

昨年、私のブログをみて洗濯をしたらウエイトが落ちてきたというので、このやり方で補修してほしいという依頼があり京都から持ってきてくださったお客さまも
おられます。

修理する場合は、現状より3~5センチ短くなります。

参考ブログ https://blog.curtainkyaku.com/52043288.html

このやり方だと、縦使いで幅継ぎする場合でも、ウエイト巻きロックができます。
最近はレースにプリントしたものや大きな柄のものやオパールプリントのものが流行っていますが、その場合は「本縫いウエイト巻きロック」をおすすめします。

CIMG4027

上の写真は裾本縫いウエイト巻きロックをしています。これを裾を折り返すと下のようになります。
この写真は実際縫製をしたものではなく、手で折り曲げただけですが雰囲気はわかっていただけるかと思います。

裾の部分はモアレになり、裏の柄が映ります。

CIMG4028

CIMG4044巾継ぎのところも問題はありません。


(写真はクリックすると拡大します。)

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縫製加工所紹介 

今日はリリカラのサーラの新作発表会に行ってきました。

サーラの感想はサラっと流すことにして、(どこかのおやじギャグブログみたいですが

大阪・和泉市の同業者のブログを読むとこのように書いてありました。「どこかのおやじギャグブログ」と言うのはここのことだと思います。

すみません、リリーに過敏(花瓶)に反応しまして、リリカラの新しいカーテンの見本帳「サーラ」の新作発表会の感想はコテコテに書かせていただきます。

後日、業界向けのブログ「勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記」の方に書いておきますので、業界関係者をお読みください。

さて、本題です。
 
当店が縫製をお願いしている大分・臼杵市のなる良さんに行ってきました。

私どもとなる良さんとのお付き合いは16年になります。「カーテン夢工房」を立ち上げた時からです。
当時私は業務拡張に伴い新しい加工所を探しておりました。加工所はいっぱいあったのですが、なかなか腕のいいところが少なかったのです。

今ではどこでも使われているヒダ取りミシンは当時はまだあまり浸透していなくて、ムーラントータリア(村田精)が特許を持っていて、天王寺の稲垣ミシンが販売をしていました。

当時、大阪で縫製をお願いしていたところも稲垣のヒダ取りミシンを使っていていい仕事をされていました。

私はそのミシンに注目をしました。そのミシンを使っているところは技術的にもいいものを持っているのに違いないと思い、電話帳で調べて稲垣ミシンに電話をして、事情を話してヒダ取りミシンの納品先を紹介してほしい、とお願いをしたのです。

そしたら、たまたま私が電話した後に、なる良の社長(現会長)から稲垣ミシンに電話があり、話のついでに「ついさっきけったいなカーテン屋からいきなり電話があり、加工所を紹介してほしいと言ってたんだけど、やる?」と稲垣ミシンの社長が言ってくれたのです。

なる良の社長はOKとのことで、私はフェリーで大分まで吸収の旅に出たのです。大分と言えば「すべってころんでおおいたけん」というぐらいしか知らなかったのですが、人情味あふれたいいところでした。

縫製工場に入ったら、縫い子さんがお揃いのエプロンをされていたことがとても気に入り、後継者がおられることが決め手となり、それ以来ずっとおつきあいさせていただいています。
CIMG3999

「ミシンの数」だけならば多いところはいっぱいありますが、「種類の多さ」ではなる良さんは日本でも有数の加工所だと思っています。

何枚か動画で撮ってきましたのでこれから少しずつ紹介させていただきます。

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フィスバのレースの縫製仕様

2~3日前の寒い日に、前夜お酒を飲んで地下鉄で帰ったため朝6時過ぎに地下鉄で出勤しました。

今福鶴見の駅上の歩道に水を撒いた跡があり、それが凍っていて自転車置き場の係員詰所につながっているんです。

この時期の朝に水を撒くのは非常識だし、お年寄りには危険だし受験生にはすべったら縁起が悪いので、詰所の係員に文句を言いに行き、朝から重い気分だったのですが、その後8時過ぎにそこを通った妻の話によれば、係の人が2人たっていて、「滑りますから注意してください」と言っていたとのことです。

実は私が滑りそうになったのです。

今日はセンター試験日。長男も受験で今朝試験会場まで送っていきました。

今日は滑らない話を書かなければなりません。

さて、本題です。

フィスバのレースのクリーニングの依頼をうけました。
お客様はクリーニング屋に依頼されたのですが、まったくきれいにならなかったため当店に話がありました。

商品はフィスバのアプラウスで2007年に廃番になっています。組成はポリエステル60%レーヨン40%で水洗い不可です。

SH380265SH380263

SH380281レースは手前に吊っておられます。当店が納品したものではなく、他店でご購入で、フィスバの純正縫製です。 〈画像をクリックすると拡大)

クリーニング屋はドライクリーニングをされましたが、ドライではきれいにならないのです。

当店は自ら洗う水洗いクリーニングです。

水洗いの方がはるかにきれいになりますが、縮むという問題があります。

そのため、クリーニング屋では水洗い不可の表示があれば絶対に水洗いはされません。

当店には、カーテンクリーニング専門のノウハウがありますので、そこはうまくやるのです。

カーテンクリーニングの関しましては、今までも何度も書いていますので、右欄外のカテゴリーの「クリーニング」のところをお読みください。

ちょっと注目したいのはフィスバのメーカー縫製です。

SH380277裾の仕様です。

折り返しは10センチですが、中に入れる部分はほんの少しだけで写真のように横ラインがいきます。

フィスバの縫製はすべてこのような仕様です。日本のカーテンのメーカー縫製は、中に入る部分が下までありまして、この部分は三重になります。

どちらがきれいと思うのかはエンドユーザーの判断ですが、日本ではフィスバの縫製はきれいといわれていて、信者もたくさんおられます。(ました。)

当店ならば、本縫い巻きロックをします。

こちらをお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/51846146.html

SH380280耳の仕様です。

ここも途中までの折り返しです。

端の部分はなんの処理もされていないため、ヒゲがでてきます。

当店では、ヒゲがきたないと嫌われるという認識でヒートカットしています。

詳しくはこちらをお読みください。

日本のメーカー縫製でもヒートカットしているところは少ないと思います。

写真はわかりやすいようにと思って、黒のブルゾンの上に載せて撮りましたが、かえってわかりにくかったかもしれません。(写真はクリックで拡大)

わかりやすい写真はこちらをご覧ください。 
https://blog.curtainkyaku.com/51846159.html

SH380279上部の芯地部分のフックです。

縫込みアジャスターフックです。

レース用は縫いこむ部分は透明のものを使っています。

当店も縫込みアジャスターフックですが、レース用もドレープ用も同じ乳白色のものを使っています。

さすがにフィスバです。

これが見えないところまで美しさにこだわりをもっているとうたっているフィスバの縫製です。

フィスバの縫製に関しましては、右欄外のカテゴリー「日本フィスバ」のところをお読みください。

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意外と重宝な金属フック

住宅版エコポイントの概要が発表されました。

来年中に新築でエコ住宅を建てるかエコリフォームをすれば内容によってポイントが与えられて、1ポイント1円でエコ商品と交換できるというものです。

新築で30万円分、リフォームで15万円分が返ってくることになります。
対象となるのは、二重窓のほか、外壁や屋根・天井、床の断熱改修工事が主です。

この制度によって、多少なりとも家を建てようという人が増えたり、リフォームしようという人がふえれば景気の刺激策にはなるのです。

しかし、サッシを二重にするとか、床の断熱改修はエコポイントの対象になるようなのですが、遮熱効果のあるカーテンやブラインドは今のところ対象となっていないようなのです。

たぶん、霞が関のお役人さんは、カーテンをかえることによって遮熱効果をあげることができるなんてご存じないんだと思います。

もっと業界あげてアピールしないとダメですね。
日本インテリアファブリックス協会は業界のためにもっと政治的な活動もしないといつまでも認知されない業界になってしまいますよ。

頼みますよ。

さて、本題です。

レールに引っかけるカーテンフックは,最近では樹脂製のアジャスターフックが主流です。
これは、洗濯をしたら多少縮む中での調整や、現場に取り付けに行った時の長さの微調整に便利はいいのですが、お客様の中には昔の金属フックの方がいいという方もおられます。

SH380252SH380255

これが90ミリの金属フック

今日、取り付けたお客さまも実測に行った時にそのようにおっしゃっていたので金属フックにさせていただきました。

お客様がおっしゃるには、樹脂製のアジャスターフックは、洗濯するため取り外す時に「とてもはずしにくいから嫌いなの」とのことです。
それに、「レースはほとんど縮まないんだから丈をアジャストする必要はないでしょ」とのことです。

なるほど。

吊ってあったドレープをみると、セルコン(現川島織物セルコン)のメーカー縫製のアジャスターフックがついているのです。
SH380251これは今も川島織物セルコンがスリムフィットフックという名前でメーカー縫製で使っています。

たしかにこのフックは一般消費者なら説明書をみないとどうやってはずせばいいのかわからないのです。

とりはずしが結構じゃまくさいのです。

大阪店でもこのフックがついたままの現物を持ち込まれ、「これはどうやってはずすのですか」といって来られた方がありました。実は初めは私もよくわかりませんでした。

こちらのお客様は、このセルコンのフックアレルギーになっておられて、絶対に昔のフック(金属フックのこと)がいい!とおっしゃっておられました。

これからカーテンの洗濯をされる方の為に、もし川島織物セルコンのメーカー縫製のカーテンを購入された方はこちらをご覧ください。フックのはずし方の説明です。

http://www.kawashimaselkon.co.jp/ja/curtain/what/hooks.html

私どもでも一般のお客様の現場では要望がない限り最近は使わないですが、不特定多数の人がカーテンの開閉をするような現場、たとえば公共施設の間仕切りカーテンなどにはよく金属フックを使っています。

いろんな人が乱暴に扱うとアジャスターのフックがずれたりしてカーテンの上部がでこぼこになるからです。

たとえばこんな現場。

SH380249SH380248SH380250

下部には会議スペースのパーテーションがあるのですが、エアコンの効きをよくするためのカーテンを上部にとりつけました。

金属フックの方が丈夫でこわれにくいのです。

時代の流れで金属フックは今やほとんど使われなくなりました。
既製カーテンもアジャスターフックになっています。
ですから金属フックを使うと「安もん」と思われがちですが、使うところによっては金属フックの方がいいところもあります。

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プレーンシェードリング付きテープの縫い方の違い(動画)

日本郵政の方が営業にお見えになります。民間企業なので当たり前といえば当たり前ですが、ここ1ヶ月で何回も見えています。

年賀状の購入の依頼です。私どもは毎年同じ営業から数千枚買っていて、今年も買いますからといっているのですが、不安げのようで早く枚数を確定してほしがっておられます。

1人10万枚販売しなければならずノルマが厳しいようなのです。

それよりもちょっと驚いたのは、顧客へのDMの送付を今、くろねこヤマトのメール便を使っているならば、郵便料を安くするから使ってほしいといわれたことです。私どもは、佐川急便のゆうメールを使っていて、郵政公社からの郵送になっているのでとりあってくれなかったですが、今までの守りの姿勢から攻めに転じていました。

さて、本題です。

11月1日より、トーソーはプレーンシェードのリング付きテープの縫い方を変更して、従来は下から縫っていたのを上から縫うようになりました。(トーソーのメカを使っているところがすべてそのようになったのではなく、トーソーがマイメードという形で縫製を請けている分に関してですので誤解のないようにお願いします。)

これは、どういうことかといいますととまずは過去のブログをお読みください。

2009年6月7日のブログ「プレーンシェード リングの縫いつけ上から下から
https://blog.curtainkyaku.com/51953990.html

2009年6月8日のブログ「プレーンシェード各メーカーの仕様]
https://blog.curtainkyaku.com/51954741.html

そこで、リング付きテープの縫い方でみえ具合が違うという実験をしてみました。
サイズは59×160センチで生地はフジエFA2024GYで、トーソーのドラム式のメカをつかっています。

1)20センチピッチのリング付きテープを上から縫っています。
2)均等ピッチ仕様(当店の標準仕様)
3)20センチピッチのリング付きテープを下から縫っています。

この商品は、川島織物セルコンが住宅メーカーの縫製を請けており、住宅メーカーの指示は厚手の生地に裏地付きで1台でつくるのだったのですが、川島織物セルコンは厚手の生地と、裏地とバラバラに2台つくった分が3窓あります。

間違ったその商品を川島織物セルコンが引き取りに来ないでずっと置き放しになっているので、こちらの方でユーザーに川島織物セルコンの縫製のPRのために活用させていただいています。

そのため、3)の20センチピッチのリング付きテープを下から縫っている商品は純正の川島織物セルコンの縫製になっています。

1)と2)は当店の方で生地を購入して、同じ仕様(トーソーメカ仕様)でつくりました。

下の写真の左より1)2)3)です。
CIMG3256

1)の20センチピッチのリング付きテープを上から縫う仕様というのは、従来はメーカーとしてはタチカワがやっていまして、今月よりトーソーがするようになった仕様です。
これを当店では今後タチカワ・トーソー仕様と呼ぶようにしました。下の写真

CIMG3257

CIMG3250CIMG3251

CIMG3253CIMG3263

上から20センチ間隔のリングがついたテープを縫っていきます。そのため一番下だけがピッチが違います。

これは一番上に上げた時のウエーブがきれいに揃います。問題点は
腰窓や掃き出しの窓があり、丈が違うものを同じ部屋に取り付けた時に、少し上げた時の見え方が違います。上にあがると隠れます。

2番目が当店の標準縫製仕様です。

CIMG3258

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これはテープを先に縫い付けてリングを後から均等割りにして差し込みます。
この場合は丈が160センチで、上下8センチを除いて均等の21.7センチピッチになっています。

手間暇がかかっているだけに見た目はきれいと思っています。

絵を描いてホームページで説明するのがうまくないので、同業者ですがインテリアクレールさんのホームページ(←ここをクリック)をご覧ください。同じ加工所で縫製していますので同じ仕様です。
わかりやすいと思います。

インテリアクレールの篠田さんは同じ釜の飯を食った先輩で、サンゲツの日比社長から「いいものは世に知らしめる義務がある」と教わった同志です。
私どもは営業テリトリーでしか販売をしていませんので、ネットでご購入希望の方はインテリアクレールさんにご相談ください。

3番目は下からリング付きテープを縫う仕様です。

CIMG3259

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ほとんどのファブリックのメーカーが今はこの仕様です。
この縫製は川島織物セルコンの純正縫製で、カワシマは住宅メーカーでのシェアが圧倒的なので、当店ではこれをカワシマ仕様と呼んでいます。

リング付きテープを下から縫っていくやり方で20センチ間隔でリングが付き、一番上の最後のピッチが他と違ってきます。

丈が違う窓が同じ部屋にあっても、最初のあがり方は同じで揃っています。
問題点は一番上に上げた時にひとつだけウエーブが違うということです。

下での美しさをとるか、上の最後の美しさをとるかは各社考え方の違いがあると思います。
川島織物セルコンは「大きな波が来ていても最後はピンと立っていたい」という思いのこもった縫製になっているんだと思います。

【注釈】川島織物セルコンの縫製では、最後のピッチが10センチ以下になった場合は、リングに通さない仕様になっています。そのため、逆に最後のピッチだけが大きくなるケースもあります。

私は、最後にピンとはねて残るやり方は好きではないのです。
なんか残尿感があるようなんです。当店は上でも下でも美しいウエーブになるように均等ピッチにしています。

余談ですが、最近年をとりましてなんかおしっこの切れがよくないのです。残尿感がありまして、会社にざんにょう手当を出してというと、何言ってのん、あんた社長やろ、残業手当なんかでるわけないやんといわれました。 余談余談。。

どうでもいいが動画で確認ください。
左がタチカワ・トーソー仕様、真ん中が当店の標準仕様、右がカワシマ仕様です。
まん中の三角を押すと動画がスタートします。私の音声付です。

当店ではエンドユーザーのお好みに合わせて、上からリング付きテープを縫うタチカワ・トーソー方式も、下から縫うカワシマ方式も対応しております。メーカー縫製が好まれる方はメーカーにも縫製を出します。

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裾のウエイトロックを直しました。

毎週週末に仕入れ先から、欠品情報とともに役に立つ話が書かれているエッセイがファックスで送られてきます。

そこに書いてあった話です。

いま居酒屋でランキングトップの人気ビールは何か

「スーパードライ」?「プレミアムモルツ」?それとも「ラガー」?全部ハズレ。圧倒的人気を誇るのはかの有名な「とりあえずビール」。だってみなさんもオーダーしませんか?

「お飲み物は何にしますか?」と店員に聞かれて、「うーん。とりあえずビール」と

これは、仕事関係の人達で飲む会での「とりあえずビール」は組織的一体感を醸成するための協調的作業であると同時に、仲間意識や連帯感を確認し合うための儀礼であり、また、横並び文化の象徴でもあるらしいのです。

これが日本人のいいところでもあり、悪いところでもあります。今回の政権交代でも、国民の「とりあえず民主党に任せてみようか」という意識が働いたと思います。

とりあえず」は結局は「決断の先送り」であって、仕事においてはツケが回ってこないうちにこういう意識から脱却しまければならない時期がきているように思います。

さて本題です。

当店で縫製したものでないレースのウエイトロックがほつれをなおしてほしいという依頼がありました。

PAP_0012

PAP_0010PAP_0011

これは、レースのウエイトロックといいまして、よくやる仕様です。
ウエイトの上の部分がウエイトの重さでほつれてきています。

当店の縫製ではない場合は、補修だけはあまりやらないのですが、他の仕事をいただいていたのと、このレースが少し長めにつくられていて、上の部分でフックを上げることによって2.5センチ調整が可能だったので引き受けました。

当店では、このやり方ではなく「本縫いウエイト巻きロック」というやり方でやっています。

詳しくは、先に2009年1月26日のブログ「オーダーカーテンの縫製へのこだわり③」をお読みください。

091009_0856~02

これが当店の「本縫いウエイト巻きロック」というやり方です。

ウエイトテープを生地で巻きこんでウエイトの上を本縫いで縫っています。

091009_0857~01
091009_0856~01

SH380107

レース手前吊りです。

CIMG2973CIMG2974

上の写真は机の上に置いて写真を撮ったもので、左側は表で、右側は裏側です。

このやり方だと、洗濯してもほつれることはありません。
今回は、最初に出来上がっていたレースが2.5センチ長くて上の方で調整されていたからこのようにできました。

今までのウエイトロックがほつれたからといって直すとなると、現状より3センチ以上短くなります。

そのため、ウエイトロックをする場合は、初めから「本縫いウエイト巻きロック」でお願いするといいです。

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10月14日(水)13時よりカーテン夢工房大阪店で、消費者向けのインテリアセミナーを開催します。詳しくは 
こちら(←クリック)をご覧ください。


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