川島織物セルコン

川島織物セルコンのフィーロ縫製について② 形態安定加工「ファインウェーブ」

今日、現場に打ち合わせに行ったらお客様が「あの文章を書いておられる方ですよね」とおっしゃるのです。


「なんかまずいこと書いたかな、いつもまずいこと書いているよな」と一瞬思ったときに「私、あの文章を読んでカーテンはここに決めようと思ったんです」とおっしゃたんです。


なんといううれしいお言葉。今日は早く帰って焼酎飲みながらおいしい食事をいただこうかなと思ったのですが、空腹に耐えてまたブログを書くことにしました。


川島織物セルコンのフィーロ縫製の話の続きです。フィーロは92%の商品が形態安定加工『ファインウエーブ」を標準仕様としています。私はこのブログでは真空釜でするのを形状記憶という言葉で書いてきていますが、川島織物セルコンは真空釜でするのを形態安定加工「ファインウエーブ」としていますので、それを尊重してここではファインウエーブといいます。


こうした真空釜で加工をするのを標準仕様にしているのは、他社ではなくこの川島織物セルコンのフィーロしかありません。川島織物セルコンは今までは「ヴィータ」「アップルシートエスト」では後からかける簡易型の形態安定加工「ソフトウェーブ」を標準仕様にしており、今回のフィーロが出るまでは『ソフトウェーブ加工」を前面に押しだしていました。しかし、ハイグレードにはファインウェーブなんでしょう。


形状記憶加工なんかは邪道だという方もおられますし、ポリエステルのカーテンなんてという方もおられますが、私もやはり形状記憶加工をした方がきれいと思っています。川島織物セルコンと同じ考えです。


川島の形状記憶1川島の形状記憶」2川島の形状記憶3


 


 


 


 


 


 


 


 


 


上の写真はファインウェーブのかかっているフィーロ縫製です。
きれいです。少し気になったのは出荷の際、プリーツたたみ(屏風たたみ)
されて出荷されるので、せっかく機械できれいなウェーブをつくったものを人の手でたたみなおすとラインがまた違うのです。吊ったときにたたんだ線がプリーツのウエーブと少しずれているのです。当店でも最初は形状記憶をかけていないのと同じようにプリーツたたみをしていましたが、やはり線が気になったので2年半前から下の写真のように平たたみして出荷しています。形状記憶をかけていますと平たたみしていても吊ったときにきれいにウェーブがでます。


下は当店の形状記憶です。


当店の形状記憶1当店の形状記憶2当店の形状記憶3


 


 


 


 


 


 


 


 


 


上の写真の左のように両開きの真ん中にくる方はアイロンをあてて広がらないように工夫しています。また、下の絵のように前に来るほうを大きなウェーブにし、後ろに来るほうを小さいウエーブになるように型紙をつくっています。


形態のウェーブ   当店の梱包1当店の梱包2当店の梱包


 


 


 


 


 


 


 


 


次回は2,3倍使いについて詳しく書きます。


 


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川島織物セルコンのフィーロ縫製について①

10月に発売された川島織物セルコンのフィーロという見本帳は国産では最高級の商品で、縫製も特別フィーロ縫製というものを設けまして今までとは違う最高級の縫製をしています。


確かにすばらしい縫製ですごいこだわりが感じられます。しかし、それなりの金額もします。私共では、川島織物セルコンに展示サンプルをメーカー縫製で依頼し、また同じ生地で当店でも縫製してその違いを説明できるように展示しています。


カワシマ縫製3


 


左の写真の両開きで右片開き分がフィーロ縫製で、


左片開き分が当店の自社縫製です。


 


 


下の左の写真は川島織物セルコンのフィーロ縫製


下の右の写真は当店の自社縫製です。


 


カワシマ縫製1カワシマ縫製2


何がすごいのか。それをユーザーにわかっていただきたいのと、フィーロ縫製をメーカーに依頼することによって展示サンプルの商品で巾200×丈200cmのサイズで42450円高くなります。


私共はメーカー縫製も承っておりますし、専門店として自社縫製もしています。その違いを理解していただき、金額も含めて総合的に判断されるのはお客様で、その判断材料を提供していきたいと思っています。


これから6回に分けて、世界最高級と言われるフィスバ縫製の話も絡めながら、川島織物セルコンのフィーロ縫製について検証します。


②形状記憶(形態安定加工)標準仕様


③2.3倍使いとは


④ハギあわせ(巾継ぎの美しさ) フィスバ縫製とのこだわりの違い


共布タッセルのこだわり。


⑥細かいところで他社の縫製との違い


同業者もインテリアコーディネーターもメーカー営業員も必見です。ご期待を


 


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川島織物セルコンのfiloの展示会に行ってきました。

川島織物セルコンの展示会に行ってきました。(2007年9月27日)



 

 



先日、大阪で行なわれた川島織物セルコンのfilo新作発表会に行ってきました。

すでにインターネットで東京の展示会に行かれて感想を述べておられる方もおられますが、私はさすがカワシマ、やはりいい商品が多いと思いました。なんといっても今は業界では川島織物セルコンの開発力は群を抜いていると思います。
次が住江織物で、後はぐ~んと落ちますね。

今回の開発のテーマはオリジナリティーへのこだわり、縫製へのこだわり、コーディネートへのこだわりだそうです。
自社で生産設備を保有する唯一のメーカーでもあり、品質の高さは他の追随を許さないものがあります今回はオリエンタル的な柄も多く、売れるかどうかは別問題としていいものがあります。

縫製へのこだわりは、filo標準仕様を設け、完成品としてのカーテンへのこだわりは評価できると思います。カーテンメーカーの中では、川島織物セルコンは一番縫製のことがわかっていて、うまいかどうかは別にしてこだわりは感じます。

filo標準仕様はすべて2.3倍使いにし、巾継ぎをヒダの根元に隠れるように配置し、 すくい縫いで耳の裾の部分を手まつりして、「ファインウエーブ」(注1)をしています。

なぜ、2.3倍使いなのかを伺ったところ、それが一番綺麗と思うからですというのです。
そのため、150㎝巾の生地を使うと3巾では巾196センチまでしかできなくて、巾200cmで発注すると4巾使いになり、すごく高くなるのです。2.25倍使いだったらダメなんでしょうか。

巾継ぎに関しましては、生地の柄を合わせながらヒダの根元に必ずもって来るというのは、ヨコの柄の大きい商品で大きい窓で何ヶ所か巾継ぎをしなければならないときは至難の業なんです。
今、これをやっているのはフィスバだけで、フィスバは三ツ山の真ん中の山の高さで調整する芸術的なやり方です。川島織物セルコンはどうするのかを伺ったところ、企業秘密とのことで社員にも知らされていないとのことでわかりませんでした。

手まつりは一般的にすくい縫い(注2)のときはよくやるのですが、大阪ショールームに展示してある商品は、すくい縫いをうたいながらも、裏地付き標準仕様の商品は無双縫製のはずなんですが、 耳の部分は本縫いでたたいていました。
そこのところを伺うと、展示会に間にあわないから本縫いでしたというように会社から 言われているとのことでした。
急ぎで注文をすると仕様がかわってしまうのでしょうか?

この縫製代が   1900円/㎡ (ファインウエーブ加工を含む)


       どんだけ~


だから、生地価格が安くても、川島織物セルコンに縫製込みで注文をすると、ひじょうにひじょうに高くなります。


でも、そこに価値を見い出しましょう。
川島織物セルコンは業界で1番縫製にこだわっています。
商品が送られてくる梱包をみて、ほんとうに商品を大事にしているということがよくわかります。すごく丁寧に梱包されていて、折り目がつかないように紙菅を入れています。そのかわり、めちゃくちゃゴミがでます。
サンゲツみたいに軽梱包のエコでも困るのですが、自分のところさえよければいいという
エゴでも困るのです。
京都議定書の地元有力企業として、もっと地球全体のことを考えて、
CO2削減に努力してもらいたいものです。


もっとグローバルのことを考えてほしいものです。


川島織物セルコンの展示会は一種独特の雰囲気があります。
私も、いろいろメーカーの展示会に行きますが、展示会では若い人がたくさんいて、「いらっしゃいませ」と大きな声で元気のいいところが多いですが、川島織物セルコンはすごく大人の雰囲気なんです。

事実、見渡しても若い営業の方がほとんど見当たりません。若い人が少ない会社で、私共の担当部署では、最年少は35歳です。おられるのは中堅ベテランの優秀な社員(注3)
ばかりなので商品知識豊富でわからないことはすぐ教えてくれますのでいいのですが、

一人一人が個人プレイなんです。

かつては組織の川島織物といわれましたが、個人主義のセルコンと一緒になって、個人主義の川島織物セルコンになってしまいました。
なかなかヨコのつながりがうまくいかず、組織として機能していないように感じます。


これから10年後がちょっと心配ですね。


今回は時間がなくて説明会には参加できませんでしたが、社員デザイナー本田純子さんのSUMIKO HONDAブランドの新作発表会が春に行なわれた時の話を紹介します。

本田純子さんは以前にお会いした時に比べ、自信に溢れ、美しくなられてました。
作品もすばらしく、金に糸目をつけずに金糸をたくさん使えるのはうらやましい限りでした。
ただひとつ残念であったことは、説明で何回もVPという言葉がでてくるのです。

 

VP」ってどういう意味かご存知ですか。

私は話の流れから「ビューポイント」(みどころ)かなと思ったんです。

話を聞きながら、携帯のネット検索で調べたり、電子辞書で調べたんですが、話の流れからぴったりくるのがなかったのです。唯一考えられたのが「ヴァイス プレジデント」副社長の略なんです。

 

当時、インテリア事業部本部長の中西副社長(現社長)に アピールしているということも考えられないのです。

 

なに !!  VP  

 

【これは中西(なかにし)副社長(当時)を略したものではありません。私は略すのがきらいなんです。】

 

 

あとで、担当の営業員に聞いたら、ビジュアルプレゼンテーションの略で、社内では誰もが使う言葉だということがわかりました。管理職の人に聞いたら、誰もが使いますが、正しい意味は知らないとのことで、今さら聞ける雰囲気でもないようです。

 

川島織物セルコンには、このように略した社内用語がいっぱいありまして、私へのメールにも社内用語がよく書かれています。

SS部とかデポとか。

 

よくわからないのでどういう意味ですかとメールしたら

 


『申し訳ありません。良く読み直すと社内用語でした。何気なくこういう事をしてしまっていますね。すみません。

 

SS部・・・セールスサポート部の略です。ようは受注部隊と覚えていただければと思います。

 

デポ・・・商品の出荷場所になります。ここでは京都の西京極の配送センターです。』

 

と返事がきました。

 

 

ある時は、シェードの部材の価格を問い合わせた時にファックスで

 

SP 125円   と書かれてあるんです。

 

私はスペシャルプライスで特値で125円という意味かと思って電話したら、そうじゃなくてSPというのはセールスプライスで単なる販売価格が125円ということでした。

 

大阪人が大阪弁は日本どこでも通じると思っているのと同じ感覚で、川島織物セルコンの人は

社内用語は販売先のお客には通じると思っておられるのは困ったものです。

 

 

兎に角、この会社は略するのが好きなんです。

 

私共の会社は「グロテン」(正式名は株式会社グローバルテンといいます)と社内でいわれているようで、

クレーム報告書の文書には『グロテン様』と書かれていて初めて知りました。

 

自らも、最近は合併時の緊張感がなくなったのか「川島セルコン」と名乗ったりされます。

 

filoは「織物」にこだわっているのとちゃうの?

 

唯一、自社生産能力のある織物メーカーとして織物にこだわってほしいのです。

「名は体を表す」といいます。

私共の会社名は略しても影響はないですが、自らの会社名は略さないで川島織物セルコンとしてすばらしいfiloを世に発信していただきたいものです。

 

                                  グロテン  きしょ


 

インテリア業界発展のためにも川島織物セルコンには株価は低迷しておりますが
ファイトをだして頑張っていただいたいものです。

    ファイト  出せ  

   
     ふぁいと 出せ


      はいと  出せ


       配当   出せ



注1)今回、川島織物セルコンは一般名詞として形態安定加工という表現をしていますが、
今、業界では、真空窯を使ってするのを形状記憶加工、縫製後、あとから簡易的にするのを
形態安定加工という言い方をするケースが多いのです。ファインウエーブは真空窯を使ってする分で、
今の業界の一般的な言い方では形状記憶加工にあたります。ファインウエーブは
川島織物セルコンの固有名詞でナチュラルウエービーとも言っていますし、ファンタスプリーツとも
いっています。
この件に関しましては、別の「形状記憶」というトピで詳しく説明します。

注2)リリカラはすくい縫いをうたいながら耳の裾の処理を本縫いしているため、あれはすべてすくい縫い
とはいえないという縫製業者もおられます。

注3)川島織物セルコンの平均年齢は44,1歳でインテリア業界ではダントツの高さです。
ちなみにサンゲツは32,3歳。


 織物研究会

昔の名前で隠れてます

川島セルコンキャンペーン17月になりまして、今年も半年が過ぎました。世の中はかなり景気も回復しているようですが、私共は小売りをしておりまして、少しよくなったのかなと思っていたら5月6月は悪かったりでなかなか実感はありません。


インテリア業界は4月に川島織物とセルコンが合併しまして、なにかと話題を提供してくれてます。7月末までは合併記念キャンペーンということで『オーダーカーテンで幸せになろう』というオーダーカーテンフェアを開催しています。私共も協賛して、店内にポスターを掲示しています。


 


 


 


セルコン合併記念キャンペーンということで、川島織物とセルコンが一緒になったことを世に知らしめるキャンペーンなのですが、3ヶ月たった今でも、カーテン生地と共に出荷される洗濯絵表示のネームタグは旧社名の『株式会社川島織物』『株式会社セルコン』のままなんです。


株式会社セルコンなんかは解散した会社で、存在しないのにいまだそうしたものを出すというのはおかしいのではないかと、株式会社川島織物セルコンに2回申し入れしたのですが、答えは曖昧で合併記念キャンペーンが終了した8月に新しいネームタグにするというのです。


我々もそうですが、消費者においては生地をみてどこのメーカーかわかる人はほとんどいなくて、カーテンの裏側についている洗濯絵表示のタグをみてどこのメーカーは知るのです。そのタグがブランドを証明するものなんです。


カーテンを梱包する段ボール箱は4月に新しい社名のものになったんですが、こんなのはすぐにゴミになるのでどうでもいいのです。商品につけるブランドを示すタグこそが重要だと思うのです。経費としてはダンボール箱より安くわずかなものだと思います。


川島織物セルコンが合併記念キャンペーンが終了するまで旧社名のネームタグで出荷するということは、昔の名前のオーダーカーテンで幸せになろうというキャンペーンということなんでしょうか。


いろんな確執があってたいへんなことはひしひしと伝わってきますが、ここはインテリア業界発展のために一体となってがんばっていただきたいものです。私共は川島織物セルコンを応援しています。早くファイト(配当)だしてね。


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冷や汗・アッセの川島織物セルコンのセリストカーテン

今朝の毎日新聞の社会面の大きな活字「ため息ブルー」の横に


シックハウス予防カーテンに加工ミス
インテリア製品製造販売の「川島織物セルコンは18日、昨年8月から今年4月までに販売したカーテンの一部約5000点に、シックハウス症候群の原因にもなるホルムアルデヒドなど、空気中の揮発性有機化合物を分解する機能があると表記しながら、そのための加工を施していないミスがあったと発表した。販売ルートを通じ、購入者を特定し交換するという。問合せは同社(03.3294.4653)


の記事が載っていました。インターネットでは京都新聞電子版だけ記事になっていました。


川島織物セルコンは5年前から独自の技術で光触媒技術を応用し、シックハウス症候群の原因となるVOCの分解機能、消臭機能や抗菌機能を持たせたセリスト加工を全点に施し、カワシマと言えばセリストといわれるぐらい他社との差別化でアピールしていました。消費者の方もカワシマにはこの機能があるからいいという人までいたぐらいですが、それをうたい文句にしながら一部の商品にその加工をしていなかったというのがニュースなんです。


商品としては「薄地レースカーテン(ボイル)」の29銘柄45アイテムで、全カーテン販売量の1%以下で、川島織物セルコンの方で全点取り替えるとのことです。


すでにオーダーで納品したものをすべて作り直して取り替えるということを発表したことは高く評価できますが、こうした目に見えない加工をうたい文句にしながら実際はしていなかったということはひじょうに裏切られた思いです。


形態安定加工のファンタスプリーツ・ナチュラルウエービーを標準仕様にしていながらやっていなかったというのとはわけが違うのです。こちらは明らかに目にみえますが、セリスト加工は目に見えない加工で、我々はメーカーを信じて販売するしかないのです。今後、こうした商品に対する不信感が消費者に起こり、業界に与える影響も大きいのです。


また、日曜日に発表するのもおかしいと思ったら、ヤフーやライブドアの川島織物セルコンの株式掲示板に先週金曜日に書き込みがあり、それで社内は凍てつき東証(凍傷)であわてて発表したようです。私は、川島織物セルコンの株価に注目していたので、その掲示板を読んでましたが、いつもガセネタばかりなので、そんなに気にとめていなかっただけにびっくりしました。


先週の金曜日に朝日放送系列の「探偵ナイトスクープ」をみていたら91歳のおばちゃんが川島織物で働いていたことを誇らしげに何度もテレビで話されていて、すごいなと思っていただけに残念でなりません。


 


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川島織物セルコンショールームリニューアルオープン

川島織物セルコンの大阪ショールームが元川島織物のショールームのあった中之島にリニューアルオープンしました。早速行ってきました。


以前からたいへん気になっていました、ヌーボーテの見本帳に載っている遮音裏地について効果の程を調べにいきました。


入口を入ると応対に出てくれた女性に「遮音裏地を見せてもらいに来ました」とつげると、「当社の商品に遮音裏地はないです」ときっぱりおっしゃるのです。


私が「いや、あるんですよ」というと、「セルコンさんの商品ですかね」とおっしゃいまして、「そうじゃなくて川島織物セルコンの商品ですよ」というと「失礼しました。」といって奥に行かれたら、今度は別の女性が出てこられました。


その方に、見本帳には『気になる音を大幅にカットする遮音裏地』と書いてありますが、大幅にとはどの程度をいうのですか、展示していないのですか」と伺ったところ、「いや、その、あの、せる、この、ある程度なんです」とおっしゃるのです。
この話はまた明日にでも書きます。


ナチュラルウエービーとファンタスプリーツの違いを伺ったら、ナチュラルウエービーはファンタスプリーツと同じようなものとうかがってますとのことでした。


展示してあった127ミリ巾のバーチカルブラインドについて「売れているんですか」と伺うと、また向こうの方に行かれまして、戻ってこられて「あまり売れていないそうです」とのことでした。


この度は川島織物と川島織物販売とセルコンが合併して、一つのショールームが誕生し、社員も一緒になったのですが自社商品にも関わらず、パートーナーの商品に関してはほとんど知らないように感じました。好き者同士は相手をよりよく知ろうとするのが普通なんですが、そうでなかったのかしら???????


ショールームは、今までの川島織物のイメージ重視のショールームとセルコンの機能重視のショールームがうまく調和されて、商品豊富で見やすくゆっくり打ち合わせしながら選べるようになっています。ここに行けばカーテンのことならば、何でも揃っていて、最新のインテリア情報発信基地で全てがわかるという感じです。
但し、川島織物出とセルコン出のアドバイザーが2人1組となって接客してくれたならば・・・・。


本来は好き者同士が一緒になって一つの家に暮らすのですが、今回は親の言いなりで見合い結婚した夫婦のようで、お互いが遠慮がちで、相当気を使った展示の仕方をしていました。一緒になって子供(ひとつの見本帳)ができるまではたいへんそうです。KとSの間にはHはないのでしょうか。(寝室ベットじゃなくてアルファベットの話)


水の都 に すてた恋 泣いて別れた 淀屋橋 ほろりと落とした 幸せを あなたと二人 拾う街 ああ ここは大阪 中之島ブルースよ♪



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川島織物セルコン合併記念 オーダーカーテン「幸せ」キャンペーン

当店では川島織物セルコン合併記念のオーダーカーテン「幸せ」キャンペーンに参加しております。



7月31日までの期間に川島織物セルコンのオーダーカーテンをご購入いただいたかたには応募ハガキを差し上げており、お申し込みされた方には抽選で100名様に5つの幸せからチョイスできるJTBプレミアムギフト券「プレミアージュ」(5万円)をプレゼントします。


ぜひ、この機会に川島織物セルコンのオーダーカーテンを当店でお買い求めください。


こうしたキャンペーンは消費者にオーダーカーテンの啓蒙をする意味でいいことなんですが、ブランドメーカーが販売店を蔑ろにしてユーザーにアピールしてもうまくいかないのです。もっと販売店をうまく利用して三位一体で協力してやらないと成功しないのです。


今回のキャンペーンも購入したお客様はハガキを送れば抽選でギフト券をもらえますが、川島織物セルコンを勧めた販売店にはなにもないのです。せめて応募の多かった販売店にもそれなりのメリットを与るとかしなければ盛り上がらないと思うのです。


新生川島織物セルコンはなにか新しいことをしてくれそうだったのですが旧態依然としたやり方はかわりません。


いったい何のための合併なんでしょうか。ほんとうによくわかりません。