川島織物セルコンの展示会に行ってきました。(2007年9月27日)
先日、大阪で行なわれた川島織物セルコンのfilo新作発表会に行ってきました。
すでにインターネットで東京の展示会に行かれて感想を述べておられる方もおられますが、私はさすがカワシマ、やはりいい商品が多いと思いました。なんといっても今は業界では川島織物セルコンの開発力は群を抜いていると思います。
次が住江織物で、後はぐ~んと落ちますね。
今回の開発のテーマはオリジナリティーへのこだわり、縫製へのこだわり、コーディネートへのこだわりだそうです。
自社で生産設備を保有する唯一のメーカーでもあり、品質の高さは他の追随を許さないものがあります今回はオリエンタル的な柄も多く、売れるかどうかは別問題としていいものがあります。
縫製へのこだわりは、filo標準仕様を設け、完成品としてのカーテンへのこだわりは評価できると思います。カーテンメーカーの中では、川島織物セルコンは一番縫製のことがわかっていて、うまいかどうかは別にしてこだわりは感じます。
filo標準仕様はすべて2.3倍使いにし、巾継ぎをヒダの根元に隠れるように配置し、 すくい縫いで耳の裾の部分を手まつりして、「ファインウエーブ」(注1)をしています。
なぜ、2.3倍使いなのかを伺ったところ、それが一番綺麗と思うからですというのです。
そのため、150㎝巾の生地を使うと3巾では巾196センチまでしかできなくて、巾200cmで発注すると4巾使いになり、すごく高くなるのです。2.25倍使いだったらダメなんでしょうか。
巾継ぎに関しましては、生地の柄を合わせながらヒダの根元に必ずもって来るというのは、ヨコの柄の大きい商品で大きい窓で何ヶ所か巾継ぎをしなければならないときは至難の業なんです。
今、これをやっているのはフィスバだけで、フィスバは三ツ山の真ん中の山の高さで調整する芸術的なやり方です。川島織物セルコンはどうするのかを伺ったところ、企業秘密とのことで社員にも知らされていないとのことでわかりませんでした。
手まつりは一般的にすくい縫い(注2)のときはよくやるのですが、大阪ショールームに展示してある商品は、すくい縫いをうたいながらも、裏地付き標準仕様の商品は無双縫製のはずなんですが、 耳の部分は本縫いでたたいていました。
そこのところを伺うと、展示会に間にあわないから本縫いでしたというように会社から 言われているとのことでした。
急ぎで注文をすると仕様がかわってしまうのでしょうか?
この縫製代が 1900円/㎡ (ファインウエーブ加工を含む)
どんだけ~
だから、生地価格が安くても、川島織物セルコンに縫製込みで注文をすると、ひじょうにひじょうに高くなります。
でも、そこに価値を見い出しましょう。
川島織物セルコンは業界で1番縫製にこだわっています。
商品が送られてくる梱包をみて、ほんとうに商品を大事にしているということがよくわかります。すごく丁寧に梱包されていて、折り目がつかないように紙菅を入れています。そのかわり、めちゃくちゃゴミがでます。
サンゲツみたいに軽梱包のエコでも困るのですが、自分のところさえよければいいという
エゴでも困るのです。京都議定書の地元有力企業として、もっと地球全体のことを考えて、
CO2削減に努力してもらいたいものです。
もっとグローバルのことを考えてほしいものです。
川島織物セルコンの展示会は一種独特の雰囲気があります。
私も、いろいろメーカーの展示会に行きますが、展示会では若い人がたくさんいて、「いらっしゃいませ」と大きな声で元気のいいところが多いですが、川島織物セルコンはすごく大人の雰囲気なんです。
事実、見渡しても若い営業の方がほとんど見当たりません。若い人が少ない会社で、私共の担当部署では、最年少は35歳です。おられるのは中堅ベテランの優秀な社員(注3)
ばかりなので商品知識豊富でわからないことはすぐ教えてくれますのでいいのですが、
一人一人が個人プレイなんです。
かつては組織の川島織物といわれましたが、個人主義のセルコンと一緒になって、個人主義の川島織物セルコンになってしまいました。
なかなかヨコのつながりがうまくいかず、組織として機能していないように感じます。
これから10年後がちょっと心配ですね。
今回は時間がなくて説明会には参加できませんでしたが、社員デザイナー本田純子さんのSUMIKO HONDAブランドの新作発表会が春に行なわれた時の話を紹介します。
本田純子さんは以前にお会いした時に比べ、自信に溢れ、美しくなられてました。
作品もすばらしく、金に糸目をつけずに金糸をたくさん使えるのはうらやましい限りでした。
ただひとつ残念であったことは、説明で何回もVPという言葉がでてくるのです。
すでにインターネットで東京の展示会に行かれて感想を述べておられる方もおられますが、私はさすがカワシマ、やはりいい商品が多いと思いました。なんといっても今は業界では川島織物セルコンの開発力は群を抜いていると思います。
次が住江織物で、後はぐ~んと落ちますね。
今回の開発のテーマはオリジナリティーへのこだわり、縫製へのこだわり、コーディネートへのこだわりだそうです。
自社で生産設備を保有する唯一のメーカーでもあり、品質の高さは他の追随を許さないものがあります今回はオリエンタル的な柄も多く、売れるかどうかは別問題としていいものがあります。
縫製へのこだわりは、filo標準仕様を設け、完成品としてのカーテンへのこだわりは評価できると思います。カーテンメーカーの中では、川島織物セルコンは一番縫製のことがわかっていて、うまいかどうかは別にしてこだわりは感じます。
filo標準仕様はすべて2.3倍使いにし、巾継ぎをヒダの根元に隠れるように配置し、 すくい縫いで耳の裾の部分を手まつりして、「ファインウエーブ」(注1)をしています。
なぜ、2.3倍使いなのかを伺ったところ、それが一番綺麗と思うからですというのです。
そのため、150㎝巾の生地を使うと3巾では巾196センチまでしかできなくて、巾200cmで発注すると4巾使いになり、すごく高くなるのです。2.25倍使いだったらダメなんでしょうか。
巾継ぎに関しましては、生地の柄を合わせながらヒダの根元に必ずもって来るというのは、ヨコの柄の大きい商品で大きい窓で何ヶ所か巾継ぎをしなければならないときは至難の業なんです。
今、これをやっているのはフィスバだけで、フィスバは三ツ山の真ん中の山の高さで調整する芸術的なやり方です。川島織物セルコンはどうするのかを伺ったところ、企業秘密とのことで社員にも知らされていないとのことでわかりませんでした。
手まつりは一般的にすくい縫い(注2)のときはよくやるのですが、大阪ショールームに展示してある商品は、すくい縫いをうたいながらも、裏地付き標準仕様の商品は無双縫製のはずなんですが、 耳の部分は本縫いでたたいていました。
そこのところを伺うと、展示会に間にあわないから本縫いでしたというように会社から 言われているとのことでした。
急ぎで注文をすると仕様がかわってしまうのでしょうか?
この縫製代が 1900円/㎡ (ファインウエーブ加工を含む)
どんだけ~
だから、生地価格が安くても、川島織物セルコンに縫製込みで注文をすると、ひじょうにひじょうに高くなります。
でも、そこに価値を見い出しましょう。
川島織物セルコンは業界で1番縫製にこだわっています。
商品が送られてくる梱包をみて、ほんとうに商品を大事にしているということがよくわかります。すごく丁寧に梱包されていて、折り目がつかないように紙菅を入れています。そのかわり、めちゃくちゃゴミがでます。
サンゲツみたいに軽梱包のエコでも困るのですが、自分のところさえよければいいという
エゴでも困るのです。京都議定書の地元有力企業として、もっと地球全体のことを考えて、
CO2削減に努力してもらいたいものです。
もっとグローバルのことを考えてほしいものです。
川島織物セルコンの展示会は一種独特の雰囲気があります。
私も、いろいろメーカーの展示会に行きますが、展示会では若い人がたくさんいて、「いらっしゃいませ」と大きな声で元気のいいところが多いですが、川島織物セルコンはすごく大人の雰囲気なんです。
事実、見渡しても若い営業の方がほとんど見当たりません。若い人が少ない会社で、私共の担当部署では、最年少は35歳です。おられるのは中堅ベテランの優秀な社員(注3)
ばかりなので商品知識豊富でわからないことはすぐ教えてくれますのでいいのですが、
一人一人が個人プレイなんです。
かつては組織の川島織物といわれましたが、個人主義のセルコンと一緒になって、個人主義の川島織物セルコンになってしまいました。
なかなかヨコのつながりがうまくいかず、組織として機能していないように感じます。
これから10年後がちょっと心配ですね。
今回は時間がなくて説明会には参加できませんでしたが、社員デザイナー本田純子さんのSUMIKO HONDAブランドの新作発表会が春に行なわれた時の話を紹介します。
本田純子さんは以前にお会いした時に比べ、自信に溢れ、美しくなられてました。
作品もすばらしく、金に糸目をつけずに金糸をたくさん使えるのはうらやましい限りでした。
ただひとつ残念であったことは、説明で何回もVPという言葉がでてくるのです。
「VP」ってどういう意味かご存知ですか。
私は話の流れから「ビューポイント」(みどころ)かなと思ったんです。
話を聞きながら、携帯のネット検索で調べたり、電子辞書で調べたんですが、話の流れからぴったりくるのがなかったのです。唯一考えられたのが「ヴァイス プレジデント」副社長の略なんです。
当時、インテリア事業部本部長の中西副社長(現社長)に アピールしているということも考えられないのです。
なに !! VP
【これは中西(なかにし)副社長(当時)を略したものではありません。私は略すのがきらいなんです。】
あとで、担当の営業員に聞いたら、ビジュアルプレゼンテーションの略で、社内では誰もが使う言葉だということがわかりました。管理職の人に聞いたら、誰もが使いますが、正しい意味は知らないとのことで、今さら聞ける雰囲気でもないようです。
川島織物セルコンには、このように略した社内用語がいっぱいありまして、私へのメールにも社内用語がよく書かれています。
SS部とかデポとか。
よくわからないのでどういう意味ですかとメールしたら
『申し訳ありません。良く読み直すと社内用語でした。何気なくこういう事をしてしまっていますね。すみません。
SS部・・・セールスサポート部の略です。ようは受注部隊と覚えていただければと思います。
デポ・・・商品の出荷場所になります。ここでは京都の西京極の配送センターです。』
と返事がきました。
ある時は、シェードの部材の価格を問い合わせた時にファックスで
SP 125円 と書かれてあるんです。
私はスペシャルプライスで特値で125円という意味かと思って電話したら、そうじゃなくてSPというのはセールスプライスで単なる販売価格が125円ということでした。
大阪人が大阪弁は日本どこでも通じると思っているのと同じ感覚で、川島織物セルコンの人は
社内用語は販売先のお客には通じると思っておられるのは困ったものです。
兎に角、この会社は略するのが好きなんです。
私共の会社は「グロテン」(正式名は株式会社グローバルテンといいます)と社内でいわれているようで、
クレーム報告書の文書には『グロテン様』と書かれていて初めて知りました。
自らも、最近は合併時の緊張感がなくなったのか「川島セルコン」と名乗ったりされます。
filoは「織物」にこだわっているのとちゃうの?
唯一、自社生産能力のある織物メーカーとして織物にこだわってほしいのです。
「名は体を表す」といいます。
私共の会社名は略しても影響はないですが、自らの会社名は略さないで川島織物セルコンとしてすばらしいfiloを世に発信していただきたいものです。
グロテン きしょ
インテリア業界発展のためにも川島織物セルコンには株価は低迷しておりますが
ファイトをだして頑張っていただいたいものです。
ファイト 出せ
ファイトをだして頑張っていただいたいものです。
ファイト 出せ
ふぁいと 出せ
はいと 出せ
配当 出せ
注1)今回、川島織物セルコンは一般名詞として形態安定加工という表現をしていますが、
今、業界では、真空窯を使ってするのを形状記憶加工、縫製後、あとから簡易的にするのを
形態安定加工という言い方をするケースが多いのです。ファインウエーブは真空窯を使ってする分で、
今の業界の一般的な言い方では形状記憶加工にあたります。ファインウエーブは
川島織物セルコンの固有名詞でナチュラルウエービーとも言っていますし、ファンタスプリーツとも
いっています。
この件に関しましては、別の「形状記憶」というトピで詳しく説明します。
注2)リリカラはすくい縫いをうたいながら耳の裾の処理を本縫いしているため、あれはすべてすくい縫い
とはいえないという縫製業者もおられます。
注3)川島織物セルコンの平均年齢は44,1歳でインテリア業界ではダントツの高さです。
ちなみにサンゲツは32,3歳。



