修理

インテリア業界の超人気セミナーに参加してきました。

先日、東京・六本木で行われたインテリア業界の超人気セミナーに参加してきました。

しかも、無料です。

 立ち見もでて、「立見席」というのもあって会場には入れず、そこはガラス越しにしか見られないようになってます。

会場受付では写真・ビデオは撮らないという誓約書にサインもしなければなりません。

もちろん、携帯電話をかけないとかタバコは吸わないというのも誓約書にあります。

 

それはハンターダグラスのメンテナンス講習会です。

私は3回目の受講で、こちらの商品を販売しようと思うとメンテナンスの

技術がないと売れないというだけなんです。
 

こちらの証明書はハンターダグラスジャパンと直接取引をしているところで、

メンテナンス講習のベイシック編とアドバンス編を受講しないともらえないもので、

ハンターダグラスジャパンが認めた安心して買える店ということです。

今回の東京のメンテナンス講習会で関西で参加しているのは当店だけです。

ハンターダグラスの場合は、いつのまにかマイナーチェンジをしていますので、

つねに最新の情報を得ていなければならないのです。

 

7月3日には単三電池12本で動く電動のシルエットシェードや

デュエットシェードが発売されます。

電池は1年ぐらいで交換しなければなりませんが、吹き抜け等でも、電池は

レールのところではなく、下のところにも置くことができます。

取り付け時に近くに電源がなくても簡単に電動商品として取り付けることが

できます。

これからの高齢化社会にとってニーズのある商品です。

価格はリモコンも含めて69000円のアップです。

当店でも展示する予定ですが、セミナーの冒頭、挨拶で営業本部長も

おっしゃっていましたように、技術的には国内メーカーより劣るとのことで、

様子を見ながら販売していきます。

 

セミナーに行く前に、せっかく六本木に行くので、事前に担当営業に

美味しいところを教えてと言ったら、

高級店ばかり紹介してくれて、

「セミナーの時は突っ込んだ質問はしないで下さいね」と根回しをされました。

 私は余程口うるさい奴だと思われているみたいです。

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ウエイトロックの裾直し

 社内にリソグラフ(輪転機)がありまして12年使っています。

 

 社内の書類やチラシをずっと作っていました。

今日、カウンターをみたら2642954枚になっていました。

12年前に型落ちしたショールーム展示品を30万円で買ったもので
ほぼ新品でした。

250万枚は当店で刷りました。

 

 

ここ数年、チラシはプリントパックでやることが多くて、社内書類ぐらいしか

印刷しませんが、それにしてもよく働いてくれています。

 

さて、本題です。

お客様から、クリーニング屋にレースのクリーニングを依頼したら、裾ウエイトの

部分が陥没して戻ってきたんですが、何とかなりませんかというメールがありました。

写真は当店の店内で撮ったものです。

これは、一般的にやっているやり方で、「ウエイトロック」といいます。

洗濯のし過ぎや、太陽のよく当たるところに吊ってあるものを何年も

洗っていなくて急に洗うとこのようになる場合があります。

当店の場合は、裾は本縫いウエイト巻きロック(メーカー縫製をしている

リーズナブル品は除く)をしていますので、このようにはなりません。

当店で直したのは

但し、後から直す場合は現状より3㎝ぐらい短くなります。

クリーニング屋は、修理費の半額を弁償してくれるというか、半額しか

弁償してくれないそうです。

縫製をしているところの動画はこちらをご覧ください。

 

レースの裾は本縫いウエイト巻きロックをお勧めします。

 

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タチカワプリーツスクリーンのセフティジョイント

昨年10月に取り付けたタチカワのプリーツスクリーンペアタイプワンチェーン式で

動かなくなったので、強く引っ張ったら操作コードが切れたという連絡が

ありました。

動かなくなったのは、タチカワのこのタイプのものではよくおこる現象で

ドラムに絡むコードが整列しなくなってはみ出た時になります。

昇降時になにかにあたったりすると、よくおこります。

当店の販売でもこの1年で3回ぐらい起こっています。ここ

この状態になると動かなくなりますが、これは千枚通しでコードを

きれいに整列させれば簡単に直ります。直し方はここをお読みください。

お客様は動かなくなったので、操作コードを強く引っ張ったら、今度は

コードが切れたとのことです。

タチカワの場合は、危険防止のため、コードに8キロ以上の力を加えると

切れるようになったセフティジョイントを使っていて、

切れるようになっているのです。

これは、小さいお子様が首に引っ掛けたりすると危険なためわざと切れるようなっています。

セフティジョイントはこの部分です。

真ん中の色の違う玉のところ。

これは切れると、またつなぎ合わせることはできません。

瞬間的にくっついたようにはなりますが、今度は軽い力ですぐに切れます。

その時は、玉じゃなくてコードの部分で応急処置的にジョイントすることが

できます。

コードの部分をライターであぶってくっつけます。昔のものはナイロンだったので

すぐにつきましたが、今のものは毛羽立たないようにほとんどポリエステルに

なっていて、少しコツがいりますがジョイントすることができます。

がっちりつきまして、そうそうでは切れません。

ただ、色が黒くなります。

これは、本来の仕様ではないので、安全面を優先するならば、

タチカワに依頼をして新しいコードに取り換えなければなりません。
(上のコードの写真が取り換えように用意したものです。)

商品は安全面を優先していますので、有事にはコードが切れるように

作ってあります。

コードが切れると、ゆるくなりますので取り換えなければなりません。

その場合は、購入店に頼めば動いてくれると思います。

こういったメカ物商品は、動いてくれそうな専門店でご購入されることを

おススメします。

安いからと言ってネットや、チェーン展開しているところでご購入されると、

そういうところは自社で動くことはなくて、メーカーに依頼したりします。

そうすると1回あたり15000円ぐらいかかると思います。

先日、書きましたLCCの話ではありませんが、安い買い物には、

何かあったときは高くつくものです。

カーテン夢工房はアフターメンテナンスに強い店です。

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ホタル族はブラインドのコード切れに注意

当店で、3年8か月前に納品したブラインドのコードが切れそうとのことで

修理に行ってきました。

  

(画像はクリックすると拡大します。)

 このお客様は、以前にも他店で購入されたブラインドで同じようなコード切れが

 あり、その時はお金をいただいて当店で修理をさせていただきました。

 その後、新品を当店でお買い上げいただいたのが3年8か月前です。

 この商品はニチベイのもので、ニチベイは3年間保証をしていますが、

 当店は5年間保証のため、無料で修理いたしました。

ふつうはこんなによく切れることはないはないので問題はどこにあるのかを

知る為にお客様のライフスタイルをお伺いしました。

そうすると、夜、ブラインドを閉めた状態で昇降コードを引っぱって開けて

ベランダでたばこを吸うとのことでした。

わかった。

原因はそこです。

ブラインドを閉めた状態で昇降コードをひっぱると、穴にコードが

こすれて消耗しやすいのです。

 上の写真のような状態でブラインドを上げないでください。

ブラインドの羽根(スラット)を水平にした状態で操作をしてください。

メーカーの取り扱い説明書にも書かれています。

 

 今までどこのメーカーでもコードが切れて修理した現場を思い出してみると、

すべてマンションでベランダにでる掃き出し窓でした。

推測ですが、ブランドを閉めた状態で昇降されていたことが原因だと

考えられます。

ベランダでたばこの臭いがしたかどうかは覚えていませんが、

夜にたばこを吸うためにブラインドを閉めた状態で開閉されていたことが

考えられます。

 

お客様には注意を喚起しましたが、当店が5年間の無料保証を

していたため、当店で買ってほんとに良かったと喜んでいただきました。

当店はタチカワ・トーソー・ニチベイのメカ物(タチカワのパーフェクトシルキーを

除く)は40%引きで取付工事費は基本5000円で1台増えるごとに

1000円アップです。

販売店やネットショップの中には45%や50%引きの店もありますが、

当店は5年間の無料保証をつけていますので良心的な価格で

販売させていただいていると思っています。

これだけの保証をしているところで、この価格で販売しているところは

少ないと思いますし、メーカーの保証は3年間です。

その3年間保証もここ2年間の動きで、当店が5年保証を打ち出して

からです。

なにか起こるのは3年間が過ぎてからが多いのです。

カーテン夢工房はアフターに強い店です。

 

 

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シェードのワンチェーンが切れた時の応急処置

先週はシェードの修理依頼が3件ありました。

トーソー、ニチベイ、タチカワの3社が各1台ずつで各社の特徴的な故障でした。

 ニチベイは、チェーン式のストッパーの不具合で動かなくなるクレームです。

これは部品を交換しなければ動きます。

シェードで動かなくなるとニチベイ

レールの中に入っている白い部品(ストッパー)を交換しないと直りません。
この交換だけで済みます。

このニチベイの動かないのに対して、止まらないシェードはトーソーです。

これは、何度もブログに書いていますが、インテリア業界のTPP問題と言われています。

トーソーのメカで、商品名がパティナといいまして、

トーソーパティナぴったり止まらない=TPP

今はこの商品は廃番になりましたが数年前に取り付けた分が

よく起こっています。

このインテリア業界のTPPはエンドユーザーにも浸透したようで、

ダイジロウのシュノーケリング&スキーblogで

[カーテン界のTPP問題に挑む! ローマンシェードカーテン不具合対策]を

書かれています。

エンドユーザーの方が私のブログを読んで、みずから部品交換をされた話です。

 

この部品を交換しなければなりませんが、トーソーのオンラインショップにも

販売しており、ちょっと器用な人ならば自分でもできると思います。

もう1台はタチカワのダブルタイプのシェードでワンチェーンのチェーンが切れました。

5年程前ぐらいからワンチェーンタイプが流行り出しまして、これはジョイントのない

ボールチェーンで切れる可能性は極めて高いのです。

最近のものは、セフティージョイントでジョイントしており、8キロ以上の負荷が

かかると切れるようになっていて、また簡単につなげるようになっています。

簡単につなげるのですが、一旦外れると甘くなり、耐久性は急に落ちます。

 

このボールチェーンは白い樹脂の部分で熱圧着しています。

切れるのはこの部分で

こんな感じで半球の樹脂がわかれます。

現場でこの部分をジョイントするのは難しいです。

球のところを切り落として、コードの部分を長めにして、そこにライターであぶって

ジョイントします。

 

ジョイントのところは黒くなりますが、きれいにくっつきます。

これはあくまでユーザーがする応急処置で、

切れた時点で写真を撮って、販売店に言いましょう。

工場でジョイントした代替品が来るまで2~3日かかりますので、

その間、こうした対応もできますよという話です。

意外としっかりつながりますけどね。

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倒産した会社の電動シェードを修理して生地を新規に取付ける

2001年10月に倒産した大阪のレールメーカー・エスエム工業の電動の

シェード用の部材が割れて、「その部品をさがしています」と2012年

11月16日のブログに書いたところ、親切な同業者がおられまして、

部品4個とコードを送っていただきました。

 

エスエム工業は川島織物(現川島織物セルコン)がOEMをしていたため、

シェード類でも良く使われていて、メカ的にもいいものでした。
倒産後は商品をフェデポリマーブルが引き継いでいたので、フェデにも

川島にも聞いたのですが、在庫はないということでした。

11年前になくなったメーカーの部材をもっている同業者がいることにも

びっくりですが、私のブログをみてわざわざ連絡してきてくてたことに感激しました。

 

七角形のボウウインドウに更に両端に65㎝幅の出入りドアがありドレープレースとも

6台とも電動のバルーンシェードになっていました。この窓1窓で400~500万円は

したと思われます。

この部品がなければ、他社のメカでしなければならないので、トーソーに見積依頼をすると

「トーソーではできない」とのことで関連会社のサイレントグリスで見積をとるように言われました。

サイレントグリスに電動で見積をとると1台メカと縫製だけで150万円ぐらいでしたが、

サイレントグリスのメカではコーナーのところに昇降コードをもってくることができないのです。

そういうことを思うと、このメカは今でもいい商品でモーター部分は全く問題ありませんでした。

 

結局、部品がみつかったのでわずかな修理費と、新しい生地の交換だけですみました。

本来ならば、メカごと交換した方がかなりの売り上げになったのですが、お客様のために

ブログを使わせて頂いて、全国の同業者に呼びかけて11年前に倒産した会社の部品を

手にいれることができたことが、私なりに満足感がありました。

部品を提供していただいた業者以外にも、金属メーカーの部品などを調べて頂いて、

「こういうのはどうでしょうか」と教えて下さった業者もありました。

私の周りには親切な同業者が多いので、ほんとに感謝しています。

 

生地はマナトレーディングのパリス613 レースは川島織物セルコンのFT5339 です。

 

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修理依頼ベスト6

今日もニチベイのブラインドの操作棒のところが抜けたという修理依頼で行ってきました。

 7年前に当店でお買い上げ頂いたお客様で、事前に事情を聞いて、ニチベイに部品を手配して1回の訪問で修理が完了しました。修理代は当店でお買い上げ頂いた分で5年間保証は過ぎていますので部品代・手間代として3150円いただきました。

ニチベイは比較的修理依頼が少ない方ですが、この部分の操作棒が抜けるという問題はよくあります。同業他社のブログをみても、たくさんありました。

きちっとデータはとっていないのですが、25年間で修理依頼の多い商品を感覚的に調べてみました。

なんといっても1番2番はハンターダグラスで、デュエットのコード切れが一番で2番がシルエットの操作コード切れだと思います。

これは殿堂入りで、国内主要3社の中では、トップはトーソーのシェードのストッパーが止まらないでしょう。

各社2つずつあげるとしたら、トーソーのもう一つは、ブラインドの操作棒のつなぎ目のところのロックベルトの割れだと思います。

ニチベイは冒頭に書いたブラインドの操作棒のところの割れとシェードのストッパーの不具合で動かなくなるという問題です。

タチカワは比較的耐用年数が短くて修理依頼が多いです。

なんといっても木製ブラインドの操作コード切れが一番多いです。

それと、ブラインドの昇降コード切れです。

 

私は、  とまらなくなったらトーソー

    動かなくなったらニチベイ

    切れたらタチカワ         だと思っています。

 

 修理の事例に関しましては左欄のカテゴリーの「修理」のところをご覧ください。

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