タチカワ

吹抜けに足場を組んで電動バーチカルブラインドを取り付けました

最近、バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)を取り付けることが多いのです。

というか、吹き抜けに電動のものを取り付けたり、タワーマンションで

階段で上がらないとエレベーターに乗らない長さだったりで、私も

応援で取り付けに行くことが多いのです。

私が行くと、ブログに書こうと思ってネタにするために写真を撮ります。

そのため、バーチカルブラインドの写真がいっぱいあるので、昨日の

「バーチカルブラインドの操作コードの長さ」に続けて3回連続

バーチカルブラインドの話を書きます。

バーチになんか興味のない方はスルーしてください。

 

今日はリビング吹き抜けに足場を組んでタチカワの電動バーチカルブラインドを

取り付けた話です。

その前に、足場組み立てに関しましては、労働安全衛生規制が改正されまして、

平成27年7月1日より、足場を組み立てをするには特別講習を受講

しなければならなくなりました。

一応、それ以前から、解体又は変更の業務に従事している者に対しては、

平成29年6月30日までの間は当該業務に関する特別教育を行うことを要しないと

いうことで2年間の猶予期間があります。

それまでに講習を受けないと、カーテン屋が勝手に足場を組み立てたら

ダメなんです。

当店は自社で足場を組んで施工をしていますので、来月のセミナーを

受講するのを申し込んでいます。

社長自ら足場を組んでいますが、使い走り社長なので、たぶん同業者に

比べて高所取り付けの施工費・足場代は安いと思います。

DSC01738 DSC01739

DSC01742

 

電動なので、窓枠内側にコンセントを初めから作ってもらっています。

DSC01736 DSC01737

これをすっぽり隠すようにレールを取り付けます。

そのやり方はこちら

DSC01753

本体レールを取り付けると、コンセントがまったくみえません。

コンセント毎、天井にかくしています。

DSC01748

DSC01749

インスタグラムにアップするために動画をつくりました。

インスタグラムは15秒しかアップできないので、6倍速の速さに

変換しています。

どうでもいいが動画です。

真ん中の三角をクリックしてください。

実際はこの6分の1のスピードです。

カーテン夢工房としてインスタグラムをやっています。
アカウント名 curtainyumekoubou

 

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

 

 

 

チャイルドセーフティのために操作コードは短めに

今ヒットして話題のマクドナルドのグランドビッグマックを食べてみました。

このヒットの要因には、インターネット、特にフェイスブック(Facebook)や

インスタグラム(instagram)などSNSでの拡散されたことがあるようです。
  
まず、「大きい」ということが知らせたいという要因なのですが、ポイントは

フォトジェニック、つまり「写真映え」だそうです。
  
 私もブログをよく書いていますが、今の時代は写真の写り映えが重要と

いうことを切に感じます。

きれいな施工写真を載せなければならないということはよくわかって

 いるのですが、施工後、家具等が置かれたあとに、もう一度いいカメラを

持って撮影にお伺いしなければならないし、写真の加工も重要になってきます。

現状は、施工担当者に写真を撮ってきてもらって、それをみてブログを

書いたりしています。

写真だけじゃなく、コンテンツ(内容)も伴わなければと思うと

なかなか難しいのです。

IMG_4662_R

IMG_4664_R
 この写真はiPhone6sで撮ったのですが、うまそうにみえますか?

ところで、マクドナルドでハンバーガーを食べることはめったにないのですが、

正しい食べ方というのはどうするんですか?
  
こんな大きいグランドビッグマックって、かぶりつけないですよ。
  
 手で押さえるとレタスがいっぱい落ちてくるんです。
  
そのレタスは手で食べるのですか?
  
 思わず「箸をください。」といってしまいそうになりました。

 

さて、本題です。

 

 

ここ2年程、インテリア業界ではチャイルドセーフティということで、

お子さんの安全のためのツールがいろいろと提供されています。

輪になった操作コードがお子さんの首を引っ掛ける危険性があり、

一番危ないのです。

そのため、洗濯バサミのようなクリップでコードをたくし上げたりします。

コードにジョイントがある場合は、コードを短くするにも限界があって

無理なケースがあるのですが、一番いい方法はお子さんが届かない

長さにすることです。

 

タテ型ブラインド(バーチカルブラインド)を取り付けた現場で、

打ち合わせの時には赤ちゃんがおられるのを知らずに普通に

発注しました。

普通に発注すると、操作コードは製品の取り付け高さによって決まって

くるのですが、各社とも掃出しの窓だと床上がり60㎝ぐらいになります。

お子さんにとって一番危険な長さです。

今回の現場はニチベイのもので、操作コードが床上がり60㎝になって

いましたが、施工担当者が気を利かせて現場で短くしました。

バーチカルブラインドの場合は、コードのないバトン式という商品も

あるのですが、製作サイズが長さ3mまでで、今回の現場は

片開きで3m40㎝だったので、それは無理でした。

DSC01719

バーチカルブラインドの操作コードを短くするのは簡単で、先頭ランナー

にコードの結び目があるので、それを引っ張り出して、短くカット

すればいいだけです。

DSC01717 DSC01715

 

 

操作コードの長さを床上がり何㎝にすればいいのか?

 

タチカワは「すっきりポール」のところで書きましたが、日本人の

幼児の身長を考えて103㎝以上にするのが望ましいとしています。

 

サイレントグリスはスイス本社のため、ヨーロッパの安全基準を元に

110㎝以上にすることを提案しています。

 

当店は115㎝以上です。

 

小さいお子さんがいいごにな〜れ。いい子にな〜れという想いからです。

その結果  (取り付け高さは224㎝)

DSC01721

操作コードの長さを床上がり115㎝になるように現場でカットしました。

 ※こうしたものに法の規制はないのでシャレてみたのですが、

ベランダの手すりの高さは、建築基準法で110㎝以上と決められています。

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

 

 

 

 

 

日曜日に会社のバーチカルブラインドの修理

大阪市内の中心街にある会社のバーチカルブラインドの修理に

行ってきました。

中心街(ビジネス街)は、平日に車を止めるのがたいへんなんです。

コインパーキングはいっぱいあるのですが、けっこう満車になっていますし、

パーキングに駐車しないとすぐに捕まります。

それでもって、駐車場代が高くて、1時間ぐらい止めると1200円します。

しかも最大時間制限がないのです。

そのかわり、日曜日・祝日は最大時間制限があって、高くて24時間で

1200円ぐらいまでです。

それはなぜか?

大阪市内の中心にあるビジネス街は、日曜日は路駐OKなのです。

DSC01625

日曜・休日は駐車禁止ではなく、路駐してもいいのです。

DSC01626 DSC01624

 

これは大阪の常識です。

 

ちゃうちゃう

 

 

標識です。

 

でも、大阪のど真ん中で真昼間から路チューしているカップルは

いません。

 

さて、本題です。

 

28年前に他社が取り付けた事務所のタチカワのバーチカルブラインドの

フックが折れたとのことで、会社が休みの日曜日に修理に行ってきました。

 

 DSC01562

DSC01557 DSC01559

28年前に取り付けたものと同じ部品はなかったのですが、その後、

発売された商品の部品と互換性があるとのことで、折れたフックと

スラット(ルーバー)2枚を新しいものと交換しました。

DSC01621

DSC01623

スラットは同じ色ですが、新品と28年間使用したものとでは少し

色が違いました。(左右に1枚ずつ振り分けて交換)

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

 

 

お子様の安全対策のために「すっきりポール」

先日、ルーセントホーム(キューセント株式会社)のシェルシェードの

メンテナンス講習会が大阪でありまして行ってきました。

メカを分解して仕組みがわかれば何が問題なのかがわかるので、こういう

講習会は勉強になります。

IMG_4642_R

インテリア業界は何かがあればメーカーにおんぶにだっこのところが

ありますが、自分のところで販売した商品ぐらいは責任をもって対応

できるようになりたいと思っています。

最近は、メンテナンス用のツールを用意しているメーカーもあります。

DSC01578 DSC01583

ちょっとしたキズのついたところの補修用塗料まであり、操作コード切れにも

すぐに対応できるようにハンダゴテまでついています。

店内展示の木製ブラインドの操作コードをわざとカットして、溶接

してみましたがバッチリでした。

 

さて、本題です。

 

15年前に木製ブラインド3台納品したお客様からタチカワのすっきり

ポールの注文がありました。

この商品はチャイルドセーフティを目的にタチカワが販売している

もので、木製ブラインドの操作コードを通して首がひっかからないように

するためのものです。

お客様は、ご自身でネットで調べてご注文いただきました。

この商品は売ったことがなかったので、操作性がどうなのかを

見るために配達・取り付けに行ってきました。

IMG_4644-1_R

木製ブラインドの操作コードが垂れさがっていると、そこにお子さんが

首を引っ掛けて危険なのでそれを防止するためのものです。

IMG_4647-1_R

IMG_4648-1_R

今回ご購入いただいた目的は、お子さんの安全対策ではなく

猫ちゃんの安全対策でした。

 

キャッと した。

 

 

猫がコードで遊んで、輪になっているところに興味があるらしくて、

コードにまたがって、お腹の下に紐がきた状態で身動きができなかった

ことがあったそうです。

 

猫ふんじゃった。

 

 

お子さんの安全対策のために、コードを洗濯バサミみたいなもので、

たくし上げて止める「コードクリップ」という商品もありまして、

今は最初から標準装備されています。

これを差し上げようかと思って持っていったのですが、輪になっている

ところに猫ちゃんが興味を持つらしくて、それもあまりよくないと

言われました。

 

このすっきりポールを取り付けた場合の操作性はまったく問題は

ありませんでした。すっきりポールの上の部分のコードを操作することで

ひっかかりもなくスムーズに動かせます。

長さも1㎝単位で注文ができます。

メーカーがいうには、幼児の身長を考えて床上がり103㎝以上に

なるようにしなさいということです。

すっきりポール(タチカワ)

これによって首をひっかける心配はないと思いますが、逆に幼児は

ポールを持ってひっぱたりして遊ぶ心配があります。

それによって壊れることがないことを祈ってます。

すっきりポール50㎝のものを3本注文をしたのですが、送られてきた

梱包はこれです。

DSC01576

2倍以上の長さの箱に、段ボールで動かなように固定して、商品を

プチプチで2重にまいて、段ボールとの隙間に空気袋の緩衝材が

てあるのです。

 

チャイルドセーフティのために、真心をこめて愛情を持って、丁寧に

丁寧に梱包する気持ちはわかります。

でも、過剰梱包はごみの山になり、資源の無駄使いになります。

これはなんとかしてほしいものです。

お子さんの安全対策でお困りのことがありましたら、当店にご相談ください。

 

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

 

 

 

 

 

タテ型ブラインドのスラット交換

9年前の2007年に他店で購入されたタチカワのタテ型ブラインド、

ラインドレープの修理とスラット交換を行いました。

交換されるきっかけは、レールについている部品でスラット(ルーバー)を

引っ掛けている樹脂が割れて、スラット(ルーバー)が落下したためです。

DSC00707

DSC00706 DSC00704

これはよく起こりまして、当店でも他店購入分で何回が修理をして

いますし、スラット(ルーバー)のクリーニングの依頼を請けて、

外す時に割ってしまったという苦い経験もあります。

ネットで調べると、ヤフー知恵袋でもたくさん相談されていて

ちょっとびっくりです。

タチカワのホームページには、このメンテナンスのやり方も書かれて

いますが、エンドユーザーの方がされるには少し難易度が高いと思います。

タワーマンションの南西のコーナーのところで直射日光がよく当たる

ところです。

こういう環境では、樹脂のものは紫外線ですぐに劣化します。

スラット(ルーバー)もカールしていました。

DSC00578 DSC00579

4台すべてのランナーとスラット(ルーバー)の交換をしたのですが、

このメガは、2011年7月にモデルチェンジをしています。

今のモデルとはレールの形状も違うため、、当時と同じものを

使わなければならないのです。

そしたら、また同じように劣化するのかということをタチカワに

ら、その可能性はありますということでした。

当店でメンテナンスをした限り、出来るだけ長く使っていただきたいとの

想いで、交換する前に樹脂のランナーの紫外線劣化防止のコーティング剤を

塗布しました。

DSC00702_R

ランナーとスラット(ルーバー)を4台交換しました。

DSC00708

DSC00711

 修理費に関しましては、ヤフーの知恵袋を読んでいますと、

タチカワのブラインドの紐切れ修理をお願いしたところ、20分の仕事で、

25000円の請求がきました。高くないですか?」という質問がありました。

何人かの人が回答されていて、妥当な金額だと思うという方の方が

多かったです。

修理代ってけっこう高いのです。

単なる人工仕事ではなく、技術料なんです。それにガソリン代、高速代、

駐車場代がかかりますし、事前に確認のために2回行かなければならないことが

普通です。

今回の現場もメーカーのタチカワに修理代の見積もりを取ったところ、

部品代は別で修理代として

1台10000円×4台で40000円+現場諸経費10000円で5万円でした。

他店購入分ですが、当店でやりましたのでメーカーよりは安く

させていただきました。

当店でお買い上げの商品は5年間の無料保証です

 

商品の呼称についてですが、羽根のことをタチカワではスラットと

いい、ニチベイ、トーソーはルーバーといいます。

タテ型ブラインドは、バーチカルブラインドともいい、

ホームユース用では、タチカワはラインドレープ、

ニチベイはアルペジオ、トーソーはデュアルといいます。

DSC00577その裾につけているコードのことは、タチカワ、トーソーは

ボトムコードといいます。ニチベイはスペーサーコードといいます。

当店では、タテ型ブラインドはニチベイが多いので、タチカワの部材を

発注するのに、ボトムコードのことをスペーサーコードと書いて発注

しました。

そしたら、タチカワから「スペーサーコードってなんですか」という

問い合わせがありました。

多分、自社商品に誇りを持っているために、他社の名称は受け付けない

のでしょう。

インテリア業界では、呼称の統一がされていなくて、各社が好き勝手に

名前をつけていて、それが世間ですべて通じると思っているのです。

でも、エンドユーザーの方はほとんど呼称について知らないと思います。

私のブログでは、できるだけエンドユーザーの方がわかるように

インテリア業界の専門用語を解説するようにしていますが、それでも

この業界に34年でどっぷりつかっていますので、知らぬ間に

専門用語を普通に使っていたりします。

その場合はごめんなさい。

 

タテ型ブラインドの暑さ対策ですが、こちらの現場は

タワーマンションに西側に大きな窓があり、今までも今回も遮光1級の

ものを使っておられます。

それでも夏はけっこう暑いですよと話されていました。

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

 

 

木製ブラインドの国内主要メーカーの比較

 2016年2月17日は当社の創業29年の記念日です。

来年の創業30周年に向けて精進していきたいと思っています。

 

昨日は、ナニックの木製ブラインドのナニックシリーズとGシリーズの

違いについて書きました。

今日は、昨日の内容と少しかぶりますが、国内主要メーカーのタチカワ、

ニチベイ、トーソーの木製ブラインドの違いについて説明をします。

 

日本の木製ブラインドのホームユースの市場においては、この3社で

70%以上のシェアがあるのではないかと思っています。

あとは、ナニックや東京ブラインド、OEMのサンゲツ、そして

ホームセンターや大型家具店で販売されているアジアから輸入商品だと

思います。

最近は、ニトリで中国製の木製ブラインドを購入されているお客様も

多いようです。

見た目は同じようなのですが、壊れやすいようで昨年はニトリの木製

ブラインドから国内メーカーのものに取り替える工事を2件しました。

似とり寄ったりでお値段は異常に安いけど、やはり違いがあります。

 

木製ブラインドの国内主要メーカー3社(ニチベイ、タチカワ、トーソー:

これを私はNTTと呼んでいます。)の違いについては

詳しくご存じの方は少ないのではないかと思います。

 

というのは、メーカーは他社と比較して自社のメリットを訴えるところは

少ないのです。

大概は、自社の今までの商品と比較して、こう変わったというような

PRしかしないのです。

メーカーもあまり違いをPRしないので、販売店もエンドユーザーに

違いのPRをしないのです。

でも、エンドユーザーにとって知りたいのはどこのメーカーの商品が

いいのかということだと思います。

私の知っている範囲の知識で少し書いてみます。

この2〜3年、木製ブラインドも新しい機能の商品がどんどん出てきています。

自動降下するもの、スラットの穴のないもの、その穴が後ろ側に

あるものなどがありますが、ここでは一番ベーシックなもので比較

してみます。

端的に言って、この国内主要メーカーのタチカワ、ニチベイ、トーソーの

3社はそんなに違いがないのです。

というのは、1社が先行して新しいものをつくると他の2社はすぐに

真似をして同じようなものを作るのです。

比較はタチカワ フィレティア50

   ニチベイ クレール50

   トーソー ベネウッド50 です。

スラットの色はタチカワ20色、ニチベイ15色、トーソー12色です。

多くの販売店やインテリアコーディネーターはメカニック的な

ことより、好みの色があるかどうかでどこのメーカーを使うかを選んでいるのでは

ないでしょうか?

私のブログでは少し、専門的なことをかいてみます。

まず、各社の製作可能サイズと最大製作面積ですが、

タチカワ、ニチベイ、トーソーとも幅は240㎝までですが、丈は

タチカワ、トーソーは3mまでに対して、ニチベイは3,3mまでできます。

最大面積もタチカワ、トーソーは6.0㎡までですが、ニチベイは7,2㎡まで

できます。

これは、見た目同じようなのですが、技術的にはニチベイのものが

一番いいと思います。

ちなみにナニックのナニックシリーズは最大面積9㎡までできます。

これは3タイプのギアをもっているからです。

昇降比といいまして、ループコードを引いてスラットが上がる比率は

タチカワ、ニチベイが7:1で、トーソーが9:1です。

タチカワ、ニチベイは操作コードを70㎝引けばスラットが10㎝あがると

いう意味です。

トーソーの場合は90㎝引けば10㎝上がるのです。

これはギア比と関係してきます。

 

操作の重さはタチカワが1.8㎏、ニチベイが1.9㎏、トーソーが2.0㎏

 

閉まった時の角度は各社80°ぐらいでほぼ同じです。

DSC00630

DSC00629

 

これは、トーソーの商品なのですが、各社の木製ブラインドに

共通する問題として、どうしてもぴったりは閉まらないということです。

スラット(羽根)の向きと見る角度によって、けっこう隙間が

あるように感じられます。

これが、木製ブラインドの問題点だと思っています。

 

国内の主要3社の木製ブラインドのベーシックなタイプのものに関しては

私の結論としては、メカニック的にはそんなに差はないです。

お客様の要望を聞いて色の好みによって、どこのメーカーを使うかを

決めています。

 

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

 

 

 

 

 

最近の修理物件(5)

南三陸ミシン工房さんから「つくもがに」と「蒸しホヤ」を送って

頂きました。

毎月、ハギレの売上金を東日本大震災復興支援のためにずっと寄付させて

いただいているので気を遣っていただきました。

DSC05684 DSC05685

スタッフで分けてありがたくいただきます。

 

さて、本題です。

 

2015年3月11日の「最近の修理物件(4)」の続きで、私どもで修理した

物件をアップしていきます。

 

15)タチカワのラインドレープ(タテ型ブラインド)のフックの割れ

DSC05633

DSC05632 DSC05642

タチカワのタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)でレールの中に

入っているランナー(引っ掛けるところ)が割れて、スラット(ルーバー)が

落ちてきました。

これは、この部分を交換すればいいのですが、外して分解しなければならず、

けっこう厄介のです。

当店でお買い上げで購入後3年半でメーカーの3年保証は切れていますが、

当店では5年保証していますので、部品を取り寄せて私が直しました。

無料。

昨年も同じ問題が起こりました。

DSC02031 DSC02060

上の写真は開いてすぐにスラットが落ちるフック

DSC02061 DSC02062

新しいフック (画像はクリックすると拡大して別のページに飛び、

そちらでもう一度クリックすると拡大します。)

この時は、ランナーが開いてきて、開閉操作すると、スラットが数枚落ちました。

購入後2年11か月で、タチカワの3年保証でメーカーの職人さんに来ていただいて

無償で交換してくれました。

タチカワはチャイルドセーフティーに熱心な会社なので、3年程前の

タチカワの商品は強く引っ張るとスラットが外れるように引っ掛ける

ところが下向きになっていました。

それが、逆に割れたり、落ちたりして問題を起していたので、2年前ぐらいに、

元のやり方に戻して、Jの形にしてひっぱても落ちないようになりました。

昨年、タチカワが取り替えてくれたのは、こちらが指示をしていないのに、

すべてのフックとスラットの上部を落ちないものに交換になりました。

 

16)ハンターダグラスのデュエットシェードのコード切れ

7年前に当店でお買い上げいただいたハンターダグラスのデュエット

シェードのコード式のコード切れ

DSC05453 DSC05455

分解をして原因を調べると、

DSC05456

DSC05457 DSC05458

ヘッドレールの中にコードが通っているのですが、その中で樹脂の部分と

摩擦でコードが切れるのが早いか、樹脂が切れるのが早いかの

状態になっています。

 

この仕組みからいくと、絶対に切れるようになっていて、何年もつか

だけの問題です。

メーカーもわかっていて、今は廃番になっていますが昔取り付けた分の

この修理がひじょうに多いのです。

廃番後5年で部品がなくなるのでたいへんです。

当店でお買い上げいただいた商品ですが保証期間の5年を過ぎていますので

修理代は5400円です。

 

17)ヨコタの木製ブラインドの空回り

当店ではヨコタの木製ブラインドを販売したことがないのですが、

なくなったメーカーの部品を手に入れることができたので、修理して

ブログにアップしたところ、多くの修理依頼をいただくことに

なりました。

DSC05466 DSC05465

DSC05469 DSC05468

これは、中の部品でギアのかみ合わせのところが折れていまして、

部品を交換するしか直りません。

部品があれば、現場で30分ほどで修理することができます。

大阪市内のお客様で、事前にメールのやりとりで写真を送っていただいて

いたので1回で済みました。

部品代込みで修理代21600円。

新しいものを購入しなければならないかと思っていたけど、修理で

直ったのでたいへん喜んでいただきました。

 

修理して直ると、お客さんはひじょうに喜んでいただけるのでこちらも

うれしいのです。

 

当店でお買い上げの商品は5年間無料保証

 

 

今日の話は役に立ちましたか?  いいね!クリック

 

認定窓装飾プランナーのいる店

 

   ホームページ 初めてのオーダーカーテンスタッフブログコラム

 

 このブログのトップ

      ホームページへ