昨年から運送業界の過酷な労働が社会問題となっており、佐川急便やヤマト運輸の
運送代が値上がりしました。
それに伴い、私どもが取り扱う商品も配送費が値上がりしていますが、
当店においては、それをエンドユーザーに負担を強いることはしておりませんでした。
生地に関しましては、メーカーによって、一律かかるものやメーター数によってや
全くかからないものもありました。
ブラインド等のメカ物に関しては、自店入れに関しては送料はかかっていません。
ずっと昔からそうだったので、メーカーが負担しているというより、それも含めた
定価となっていました。
レールに関しては、トーソーは1回の発注が4万円以下の場合は実費で
1500円、長物に関しては梱包費という形で配送費をとっていました。
当店の場合は発注量が多いので、これは大きな負担ではありませんでした。
それが6月15日より、トーソーが、カーテンレールの長尺物に関して
基本配送料が50000円以下が実費1500円で+特別配送料(273㎝以上の商品)が
1500円かかるようになりました。
レールのカタログには、ページ毎に273㎝以上の商品の価格を赤色で囲んで
特別配送料が別途1500円かかるという事が明記されているのです。
これは1本ごとに実費1500円ということではなく、1回の発注でということです。
発注量によって、配送費の負担割合が違ってきます。
量が多かったり、金額が大きかった場合は配送費の負担額が小さくなります。
今の社会情勢から考えると、日本経済発展のためみんなで負担しなければ
ならないのかと思います。
そのため、エンドユーザーの方にも応分の負担をお願いすることになるかと
思いますが、何卒ご理解の程よろしくお願いします。
メカ物はどうなのか?
今月1日に納品した4m32㎝の1本のタテ型ブラインドです。
2台共片開き仕様です。
2階なので窓から納品したのですが、外壁に立てると2階から手が届くので
施工担当者が一人で施工しました。
配送費という名ではないのですが、梱包費という名で送料はかかっています。
配送費がないだけに、配送してくれなくて、こちらから佐川急便の営業所まで
引取に行かなければならなかったのです。
こうした長物に関して、現状はかなりの運賃がかかっています。
今までは、メーカーが応分の負担をしてくれていましたが、今後は
販売店・エンドユーザーもそれなりの負担をしなければなりません。
昨日、注文をしたナニックの木製バーチカルブランドも長さ3m20㎝だと
送料が10000円かかるといわれました。
商品の定価が数十万円するんだから、これぐらいメーカーで負担してよと
いいたいのですが、きっちり請求がきます。
ブラインド、ロールスクリーン、タテ型ブラインド等に関しては、
タチカワが8月1日より1台に付き2000円定価を上げます。
各見本帳にシールを貼るようです。
<製品価格改定について>
このサンプル帳に記載しております製品本体価格(価格表)に
物流諸経費 2,000円/台(税別)を別途加算して下さい。
こちらは、1台に付きですが、定価で物流諸経費にも割引率が適合されます。
他メーカーの動きはまだ把握していませんが多分追随してくると思います。
今日の話は役にたちましたか?
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