先日、ルーセントホーム(キューセント株式会社)のシェルシェードの
メンテナンス講習会が大阪でありまして行ってきました。
メカを分解して仕組みがわかれば何が問題なのかがわかるので、こういう
講習会は勉強になります。
インテリア業界は何かがあればメーカーにおんぶにだっこのところが
ありますが、自分のところで販売した商品ぐらいは責任をもって対応
できるようになりたいと思っています。
最近は、メンテナンス用のツールを用意しているメーカーもあります。
ちょっとしたキズのついたところの補修用塗料まであり、操作コード切れにも
すぐに対応できるようにハンダゴテまでついています。
店内展示の木製ブラインドの操作コードをわざとカットして、溶接
してみましたがバッチリでした。
さて、本題です。
15年前に木製ブラインド3台納品したお客様からタチカワのすっきり
ポールの注文がありました。
この商品はチャイルドセーフティを目的にタチカワが販売している
もので、木製ブラインドの操作コードを通して首がひっかからないように
するためのものです。
お客様は、ご自身でネットで調べてご注文いただきました。
この商品は売ったことがなかったので、操作性がどうなのかを
見るために配達・取り付けに行ってきました。
木製ブラインドの操作コードが垂れさがっていると、そこにお子さんが
首を引っ掛けて危険なのでそれを防止するためのものです。
今回ご購入いただいた目的は、お子さんの安全対策ではなく
猫ちゃんの安全対策でした。
キャッと した。
猫がコードで遊んで、輪になっているところに興味があるらしくて、
コードにまたがって、お腹の下に紐がきた状態で身動きができなかった
ことがあったそうです。
猫ふんじゃった。
お子さんの安全対策のために、コードを洗濯バサミみたいなもので、
たくし上げて止める「コードクリップ」という商品もありまして、
今は最初から標準装備されています。
これを差し上げようかと思って持っていったのですが、輪になっている
ところに猫ちゃんが興味を持つらしくて、それもあまりよくないと
言われました。
このすっきりポールを取り付けた場合の操作性はまったく問題は
ありませんでした。すっきりポールの上の部分のコードを操作することで
ひっかかりもなくスムーズに動かせます。
長さも1㎝単位で注文ができます。
メーカーがいうには、幼児の身長を考えて床上がり103㎝以上に
なるようにしなさいということです。
これによって首をひっかける心配はないと思いますが、逆に幼児は
ポールを持ってひっぱたりして遊ぶ心配があります。
それによって壊れることがないことを祈ってます。
すっきりポール50㎝のものを3本注文をしたのですが、送られてきた
梱包はこれです。
2倍以上の長さの箱に、段ボールで動かなように固定して、商品を
プチプチで2重にまいて、段ボールとの隙間に空気袋の緩衝材が
てあるのです。
チャイルドセーフティのために、真心をこめて愛情を持って、丁寧に
丁寧に梱包する気持ちはわかります。
でも、過剰梱包はごみの山になり、資源の無駄使いになります。
これはなんとかしてほしいものです。
お子さんの安全対策でお困りのことがありましたら、当店にご相談ください。
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