サンゲツ

サンゲツのタテ型ブラインド

サンゲツのタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)をとりつけました。


以前にも書いたのですが、サンゲツのタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)はその良さがあまり知られていないのですが、国内のメーカーではできない優れた特長があります。メカは東京ブラインドのものを使っており、それはサンドレープのブランドでしられているドイツのバウテックス社の物なのです。


大きな特長はクリーエーションバウマンと同じようにルーバーの間隔がほぼ均等になるということです。タチカワ、ニチベイ、トーソーの国内のメーカーは、ルーバーの調整を最後の2~3枚でするため、最後だけが重なりが違ってきます。詳しくはこちらをお読みください。


CIMG1550 のコピー


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


CIMG1552 のコピー


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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これはサンゲツでいうとアクティブデザインというもので、同じ柄からカラーをセレクトして配列するやり方です。


このような提案を最初にしたのは川島織物で、カワシマではセレクトカラー仕様と呼んでいます。
参考ブログは
ここここを読んでください。(カワシマでは同じ柄から色違いを選ぶのをセレクトカラーと呼んでおり、別の柄から選ぶのをセレクトデザインと呼んでいます。)


上のサンゲツのタテ型ブラインドの写真をみてください。ルーバー(羽根)の重なりがほぼ均等になっています。


ここに写真がないのですが、カワシマのセレクトカラー・セレクトデザインではこのように均等な重なりではいかないのです。最後の2~3枚が重なりが大きいのです。リズミカルではないのです。


タチカワ、ニチベイ、トーソーも同様です。


サンゲツのタテ型ブラインドのアピールできるところはここなんです。


 


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カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


ユーザーの方からハンターダグラスに関しての質問があり、私が回答していますので読んでください。

質問があればどんどん書き込みをしてください。


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外から見えないレースは室内からも見えないーウエーブロン

2年前に取り付けた電動カーテンレールの調子がおかしいのでみてほしいと依頼があり行って来ました。


大阪市内中心街のオフィスビル1FのVIP用の応接間で、レース用にトーソーの電動レールプレミオK-1を6台取り付けて、ワンプッシュスイッチで一斉操作できるようにしていました。これが6台中5台閉じると1台だけ逆に開くようになるとのことでした。私が伺ったときは、うまく操作できるようになっていましたが、以前にも同じことが1回なったことがあるとのことで、メーカーに原因調査の依頼をしました。今回は1台だけリミッターに不具合が生じたのかと思われますが、2ヶ月前にもトーソーの電動木製ブラインドで開閉が逆になるという問題がありました。


今回の現場はドレープは固定で開閉はできず、レースだけが6窓分同時に電動で開閉ができるようになっています。お客様がおられない時はレースは開けたままになっていて、重要な商談があるときはレースは閉めるようにされます。そのため、夜も昼も外からは絶対に見えないということが条件でした。


そこで、サンゲツのウエーブロンレースPK-541(コントラクトの見本帳に載っている商品)を使いました。


ここで、2006年6月5日に書いたブログ「昼間室内から見えやすく夜見えにくいレース」を先にお読み下さい。(オレンジの文字にカーソルをあててクリックするとリンクしています。)


このレースはウェーブロンを使用したミラー調ボイルで、サンゲツの見本帳にはっきりと


夜間でも室内の様子はわかりにくく、昼間室内から外の様子が見ることができると書かれています。


しかし、私共で事前に生地を取り寄せ、実験したところ、室内からは外の様子はみることができないのです。お客様にも事前にお見せし、昼も夜も外から見えないことを優先することになり、これが採用されました。


これが、昼間室内からみた写真です。


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外からは室内に照明をつけていても反射してまったくみえません


 


 


 


 


 


 


 


サンゲツの見本帳には夜間でも室内の様子はわかりにくく、昼間室内から外の様子が見ることができると書かれていますが、室内からは外の様子はみることができませんでした。


    サンゲツカーテンの先行きも見えない。


 


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欠品が多くてご迷惑をおかけしています。

ここのところ、欠品が多くてお客様にたいへんご迷惑をおかけして申し訳ございません。


大きな要因としましては3月28日に福井の染色整理工場が自己破産したため、各メーカーが直接、間接に絡んでいて、商品が動かせない状況なのです。
各メーカーからは、長期欠品リストが送られてきていますが、あまりの量の多さにびっくりしています。川島織物セルコンなんかはごく普通のボイルさえ出せない状況です。

私共としましては、送られてきているリストをチェックして、見積もり、販売時に出来るだけご迷惑をかけないようにしております。


各メーカーがきちっと欠品、品薄リストをだしてくれるのですが、サンゲツだけは以前から申し入れているのですが、一切出してくれません。先日も、1点ひっかかりまして、輸入の生地ですが、商品の入荷が5月末になります。お客様としては、何万点とある生地の中からやっとの思いで決めた商品なので、1ヶ月半ぐらい待つとおっしゃっていただけるのですが、私共としては、その1点が欠品のために他の分の集金もできないし、何度も足を運ばなければならない手間があるのです。


サンゲツは、こうした販売店の立場をまったく考慮してくれないのです。
それは、リストを出すと同業他社に流れてしまうとでも考えているのでしょうか。

同業他社に流れたらどうなるのか、売れ筋商品などの分析をされると考えておられるのかもしれませんが、それはサンゲツが他社の欠品リストから売れ筋を分析し、よく似た商品を作っているから他社も同じようなことをすると考えるからでしょう。


そんなことないですよ。そんな気のきいた営業員はこの業界にはいません。そんな人は皆、辞めて独立してます。他メーカーなんかは半年前から廃番リストはだしてくるし、欠品リストも毎週出してきます。
欠品リストからそんな分析をするなんて他社は考えてもいません。


サンゲツは、取引先には欠品品薄リストはださないけれど、ショールームでは一般のお客さんに対して欠品品薄商品は生地に案内をしています。一般のお客様は他メーカーに情報は流さないと思っているのでしょうか。下の写真は大阪のショールームに展示している生地につけてある品薄の案内。


KEPPINN


欠品


 


 


 


 


 


 


 


 


販売店を軽く扱うと売り上げが半減しますよ。


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サンゲツ新見本帳「ソレイユドゥ」発売

(1月18日記)


ソレイユ昨日、会社に戻ってきたら幸せの黄色いカーテンの見本帳が机においてあり、
「ソレイユ どう?」と書いてありました。


サンゲツの新しい見本帳「SOLEIL Deux」が発売されたのですが、私が不在だったのでおいてあり、営業からは説明を受けていないのですが「どう?」というので感想を書いてみたいと思います。年末に大阪のショールームで展示説明会が開催されたのですが、一番忙しい時期だったので行くことができず、今回初めてみたところです。

数年前ならば、サンゲツカーテンといえば興味津々だったのですが、ここのところは変わり映えしなくて興味が失せてました。


 


「ソレイユ どう?」といわれてもどうってことないっていう感じ。


生地は斬新なものがあり、1点1点みるといい柄も多いです。しかし、見本帳としてのコンセプトがよくわからないし、新しいスタイルやコーディネイトの提案もなく、ずっと変わらない見本帳のスタイルなんです。写真も提案できるような吊り方もなく、ほとんどがごく普通の2倍ヒダの吊り方と、たまにごく普通のプレーンシェードなんです。日本一のメーカーなんですから、窓装飾に新風を吹き込むような新しい吊り方の提案やコーディネート例を示してくれてもいいのではと思うのです。

写真をよく見ると、プリーツがきれいにでていないものが多く、これは形状記憶加工、簡易型の形態安定加工をすすめている当店にとりましては、加工をしなければこのような感じになりますよという説明をするのにひじょうにいい写真です。


中にはきれいにプリーツのでている写真もあり、これはおそらくサンゲツでいうパーマネントプリーツをかけていると思われますが、その場合はその旨を書いておかないとトラブルになりますよ。一般消費者は見本帳から商品を選ぶ時は写真を大いに参考にしますから。


注意深くみると、やたらめったら「クッション」のおいてある写真が多いのです。これは写真と現物が違うといわれた時の緩衝材なんでしょうか?


商品は結構いいのがあっても見本帳がストーリーも提案もなにもなくつまらないのです。ここ20年ずっとかわらないパターンです。


今こそ、カーテンの企画に新しい空気を入れる必要があるのではないでしょうか?
サンゲツというより酸欠じゃないでしょうか?



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メーカーのカットサンプル出しについて

11月29日のブログにちょっと書きましたリビングの窓1窓吊り替えに予算100万円以内に抑えたいというお客様の納品に行きました。


ホームページをご覧いただいてお問い合わせをいただいた方で、上飾りがついているので先に実測に来てアドバイスをいただきたいとのことだったので私が実測に行きました。そのときに希望の商品として赤っぽいベースにゴールドのストライプの入っているような商品を望んでいるとのことでした。


そのため、ご来店いただく前に各社のカタログをみて私の方で希望にそえるような生地サンプルを手配しました。


サンゲツにファックスでCK2007(8200円/m)とCK2001(28000円/m)のカットサンプルの依頼をしました。
そうすると、すぐに電話がかかってきまして、「ご依頼いただいたのですが、サンプル出しできないリストにはいっているんです。」とおっしゃるのです。


やはり当店は仕入れが少ないからだしてもらえないリストの業者に入っているのかと思ったら、高い生地だからサンプル出しができないとのことなんです。巾成りサンプルがほしいといっているのではなく、A4程度のカットサンプルでいいのよといっても決まりだからだせないというのです。思わず、「ブ・・ ブ・・ ブロ・  」というと「なんとかします」といって出してくれるようになりました。
(こんな裏話までブログに書いちゃった。)


私もサンゲツ育ちなので、高い生地だからもったいないから出せないというのはよくわかりますが、高い生地でこそ、お客様に現物をみていただいて確認しなければならないのです。カットサンプルが出せないならば、貸し出しできる縫製サンプルを作って使いまわししてでも用意しなければならないのです。そうしないとサンゲツの高い生地は薦められなくなります。サンゲツ=安もんのカーテンになってしまいますよ。


でも、このサンゲツの経費削減への姿勢はある意味見習わなければなりません。業界においてダントツの利益は日々の努力の成果なんです。他社においては、そうした経費削減への意識の低いところもあり、請求書を翌日着くからといって東京から佐川急便の通常便で送ってくるところもあります。社長が変わったときに「まった」といわれなかったのでしょうか。


結局、この物件はドイツのJABのSorrent(7800円/m・形態安定加工は当店でしています)で決まりました。
ごめんなさい。サンゲツさん。


ナショトレ2


ナショトレ1


 


 


 


 


 


 


 


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サンゲツSanQキャンペーン

サンゲツカーテン今日はアスワンの目の前マンション(10月16日のブログ)にサンゲツカーテンを吊りこみに行ってきました。


只今、サンゲツではSanQキャンペーン「見て見て私のカーテン」として、ショールームでカーテンを選んで、自宅のカーテンの写真を撮って送れば毎月抽選で39名の方に同柄クッションプレゼントをしています。(10月2日のブログ


10月分の状況をききますと、比較的当選確率が高いようで、代理応募でも可とのことだったので写真を携帯で撮って送りました。
当選するとお客さんのところに直接クッションが1個送られます。


生地はCK5602 当店の方で形態安定加工をしています。


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オーダーカーテンの割引率に惑わされないで

今日は朝からずっと現場実測にまわっていました。


3月に引き渡された新築マンションの方で、ずっと悩んでおられてなかなか決まらない方がおられます。何度か来店していただいており、やっと実測となったのですが、この間、インターネットで調べたりしてよく勉強されているんです。


最終的にリビングで、サンゲツかフェデポリマーブルかということで、今日はその確認と実測でした。しかし、まだ悩んでおられ、インターネットで得られた知識もあり、新たな展開として、「東リならば6割引きぐらいになるのですか。サンゲツならば安くても2割引でしょ。」とおっしゃるのです。


7月27日のブログでも書きましたが、東リのカーテンの定価設定がひじょうに高いのです。21世紀のインテリアビジネスであるネット販売に対応できる見本帳なんです。
それに対して、サンゲツは3年前に定価を半額にして、我々の仕入れ率を2倍にしました。


同じ生地で検証してみました。


防炎のボイルで300㎝巾のもので
サンゲツ CK-3153-2     定価1350円/m
東リ    KTA-1661   定価3600円/m


東りの生地の6割引でもサンゲツの定価より高いのです。東リの7割引とサンゲツの2割引で同じ価格になります。


結局、生地は意匠的なことでフェデポリマーブルに決まったのですが、決して割引率だけでメーカーを判断しないでほしいのです


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