昨晩、会社から自転車で帰り途中に警察官から呼び止められました。
お酒は少し飲んでいたのですが、そのあとブログを書いてから帰ったので酔っているほどでもなかったのです。
無灯火だったのがよくなかったのか、盗難車に乗っているのではないのかという疑いで、防犯登録章をみて警察無線で本部と連絡を取って調べるのです。
こちらは、自転車屋で買ったものなので正々堂々としておりました。
警察の本部から連絡があるまでしばらく時間がありましたので、警察官に「ちょっと警察手帳を見せて下さいや。」というとこころよく見せてくれました。
身分が「巡査部長」だったので、敬礼して「はぁ、巡査部長さまですか」というと「もう定年前でたいしたことないんですよ。」とおっしゃるのです。
「いや~、組織の中で部長になるのはたいへんですよ。」
というような会話をしていたら、本部から連絡が入り、「気をつけて帰ってください」となりました。
「キーつけやんな、自転車動かへんって。」
私は、自転車で呼び止められたのも初めて、盗まれたこともなかったので、よくわかっていなかったのですが、「盗難届がでている自転車」に私の乗っている自転車の登録番号がないかを調べておられるのです。
ということは、盗難にあったら自転車の防犯登録番号を警察に届けなければならないのです。
そんなことを考えたこともなかったので、自分の自転車の「防犯登録番号」をまったく控えていなかったのです。ひとつ勉強になりました。
今日の現場
サンゲツのバーチカルブラインドを取り付けました。
私は、以前より「サンゲツのバーチカルブラインドはいいよ」と言っているのですが、サンゲツの営業は照れてあまり自社商品のPRをしないのです。
というか、他社商品を知らないので何がいいのかよくわかっていないのです。
そこで、サンゲツOB(オールドボーイというより、アウトオブバウンズの方ではみでた方です。)として他社商品と比較してその違いをエンドユーザーに説明をさせていただきます。
国内メーカー(タチカワ、ニチベイ、トーソー)との違い
1)サンゲツのバーチカルブラインドはルーバー間隔が一定で均等になります。
サンゲツは東京ブラインドでつくっており、東京ブラインドはサンドレープというブランドのドイツのバウテックス社のものを使っています。サンドレープはドイツではシェアの高いブランドです。
これしかみていないとこれが普通なんですが、国内のメーカーはすべて、最後の2~3枚で巾の調整をしています。
詳しくはこちらのブログ「国産メーカーのバーチカルブラインドの重なりについて」をお読みください。
https://blog.curtainkyaku.com/52036122.html
下の写真は昨日のタチカワの展示会で展示してあったバーチカルブラインドです。右側のルーバーの重なりが違うのがわかると思います。ここで調整をします。
せっかくルーバーの色を変えても重なり具合が違うときれいにみえないのです。
(写真はクリックで拡大します。)
今、タテ型ブラインドの均等ピッチはクリエーション・バウマンとサンゲツだけです。ハンターダグラス、サイレントグリスも均等ピッチはできません。
2)レールの厚さが25ミリと薄くてすっきりしています。
タチカワのレール厚さは35.5ミリでニチベイは30.5ミリです。
それに対してサンゲツのバーチカルブラインドのレールの厚さは25ミリで枠内にとりつけても威圧感がなくすっきりしています。
3)開けた時のたたみしろ(ルーバーの納まり)が小さく、開口部がより広くみえます。
同じ条件で比較してみます。
製作巾400センチで、100ミリルーバーで片開きでコード式操作側のたたみしろは?
サンゲツ 34.9センチ
タチカワ 44.0センチ
ニチベイ 39.8センチ
サンゲツが一番小さいのです。実際施工してみると違いがすごくわかります。
4)発注単位が1ミリ
私がブログで何度か書いていますが、今回はサンゲツはバーチカルブラインドだけ1ミリ単位の発注が可能になりました。
ハンターダグラスは全商品1ミリ単位の発注です。
国内メーカーは1センチ単位の発注です。
今回の現場は天井直付けで、両端が壁で内寸で4678ミリありました。このサイズは2台に分けなければならないのですが、1センチ単位の発注だと巾2330ミリが2台となります。そうすると両方で18ミリ隙間があくのです。
サンゲツは1ミリ単位の発注だったので2334ミリで発注しました。そうすると2台で1センチあくだけで、片側は5ミリの隙間になります。(写真はクリックで拡大します。)
現場に行く前に精度を確認しました。2334ミリの発注に対してぴったりサイズで出来上がっていました。
東京ブラインドは最新鋭の精度の高いカットマシンを持っています。
サンゲツが国内メーカーより優れていると思われるのはこんなところです。
劣るのは、商品点数が少ない、レールの色がホワイトしかない、コード式しかない(ルーバーを回転させるものもコードタイプ)等があります。
価格的には、今回無地のシリーズ36色をだしました。これは、マカロン、ポポラ、コルトより少しだけ高いですが、タチカワのライフ、ニチベイのフェスタ、トーソーのアクアよりははるかに安くなっており品質も悪くないです。
この無地のシリーズはロールスクリーン、パネルスクリーンと共通になっており、ロールスクリーンではマカロン、ポポラ、コルトと同等価格になっています。
サンゲツの色は、 う~うん 微妙
きれいな色はタチカワで、ベージュ系が充実しているのはトーソーで、点数が多いのはニチベイでしょうか。
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