近畿地方はやっと梅雨明けしました。
昨日現場で打ち合わせをしていたら、お施主(女性)さんと工務店の女性の方が、縫製サンプルを見ながら盛んに「これ、かわいいなぁ」「こっちの方がかわいいわ」という会話をされるんです。
以前にもブログに書きましたが、女性が「かわいい」というのは「これはいい」という意味だとわかりました。決して男性が思う「可愛らしい」ということではなかったのです。
今日は、TTP(徹底的にパクる)戦略の第4弾で、サンゲツからの提案です。
これはかわいいでしょうか。
私どもの店内にディスプレイする提案をお願いして、そっくりそのままパクらせていただく旨は伝えました。それをみてお客さまは「なんてサンゲツは素敵なんでしょう」と思ってサンゲツカーテンを買っていただき、売上につながるようなものをお願いしました。
ブログにも載せるので、カーテンをこれから購入したいと思っているユーザーの方もたくさん読んでいただいているので、企業イメージを損なわないものをお願いしました。
でてきたサンゲツの提案はこれです。(画像をクリックすれば拡大します。)
サンゲツの提案コンセプトは
夏の窓を涼しく彩るコーディネートを
シンプルなシェアカーテンは夏の窓によく似合い、涼しさを演出します。そこへ42色のシャンタンドレープをコーディネートすることで、高級感も一層増すものとなります。
季節に応じてドレープの色を変えて頂く事で、季節を問わずご使用頂けます。
使用している生地はドレープCK102 レースCK8551です。
上の画像はブログの読者にわかりやすいように私どもで用意しました。CK102は右から4列目の一番上の生地です。
レースCK8551はこちらの商品です。
こちらの方で見本帳からコピーして載せています。
皆さま、いかがでしょうか?
私はがっかりです。聞けば、ショールームの女性に提案してもらったとか?
私はサンゲツに5年間在籍していたことがあり、今でもサンゲツは大好きで
日比社長を尊敬しています。
でも、このレベルの提案はないでしょう。
いかにカーテンに力が入っていないかがよくわかります。
7年前にカーテンの売上が210億あったのが、今は80億台まで落ちました。
それに対して、なんの手も打たないし、誰ひとり責任もとらないのです。
私が在籍していたころは、数字に対してはひじょうにシビアで、毎日の売り上げでも、少しでも悪いと日々のチェックがはいるのです。今は日々のカーテンの売上チェックはないのでしょうか。
サンゲツのカーテンの見本帳は実につまらないのです。20年間ずっと同じパターンで何一つかわらないし、商品も他社の売れているのを寄せ集めたという感じで、独創的なものはありません。
ここらで企画を変えないと、ずっと同じで空気が澱んでいます。
今こそ、空気を入れ替えないと、この先はないです。
昔、サンゲツ、今、サンケツ(酸欠)です。
げぇ~ どっかへいっちゃった~
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明日は五洋インテックスです。
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