木製ブラインド

タチカワ 木製風ブラインドの防炎品新発売

フォルティア防炎1

今日はマナの大阪のショールームで行われた[マナテックス Vol14]の新作発表会に行ってきました。

先日、マナの齋藤社長の「インテリアファブリックの世界」を読んでから惚れこんでます。商品を選ぶ眼力は、この業界では一番でセンスがいいです。

このあと、数名とお話をしていて、どうしたらいいカーテンが売れるだろうかという話になりました。

私は、ホームパーティの文化が日本に根付けば、もっと部屋をよくしたいと思うようになり、カーテンもいいものをつけたくなると思っています。

人に見せたくなる家でなければならないのです。

日本の場合、家を建てた時が、一番すばらしい状態で、その時は人を招いてみていただくのですが、だんだんと部屋のインテリアに手を加えなくなり人も招かなくなるのです。

たくさんの人が出入りする家は、それなりにインテリアにも凝っておられると思います。

さて、本題です。

立川ブラインド工業が「木製ブラインドフォレティア」に防炎タイプ(樹脂スラット)が仲間入りしまして、「フォレティア防炎」を新しく発売しました。

タチカワは木製ブラインド防炎といっていますが、実際のところは、スラットは本物の木ではなく、ポリ塩化ビニールです。そのため、木製風ブラインドというのが正しいのです。

ナニックやタチカワがだしているお風呂用の木製風ブラインドも同様に樹脂スラット(ポリスチレン)ですが、見た目は木製とまったくわかりません。

むしろ、「そり・ねじれ」がなく、水拭きも簡単で、こちらの方がいいかもしれません。

価格はタチカワの場合、フォレティアと同じですが、重量は木製に比べると重いです。
サンゲツは木製で防炎可のブラインドがありますが、30%ぐらい価格アップします。

今まで、防炎の木製ブラインドがなかったのが不思議なぐらいなんですが、木製ブラインドは役所の硬い頭ではブラインドのひとつになっていますので、消防法の規定の対象外商品なのです。

ファブリックならば、消防法の規定で様々な制約があって防炎品でなければならないというのがあるのですが、木製ブラインドはブラインドなのでその規定がないのです。

消防法が出来た時には、木製ブラインドができるなんて考えたこともなかったと思います。
今もお役人さんは、木製ブラインドなんかは知らないのかも知れません。法の対象外なんです。

ふつうの木製ブラインドは燃えますので、消防法で防炎のファブリックを求められているところに取り付けるのはやはり好ましくないのです。

取り付けたところで、消防法に触れることはありません。

消防法の規定はありませんが、(財)日本防炎協会が2年ほど前に自分達の利益のために、木製ブラインドも防炎を認定するようになり現在に至っています。

今の消防法では、木製ブラインドの防炎は必要はありませんが、人が集まるところや医療関係の施設では防炎品を取り付けることが望ましいと思います。

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浴室にナニックの木製風ブラインドを取り付けました

SH380475

7月6日  「サラダ記念日」

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

俵万智さんの歌集で、この本が出版されたのが1987年の当社の創業の年でした。当時は東京でサラリーマンをしていて、大阪で起業したため半年ぐらいはまったく仕事がなく、暇でこの本を読んでいたのを覚えています。

何かがあると記念日にしていて、「今日は電話が1本かかってきたので電話記念日」みたいな感じでした。

仕事がなくて、電話1本かかってこない日々でした。

我が家では、いつも今日の料理はおいしいねといってますので、いつも記念日なんですが、たまに妻から「それ、私がつくったものじゃないもん」と言われるんです。

あ ちゃ~

さて、本題です。

浴室に木製風ブラインドを取り付けました。
ナニックのウッドパーフェクトブラインドで、樹木の繊維とスチロールの樹脂の合成素材を使用した本物の木のように見えます。

SH380470

メカニカル機構部は耐食アルミ合金やステンレスを使っていますので、直接水のかかる場所での使用も問題ありません。

SH380472SH380471

同じような木製風ブラインドはタチカワが「フォレティア50アクア」、ニチベイが「耐水タイプ」というのを出していますが、一番最初に出したのはナニックです。

日本のエンドユーザーにはナニックは馴染みのないブラインドですが、世界的にはよく知られたブランドです。

木製ブラインドといえばナニック、ナニックといえば木製ブラインドです。

ナニックジャパンのホームページは こちら

私のブログで「ナニックに関することは こちらをお読みください。
https://blog.curtainkyaku.com/archives/ナニック/

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木製ブラインドの長さ(丈)の問題

今日、得意先の住宅メーカーの会合に行ってきました。

ご多分にもれず、住宅の契約戸数は前年対比15%ぐらい落ちてるとの事ですが、前向きなことをおっしゃていました。住宅着工件数が年間80万戸に落ちようと、目標としている戸数は8000戸のわずか1%なので景気に影響されることなくやり方次第でできるとのことです。

その通りです。

私どもに置き換えれば、カーテンの仕事は日本の需要の0、000・・・1%ぐらいしか受注していないので、いかに景気が悪くても少し努力して他社を食えばいくらでも売り上げアップするのです。

シェアの高いメーカーならば、景気の動向によって左右されるところは大きいのでしょうが、我々のレベルでは売上不振は景気のせいにしてはいけないのです。
努力が足らないだけなのです。

さて、本題です。

木製ブラインドの丈が長いというクレームがつきまして、羽根1枚抜いてきました。

今回取り付けたのは、35ミリ巾のものですが、一般的に多い50ミリ巾の木製ブラインドでは、事前によく説明しておかなければこのようなことがよくおこります。

50ミリ」巾の木製ブラインドでは羽根を1枚入れるかどうかによって長さ(丈)が
4センチ程違ってきます。微調整もあまりできなくて、枠内に取り付けるときはぴったりのサイズにならないときが多々あります。

その場合は、当店では長めのサイズで指示をします。
そうすると、降ろした時に下の部分で羽根が1枚あまったようになるケースがあります。

今回の現場は35ミリ巾のニチベイの木製ブラインドで、窓枠内寸が1100ミリでした。

この場合、メーカーの製作サイズは1100ミリちょうどには出来なくて、1090ミリか1120ミリになります。

短くてクレームがつくと作り直すのがたいへんなので、長めのサイズである1120ミリで発注しました。

そうするとこんな感じです。

CIMG4536CIMG4535

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(写真はクリックすると拡大します。)

お客様より1枚抜いても大丈夫ではないかという指摘があり、1枚抜きました。

CIMG4540CIMG4541

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そうすると平行にした場合はほぼ1センチほど上がりましていい感じになりました。(右上の写真:写真はすべてクリックすると拡大します。)

ブラインドの羽根には表と裏があるのですが、メーカーによって裏と表が違います。
タチカワ、ニチベイは羽根の下側が前に来る方が表といっており、トーソーはその逆でです。

下の写真の左は、タチカワ、ニチベイの表で、トーソーは右の写真のように閉じている方を表と言っています。

ドラム式のブラインドの場合、ニチベイでいう表側にすると(左下の写真)少し上がります。逆に裏側(右下の写真)にすると少し下がります。

こういうことも事前に説明しなければならなかったのですが説明責任を怠ってしまったのです。

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高層マンションの高層階に木製ブラインド

鳩山内閣発足

各界の著名人がいろんなネーミングをしています。
私は、やはり宇宙人と呼ばれている鳩山首相にふさわしい「未知との遭遇内閣」とネーミングしました。

なんかやってくれそうな期待感とそんなに甘くはないよ、たいへんだよという意味で難題にぶつかることが考えられます。

鳩山首相はけっこうダジャレが好きらしいのです。そんなことをいうような感じでない意外性がうけるようです。
たぶん、もうすぐ記者会見に遅れてきた時に言ってくれるでしょう。

I’m sorry(総理)」

笑えよ~

さて、本題です。

高層マンションの高層階のリビングに木製ブラインドを取り付けました。

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(写真はクリックすると拡大します。)

木製ブラインドは熱伝導率が低いので遮熱効果が高いです。
光の調整をします。
風を通すこともできます。

問題点は開けた時のたまりが大きいのです。
値段が少し高いかな?

木製ブラインドは防炎品ではありません。
しかし、ブラインドという商品のため、消防法の規定で高層マンション(11階建て以上のマンション)に、非防炎品である木製ブラインドを取り付けたら問題になるということではないのです。
カーテンの場合は消防法では11階建て以上のマンションでは防炎カーテンをとりつけなければならないようになっています。
消防法と防炎カーテンに関してはこちら(←クリック)をお読みください。

消防法ができたころには木製ブラインドのことは想定していなかっただけです。

本来ならば、木製ブラインドは防炎品の対象にしなければならないと思うのですが、おかみはこんな業界の商品のことはまったく知らないというのが現状でしょうか?

今は、日本防炎協会では防炎の木製ブラインドの申請を受け付けるようになりましたが、商品化されているという話は聞いていません。

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木製ブラインドのテープ有りと無し

今日、お客様のところに伺ったら、開口一番「社長さんですか?いつもダジャレばかりいっておられるのですか」と言われました。ブログもよく読んでいただいているようですが、DMに書いている電話番号とファックス番号を


もしもし 06(6946)7923
もじもじ 06(6946)9662 と


書いているファックス番号のもじもじがうけたようなのです。


いつもダジャレばかり言っているわけではないです。皆さまに喜んでいただこうと思って真面目に一生懸命ネタを考えているだけです。


今日は木製(ウッド)ブラインドの話です。まじめな話です。


木製ブラインドといえばかつてはナニックだったのですが、ここ十年、国内メーカーが出してからは広く浸透しました。ヘッドボックスのところもおしゃれになり、操作も軽くなりました。


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上の写真は木製ブラインドのラダーテープのある商品です。


下の写真はラダーテープのない商品です。


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このブラインドは間仕切りに使っています。写真はクリックすると拡大します。


CIMG1726木製ブラインドでは、タテにテープがある(上の写真)のをラダーテープといい、色も違うものを選ぶことができます。


ラダーテープ(左の写真)はオプションで選ぶことができます。


 


 



 


CIMG1723木製ブラインドは一般的によくでているのが羽根(スラット)巾が50ミリタイプのもので、昇降テープを通すために羽根にタテ長のちょっと大き目の穴があいています。


ラダーテープはこの穴からの光漏れを防ぐためとアクセントカラーにするための用いられています。


木製ブラインドが日本で発売された頃は、このラダーテープ付きの方が主流でした。太さもメーカーによっていろいろあります。


 


上のラダーテープ付きに施工写真は巾165センチで製作しており、テープが5本あります。


トーソー、タチカワは製作巾161センチ以上で5本、ニチベイは151センチ以上で5本になります。
30数センチごとにテープが入り、このイメージが強くなってきます。


それに対して下の施工写真はラダーテープなしです。これをタチカワ、トーソーではラダーコード仕様といい、ニチベイではストリングラダーテープ仕様と呼んでいます。


こうすることによって光漏れがありますが、すっきりしましてここ2~3年はこのタイプの方がよくでるようになりました。


みなさまはどちらが好きですか。アンケートです。




  

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