先日届いたメールマガジンに「過去最悪の46億円の赤字『大塚家具』に
眠っている新たな希望」というタイトルのものがありました。
読むと現状分析と今後の打つ手がわかりやすく説明されていまして、私どもにも
当てはまることだなと思いましたので抜粋で書いてみます。
元データはこちらです。
株取物語で勝利を収めた家具屋姫は組み込まれた社長になり、「新生大塚家具」と
してスタートしました。
最初はお詫びセールという事で、大規模な割引セールをされたのですが、
これは、需要の先食いが起こっただけで、その後不振となりました。
我々の業界でも、期間限定のセールをよくされるところがありますが、
それをやるとセール後が落ち込むので、当店ではそうしたものは一切やらないです。
当店は
Every day low price. (エブリデーロープライス)
また、低価格路線に舵を切ったことが、従来の高価格帯のお客様が」離れ、
低価格帯のお客様はニトリやイケヤからは流れてこず、顧客離れを招いてしまった
というのが売り上げが大きく落ち込んだ要因のようです。
やはりお店のイメージというのは重要で、お客様は「売る側のスキルを選ぶ」のです。
上飾りをつけて豪華なカーテンにしたいと思っている人はたぶんニトリには
行かないと思うのです。たぶん。
この現状からV字回復を果たすため、新たな経営ビジョンが発表され4つの
柱が揚げられました。
そのうちの一つとして「特化型事業」というのがあります。
これは小さなところが生き延びていくにはすごく重要なことと思っていて
当店でも目指しているところです。
売り上げが悪くなると新しい事業の方に目を向け、いろんなことをしようと
されるのですが、そうなると利幅も少なくなり、無理が生じてなかなかうまく
いかないのです。
我々の業界でも、「これからはリフォームや」と言われて、そちら方面に
足を突っ込んだところもたくさんありますが、うまくいっている話はききません。
当店は窓装飾に特化している店です。
壁紙も床もやりません。
そのかわり、窓装飾のことならばお任せください。
さて、本題です。
コーナー窓の納め方として、バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)と
ロールスクリーンについて書きます。
今日はバーチカルブラインドです。
入隅の場合
(画像はクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度クリックすると拡大します。)
この場合は、一方を長くして、もう一方を他方のレールにくっつけるように
取り付けます。
これでも少し隙間があきますが、比較的マシです。
出隅の場合
中庭のある廊下で一方の長さは254㎝で、もう一方の長さは520㎝で、
この辺は2台に分割して右は右操作右片寄、左は左操作左寄せです。
本来は大きい辺の長さのレール(右側)をもう少し長くして、もう一方のレールと
くっつくぐらいにすべきなのですが、こちらは左操作で左片寄のため
長くすると、変な位置に操作棒と、操作コードが来るため、壁に納まるように
壁と長さをそろえています。
今日の話は役に立ちましたか?