バーチカルブラインド

バーチカルブラインド タチカワラインドレープ アンサンブルスタイル

上を向いて歩こうよ♪♪

24年前の今日、日航ジャンボ機が群馬県の御巣鷹山に墜落して520名の尊い命がなくなりました。その中の一人に坂本九さんもおられました。
当時、東京でサラリーマンをしており、ちょうど帰省する前だったのでよく覚えているんです。

さて、本題です。

タチカワのバーチカルブラインド(ラインドレープ)アンサンブルスタイル両側バトン式の施工写真です。

これは、タチカワに注文したそのもので、当店としてはなにも手を加えていません。同業他社の方もたくさんブログを読んでいただいている中、こういう施工例写真は、パソコンに向かって「なんや、しょうぶな」と突っ込みされそうですが、消費者にとっては知りたい情報のひとつだと思いますので掲載します。

今は、バーチカルブラインドはよく売れていて、消費者の方も興味があるようです。「カーテンと窓周り関係の質問箱」に「おすすめのバーチカルブラインドのメーカー」について質問がはいっており、私が回答していますのでそちらもご覧ください。

タチカワは、バーチカルブラインドのことをラインドレープといっており、ニチベイ(ニチベイではアルペジオという)のセンターレースのように不透明の羽根(ルーバー)と羽根の間にレース地がはいっているのをアンサンブルスタイルといっております。

この業界は各社が固有名詞を好き勝手につけるので、消費者に言葉は浸透しなくて、我々も販売しにくのです。私はいつも呼称の統一をお願いしていますが、各社絶対に譲らないのです。

これは、かつてタチカワのブラインドの愛称である「シルキー」がブラインドの代名詞として一般名詞化しそうになった、あの夢をもう一度という思いがメーカーにあるのではないでしょうか。

バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)では、真ん中にレースを挟むやり方はニチベイの「センターレース」という言葉が浸透しつつありました。そこにタチカワがあとから出して「アンサンブルスタイル」と名づけています。

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写真はクリックすると拡大します。
真ん中にレース地がはいっていますので、光をやわらかく取り入れします。1階の道路側に面しているところでも開いた状態で外から中はみえません。

その代わり、室内に居てると、常に閉まったような感じで少し暗く感じます。

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今回使用のものは両側バトン式のもので、バトンを持って動かしますので、左右どちらにも開けることができ、真ん中でも止めることができます。

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CIMG2570このアンサンブルスタイル(センターレース)で一番の問題点は開けたときのたまり(たたみしろ)がシングルタイプの倍近くあって大きいということです。

これは事前に説明しておかないとクレームになります。

計算式がありますので、ご購入を検討されているかたは、事前に確認してください。
(写真のものはワイド240センチでたまり(たたみしろ)が53センチあります。
幅2mならば45センチぐらいです。)

以前に一度事前に説明していなかったのでクレームがつきました。
「こんなに窓にたたみしろがかると、出入りに不便だからレールを長くしろ」とえらい剣幕で怒られて呼び出されたことがあるのです。

レールを延ばすことは可能だったのですが(この場合作り直し)、ちょうど壁のところにエアコンをつけるようにコンセントがあったので、「レールを長くするとエアコンがつけられなくなりますよ。そしたら、エアコン屋を呼んで、エアコンを短くしろといわなければなりませんよ。」というと「わかった」といってお金をいただきました。

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織物研究会

ニチベイのタテ型ブラインド ミックスルーバーアソートメント

4月12日のブログ「サンゲツのタテ型ブラインド」で書きましたスタイルで、羽根(ルーバー)の柄違いや色違いを組み合わせたタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)で、ニチベイのメカを使った写真がありましたのでその違いを説明します。


先に4月12日のブログをお読みください。


サンゲツは羽根の組み合わせを変えても均等ピッチになりリズミカルです。それに対してニチベイは


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よく写真をご覧ください。ニチベイのメカは最後の2~3枚のルーバーで巾の調整をしますので操作側(右側)だけが重なりが他と違います。(写真はクリックすると拡大します。)


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これはニチベイのA5843を2枚続けてその間にA5902を入れていて、ニチベイではミックスルーバーアソートメントという名前になっています。


川島織物セルコンはニチベイのメカを使ってこのスタイルをセレクトデザインと呼んでいます。価格が通常より20%アップします。


最後だけ重なりが大きいのはこういうスタイルにするとよく目立ち気になるものです。


なのに20%も価格をアップさせるってどういうことなの?


なにか


 


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バーチカルブラインド(縦型ブラインド)施工写真

書くネタのないときは施工担当者が撮った施工写真をアップします。


3階建ての一般住宅で、バーチカルブラインド(縦型ブラインド)メインで小窓だけ同じ生地のロールスクリーンを取り付けた現場があります。


以前はバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)といえば事務所というイメージがありましたが、ここ10年、住宅用にいい商品がたくさんできて普及しています。シンプルモダンのイメージでマンションにもよく使います。


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CIMG1488上・左の写真はニチベイのセンターレースという商品で通常のルーバー(羽根)の間にもう1枚レースのルーバーが入っています。


ニチベイではよく売れているようです。タチカワも昨年、これを真似してちょっと工夫して同じような商品をだしました。ペアタイプアンサンブルスタイルといいます。


この商品はルーバー(羽根)を垂直にして光を取り入れても、その間にレース生地がありますので昼間は外から室内が見えません。


その分、少し暗く感じると思います。


大きな欠点は開けたときのたまりが大きいことです。ルーバー(羽根)が通常の2倍ありますのでたまりも約2倍になります。その分開けたときの開口部が狭くなります。これは事前によく説明しなければクレームになります。


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別の部屋です。同じように小窓は同じ生地でロールスクリーンです。天井直付けなのでバーチカルブラインドのレールには装飾カバーをつけています。


 


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こちらの部屋はルーバー(羽根)の重なりを大きくした商品で裾のチェーンがありません。
この商品はニチベイのモアラップといい、各社同じような商品がありますが名称がバラバラで覚えることができません。ここを読んでください。(2007年11月17日のブログ)鋭く指摘しております。当時はトーソーは同じものがなかったのですが、これまたよく似たものを「デュアルオーバーラップ」という名前で出しています。


クリエーションバウマンのバーチカルブラインドは一般的に裾チェーン(スペーサーコード・ボトムコード)がなく、それがカッコよくて人気なので、日本のメーカーも同じように裾チェーンのない商品を出そうとしました。今までの日本の商品はルーバーの重なりが1センチぐらいなので、それで裾チェーンがないとバラついたりするので重なりの大きい商品を出したのです。最初に考えたのはニチベイで、いかにも日本人的な発想です。


重なりが大きいとルーバーの枚数が多くなり価格も25%アップします。
ちょっと高いですが裾チェーン(ボトムコード)がないとすっきりして人気があります。
トーソーのバーチカルブラインドは重なりが普通の1センチぐらいで裾チェーンがないのが標準仕様です。これはあまりいただけない。ここを読んでください。


 


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