川島織物セルコン

3倍使いのドレープ(厚手カーテン)

今年の第4回窓装飾プランナーの合格者が発表されました。

受験者は839名で合格者は325名(合格率38.7%)

昨年の第3回は受験者894名で合格者325名(合格率36.4%)

第2回は受験者1201名で合格者361名(合格率30.1%)

第1回は受験者2540名で合格者699名(合格率27.5%)

今、全国に1710名の窓装飾プランナーがいることになります。

年々受験者が減っていくのも問題ですが、今年の合格者の内訳をみると

「関連メーカー卸商社」勤務の方が一番多くて35%で、インテリア専門店が

33.5%となっています。

本来はインテリア専門店向けの資格制度なんですが、その合格者が少ないのは

大いに問題です。

全国の窓装飾プランナーのいる専門店はこちらです。

窓周り商品とカーテンの相談・購入は窓装飾プランナーのいるお店でしましょう。

 

さて、本題です。

3倍使いのドレープ(厚手カーテン)の施工例です。

最近はめったに3倍使いにしてヒダをたっぷりとるケースは少なくなりました。

3倍使いと言うのは、横幅が1mのカーテンを作るのに横に3m分の生地を

とって、それをヒダをつまんで1mにすることです。

 

17年前に当店で取り付けたカーテンの吊り替えで、当時も約3倍使いにしています。

17年前取り付けたカーテン

これ(川島織物KH7041)を大変気に入っておられて、今回もおなじような

感じにしたいということになりました。

今回のカーテンは

裏地付きです。

イメージ通りに出来上がったということでたいへん喜んでいただきました。

生地は川島織物セルコンME2143

 

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「Sumiko Honda 」カーテンフェア開催

当店では、川島織物セルコンの最高級ブランドである「Sumiko Honda」

ブランドのカーテンを50点、丈230㎝の縫製サンプルで店内に展示しています。

川島織物セルコンの協力により、期間限定で

   10月4日(水)~10月20日(金)

日本のカーテンでは、最上位の商品で見るだけでも目の保養になりますので

ぜひご来店いただき本物をご覧ください。

川島織物セルコンも「Sumiko Honda」のインスタグラムの公式ページを開設し

情報発信をしています。

こちらをご覧頂い、インスタグラムをされているかたはフォローをお願いします。

【日本の四季を愛でること】Sumiko Hondaの公式アカウントです。日本ならではの自然観があふれるSumiko Hondaのカーテンコレクションと、日常を彩る素敵な四季折々の風景写真をご紹介しています

「Sumiko Honda」のホームページはこちらです。

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フィーロ縫製のレースとウイリアムモリスのシェード

お客様の要望により、川島織物セルコンのメーカー縫製の「フィーロ

縫製」をしました。

フィーロ縫製は、メーカー縫製の中でも、こだわりの最上位の縫製です。

当店の場合、メーカー縫製ではなく、当店の協力工場での縫製をしていますので、

フィーロ縫製やったことがありませんでした。

フィーロ縫製の大きな特長は、オーダーカーテンではほとんどが2倍使いの中、

2,3倍使いを標準仕様にしています。

これによって少しだけボリュームがでますが価格が高くなる場合もあります。

2.3倍使いとは、巾2mのカーテンを作るのに2倍使いならば単純にいうと

ヨコに4m使うところ、4,6m使うことになります。

そのため、ヒダが1つ増えて、ヒダ間隔が少しだけ短くなり、ヒダ山が少し

高くなります。

バブルの頃は3倍使いにしてボリュームを持たせるというのも流行っていましたが、

今やオーダーでは2倍使いが一般的で、むしろ1.5倍使いやフラットというのも

多いです。

メーカー縫製の証として、フィーロのタグが付きます。

これに価値を求める方もおられるようです。

タッセルの金具に引っ掛けるところは、江戸打ち紐が使われています。

私どもの縫製では、すべてこの部分も共布にしていますが、こちらの方が

丈夫だからかもしれません。

既製カーテンも江戸打ち紐です。

下の写真は当店の縫製

形状記憶加工が標準仕様になっていまして、ウエーブがきれいです。

当店ではレースは形態安定加工が標準仕様です。

レースを窓側につけて、手前に川島織物セルコンのウイリアムモリスの

マリーイザベルでローマンシェードプレーンタイプを取り付けています。

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川島織物セルコン「Sumiko Honda」フェア開催

ホームページの容量がいっぱいになり、サーバーを変えたりブログのソフトの

Word Pressのバージョンをアップしたりしている中で、トラブルが発生し、

一時的にブログを閲覧できないときがあり、ご迷惑をお掛けしていました。

これでうまく復旧できたと思います。

今後ともよろしくお願いします。

 

さて、当店で10月4日(水)より20日(金)まで川島織物セルコンの最上級ブランドの

「Sumiko Honda」

縫製サンプル(丈230㎝)を約80点展示してフェアを開催します。

 

日本のカーテンの中では最高級品で、見るだけでも目の保養になります。

今回はメーカーの協力を得て、

期間限定で10月4日~20日まで

当店にて展示します。

ぜひ、ご来店ください。

 

 

 

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遮光1級が明るいという問題

お盆です。

今夏は27年振りに当家の家紋(丸に橘)が入ったお盆・広蓋を使うことになりました。

広蓋は亡くなった祖父が、父が結婚後に用意してくれたもので、私の結納の時に

使ったきりです。

 父は分家しているために一代目、私が二代目、息子達は三代目k.kojima brothers.です。

 IMG_9713_R IMG_0090_R

お盆です。

 

 長男の結納を東京でしました。

「のぞみ」を叶えるために新幹線で持って行ける関西風のコンパクトな結納品です。

ゼクシィの調べによると、今は7割の人が結納はしないらしく、百貨店の

ブライダルアドバイザーの話によれば、昔から金額の変わっていないものとして、

卵とバナナと結納金らしいのです。

 

そんなバナナ?

 

 私は常に新しいものを取り入れながら、伝統は重んじたいと思っています。

 下の動画は結納式の練習をしているところです。
(真ん中の三角をクリックすると動画になります。)

 

 緊張の夏です。     (金鳥の夏)

 

 

さて、本題です。

 

 

昨日投稿した天幕カーテンはサンゲツの新しいカタログ「ストリングス」に

載っている遮光1級の商品、SC3369です。

 

IMG_0149_R

 IMG_0148_R IMG_0150_R

画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度クリック

すると拡大されます。

今回のカタログから遮光1級の後ろにカッコしてB2と書かれています。

これは、日本インテリアファブリックス協会(NIF)が制定した遮光の基準で1級が

甘すぎるということで、自ら独自の基準を制定し、遮光をB1、B2、B3の

3段階に分けていいます。

さらにAがあるわけではなく、BはBlackのBのようです。

何回も書いていますが、住江織物は遮光1級を独自の基準で5段階にわけていて、

他社がまねできないように特許を取っています。

 

昨年、東リは同じようにNIFが制定した遮光の1級では基準が甘いということで、

遮光1級+(プラス)と遮光1級と2ランクに分けました。

 

川島織物セルコンも昨年10月にだした見本帳から、遮光1級のうち、最も暗いのを

S1級として、明るいのを試験上1級でも、独自の見解で2級としました。

業界で決めた基準はおかしいということで1級を2級と表示してNIFの基準を

完全に無視しました。

この4社はインテリア業界の主要企業で、日本インテリアファブリックス協会

(NIF)の会長が住江織物でサンゲツ、東リ、川島織物セルコンの3社が

副会長です。

 

この4社以外は、今年新しくカタログを出したメーカーも含めて

自分達で決めたNIFの基準で表示しています。

 

自分達で決めた基準がおかしいと思えば、独自でつくるのではなく業界で

話し合って新しい基準を作るべきなのです。

 

遮光1級の商品でも住江織物の「遮光1級A++」と東リの「遮光1級+」と

川島織物セルコンの「遮光S1級」とサンゲツの「遮光1級(B1)」の中で

どれが一番遮光度があるのかを聞かれても誰もが答えられないという状況です。

 

この業界の主要企業は、もう少し業界全体のことを考えてもらいたいのです。

 

自分たちの都合で、インテリア業界最大のイベントを1抜けた、2抜けたと

するのではなく、業界全体で盛り上げてもらいたいのです。

 

今は夏期休暇中で業界のメーカー関係者はこのブログを読んでおられないと

思いますが、私からのエールです。

 

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 バラ、 バラ、 バラ

 

正会員14社 賛助会員44社向けの58本のバラです。

 

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隅っこで見つけた川島織物セルコンのSumiko Hondaのカーテン

私のブログをよく読んでいただいているお客様で2017年6月5日の「川島織物セルコン・

五洋インテックス新作発表会」を読んでSumiko Hondaのカーテンを見に

川島織物セルコンの大阪ショールームに行かれました。

 

お客様のお母さんが入居型高級老人ホームに入居されているとのことで、

部屋が明るく楽しくなるために娘さんからのプレゼントとのことでした。

ショールームで、Sumiko Hondaのディリットという商品を選ばれて、

「スミコホンダのカーテンはやっぱりいいですね」と言って連絡をいただきました。

当店には見本帳はあるのですが、現物の大きい生地を展示していないため、

大きくみるとどんなのかをみるために私も大阪駅前のグランフロントにある

川島織物セルコンの大阪ショールームに行ってきました。

ショールームに行ったら、Sumiko Hondaシリーズのコーナーはあるのですが、

ディリットのSH9891がなかなかみつけられないのです。

スタッフの方に探していただいたら、3段吊りの一番奥の

すみっこにあったのです。

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さすがに商品もいいですがお値段もいいです。

 

吊りこみに行きました。

レースは最初からついていて、ドレープ(厚手カーテン)だけは自前で用意

しなければならないようになっています。

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遮光1級のリーズナブルな裏地を取付、サイドはリターン仕様にして、

真空釜の形状記憶加工をしています。

ヒダ倍率は柄をよく見せたいという意向で、1,8倍使いぐらいにして

2つ山にしています。

こういうのができるのが自社縫製の強味です。

 

お客様からあとからメールをいただきました。

「殺風景な部屋が明るくなり、母も喜んでいます。

また、「いい生地やなぁ」と、生地そのものにも感心しています。」

 

カーテン一つで部屋の雰囲気が大きくかわります。

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川島織物セルコン・五洋インテックス新作発表会

先週は神奈川県の同業者4社と新宿のニトリとケユカに行ってきました。

昨年のJAPANTEXのセミナーで「インテリア専門店が生き残る道への経営指南」を

聴いた時に、業界の先行企業30社をベンチマークして、徹底的に分析をし真似を

して追いつけ追い越せと話されていたのを実行しています。

同業者の話は語弊があるといけないのでここには書きませんが、ニトリの話は

少し書いておきます。

昨年末にオープンしたニトリ新宿店はカーテン売り場も広くて充実しています。

ニトリの強さは圧倒的な広告宣伝力にあり、エンドユーザーに

「カーテン買うならこの店 ニトリ」がかなり浸透しているように思います。

 

商品的にも流行の先をとらえており、カリフォルニアスタイルなどを前面に

だしていました。

これは、昨年10月に発売された川島織物セルコンのカーテンの見本帳「I’m(アイム)」

のコンセプトと同じで、客層がバッティングしていると思います。

どちらかが真似をしたというより、両社とも流行を先取りしているということで

しょう。

ニトリと同じような商品群を展示すると、「ニトリ寄ったり」では勝ち目はなく、

真逆のことをしなければなりません。

そうでないと近くにニトリが出来れば、「あちらはニトリ、こちらは閑古トリ

になります。

オーダーカーテンで200×200㎝のサイズであちらは15000円、

こちらは25000円となれば、どちらを買いますかと言われれば

I’m(アイム) ニトリ 

とエンドユーザーはいうかもしれません。

 

さて、本題です。

川島織物セルコンのSumiko Hondaシリーズの新作と五洋インテックスの

インハウスの新作発表会に行ってきました。

両社とも素晴らしい内容でしたが、あまり時間がなくてじっくりみることが

できませんでした。

五洋インテックスのIN HOUSEは3年振りかの新作で、なかなか気合が入って

いて、提案できる商品がたくさんありました。

当店でもできるだけ早く店内展示をしていきたいと思います。

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川島織物セルコンは、看板商品のSumiko Hondaシリーズの新作2作品の

発表会でした。

日本のカーテンの中では、最高級の商品です。

川島織物セルコンのフィーロという高級ブランドの見本帳の中に収録されていて

その中のウイリアムモリスのシリーズが7割を占め、こちらがメイン商品ですが、

川島織物セルコンのイメージ戦略の中では、Sumiko Hondaシリーズは

看板商品でいつも新作が発表されることに展示会がされています。

時間がなくて写真を撮り忘れました。

展示会では、いつも感動するのですが、さてそのあとどうすればいいのかと

思うのです。

商品も1mあたり20000円ぐらいしまして、これで展示サンプルをつくるとなると

けっこうな費用になります。

1点だけ吊ってもその良さが伝わらないし、シリーズで十数点吊るとなると

売れるかどうかの費用対効果を考えて躊躇してしまうのです。

ほとんどの販売店が同じように考えていて、素晴らしい商品ながらあまり

エンドユーザーが実物を目にする機会の少ない商品です。

 

川島織物セルコンにお願いです。

 

こうした新作発表会にはこの業界に入ってからずっと参加してきていますが

30数年間まったくかわりません。

この間、世の中は大きく変わっています。

ぜひ、もっとセールスプロモーションに力を入れてください。

たとえば、メーカーとして半巾でいいので縫製サンプルをこのシリーズで

20点ぐらい作って、3週間ごとに専門店に貸し出しをして店内に展示してほしいと

いうような提案をしてもらいたいです。

各専門店は展示サンプルの丈が違うので3サイズぐらいは用意しなければ

ならず、多少費用は掛かると思いますが、1か月ごとに次々と専門店を回して

使いまわしができますし、今後新作ができるごとにプラスして数年間は使えると

思います。

そうなれば、専門店として、費用を掛けずにすばらしいSumiko Hondaシリーズを

エンドユーザーにみせることができますし、店が華やかになり、どこも歓迎

すると思います。

日本の織物の素晴らしさをエンドユーザーに伝えていかなければならないのです。

 

売れると判断すれば、その後展示サンプルも購入することになると思います。

そして、今やSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の時代です。

ブログネタに困っているところや、Facebookやインスタグラムをやっている

ところにはかっこうのネタを提供することになり、口コミで広げることが

できるのです。

フォトジェニックな商品、写真写りが映えする商品が流行っていて、

Sumiko Hondaシリーズは今の時代にぴったりな商品です。

(ウイリアムモリスの商品はよくブログやSNSでアップされているのは、

photogenicだからなんです。)

 

川島織物セルコンはインテリア業界でもっとSNSを活用しているメーカーである

ことはよく存じていますが、もう一歩社内で考えて、このような展示会でも

来場された専門店の方やインテリアコーディネーターの方に、自社やご自身の

Facebookやインスタグラムにアップしてもらうようにお願いし、してただければ

Sumiko Hondaのオリジナルポーチを差し上げますというような若い感覚の

遊び心があってもいいのです。

今は費用を掛けずにSNSを活用して口コミで広げる時代だと思います。

ぜひ、専門店が閑古トリにならないようにメーカーとしセールスプロモーションを

してもらいたいものです。

 

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 6月10日に香取美智子さんの収納に関する無料セミナーを開催します。

申し込みをまだ受け付けています。

 

 

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