修理

タチカワのタテ型ブラインド「ラインドレープ」の修理

修理依頼で問い合わせのよくあるのが、トーソーの旧型のローマンシェードの

ストッパーが止まらないというのですが、2番目に多いのがタチカワの

タテ型ブラインド「ラインドレープ」のランナーが割れてスラット(ルーバー)が

落ちてきたというのです。

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スラットを引っ掛けている樹脂のランナーが紫外線により経年劣化して割れるのです。

1つ割れると、その部品だけ交換というわけにはいかず、いったんレールを外して、

全部交換しなければならないのですが、部品さえ用意していけば現場で簡単に

出来ます。

今回も2枚だけ落ちたと言われていたのですが、修理のためにスラットを

外そうとしたら、ほぼ全部割れました。

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今回は操作コードも毛羽立って太くなっていたので一緒に交換しました。

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タチカワのこの商品の場合は、何度の仕様変更しており、何年の何月の発注の

分だということがはっきりわかれば、その当時の部品を購入できるのですが、

それがわからないとけっこうたいへんなんです。

メンテナンスシールというのが貼ってあるのですが、レールの裏側に貼ってあり、

エンドユーザーがそれをみつけるのはけっこう困難かもしれません。

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今回のものは他社でご購入されていて、10年前の分です。

 

修理は購入された店に依頼するのが一番いいのです。

そうでないと2回訪問しなければならず、手間がかかり修理代も高くなります。

当店の場合は、当店でお買い上げの商品は5年間の無料保証をしていますので、

5年以内は修理代は無料で、その後でも修理代は部品代プラスわずかな手間代です。

他店でご購入された分は、メーカーの修理代と同じぐらいかかります。

今回は2回訪問で、ランナーとコード交換で21600円になりました。

 

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 お知らせ

2月17日(金)は30周年の創立記念日のため休業いたします。

2月11日(土)は建国記念日で祝日ですが営業いたします。

 

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プレーンシェード修理 応急処置

年末は毎年バタバタします。

他店購入のシェードの巻き上げるところの部品が割れて、紐が切れたので修理依頼が

ありました。

お客様から画像を送っていただいたらトーソーのニュージェスバの商品だと思って、

トーソーにドラムの部品を手配して29日にお伺いしました。

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部品を取り替えようと思ったら、用意してきた部品と違うのです。

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上の白いのが手配した部品

下の2つがついている部品

お客様に間違った部品を手配していて、「今日は修理が出来ないんです」と

いうと

「え〜」

と なんとなくいやそうな声で言われましたので

応急処置をすることにして、年始に取り替えることにしました。

dsc04261

持っていたビニールテープでコードを固定しました。

径の太さが違うようになるのですが、その分を真ん中にもってきて、

少しコードをたるませて、あげたときにきれいになるようにして問題なく

開閉できるようにしておきました。

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今年は、ここ近年で年末が一番バタバタしています。

酉年の前兆ですかね。

 

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20年前のヨコタのシェードコード式のストッパー交換

当店の場合、吊り替えのお客様がひじょうに多いのです。

データを取ると吊り替えの時期は11年から15年の間というのが一番多くて、その要因は

1)レースが破れた

2)メカものが壊れた というのがあります。

気分一新でインテリアを替えたいというのはあまりありません。

今回は20年振りの吊り替えで、レースが破れたのでドレープもシェードも交換することに

なりました。

BEFORE

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この時は当店の施工ではありません。

 

AFTER

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ドレープ(厚手カーテン)とレースも取り替えをして、レールはそのまま使って

フラットバランスと一緒に天井近くに付け直しました。

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カーテンを天井近くから吊ると部屋が広く感じます。

シェードはヨコタのコード式が使われていまして、会社は6年前になくなりました。ストッパーの効き具合がよくなかったのです。

20年前の同じ部材のストッパーはなかったのですが、その後改良した部材は手に入ったので、

メカはそのままでストッパーと生地のみ交換しました。

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上の写真の左はずっと以前のヨコタのコード式のストッパーでこれは

もう在庫はありません。

右の写真はその後改良されて6年前まであったストッパーです。

まだ少し在庫がありますので、うまく操作ができない場合はストッパーだけ

交換することができます。

 

普通のインテリアショップならば、「この商品はずっと前に倒産した会社のもので

部品はありませんので、全部変えないとできません。」というかもしれません。

当店は「エンドユーザーファースト」です。

なくなった会社の商品ですが、諦めずによこった。

ヨコタのシェードコード式 dsc03742

 

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修理依頼は写真添付のメールで

最近、修理依頼がひじょうに多くなりました。

季節の変わり目で、人間もメカ物も体調を壊すのかもしれません。

今はメールでのやり取りで写真を送っていただけるので事前に状況が把握できて、

1回で納めることができます。

マンションの管理会社からメールと写真が送られてきて、築10年ぐらいの

マンションのロビーに取り付けているサンゲツのロールスクリーンの操作コードが切れたので

修理が可能かとどうかいう問い合わせでした。

下のような写真が添付されていました。

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メンテナンスシールは薄くなっていて読めなかったのですが、どういうメカかがわかり

何を用意していけばいいのか事前にわかったのです。

 

ハンダゴテ1つ持って現場に行きました。

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ハンダゴテで現場で操作コードを接着しました。

コードの接着面をハンダゴテで溶かして圧着するとくっつきます。

 

img_5720

ロールスクリーン img_5718

このようになっていました。

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ほぼ完ぺきに接着することができました。

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メールで詳しい状況を知らせていただいていたので、1回で納まりました。

 

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プレーンシェードの縫製 今・昔

15年前に住宅メーカーを通じて当店が取り付けたプレーンシェードの上部のマジックテープ

(ベルクロテープ)が、はがれやすいので直して欲しいという依頼がありました。

15年間に何度か外したりして洗濯をされているので、マジックテープの

メスの部分の起毛が薄くなって接着性が悪くなっていました。

15年前の商品ですが、生地はけっこうしっかりしているのです。

販売した商品を長く使っていただけるのはありがたいですが、

「そろそろお吊り替えはいかがでしょうか・・・・」とも言いたいのですが、

とりあえず持ち帰ってマジックテープの部分だけ新しくすることになりました。

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私が縫いました。

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家庭用のミシンで本縫いするのならば普通に縫います。

サラリーマンを辞めて、この仕事を始めた最初の頃は仕事がなくて

暇だったので、夜、毎日縫製加工所に行って、ボイルの糸抜きを手伝いながら、

ミシンの踏み方を見ていました。

「門前の小僧習わぬ経を読む」というやつで、けっこう自分で縫ったりします。

 

プレーンシェードの縫製も15年前とかなり変わりました。

リング付きテープを縫い付けるやり方はかわりませんが、リングが変わりました。

15年前

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普通の丸いリングがついているテープで20㎝ピッチになっているものを

下から縫い付けていきます。

そうすると、一番上だけがピッチが違ってきます。

その後、一部のメーカーでは、上から縫うようになり、ピッチに違いを下で調整するように

なりました。

この丸いリングは洗濯で外す時が不便で、下部のコードアジャスターのところで

コードを外さなくてはなりません。

 

今は、リングの均等ピッチが主流で、コードが簡単に外れて洗濯しやすい

着脱リング(eリング)を使います。

プレーンシェード均等ピッチ1

全体の長さから割り出して、リングを均等にテープに差し込んでいきます。

そのため、あげたときのウエーブが均等できれいです。

1eフック

リングも下部のコードアジャスターのところで外さなくても、リングが

アルファベットの小文字のeのようになっていて、コードの着脱が簡単にできるように

なっています。

これによって洗濯がやりやすいのです。

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修理 8年前取り付けのヨコタのシェードメカ

8年前に当店で取り付けたヨコタのメカ(生地以外の機械の部分)を使った

プレーンシェードが動かなくなったとお客様から連絡がありお伺いしました。

原因はシェードを降ろす時に何かに当たり、昇降コード浮いてドラムから

外れたのですが、お客様がご自身で直そうとされて、いろいろと触られた結果、

シャフト(レールの中にある棒)が曲がってしまっていました。

当店は、以前はよくヨコタのメカを使っていましたが、6年前にヨコタが倒産したため、

その後はトーソーのメカを使っています。

今は、ヨコタのメカの修理部材はなかなか手に入らない状態です。

 

そのため、お客様でヨコタのメカを使ったシェードの吊り替えがあった場合で、メカが不要に

なった時はメカだけ残しています。

今回はそれを活用しました。

メカの心臓部門のシャフトを、他のメカからの移植手術です。

シャフトだけ交換して、動くようになりました。

本来ならば、修理部材はもうないので、「全体を交換しないといけませんわ。」ということで、

お客様に多大な費用負担をお願いしなければならないところだったのですが、

中古部材で賄うことによってわずかな費用ですみました。

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 すべてはお客様のためです。

 

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 木製ブラインドの操作コード切れを現場で修理

雑誌を読んでいると、「若者のパソコン離れ」という記事が載っていました。

これはどういうことかというと、若者はパソコン入力をするよりスマホでフリック入力

する方が早いため、会社の書類なんかでも、スマホで入力をして、それをパソコンに飛ばして、

会社のフォームで提出する人がいるという話です。

これは個人の問題なので、大きな問題ではないのですが、日本を代表するロボットメーカーが

アジアでのシェアが落ちるということがあって、その原因は他社はスマホと同じ

タッチパネルになっていたのですが、日本製品はキーボードのままだったというのが

あったそうです。

アジアの若者は、キーボードではなく、スマホ世代で、その操作の方が使いやすく、

慣れていたという結果です。

アジアの変化に日本の本社のキーボード世代のおじさんたちがついていけなかった結果、

シェアを落とすという一風変わった業績悪化が起きたのです。

 

実は、私はキーボードもまともに打てないのです。指1本で打っていますし、キーボードを

みないと打てないのです。

もちろん、携帯やスマホのトグル入力やフリック入力はできません。

スマホはローマ字変換のキーボード入力で右手人差し指1本で打ちます。

息子からは「オレ、とうさんの3倍は打つのが早いなぁ」と言われています。

でも、時代に遅れないように常にアンテナは張っていますので、アラカン世代の中では

スマホは使い切っていると思います。

 

さて、本題です。

 

修理依頼が多いです。

10年前に取り付けたタチカワの木製ブラインドの操作コードが切れました。

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メーカーは夏季休暇で、部材の出荷には時間がかかるため、現場で

操作コードをハンダゴテで溶接して応急処理をしました。

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応急処理ですが、思い切り引っ張っても切れませんでした。

 

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夏季休暇のご案内です。

当店は8月14日(日)15日(月)16日(火)は休業させていただきます。

12日(金)13日(土)は営業いたします。