修理依頼で問い合わせのよくあるのが、トーソーの旧型のローマンシェードの
ストッパーが止まらないというのですが、2番目に多いのがタチカワの
タテ型ブラインド「ラインドレープ」のランナーが割れてスラット(ルーバー)が
落ちてきたというのです。
スラットを引っ掛けている樹脂のランナーが紫外線により経年劣化して割れるのです。
1つ割れると、その部品だけ交換というわけにはいかず、いったんレールを外して、
全部交換しなければならないのですが、部品さえ用意していけば現場で簡単に
出来ます。
今回も2枚だけ落ちたと言われていたのですが、修理のためにスラットを
外そうとしたら、ほぼ全部割れました。
今回は操作コードも毛羽立って太くなっていたので一緒に交換しました。
タチカワのこの商品の場合は、何度の仕様変更しており、何年の何月の発注の
分だということがはっきりわかれば、その当時の部品を購入できるのですが、
それがわからないとけっこうたいへんなんです。
メンテナンスシールというのが貼ってあるのですが、レールの裏側に貼ってあり、
エンドユーザーがそれをみつけるのはけっこう困難かもしれません。
今回のものは他社でご購入されていて、10年前の分です。
修理は購入された店に依頼するのが一番いいのです。
そうでないと2回訪問しなければならず、手間がかかり修理代も高くなります。
当店の場合は、当店でお買い上げの商品は5年間の無料保証をしていますので、
5年以内は修理代は無料で、その後でも修理代は部品代プラスわずかな手間代です。
他店でご購入された分は、メーカーの修理代と同じぐらいかかります。
今回は2回訪問で、ランナーとコード交換で21600円になりました。