ブラインド

カーテンVSブラインド

また、しばらくブログを書くのを怠けてしまいました。ここのところ、大きな現場が多く、忙しくしております。ブログを2ヶ月ぐらいあけると次の書き出しに悩むのです。書きたいネタはいっぱいあるのですが、書き始めとしてこんな話でいいのかなと勝手に思ってなかなか一歩が踏み出せないのです。


今朝(9月7日)の毎日新聞に『カーテンVSブラインド』(←クリックするとリンクしてます)という特集記事がありました。これをきっかけにまた、ブログを書き始めます。


記事によると、部屋の模様替えの季節になり、カーテン、ブラインド、ロールスクリーンといった窓を彩る「ウンドーエレメント」への関心は高く、模様替えをしたい人の半分はこのような商品をあげているとのことです。そこで、カーテンとブラインドの比較をしているのです。よく知っている日本インテリアファブリックス協会の広報担当者のお名前や大手インテリア施工業者の名前も出ていたので何回も読みましたがよくわかりませんでした。最後にインテリアコーディネーターがインテリア全体を考えて、「日本では窓には必ずカーテンという意識が強いですが、窓環境によっては『つけない』という選択肢も加えては」と提案している。 と記事は結論づけています。


おいおいおい。何を書くねん。


記事やろ。もっと生地について書かんかい。


なんで、どっちというタイトルで「カーテンVSブラインドで、『つけない』という選択肢も加えては」が結論なんですか。とちらかというとカーテンとブラインドだけじゃなくてもっといっぱい窓装飾を楽しめる商品がありますよという具合に日本インテリアファブリックス協会や大手インテリア施工業者は何も知らない新聞記者に提案をしてほしかったですね。


この7月末、大阪市内で引渡しのあったタワーザ上町台(198戸)、The Tower Osaka(561戸)の両物件はクロス巻き込みのカーテンボックスになっているのですが、カーテンレールは初めから全てついていませんでした。私共はこの2物件用にチラシをつくり、カーテンレールも3ランクの価格表をつくってカーテンをお買い上げの方はレール取付費無料でPRしました。その結果、仕事はたくさんさせていただきましたが、レールをつけてカーテンというのは少なく、タテ型ブラインド、プレーンシェード、ロールスクリーン、シルエット、デュエットというのが多くありました。この新聞記者より消費者の方がよく知っていると思いますよ。


日本ファブリックス協会や大手カーテンレールメーカーのトーソーにお願いですが、この2物件で「ウインドーエレメント」の実態調査をやっていただきたいのです。アンケート用紙をつくり、インターネットで回答を求めるようなもので、窓に何をつけか、どうしてそれを選んだか、どこで買ったか等で用紙をポストに入れるのは私が手伝います。


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ブラインドのお手入れ、掃除

年の瀬も押し迫ってきました。年末のバタバタで少し疲れ気味です。
あ~それは年のせいでした。


ブラインドの掃除、手入れについてカーテン屋の立場というより、暮れに家の掃除を手伝わされるオヤジの立場で、すばやく簡単にできて、嫁さんに「キレイになったね。おとうさん、ありがとう」といわれてほっとする掃除の仕方について述べます。


私はO型で、おおざっぱでこの程度きれいになったらいいやと思っていますのであなたの奥様のようにきれいになりませんのでご了解ください。
A型で、完璧にきれいにしないとイヤだという型はメーカーのホームページや同業者でメーカーのものをそっくりパクってもっともらしいことをかいているところをご覧ください。「ブラインドのお手入れ」という検索ワードでいっぱいでてくると思います。


ブラインド掃除1ブラインドを掃除する前にはたきでブラインドのほこりをとってください。


 


 


参考 ブラインドメーカーのお手入れに関するホームページ


ニチベイ


トーソー


 


 


ブラインド掃除2次にブラインドをはずします。ブラケットというブラインド本体と建物と結び付けている金具があります。ここの部分をメーカーによって仕様がちがうのですが押すか引くかしてブラインドの上部のヘッドバーを前後にねじればはずれます。ブラインドは上げた状態ではずしてください。


 


 


 


 


 


 


 


ブラインド掃除4ブラインド掃除5床に新聞紙を敷いてブラインドを広げて乗せます。新聞紙は水に濡れますので何枚も重ねるか、下にビニールを敷くことをおすすめします。ブラインドを広げる時は両端をもってやらないとやりにくいので、ここは奥様に手伝ってもらいましょう。


バケツに水を半分入れて、重曹を大さじ2杯入れます。これがポイントです。重曹の効用についてはカーテンの洗濯の仕方について書いたページをご覧ください。
よくかき混ぜて、ぞうきんをいれて軽くしぼります。このぞうきんでブラインドを拭きます。


ここで注意点として、ブラインドの羽根はすぐ曲がります。曲がるとまた元通りにはなりにくいのです。ブラインドと同じ方向の左右にぞうきんを動かし、まわりを手で軽く押さえながらやってください。


縦に走っているヒモ(コード)にはまたがらないように、ヒモとヒモとの面積で拭いてください。ヒモの上もぞうきんで拭くとヒモが黒くなります。
メーカーのホームページをみるとヒモは歯ブラシで洗剤をつけて洗いましょうと書いてありますが、私はそこまではいいかなと思っています。


ブラインド掃除3このあと、乾いたぞうきんでもう一度拭いてください。ブラインドがピカピカにひかります。


表側が出来たら裏側です。ブラインドを持ち上げて羽根の向きを変えるかひっくり返すかをして同じようにふいてください。


 


 


 


 


 


 


ブラインド掃除6最後にバケツを覗いて達成感を味わいましょう。これで毎年ブラインドの掃除をしたくなるのです。


 


 


 


 


 


 


 


 



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トーソーの新商品(9月24日記)

トーソーが10月に発売する商品について、展示会ではないですが商品説明会があったので感想を含めて紹介させていただきます。(2007年9月24日記)

今回めずらしく、10月1日に一気に多くの商品を新発売します。
「インテリアブラインド」「ロールスクリーン」「バーチカルブラインド」「カーテン用品」です。
なにも一気にやらなくてもいいのではと思うのですが、これは経営者側にとっては、社員の士気を高め、鼓舞させるのにいい方法なんです。

かつてトーソーは社員とその家族向けにラジオコマーシャルをしていたことがあります。

9時過ぎに社員が車で営業に出るときに、そのコマーシャルを流すと、社員はなんて我が社はすごい会社なんだろうと思うのです。
一般の人なんかは、そのコマーシャルを聴いてもピンとこないのですが、社員の士気に大きな影響を与えるのです。
今回の一気の発売は社員の士気を高めます。

余談ですが、アスワンもこの戦略でずっと日本経済新聞の二面政治面に「アスワン」と書いただけの広告をよく載せてます。
あれを見て、一般の人はアスワンのカーペットやカーテンを購入しようとは思わないし、 無駄な広告と思うのですがずっと載せています。社員の方は、あの広告を見て、そんなお金があるんだったら、
社員に還元してほしいと思っているかどうかは知っていますが、少なくともそれを意識させているだけでも効果はありますし、私はすごくて近寄りがたい会社だなと思っています。

トーソーは、今回の発売にあたって、担当営業員の目の輝きからして社内が盛り上がっている様子がひしひしと感じられます。
トーソーは今までどうも受身的で、相手と戦うイメージがなかったのですが、今回は「さあ~玉はこめられた。さあ~打ちまくるぞ」という姿勢が感じられます。
戦う姿勢が感じられるのです。


これが、まさに

          闘争心 (トーソー心)     

                          なんです。



スミマセン。 これが言いたくて前振りが長くなりました。

さて、商品ですがなかなか斬新なものがあるんです。
他社にあまりないものとして、ラグジュアリーブラインド「フィオリア」とターンアップスクリーン「ビジック」なんです。

ラグジュアリーブラインド「フィオリア」は従来のブラインドにはなかった素材感とデザインが魅力のスラットです。レザーテイストのものとファブリックスラットのものがあり、立川機工のソフトブラインドに似たイメージですが、それよりはるかに高級感がありすばらしいです。ちょっと高いですけどね。

ターンアップスクリーン「ビジック」はイスラエルのオルゴン社の生地をOEMで使っており、
メカはオリジナルの調光型ロールスクリーンです。オルゴンジャパンの「サンストリップ」と
同じような商品です。色は4色しかないですが、大きいサイズがサンストリップより安くなっています。


この2つの商品はおもしろいのですが、ネーミングがピンとこなくてトーソーが一般に 浸透させるには相当時間がかかると思います。
インテリアの業界は、自分達の商品にすぐに難しい固有名詞をつけたがるので、一般名詞がなくて消費者に伝えにくいのです。
もっと商品をイメージしやすい名前をつけていただきたいものです。

たとえば、トーソーのターンアップスクリーン「ビジック」に対して、生地製造元のオルゴンは「サンストリップ」という名前です。
これなんかわかりやすく、「太陽の下でちらちらと覗き見できる」という意味がある調光型ロールスクリーンと覚えれば、私なんか絶対に忘れない名前なんです。

サンゲツの総合カーテンの見本帳は「アリア」。
これなんか売れると思ってたくさん他社と似た商品をいれたけれども、あまり売れなくて思わず
ありゃ~ぁ失敗」というイメージがあります。

川島織物セルコンの総合カーテン見本帳「アッセ」。
これなんかも全点セリスト加工をうたっていながら、実際はしていなかった商品があって、
冷や汗、汗、アッセというイメージがわきます。

住江織物の総合カーテン見本帳「モードエス」。これなんかめったに営業にこないスミノエの営業員のイメージからして
どうもです」(モードエス)なんです。

川島織物セルコンの「アップルシードエスト」なんかもエストが最高級という意味で、 これ以上ないからこれが最後の見本帳なんだということがわかるのです。


どうもトーソーのネーミングはイメージがわかなくて名前がなかなか覚えられないのです。


アルミブラインドには「光触媒スラット」を追加しました。これはニチベイ、タチカワは数年前から出していて、
トーソーはやっと酸化チタン(参加したん)という感じです。この光触媒は光によって汚れを落とす効果が
ありまして、私共は以前にニチベイのブラインドで1年間照射実験をしまして、
すごく効果があることがわかっています。今も、アスワンの光触媒のクロスで照射実験をしていますが、
ビックリするぐらいの違いが出ています。

太陽の光に当てているとブラインドがきれいになるんです。ニチベイが先行したのですが、
後からだしたタチカワは蛍光灯の光でもきれいになるということでアピールしましたが、


これはウソです。

私共では、タチカワの商品に1.5Mはなれたところからスポットライトを当てて1年2ヶ月照射実験をしましたがまったくきれいになりませんでした。そこで、タチカワの企画にメールしたところ、返事がきまして「誤解を招く表現がありまして申し訳ございません」ということなんです。

カタログに掲載されている資料はハロゲンラップを15cm離れた位置から照射した実験結果だというのです。
当時の見本帳にはこのことは記載されていませんでしたが、今は記載されています。
実際問題として、ブラインドを室内につけて、ブラインドに向けて15cmの位置からハロゲンランプを
照射していたら火事になってしまう可能性もあり、現実的ではないのです。

今回のトーソーのカタログは室内照明でも効果を発揮しますと書いています。
白色蛍光灯18Wを2本、5時間照射したら有機物を酸化分解してきれいになるという資料が掲載されています。
しかし何セ
ンチ離れたところから照射しているということは一切書かれていません。(注1)

おそらくタチカワと同じ15cmぐらいなんでしょうが、これは現実的ではなく、消費者に誤解を招くのです。
ニチベイは室内の光では効果があるとは書いていないので、これが現実だと思っています。

トーソーの新しい商品が10月1日一斉発売で、その中に住宅用バーチカルブラインドの新柄1点があります。
「コルト」という商品で、これはニチベイの「アーバンミックス」、タチカワの「ケート」の対抗商品で、
100幅で幅200×高さ180で29600円という超低価格商品です。これはニチベイ、タチカワとまったく同価格ですが、
トーソーの場合はボトムコードがオプションになっていて、それをつけると3000円高くなります。
他社は最大製作丈が3mまでのところ、トーソーは丈6mまで出来ることになっています。

でも、そんなの関係ねぇ
 ̄V ̄
  ○∧〃
  />
  <\


でも、そんなの関係ねぇ
 ̄V ̄
  ○∧〃
  />
  <\

あとから出すんだから他社に合わせるのではなく、もっと差別化できるようにしてもらいたいのです。

ハイ、オッパッピィ

トーソーの営業戦略は常にカーテンレールの販売戦略(勝者の戦略)と同じで、シェアの高い商品も
低い商品も同じ販売戦略です。
もう少し、「ランチェスターの戦略」を研究して、シェアの低い商品の販売戦略(弱者の戦略)を考えるべきです。

その点、タチカワの販売戦略は実に理にかなった営業政策で、「ランチェスターの戦略」に基づいていることが、業界の底辺の片隅にいてもよくわかります。
幹部社員は中小企業診断士の資格をもっておられ、打つ手が的確です。
さすがに転んでもすぐタチカワです。

でも、そんなの関係ねぇ
 ̄V ̄
  ○∧〃
  />
  <\

10月1日にはトーソーから新しい商品がたくさんでます。
その日を闘争(トーソー)の日として頑張っていただきたいと思います。


がんばれ、トーソー  9月25日は中秋の名月で、国民は皆、おおつきさん(注2)をみていますよ。


(注1)その後トーソーから連絡がありまして20cm離れたところから蛍光灯を照らした照射実験とのことです。


(注2)トーソーの社長は大槻さま


 


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写メールで修理診断

先日、10年前にブラインドを購入されたお客様からホームページを通じて修理の依頼がありました。当店でご購入いただいたお客様でなかったため、資料がなく状況を確認に伺わなければならないところ、壊れた部分を写真を撮って送ってもらい1度ですませることができました。


デジカメで撮ってインターネットで送れるというのはどのぐらいの普及度かは知りませんが、携帯の写メールはほとんどの方ができるのではないでしょうか。


お客様からの説明ではなかなか要領を得なかったため、携帯で撮って送ってほしいというと左のような写真が送られてきました。この写真をトーソーに送り、必要な部品を用意してもらい、私が修理に伺ったところ、部品をもっていけたのですぐに修理することができました。こちらも1回で終わり、お客様も費用が安く済みたいへん喜んでいただきました。(右は修理後の写真)


修理1


修理2


 


 


 


 


 


 


 


60代ぐらいの奥様が便利な世の中になりましたなぁとおっしゃてました。


私は携帯の写真機能は大いに活用していまして、このブログの写真はほとんど携帯で撮ってます。


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 織物研究会

馬虎(マアフウ)

年の瀬も押し迫ってきた感じがします。
道路は混んでいるし、欠品は多いし、クレームは起こるし~。


ここに来て、商品の欠品が多発しています。2005年8月24日のブログにも書きましたが、原油の高騰が糸値を上げており、産地では前もって生産する余裕すれなくなってきており、年末は欠品が多くなることは想定内のことです。そしていったん欠品すると納期がかかると言われていたこともズバリで、カワシマの商品で1月20日になるというのがありたいへん困っております。


今日も1年前に取り付けた浴室のブラインドが途中で止まらないというクレームでみて修理してきました。このメーカーの商品は何度も分解しているので手馴れたもので分解して直しました。そうしたところ、止まるようになったのですが、今度は巾43cm丈119cmの窓で湿気を吸っている昇降コードのすべりが悪く、下まで完全に降りないのです。またまたメーカーの手をわずらわせることになりました。


2005年11月16日のブログに書きました『ブラインドが縮んだ』と同じメーカーなんですが、やはり縮んでいました。メーカーからの報告書によれば、このメーカーの浴室用などに用いるラダーコードがダブルピッチになっているのは縮むようです。


今日のブログは手抜きですみません。


インテリア、テを抜いたらインチキヤ


 


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ブラインドが縮んだ

ブラインドが縮んだ3年半前に浴室に取り付けたブラインドが2センチ縮んで、閉めても中から外が見えるようになったとおっしゃるのです。


カーテンは縮むことはあってもブラインドは縮まないだろうと思って伺うと確かに90㎝の丈で製作しているものが2cm短くなりボトムバーを引っ張っても88cmなんです。何が原因なのかを調べると上下に昇降させる昇降コードは余裕があり余っているんです。羽根と羽根をはさんでいるラダーコートがピンピンに張っており、これが縮んでいるようなのです。お客様の話によると取り付けたときは問題はなかったが徐々に少しずつ短くなったとおっしゃるのです。


現場では直すことができないため、商品は取り付けたままでメーカーに事情を話し、相談したところ、そのような前例がなくデータもないとのことです。3年半も経過しているので修理は有償で7000円ぐらいかかるというのです。


私もその話をお客様に直接伝え、修理代も上乗せせず話したのですが、お客様は少しずつ短くなってきており、原因がわからない限り納得できないとおっしゃるのです。


お客様のおっしゃることも正しいのでメーカーに説明に行ってもらったところ、当店には有償修理になると言っておきながら、お客様には無償で新品と取り替える話をしてその段取りまでしてきてくれるのです。


おいおいおい、それじゃ私の立場がないじゃないか~。私も立ちんかゎ


このメーカーはクレーム対応力は業界ピカ一ですぐに動いてくれます。
でも、新品に換えれば終わりじゃないのですよ。


この原因もほぼ1ヶ月経っていますがよくわかりません。


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シャープシェード

先日、シャープシェードを取り付けました。シャープシェードはプレーンシェードにヨコにバーがはいっている商品です。
大きい窓でプレーンシェードならばたたみ上げがきれいにいかないときや、意匠的にちょっとした趣を持たせたいときによく使います。


シャープシェードは各メーカーのスタイル商品として見本帳に掲載して販売しておりますが、各社の仕様がバラバラなんです。
バーの太さも違いますし、生地の前にバーを持ってくる商品もありますし、バーとバーとの間隔も違いますし、すべてのバーにヒモを通すやり方と1本1本間隔をあけてヒモをとおすやり方もあります。
また、バーとバーの間にヒモを通すリングを生地に縫い付けているやり方もあります。私の記憶では日本で最初のシャープシェードはシンプレックスといわれていて、このやり方だったと思います。


今は一般的には、バーを裏面に持ってきてバーのところにヒモを通すのがおおいのですが、これも、1本ずつ間隔をおいてヒモを通すメーカーと全てのバーにヒモを通すメーカーがあります。


間隔をあけるメーカーはサンゲツ、カワシマあたりで、全てにヒモを通すメーカーはフジエ、リリカラあたりなんですが、そんなことはほとんどの人が意識していなくて、シャープシェードの「サンゲツ」方式、「フジエ』方式とかの言葉もありません。


シャープシェード1


シャープシェード2


シャープシェード3


 


 


 


 


 


 


 


シャープシェード4


シャープシェード5


 


 


 


 


 


 


 


当店は一般的にはサンゲツ、カワシマ方式で、バーの間隔は約20センチピッチで1本ずつ間隔をあけてヒモを通しています。(上の写真・当店で縫製・生地はフジエFA1248NL)
以前、お客様がシャープシェードとおっしゃったので、当店の通常のやり方でしたところ、住宅メーカーのモデルハウスでみたやり方と違うというクレームがつきました。住宅メーカーのモデルはすべてのバーにヒモが通るやり方になっていたんです。それ以来、お客様の方でシャープシェードとおっしゃった場合はそれをどこでご覧になったかを確認して、違いをよく説明してお客様の望まれるようにつくっています。


フジエのシャープシェードこの写真はフジエテキスタイルの見本帳に掲載されていたものを携帯カメラで撮影したもので、各バーにヒモが通っています。バーとバーの間隔をあけて、バーとバーの半分のところで折れるようになっています。ヒモがついているのがフジエテキスタイルなんです。


 


 


 


 


 


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