トーソーが10月に発売する商品について、展示会ではないですが商品説明会があったので感想を含めて紹介させていただきます。(2007年9月24日記)
今回めずらしく、10月1日に一気に多くの商品を新発売します。
「インテリアブラインド」「ロールスクリーン」「バーチカルブラインド」「カーテン用品」です。
なにも一気にやらなくてもいいのではと思うのですが、これは経営者側にとっては、社員の士気を高め、鼓舞させるのにいい方法なんです。
かつてトーソーは社員とその家族向けにラジオコマーシャルをしていたことがあります。
9時過ぎに社員が車で営業に出るときに、そのコマーシャルを流すと、社員はなんて我が社はすごい会社なんだろうと思うのです。
一般の人なんかは、そのコマーシャルを聴いてもピンとこないのですが、社員の士気に大きな影響を与えるのです。
今回の一気の発売は社員の士気を高めます。
余談ですが、アスワンもこの戦略でずっと日本経済新聞の二面政治面に「アスワン」と書いただけの広告をよく載せてます。
あれを見て、一般の人はアスワンのカーペットやカーテンを購入しようとは思わないし、 無駄な広告と思うのですがずっと載せています。社員の方は、あの広告を見て、そんなお金があるんだったら、
社員に還元してほしいと思っているかどうかは知っていますが、少なくともそれを意識させているだけでも効果はありますし、私はすごくて近寄りがたい会社だなと思っています。
トーソーは、今回の発売にあたって、担当営業員の目の輝きからして社内が盛り上がっている様子がひしひしと感じられます。
トーソーは今までどうも受身的で、相手と戦うイメージがなかったのですが、今回は「さあ~玉はこめられた。さあ~打ちまくるぞ」という姿勢が感じられます。
戦う姿勢が感じられるのです。
これが、まさに
闘争心 (トーソー心)
なんです。
スミマセン。 これが言いたくて前振りが長くなりました。
さて、商品ですがなかなか斬新なものがあるんです。
他社にあまりないものとして、ラグジュアリーブラインド「フィオリア」とターンアップスクリーン「ビジック」なんです。
ラグジュアリーブラインド「フィオリア」は従来のブラインドにはなかった素材感とデザインが魅力のスラットです。レザーテイストのものとファブリックスラットのものがあり、立川機工のソフトブラインドに似たイメージですが、それよりはるかに高級感がありすばらしいです。ちょっと高いですけどね。
ターンアップスクリーン「ビジック」はイスラエルのオルゴン社の生地をOEMで使っており、
メカはオリジナルの調光型ロールスクリーンです。オルゴンジャパンの「サンストリップ」と
同じような商品です。色は4色しかないですが、大きいサイズがサンストリップより安くなっています。
この2つの商品はおもしろいのですが、ネーミングがピンとこなくてトーソーが一般に 浸透させるには相当時間がかかると思います。
インテリアの業界は、自分達の商品にすぐに難しい固有名詞をつけたがるので、一般名詞がなくて消費者に伝えにくいのです。
もっと商品をイメージしやすい名前をつけていただきたいものです。
たとえば、トーソーのターンアップスクリーン「ビジック」に対して、生地製造元のオルゴンは「サンストリップ」という名前です。
これなんかわかりやすく、「太陽の下でちらちらと覗き見できる」という意味がある調光型ロールスクリーンと覚えれば、私なんか絶対に忘れない名前なんです。
サンゲツの総合カーテンの見本帳は「アリア」。
これなんか売れると思ってたくさん他社と似た商品をいれたけれども、あまり売れなくて思わず
「ありゃ~ぁ失敗」というイメージがあります。
川島織物セルコンの総合カーテン見本帳「アッセ」。
これなんかも全点セリスト加工をうたっていながら、実際はしていなかった商品があって、
冷や汗、汗、アッセというイメージがわきます。
住江織物の総合カーテン見本帳「モードエス」。これなんかめったに営業にこないスミノエの営業員のイメージからして
「どうもです」(モードエス)なんです。
川島織物セルコンの「アップルシードエスト」なんかもエストが最高級という意味で、 これ以上ないからこれが最後の見本帳なんだということがわかるのです。
どうもトーソーのネーミングはイメージがわかなくて名前がなかなか覚えられないのです。
アルミブラインドには「光触媒スラット」を追加しました。これはニチベイ、タチカワは数年前から出していて、
トーソーはやっと酸化チタン(参加したん)という感じです。この光触媒は光によって汚れを落とす効果が
ありまして、私共は以前にニチベイのブラインドで1年間照射実験をしまして、
すごく効果があることがわかっています。今も、アスワンの光触媒のクロスで照射実験をしていますが、
ビックリするぐらいの違いが出ています。
太陽の光に当てているとブラインドがきれいになるんです。ニチベイが先行したのですが、
後からだしたタチカワは蛍光灯の光でもきれいになるということでアピールしましたが、
これはウソです。
私共では、タチカワの商品に1.5Mはなれたところからスポットライトを当てて1年2ヶ月照射実験をしましたがまったくきれいになりませんでした。そこで、タチカワの企画にメールしたところ、返事がきまして「誤解を招く表現がありまして申し訳ございません」ということなんです。
カタログに掲載されている資料はハロゲンラップを15cm離れた位置から照射した実験結果だというのです。
当時の見本帳にはこのことは記載されていませんでしたが、今は記載されています。
実際問題として、ブラインドを室内につけて、ブラインドに向けて15cmの位置からハロゲンランプを
照射していたら火事になってしまう可能性もあり、現実的ではないのです。
今回のトーソーのカタログは室内照明でも効果を発揮しますと書いています。
白色蛍光灯18Wを2本、5時間照射したら有機物を酸化分解してきれいになるという資料が掲載されています。
しかし何セ
ンチ離れたところから照射しているということは一切書かれていません。(注1)
おそらくタチカワと同じ15cmぐらいなんでしょうが、これは現実的ではなく、消費者に誤解を招くのです。
ニチベイは室内の光では効果があるとは書いていないので、これが現実だと思っています。
トーソーの新しい商品が10月1日一斉発売で、その中に住宅用バーチカルブラインドの新柄1点があります。
「コルト」という商品で、これはニチベイの「アーバンミックス」、タチカワの「ケート」の対抗商品で、
100幅で幅200×高さ180で29600円という超低価格商品です。これはニチベイ、タチカワとまったく同価格ですが、
トーソーの場合はボトムコードがオプションになっていて、それをつけると3000円高くなります。
他社は最大製作丈が3mまでのところ、トーソーは丈6mまで出来ることになっています。
でも、そんなの関係ねぇ
 ̄V ̄
○∧〃
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あとから出すんだから他社に合わせるのではなく、もっと差別化できるようにしてもらいたいのです。
ハイ、オッパッピィ
トーソーの営業戦略は常にカーテンレールの販売戦略(勝者の戦略)と同じで、シェアの高い商品も
低い商品も同じ販売戦略です。
もう少し、「ランチェスターの戦略」を研究して、シェアの低い商品の販売戦略(弱者の戦略)を考えるべきです。
その点、タチカワの販売戦略は実に理にかなった営業政策で、「ランチェスターの戦略」に基づいていることが、業界の底辺の片隅にいてもよくわかります。
幹部社員は中小企業診断士の資格をもっておられ、打つ手が的確です。
さすがに転んでもすぐタチカワです。
でも、そんなの関係ねぇ
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○∧〃
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10月1日にはトーソーから新しい商品がたくさんでます。
その日を闘争(トーソー)の日として頑張っていただきたいと思います。
がんばれ、トーソー 9月25日は中秋の名月で、国民は皆、おおつきさん(注2)をみていますよ。
(注1)その後トーソーから連絡がありまして20cm離れたところから蛍光灯を照らした照射実験とのことです。
(注2)トーソーの社長は大槻さま



