敬老の日

今日は敬老の日でお休みです。


このブログは本来、消費者に目を向け消費者のためにいろんな情報を提供しようしているのですが、ついついメーカー向けのことを書いてしまい、消費者の皆様にわかりにくくなっているのではないかと反省しています。
そんな中で、
9月15日16日のブログに対して消費者の方から「楽しみにしています」とか「勉強になります」というコメントをいただいているのはうれしいです。


ブログも282回書いているのですが、常に消費者向けの話がないのと、以前メーカーに在籍していたり、メーカーを皮肉るメルマガを書いていたりしたのでついつい目が向いてしまうのです。


私は、どこかのメーカーと深いつながりがあるわけでもありませんし、業界誌のようにメーカーに広告をお願いしてスポンサーになってもらっているわけでもなく、メーカーと深い関係のある業界団体に属しているわけでもありませんので、自由な立場で書いています。


販売する立場でいいものはいいとはっきり書きますし、よくないものはよくないとはっきり書きます。どちらかというとアイロニー精神は旺盛で、「大きいもの」や「権力」には批判的です。メーカーにこびいるようなことはしません。


消費者向けの話がないときはメーカーの話をちょこっと。


先日、レールメーカー最大手のトーソーが新しいレールのカタログを出しました。
今回は7月4日に価格改定したあとの、価格を載せているカタログで新商品としては、あまり目新しいものはありません。


その中で、新商品として取次ぎ商品の石膏ボードやコンクリート用のボードアンカーとして『アリゲター』を扱っています。この商品は以前ブログ((2005年2月22日)で書いたように、マンションのふさかけ金具をつけるのにひじょうに便利で、当店でも愛用しており、タチカワのレールの見本帳にも載っています。


タチカワのカタログと同じ挿絵を使っていて、後から出したにもかかわらず、


タチカワが200本7600円に対し、トーソーは9000円なんです。


何を考えているんでしょうか。


こんなことってアリゲーター


レール業界はメーカーは少ないですが、床材メーカーと違ってカルテルを結んでいないことがよくわかります。


 


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椅子の張替え

月々に月観る月は多けれど月観る月はこの月の月


お月見


 


 


 


 


 


椅子の張替え依頼も当店で請けております。
4年前に夙川店で『椅子張替えフェア』というのをしました。事前に広告宣伝し、生地を選んでいただいたり、当日ある程度の生地を用意したりして、土日の2日間、お店に椅子の職人さんを待機してもらってその場で椅子の張替えをするという企画でした。そのときは、ほとんどお客さんが集まらなかったのですが、それ以降一切宣伝していないにもかかわらず、月に1回ぐらいで椅子の張替えの依頼があったのです。(夙川店にて)


椅子の張替えは少々高いですが、出来上がったのを持って行くと誰もがたいへん喜んでいただけます。


椅子張替え前椅子張替え後


 


 


 


 


 


 


先週、納品したスツール。左の写真が張り替える前、右が張替え後(生地サンゲツUP4604)


消費者の方も椅子生地を張り替えたいというのが多いと思うのですが、どこに持っていけばできるのかがわからないのでは思います。


今まであまり積極的でなかったのは、慣れていないため見積り金額をだすのに加工所に説明するのがたいへんだったというのがあるのと、搬出入するのに大きい車が必要だったり、一人ではできなかったりで、いわゆる面倒くさかったのです。


それが、やっと加工所の方にもインターネットが通じるようになり、これによってある程度のサイズを測って、カメラ付き携帯電話で撮って送れば簡単に見積りができるようになったのです。


消費者の方も椅子をカメラで撮ってメールで送っていただければおよその見積りはだすことができます。


4年前に1回PRしただけで、その後1度もPRしていないにもかかわらずたくさん注文があるのはかなり潜在需要はあるのではと思っています。


月々にツケ見る月は多けれど、払える月はこの次の次


ツキが変わることを期待しましょう。


 


 


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現場打ち合わせ(2)

待宵月明日は中秋の名月です。
今日は待宵月で、9時の時点で会社から撮った写真です。
中秋の名月のことは芋名月とも呼ばれ、関西では月見団子は里芋をイメージした餅にあんこを帯状に包みます。(関東は丸い白の餅)

我がふるさと、京都・山城町では中秋の名月には「日本版ハロウィン」といわれる伝統的行事がありまして、縁側に月見団子とススキが飾ってあり、それをもらうために一軒一軒「おばちゃん、たばらしてんか」と言って夜、回って歩くんです。そうすると、お菓子をいっぱいくれるんです。


【注釈】たばる(賜ばる)は貰うの謙譲語

これは、日本全国共通の行事だと思っていたら、どうやらそうじゃなくてみんなにバカにされたのです。
そういえば、母も結婚して我がふるさとにきて初めて迎えた中秋の名月に近所の子供が「おばちゃん、さわらしてんか」といってきたので何事かと思ったと言っていました。
私は「日本版ハロウィン」と言っているんですが、中秋の名月にする風習があるところがあれば教えてください。


最近はひじょうにこだわっているお客様が多く、ブラインドの羽根巾ひとつとっても現場で確認したいとおっしゃって店では悩まれます。


ブラインドの羽根巾は一般的に15ミリ巾のものと25ミリ巾のものがあります。
これをどちらにするかで悩まれますので、当店では店内でも展示していますが、現場に持っていって見ていただける小さい現物サンプルも用意しています。
〔写真は黄色が15ミリ巾)


ブラインド


15ミリブラインド


25ミリブラインド


 


 


 


 


 


 


メーカーのカタログをみても、どのようなケースにどちらがいいかということは一切書かれていないのです。


15ミリの方はラインが細かくなりますのできれいです。しかし、25ミリのものより価格が高くなります。25ミリのものは、安くて羽根の巾が大きいので掃除しやすいのですが、見た目は事務所的な感じがします。


私共の販売では、住宅が多いので圧倒的に15ミリが多いのですが、メーカーの出荷ベースでは圧倒的に25ミリが多いのです。
これはお客様の好みなので、取り付ける前に、現物サンプルのおいている専門店で確かめて購入されるのがいいと思います。


タチカワ、ニチベイは15ミリと25ミリしかありませんが、トーソーはそれ以外に18ミリ巾の商品を持っており、これは価格は25ミリ巾と同じで、みた感じは15ミリ巾と同じなんで、すごくお買い得です。でも、トーソーのブラインドは、構造上に問題があり、ヘッドレールと一番上の羽根が閉じても隙間があくのです。(2004年12月20日のブログ「ブラインドのクレーム」を参考)


明日は名月です。おつきさん(トーソーの社長は大槻さん)にはがんばって、
いただきたいのです。


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カーテン生地を使った作品展ー名古屋会場

先日、ブログで案内しました「カーテン生地を使った作品展」に愛知県のカーテンランドさんが、趣旨に賛同していただき、同時期に開催したいという申し入れがありました。


インターネットのホームページで相互リンクしてPRすることにしました。
名古屋地区の方はカーテンランドさんで作品展を行ないます。詳しくは
カーテンランドさんにお問合せください。


名古屋会場  作品展期間 11月22日(火)~12月4日(日)


         作品搬入   11月13日(日)18:00まで


            ※当店の大阪会場と期間はずれます。  


現場打ち合わせ(1)

やっと秋らしくなってきました。


当店では、1000点ぐらい店内に吊りサンプルを展示しており、基本的にはご来店いただいて、店内で実際縫製したサンプルをみていただき、そのあと、選んでいただいたサンプルを現場に実測に行くときに持って行き、現場で確認していただくシステムをとっています。
もちろん、実測に行かない場合は吊りサンプルの貸し出しもしています。


私もこの業界に20年以上いまして、カーテン一筋ですが、メーカーがだしている見本帳でカーテンを選ぶのは難しいものがあると感じており、カーテンは縫製して吊って初めて商品です。高い生地でも吊ると美しいウエーブがでなくてきれいでないということがよくあります。その点、昨日のブログにも書きましたが、カワシマが美しいウエーブがでる加工をして商品としてカーテンを納品する姿勢は高く評価できると思います。


私は、接客は苦手なんですが、現場に実測に行って能書きを言うのは好きでよく現場実測に行きます。


現場打ち合わせ1


現場打ち合わせ2


 


 


 


 


 


 


写真はご来店いただいたのですが、微妙な色違いにこだわりを持っておられるお客様で、新築現場に遮光のカーテンを8点持って行き選んでいただいている様子です。この場合、遮光のカーテンは窓に吊ってもそんなに変わりはないですが、普通のカーテンは窓のところに吊ると、光が入り、実際生活している中では、昼間にカーテンを閉めるケースは少なく、夜閉めてカーテンを見ますので壁のところにカーテンを持って行き、光を通さない状態でのカーテンも見ていただいています。



また、吊った感じで美しいプリーツがでるかということも重要です。上の写真はカワシマのウイリアムモリスの商品で、当店に展示している吊りサンプルです。
左は形態安定加工をしていない商品で、右は同じ商品で色違いのものを形態安定加工している商品です。カワシマで縫製するとこれは標準仕様でナチュラルウエービー(世間でいう形態安定加工)をしていますが、当店では独自で低価格で形態安定加工をしています。ご覧のように高い商品でも形態安定加工をしなければきれいでないという商品もあり、実際縫製して吊った商品をみて確かめていただきたいのです。


当店では、独自に1,5倍使いの1つ山のペンタックスタイルの形態安定加工もしています。これはカワシマのメーカー縫製ではできないもので、1つ山にすることによってヒダ山とヒダ山の間隔を2倍使いと同じ13センチ前後にすることによってきれいなウエーブを出すことができ、低価格にすることができます。
よく売れてます。


1,5倍形態安定加工展示


1,5倍形態安定加工展示2


 


 


 


 


 


 


メーカーは『街の業者』ができないものを提供していかなければなりませんが、我々『街の業者』はメーカーが用意してくれたものを販売しているようでは掛け率競争に巻き込まれるだけで差別化ができないのです。


当店の形態安定加工とカワシマのナチュラルウエービーの違いは、両社とも真空窯でしておりますが、当店はトタン板方式で縫製する前に形態安定加工をしておりますが、カワシマは縫製したあとに吊ってパイプ方式でしています。


当店のやり方のメリットは縫製する前に加工しますので、縦使いの生地ならば巾はいくら大きくても製作は可能で、加工することによる縮みはありません。デメリットはウエーブのピッチが25cmのものを使っているため、横リピートが25cm以外ならば、ヒダ山柄あわせができないのです。


カワシマのものは、メリットとして加工する前に縫製しますので、横リピート25cm前後のものでもヒダ山柄あわせができますが、デメリットとして、製作の最大ワイドに限界があるのと、縫製後の加工のため商品が縮むケースがあります。


当店では、お客様によりいいものを提供するために、当店でできないものはメーカーに注文をしますが、メーカーは当店に注文することはありません。


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川島織物『アッセセリスト』発売

今夜はとっても月がきれいです。明日が十三夜で18日が中秋の名月です。

月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にあらねど

こんな日は早くけいろう っと。

そういえば、2年前までは今日は『敬老の日』でした。それが第3月曜日になり、今日は『老人の日』として残っているんです。
『老人の日』って誰が何をするんでしょうか。

川島アッセ見本帳織物の新しいカーテンの見本帳「アッセセリスト」が9月1日に発売になり、昨日、今日と大阪で展示説明会があり見てきました。商品の内容的にもすばらしく、従来のカワシマのイメージの商品と違って、高級ホテルのスィートルームのイメージでフジエテキスタイルが得意とするような生地がありました。

営業戦略的にもすばらしいです。カーテンのドレープ性を向上させるソフトウエーブ加工(ソフトウエーブ加工はカーテン生地の硬さや反発力による型くずれや裾の広がりを抑え、ドレープ性向上を可能にしたプリーツ加工)をレースと一部の商品を除いて標準仕様にしています。

ソフトウエーブ加工は真空窯でする形態安定加工(カワシマではナチュラルウエービーと呼んでおり、3年後にはファンタスプリーツナチュラルウエービーと言われるかもしれない加工)と違って、カーテンを吊った状態で120℃の温度をあて、ポリエステルの熱可塑性を形状に記憶させる加工で、カワシマに縫製を依頼するとこのように加工してくれます。

私が2年半前の4月1日にエイプリールフールネタとして「サンゲツがベトナムで縫製。すべて形態安定加工で縫製」ということを書いたのですが、それをサンゲツじゃなくてカワシマがやってくれたという感じです。当時、このネタがカワシマの営業会議の話題になったそうで、密かにわたしのエイプリールフールネタを研究していたのかな?その文章は下の『続きを読む』をクリックすれば読めます。

当店では独自に形態安定加工をしており、このような加工をすることによるカーテンの美しさは十二分にわかっています。価格は従来のものより、200円/㎡アップの加工代になっておりますが、これによって縫製込みでカワシマに注文するところがかなりふえると思います。

当店では独自でやりますが、カワシマの『街の業者ができないことをするメーカーのメーカーであるべき姿勢』は他のメーカーに対して圧倒的な差別化を図る戦略となるでしょう。

来年4月にセルコンと合併します。企画における汗(アッセ)にまみれた意地のすばらしい見本帳だと思います。

また、来月にはプリーツスクリーンの見本帳をだします。プリーツとロールはタチカワ、バーチカルブラインドはニチベイ、ローマンシェードはトーソーとOEMを組んで、仕入先を競い合わせてバランスをとる戦略もすばらしい。

やはり、仕入先は一社に偏らない方がいいですよね。川島織物販売さん。

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