吹抜け

吹抜けに天窓スライドカーテンを取付ける。

昨日書いたブログと同じ現場で、吹抜け開口部にスライドカーテンを取り付けました。

以前にこのような施工例をブログに書いていますのでよく問合せがあります。遠方からも問い合わせが多いのですが、これはメーカー品のシステムでなく、現場をみて考えて作っていますので適切なアドバイスができないのです。

過去のブログを参考にしてください。

2004年12月18日のブログ ← クリック
2004年からブログを書いていたのです。

2009年3月19日のブログ ← クリック

2009年3月20日のブログ ← クリック

本日の現場

レールはサイレントグリスを使っています。

先頭はロールスクリーンのボトムバーとグリップを使っていましてトーソーのものです。
操作棒もトーソーのしおり天窓用の収縮タイプのもの。

生地は東リのサブレ 縫製は当店

常に少しウエーブが出るようにピッチキープコードを使ってます。

上からみたところです。

最後もぴたっと閉まるようになりました。これは7年前からのノウハウで失敗もしながら蓄積されてきたものです。

開けた時の納まりも気になりません。いろんなことを机上で考えてやっています。

 

床に寝て写真を撮るとこんな感じ

吹抜けの照明をつけるとこんな感じ

 これは手動式というか棒でひっかけて動かします。私の創作です。

メーカーのものとしてはサイレントグリススカイライトシェーディング(以前はウインターガーデンといってました。)があります。

サイレントグリスのものはハンドル操作で、このサイズならば30万弱ぐらいかかります。

施工例はこちら  https://blog.curtainkyaku.com/52354540.html

私の創作ならば、その半額ぐらいでやってます。

 

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高さ6m超の吹抜けにデュエット・シェードを取付ける

最近新築マンションのカーテンの実測に行って気付いたこととして、窓上に梁がきていて、カーテンボックスの取付け高さが210~220センチが主流になってきているのです。

1年程前までは、逆梁工法やアウトフレーム逆梁工法が主流で、梁が室内になくカーテンボックスが天井からか天井に埋め込んであり、カーテンの丈が240センチ以上だったのです。

これはカーテン業界にとっては大きな問題なのです。

天井が高いほど、生地もたくさん使いますし、既製カーテンではないサイズなので、オーダーカーテンとしてはおいしいのです。

どうして、従来のものに戻ったのか、逆梁工法に問題があったのか知りたくてツイッターでつぶやいてみました。

そうしたら、同業者がつぶやいてくれまして、『確かに最近はそのようになっている。」とのことでその方のSCTT(最高、カーテン、取付、高さ)は230センチで脚立がなくてもカーテンが取り付けられるようになったとのことでした。

随分、手の長い方がおられるんです。(笑)私のSCTTは215センチ。この丈までならば脚立なしで取り付けられます。

ツイッターでは、詳しいことがわからなかったのでヤフー知恵袋に聞いてみました。

困った時は、ここに質問を投稿すればほとんどが24時間以内に詳しい人が答えてくれるのです。

こちらをご覧ください。

どうやらコストとの絡みのようです。

 十数年前に、逆梁工法が出来た時は画期的な事で、我々はすごい恩恵を受けました。それがまた元に戻ってきているというのは影響がでてくるのです。

 

さて、本題です。

住宅の吹抜けが6M超あり、ここにある窓からの陽射しが暑くてたまらんということでハンターダグラスのデュエットシェードアーキテラを取り付けました。

商品をとりつけること自体は、すごく簡単なのですが、足場を組むことがけっこうたいへんなんです。

 

私どもは、けっこうこういうのに慣れてまして、2人で足場を組んで取り付けてバラすのに1時間で作業は終えました。でも、暑かった~

足場はレンタルですが、現場に応じていろんな組み合わせで用意できます。

高所作業は慣れた業者に依頼しましょう。

私は、型枠を運んだり持ち上げたりする役ですが、最近はおなかが邪魔をして思うように体が動きません。

 

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寒さ対策に吹抜けに天窓ロールスクリーンを取り付ける

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先日、テレビで女性用の洋服店の「セシルマクビー」の特集をして、ちょうど近くの心斎橋店で、

よく売る販売員のテクニックを公開していました。

CIMG7928一番売る女性で年間6000万円販売していて、やはりそれなりに努力をされていました。

もちろん、会社の戦略もすごくて、その一つに服を購入すれば、バッグに入れて渡していて、

そのバッグがヤフーのオークションにも出展されているぐらい人気とかで、

若い女性のステータスになっているとのことでした。

私は、「セシルマグビー」というブランドは知らなかったのですが、今朝、

当店の女性スタッフもそのバッグを持ってきていたのでちょっとびっくりしました。

一見高そうに見えるバッグですが、不織布でつくってあり、そんなに高いものではなく、

これはいいアイデアだと思いました。

 

今日のこころに語りつづける言葉

偉人は決して特別な力を持ち得ているのではなく、自分が置かれた状況の中で

創意工夫し克服していったのである。
                        サンゲツダイアリー2011 week22より

 

 

さて、本題です。

私のブログを読んで、吹抜けの寒さ対策になにかいい方法はないかとメールで写真添付で

相談がありました。

お客さまの要望としては、常に開閉したいということで、天窓用ロールスクリーンならば

開閉は楽で、サイズ的にもギリギリで製作可能サイズに納まり、操作コードを降ろすための壁も

あったためロールスクリーンですることにしました。

問題は、あとから取り付けるために取り付け位置の下地の補強がされていないということです。

ピンとはるため、ワイヤーでテンションをかけなければならず、その受けて側には下地補強がないのです。

そこで工夫したのが、下地のあるところにクリップで、厚さ9ミリのアルミのレールを取り付けて、

そこにテンションワイヤーの受け手を鉄板ビスで取り付けました。

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(画像はクリックすると拡大します)

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上の右の写真は操作部分

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2階からみるとこんな感じ ↓
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寒さ対策に関する事例はこちら

吹き抜けに関する事例はこちら

 

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吹抜けのシーリングファンとバーチカルブラインドの揺れについて

12月7日 大雪

今日の大阪は大雪ではなく、二十四節気でいう大雪(たいせつ)です。雪が降り始める頃です。
今年の冬は寒いのか暖かいのかよくわかりません。
私は夏の暑さはダメですが、冬の寒さは耐えられます。
商売をしていると、寒い時は思い切り寒い方がいいのです。

さて、本題です。

吹抜けにクリエーションバウマンの電動のバーチカルブラインドを取り付けました。バウマンの電動のバーチは今まではすべてサイレントグリスのメカを使っていましたが、ここ最近はホームユース用としてはナスノスのモーターを使うようになりました。

ナスノスのモーターは、静かでコンパクトでリーズナブルでいいのですが、1台で右半分と左半分の閉まり具合が違ってピタッと納まらないのです。
そのため、作り直しになりました。

ナスノスがメカとモーターを海外組み立てしているのですが、
やっぱり、生地は生地屋、メカはメカ屋、モーターはモーター屋に任せるのが一番で微妙なノウハウがあり、細部で違いがでるのです。

バウマンのホームユース用の電動バーチカルブラインドに関しましては、納品してからブログで徹底分析させていただきます。

今日は、この現場で、吹抜けのシーリングファンを回すとバーチカルブラインドのルーバーはどのようになるのかを動画に撮りましたのでお見せします。

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どうでもいいが動画です。
真ん中の三角をクリックすると動画になります。

シーリングファンを最速にして、最初は下向きの風にし、途中からは上向きの風にしています。

吹抜けの上の方のバーチのルーバー(スラット:羽根)が揺れるのかと思っていましたが下の方のバーチの方が揺れるのです。

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防寒のために吹抜けに天幕を取り付けました。

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大阪では、サントリーの1万人の第九コンサートが開催されました。
大工が終われば、我々の仕事である内装が忙しくなります。
この週末はとても忙しかったです。

さて、本題です。

2010年10月23日のブログ『吹き抜けに防寒用のカーテンを取り付けました』を読んで問合せを頂いた方で同じようなものを考えながら取り付けました。

こちらの現場は3階まで吹抜けになっているのと、階段部分も傾斜に空いているため、冬場はそうとう寒く、今までもビニールをかぶせたりされていたとのことです。

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 テーマは冬場以外は簡単に取り外しができることとできるだけビスを打ちたくないということでした。

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 一面だけサイレントグリスのマジックテープ付きのレール(厚さ9ミリ)をクリップ(右写真)で壁に取り付けました。

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 もう一方は梁の上に乗せるのですが、動かないようにつっぱり棒(トーソーのプルーレテンション)で固定しています。
階段部分は生地を斜めにカットしています。

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上からみるとこんな感じです。

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吹抜けに防寒用のカーテンを取り付けました

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今朝、仕入れ先の以前の担当者がサイクリングの恰好をして自転車で店にきてくれました。今日は休みで、サイクリングの途中に寄ってくれたのですが、随分とスマートになっているのにびっくり。

聞くところによると、3カ月前からサイクリングにはまり出して、7キロ減量してカッコよくなっているんです。

今、サイクリングはちょっとしたブームのようで、自転車に何十万とお金をかけるらしいのです。

健康的に痩せられるのならば、私もやってみようかな?

さて、本題です。

吹抜けに寒さ対策のために何かをしてほしいという相談をよくうけます。
カーテンと窓周り関係の質問箱」にも相談があります。

それは、このブログをみて、こんな感じにしてほしいという依頼です。

2010年1月3日『吹き抜けの寒さ対策」

1月3日に書いているなんて(笑) 
まずは、お読みください。

このお客さまも、同じようにこのブログを読んでメールと写真を送っていただきました。

このような現場は、現場によって取り付け方も違い、取り付けてもきれいでないケースもあります。

創意工夫が必要で、腕のみせどころです。

今回の現場は、吹抜けの天井が傾斜のなっていたので、それに合わせる形で、対面の2面にマジックテープ付きのレールをとりつけ、レースを風呂敷縫いしただけです。

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吹抜けに目立たないようにクリップを取り付け(右上の写真)、厚さ9ミリのマジックテープ付きのレールをはめ込みました。(下左の写真)

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そこに、ボイルの4辺を風呂敷のように縫って2辺にマジックテープのメスを縫いつけレールに貼りました。
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完成です。
少し、ウエーブを付けたのは余裕を持たせて、お客様でも簡単に取り付け取り外しができるようにしました。6尺か7尺の脚立があれば簡単にできます。
レールも簡単に外せます。

お客様も大変喜んでいただき、終わったら拍手をしていただき、あとから夜の雰囲気の写真も送っていただきました。

施工は30分で終わり、たいした仕事でもないんですが、満足を提供できたことがとてもうれしいです。

カーテン屋冥利につきます。

同業者ならば簡単にできることで、当店のノウハウでもないのですが、ポイントはサイレントグリスの#2116のレールを使ったことと、それを#3606のクリップでとめたことでしょうか。

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吹抜けの天窓にロールスクリーンをつける   天窓・吹き抜けシリーズ第3弾

吹き抜け・天窓施工写真第3弾 


2日連続ブログに吹き抜け・天窓にカーテンをつけた話を書きましたので、ついでにロールスクリーンをつけた写真もアップします。

あまりお勧めできないやり方をしていましてお蔵入りになっていた施工写真です。

お客様の強い要望でとにかく安くやってほしいというのと、毎日開閉はしなくて夏場はずっとしめておいて、冬場は開けておくので年に2回しか操作はしないとのことでした。


そこで、ロールスクリーンを壁に普通につけて、反対側の壁に引っかけるだけです。やり方は脚立ののぼってスクリーンをひっぱって引っかけるだけです。


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こんな感じに普通のロールスクリーンを壁につけて、反対側の壁にグリップの受けをつくって、脚立にのぼってスクリーンをおろして、引っかけるだけです。引っかけなければ下のようになります。


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本来は傾斜用のロールスクリーンというのがありまして、ワイヤーでテンションをかけて生地が垂れないようにします。


その施工写真は2005年6月25日のブログ「天窓用傾斜ロールスクリーン」をご覧ください。


 


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