ニチベイが2月1日に新しいロールスクリーンとタテ型ブラインドの見本帳を発売いたします。
私が今まで盛んにブログに書いてきたロールスクリーンの1ミリ単位の発注とバーチカル(タテ型)ブラインドの均等ピッチに関しましては、タチカワに続いて、ニチベイもロールスクリーンが5ミリ単位の発注となり、バーチカルブラインドに関しましては均等ピッチとなりました。
あとはトーソーだけですが、トーソーはこの2社に比べるとはるかにシェアが低いし、こうなれば次回の見本帳改変の時には必ず同じようにやってきますので、このブログでメーカーを動かしたといってもいいのではないかと思っています。
ニチベイのパンフレットより
まずは、ロールスクリーン編
(画像はクリックしてもう一度クリックすると拡大します。)
ロールスクリーンはメカニック的にはほとんど変わっていませんが、生地がすばらしくよくなりました。
ニチベイは糸から買って商品づくりをしています。タチカワも2~3年前から糸から買ってやるようになりファブリックがよくなりました。
ファブリックのメーカーですら、自社で糸を買って織っているところは少ない中、金属系のメーカーがこのような取り組みをしているのはすばらしいことです。
価格優先商品のポポラはこの見本帳に組み入れないで別冊扱いにしているところも商品開発に自信を持っているように思われます。
タチカワとトーソーは価格優先商品のマカロンとコルトを見本帳に組み入れてます。
他社に先駆けて、全点防炎品は非ハロゲン系にしています。
2番目のポイントになっているのは省エネ生地の充実
これは、夏場の遮熱しか考えていない生地で、冬場は省エネになっているのか、むしろ冬場は日射熱を遮っているため室内温度を低くしていると思います。
年間41.6%の節電となっていますが、これをブラインド無しと比較して年中つけると1年かの電気代がこれだけ安くなるのかどうかは疑問です。
あと、スリット窓タイプのロールもでました。
これは、すでにタチカワが商品化しています。製作丈がタチカワは2200ミリに対してニチベイは2300ミリまで可能。
ニチベイの差別化としては、このようなスリット窓で、最大のものはYKKの2205ミリで、その窓にも外付けできるというものです。
スリット窓でこの手のロールスクリーンを取り付ける場合はほとんど内付けでしょう。
まあ、タチカワは右操作のみだけど、ニチベイは右も左も指定できます。
ほとんど差別化になっていないと思います。
このパンフレットには載っていませんが、冒頭に書きましたようにニチベイも5ミリ単位の発注になりました。これは当初予定になかったことなんですが、タチカワが1月5日より5ミリ単位の受注を開始したためあわててニチベイもしました。
明日、バーチカルブラインドの説明をします。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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