ロールスクリーン

遮光のロールスクリーン

最近、携帯から私のブログを読んで頂いている人が増えてきてちょっとびっくりしています。
ここのところ、毎日200人以上のアクセスがあります。携帯で読まれることを意識して書いていないので、画像が大きいため余白がいっぱいあると思います。
携帯読者の方でお気づきのことがあればおっしゃってください。

ここのところ、9月末引き渡しのお客さんが急に増えて忙しくなってきました。
10月1日施行の住宅瑕疵担保履行法の影響で9月中での引き渡し物件が多くなっているからだと思います。9月後半は瞬間的に工事の方はかなり忙しくなりますが、その山を超えるとまた厳しくなります。

今、この波に乗れなかったら今年は終わりです。

さて、本題です。

そんなわけで、今日は簡単ブログです。   どんなわけや~ ちょい忙しい~

遮光のロールスクリーンの施工写真です。

賃貸マンションの吹抜けにすでにロールスクリーンが付いていたのですが、これ1枚だと室内が暑すぎるとのことで、遮熱、遮光する相談を受けました。

賃貸で、出るときは現状回復しなければならないとのことで、カーテンボックスの外側に遮光2級のロールスクリーンをとりつけました。

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遮光性のあるロールスクリーンは、生地には遮光性はあっても両端からの光の漏れは必ずあります。
遮光度が高くなるほど、その光漏れが気になります。

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 織物研究会 

ロールスクリーンとレースの組み合わせ

寮生活をしている高校1年生の次男が4カ月ぶりに帰省しています。
ラグビーをしており、菅平の合宿を終えて帰ってきたのですが、久しぶりに会う息子は見違えるほどたくましくなっていました。体もでかくなり、精神的な成長もうかがえ親としてうれしい限りです。

一皮むけた感じです。        日焼けで。

さて、本題です。

ロールスクリーンとレースの組み合わせ施工写真です。

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ロールは透け感のないピンクのトーソーの商品で、枠内に納めてシャッターがわりにすっきりさせています。

レースは東リKTB-1134で、290巾の横使いの商品でmあたり11500円します。
なぜ、こんなに高いのかよくわからないのですが、高いので生地の分量を少なくして安くするために1.3倍使いのペンタック(1つ山)にしています。

ロールとレースの組み合わせもなかなかいいですよ。

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 織物研究会 

カーテンと共生地でロールスクリーンをつくる

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マクドナルドプレミアムローストコーヒー+スマイル=0円

関西地区では14日から20日まで期間限定で朝8時から9時までプレミアムローストコーヒーを0円で販売しています。

早速、朝マクド(関東ではマックといいますが、関西ではマクドと略します。私は略すのが嫌いなのでマクドナルドといいます。)で、妻と一緒に近くの天満橋店に行きマーケティング調査をしてきました。

私は、ホットコーヒーのみでしたが、妻は「タダコーヒーだけでは恥ずかしいから」とホットドッグも注文していました。まるでマクドナルドの思うツボです。

約40分間、人の動きと買い物動向を調べていたところ、タダコーヒーだけを買う人は3割ぐらいで、他の人は他に何かも一緒に買ってました。それにしてもお客様の多いことにはちょっとびっくりしました。

090815_0807~0001マクドナルドとしては無料にしても十二分の成果が上げられるのはあきらかなのです。このプレミアムローストコーヒーは2008年のオリコン調査で「買いたいコーヒーNo1」にも選ばれたことがあるぐらいにおいしいのですが、飲んだことのない人の方がはるかに多いわけです。

まずはその人たちに飲んでいただくには、来店をしてもらわなければ始まらないのです。無料にはその効果が十二分に発揮します。

次にマーケティングでいう「クロスセリング」で、妻のようにタダコーヒーだけでは申し訳ないと言って他のものも注文する人も多いのです。
それで充分な利益がとれるのです。

そして無料でコーヒーを飲んだ人の口コミによる宣伝効果が大いに期待できますし、マスコミも取り上げてくれます。

私は、店内でタダコーヒーを飲みながら、これを自分の店に当てはめたら何をどのようにすればいいのかと考えていましたので、コーヒーもちょっとほろ苦かったです。

さて、本題です。

カーテンと共布でロールスクリーンをつくりました。

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普通の窓を両開きのカーテンにして、小窓はプレーンシェードのするケースが多いのですが、プレーンシェードの場合は一番上に上げた時に15~20㎝のたまり(垂れ下り)ができます。

私どもは一般的には15㎝ぐらい窓上にとりつけまして、開けても開口部が十分とれるようにしていますが、今回のケースは窓上すぐにカーテンボックスがきています。

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 このような場合は、プレーンシェードにすると常に15~20㎝窓にシェードがかかりますので、たまり(たたみしろ)の少ないロールスクリーンがオススメなのです。

ポリエステル100%の生地ならば、プリエフ加工というやり方ですることができます。これは、生地の裏側に特殊な薄い芯地を圧着加工する事によりハリをもたせてロールスクリーンにすることができます。従来のステフナー加工(糊付け加工のようなもの)だと生地の風合いを損ねますが、プリエフ加工は生地そのものをいかすことができます。

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CIMG2579生地はサンゲツでロールのメカはトーソーです。当店のオリジナルでサンゲツの洗濯絵表示ラベルの上に当社のロゴマークを縫い付けてあります。写真はクリックで拡大。

ロールスクリーンにする問題点は洗うことができないことです。でも、完全に巻き上げてしまいますので、プレーンシェードよりは埃はたまりにくです。

丈の短い窓や、窓
上すぐ天井やカーテンボックスがある窓にはプレーンシェードより共生地でロールスクリーンをつくることをオススメします。

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 織物研究会 

実験シリーズ③ ロールスクリーンを洗濯機で洗う

5月4日みどりの日です。


ロールスクリーンを販売するときに洗えるタイプ(ウォッシャブル)と洗えないタイプtとどちらがいいですかと聞くとほとんどの人がウォシャブルタイプとおっしゃいます。
ウオシャブルタイプの方が同じ生地ならば3000円ぐらい高くなります。


だからといって、家庭でロールスクリーン洗うかというとほとんどの人が洗わないのが現状です。今まで22年間商売していて、ロールスクリーンを洗ったという人は数人だけでした。そのうち3件は洗ったけどうまく取り付けられないとか巻きあがらないという連絡がありお伺いしたことがあります。


メーカーの見本帳をみても簡単に洗えますと書かれています。2006年6月2日のブログ「ロールスクリーンの洗濯の仕方」をお読みください。


専門店のホームページをみても、いかにもなんでも知っているかのように、メーカーの資料をパクって写真入りで解説しています。


でも、どこにも洗ったあとの写真は載っていませんでした。私は以前ブログがないころ、自分で洗ったことがあります。その時はシワが残りあまりきれいにいきませんでした。


今回、事務所のロールスクリーンを洗ってみました。


洗う前 


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取り外しました。取り外し方は取り扱い説明書を見て下さい。(写真はクリックで拡大します)


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生地をのばしてボトムバーから手で巻いてください。シルバーの筒が見えます。


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溝があってそこに生地が差し込まれています。それを引き抜くのです。引き抜きやすいようにべろがついていてそれを持って引っ張ってください。


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あれっ ちぎれちゃった。   仕方がない。手でとろう。


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うまく取り外しができました。


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ボトムバーを抜いてください。


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洗濯機にはいるように折りたたんでください。


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洗濯機に入れて普通に弱モードで洗ってください。


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4年間付け放しだとこんなに黒くなっています。


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脱水は軽めにしてすぐに干します。


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取り外したときと逆に筒の溝に生地を差し込みます。


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完成 


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あれれ~ シワになっている。もう一度やり直し。


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きれいに元通りになりました。でもけっこう小ジワがついていたり、洗濯機にいれるためにたたんだ折りジワがついていたりします。


ロールスクリーンの洗濯は消費者がするには簡単ではないです。
なかなか元通りのようにきれいにはならないと思ってください。


多少のシワは気にしない方で、自分で納得してされるのには問題はないです。洗濯による汚れは落ちます。


そしたら、ウォッシャブルタイプのロールスクリーンでない方が安いからそれでいいのではないかと思われるかもしれません。


洗わないからいいのかも知れませんが、もし窓際で雨に濡れたり、結露や雨漏りがした場合、洗えないタイプで輪染みができた場合は水を濡らして拭いてもとれません。


洗えるタイプ(ウォッシャブル)のものならば、すぐならばタオルを水に濡らしてふけば輪染みはとれます。


こんなPRは誰もしませんし、メーカーのカタログにも載っていません。私は経験でそれを知っています。


ロールスクリーンは洗わなくてもウォッシャブルタイプにされることをお勧めてしています。


 


5月7日記 上の記載に訂正とお詫びがございます。5月7日のブログ「訂正とお詫び」をお読みください。


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省エネロールスクリーン

先日、メーカーの営業が見えて、最近「遮熱」に力をいれておられますねというのです。
ここのところはブログで意識的に遮熱についてかいてます。大阪市内はタワーマンションがたくさんできてきて、今年の夏は遮熱がテーマになると思っています。5月6月は遮熱で仕掛けていこうと思っていまして、新しい商品も用意しています。


昨年9月に入居された上本町のタワーマンションに昨年12月にトーソーの省エネロールスクリーン「セイバー」を取り付け、今回また別の部屋に追加で同じものをご注文いただきました。


省エネロールスクリーンとは・・・・・トーソーのホームページの説明によると下のようになっています。









■省エネ
スクリーンの裏側にコーティングしたアルミニウムが、窓からの入射光と熱線を反射させ、熱を減少させます。スクリーンが暖まっておこるヒーター効果作用を抑えて、エアコンの効率を高めます。直射日光の差し込む窓や日射しの強い部屋に。室内を快適にし、省エネ効果を発揮します。
 

一般のスクリーン

赤外線の反射が少なく、
熱量の侵入が多い

省エネスクリーン


赤外線の反射が多く、
熱量の侵入が少ない


 


施工写真


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こちらの現場は東面と南面が大きな窓になっており、入居時に他社でタテ型ブラインドを取り付けされたのですが、暑くてたまらんとのことで、のちに当店でこのロールスクリーンをとりつけました。


いわゆる遮熱ロールスクリーンで、これがあるのとないのとでは全く違うほど効果はあるようです。


トーソーではこの商品は遮光性を訴えていませんが、現場で見る限り遮光3級以上の遮光性はあります。
事前にわかっていたので、その旨は伝えており、全部閉めると暗くなるので、南面を閉めた時は東面を開けておくとそんなに暗くはならないとのことでうまく使っていただいていました。


トーソーにこの商品はかなりの遮光性があるのにどうして遮光の表示をしないのかをきいたところ、「機密事項の社内の基準がありまして云々」とわけのわからないことをおっしゃるのです。


現実に遮熱は求めるが、遮光は求めないという方もおられます。そんな方には東京ブラインドやサンゲツの遮熱ロールスクリーンかニチベイの遮熱ロールスクリーンをお勧めします。


 


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こちらにサンゲツカーテンに雨漏りの輪染みができたけど、ドライクリーニングでとれるかという質問が入っています。それに対して、私は飴は舐めても雨はなめたらあかんという回答をしています。こちらもご覧ください。





 


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遮熱ブラインドとロールスクリーンの二重掛け

大阪市西区のタワーマンション「NYタワーHIGOBASHI」に遮熱ブラインドとロールスクリーンの二重掛けをしました。


最近、大阪市内はタワーマンションが多く、西向き、東向きの窓の遮熱対策の需要が多くあります。


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東向きの窓だけ、ガラス側に遮熱ブラインドとその手前にロールスクリーンをつけてます。


他の窓(下の写真)はロールスクリーンだけです。


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遮熱ブラインドはトーソーのものを使っています。カタログをみて、遮熱効果が一般のブラインドより高いというデータを信じてこれを勧めているのですが、実際に施工してみて多少疑問に感じているところがあります。

こちらの現場でのいい写真がないので、他の現場写真で説明します。


遮熱ブラインド


一般的なブラインドは昇降コードを通すための穴があいています。左の写真はトーソーの遮熱ブラインドですが、タテに3本線が入ったようにみえるのは昇降コードを通す穴からの光漏れです。


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現場でみると、この穴からの光漏れがけっこう暑くて眩しいのです。スラットに特殊コーティングしてあっても、部分的な穴からの漏れで効果はどうなんだろうと思っています。


それに対してニチベイのヒカリストは穴があいていません。これは遮光性をうたっていますが、遮熱効果も高く、当店の西向きの窓につけていていますが効果抜群です。


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私はこちらの方が遮熱効果があるのではと思っているのですが、実験データがないのです。


 


 


 


 


 


トーソーには3週間前に「実験をしたいので、穴のあいた遮熱スラットを15㎝ぐらいの長さのものを15枚ほどサンプルとして出してほしい」とお願いをしているのですが未だ持ってきてくれません。


これを読んでいるトーソー関係者のみなさま、ユーザーのために実験をさせてください。


実験装置


弊社の事務所には西向きの窓が2枚あって、今ニチベイのヒカリストを2台とりつけていますが、1台をトーソーの遮熱ブラインドにして、効果を確かめたいと思っています。


経営環境が厳しい中、サービスをしろとは言いません。


遮熱効果実験装置を作って待っています。


 


そうそう、5月1日にはタチカワブラインドが遮熱スラットの新商品を出します。
また、5月18日には、50ミリ幅のブラインド「アフタービート」の遮熱スラットの商品を出してきます。


ほんとにタチカワは他社の売れている商品をすぐ真似て、プラスアルファをして発売をしていくやり方がうまいです。


その分開発に時間とお金をかけていないからクレームも多いのですが、そのクレーム対応力がまた日本一で、クレームで営業力強化して信頼を得ています。


この夏に向けて遮熱対策商品の提案力が勝負です。


 


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ユーザーから東リのメーカー縫製に関して質問があり、それに対して東リの見解ものせていますので読んでください。
質問があればどんどん書き込みをしてください。


 


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吹抜けの天窓にロールスクリーンをつける   天窓・吹き抜けシリーズ第3弾

吹き抜け・天窓施工写真第3弾 


2日連続ブログに吹き抜け・天窓にカーテンをつけた話を書きましたので、ついでにロールスクリーンをつけた写真もアップします。

あまりお勧めできないやり方をしていましてお蔵入りになっていた施工写真です。

お客様の強い要望でとにかく安くやってほしいというのと、毎日開閉はしなくて夏場はずっとしめておいて、冬場は開けておくので年に2回しか操作はしないとのことでした。


そこで、ロールスクリーンを壁に普通につけて、反対側の壁に引っかけるだけです。やり方は脚立ののぼってスクリーンをひっぱって引っかけるだけです。


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こんな感じに普通のロールスクリーンを壁につけて、反対側の壁にグリップの受けをつくって、脚立にのぼってスクリーンをおろして、引っかけるだけです。引っかけなければ下のようになります。


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本来は傾斜用のロールスクリーンというのがありまして、ワイヤーでテンションをかけて生地が垂れないようにします。


その施工写真は2005年6月25日のブログ「天窓用傾斜ロールスクリーン」をご覧ください。


 


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