タチカワ

動かなくなったタチカワのプリーツスクリーンの修理方法

1年4か月前に取り付けたタチカワのプリーツスクリーン

ペルレ25ペアタイプワンチェーン式」で

上の部分のレースが動かなくなったという連絡を受けて修理に行ってきました。

 

上下でシースルーのものと不透明のものがつながっているプリーツスクリーンで

ワンチェーンで操作ができます。

写真の左側が上のシ-スル-の部分が上にきて動かない状態です。

実はタチカワのワンチェーンではよく起こる問題なのです。【2012年5月以前の商品】

原因は上部の幕体を下げた状態で、下部の幕体を上げると

上部のコードが弛んでしまい、はみ出たりしてきれいにドラムに巻きつかないのです。

メカ本体をブラケットからはずして上からみるとドラムの部分がこのように

なっています。

手前のドラムが動かなくなっている上部のもので、本来は上のドラムのように

コードが順々にきれいに巻きついていかなければならないのですが、下の

ドラムがコードがかさなっているところがあります。

こうなると動かなくなります。

この場合は手でなぞって、順に左側にコードを動かしていき、重なり部分を

ほどくと解決します。

これは簡単でエンドユーザーの方でもできます。

このクレームが多発したため、タチカワは昨年5月に仕様変更しており、今の

商品は下をあげると上も重なった部分で同時に上がるように改良されていて

問題はありません。

昨年5月以前に購入された商品は今でもよく起こります。

このようにハンターダグラスに限らず、発売当初のものは、使ってみて初めて

分かるという問題点があり、その後改良されていきます。

国内のメーカーはその対応はいいです。

当店では、5年間の無料保証をしていますので、このような問題が起こっても

すぐに対応しています。

カーテン夢工房はアフターメンテナンスに強い店です。

 

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タチカワのマルチブラケットにトーソーのシェードをとりつける

今年の9月に発売されたタチカワのマルチブラケットを使ってフラットレースとプレーンシェードをとりつけました。

大きい窓は、フラットレース手前で奥側に1.5倍使いの1つ山のドレープを取り付けています。
腰窓は手前がフラットレースで奥側がシェードでここにマルチブラケットを使っています。
生地はレースが五洋インテックスのIH290-01  ドレープは川島織物セルコンのPD7308

マルチブラケットとは、カーテンレールと他の商品が1つのブラケットに取付けできるようになっています。

 

左側の写真は上がマルチブラケットで下が通常のダブルブラケットで、タチカワ独自のものです。
これは、レールのトップメーカーであるトーソーにとっては、してやられた商品で来年の6月に見本帳を改訂する際には間違いなく同じようなものを作ってくると思います。

この現場では、手前にタチカワのファンティアを使い、ガラス側にはトーソーのシェードのメカ「クリエティドラム式を使っています。

  

 

画像はクリックすると拡大します。

 

 

  

 

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木製のバランスをつけてカーテンボックス風にする。

 お客さまが用意されていたカーテンは、今までのお宅で使用されていたもので新居に取り付けるには天井にレールを取り付けるとちょうどいい高さになります。

お客様もそのことは事前にわかっておられて、建築段階で窓前の天井に下地補強をされていました。

下地補強されていたら、天井に普通にレールを取り付けるのは簡単ですが、それじゃあまり格好がよくないので、木製ブラインドに使うバランスを天井につけてカーテンボックス風にしました。

これはレールメーカーでは商品として発売されており、今回はタチカワのバランスコレクションを使いました。 

なにもつけていないところ。

コ型のバランスを天井直に取り付けました。

 

そのあと、機能性レールを天井に直付けしました。

 カーテンボックス風になりました。カーテンはお客さんが用意されたものです。

 

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タチカワの木製ブラインドコード切れ 修理

カーテン夢工房は8月16日まで夏季休暇をいただいています。

明日、17日より通常営業いたします。

休み前に当店の上の階のマンション住人から他店購入の木製ブラインドのコードが切れかかっているので直して欲しいという修理依頼がありました。開閉ができない状態なので、急遽、タチカワに依頼して昇降コードを送ってもらい休み前に修理をしました。

   

木製ブラインドの昇降コードの交換は初めてだったのですが、何とかなるだろうと思って試みました。3台ありまして傷み具合をみると「近いうち」に切れそうだったので全部交換することになりました。

コードの交換は多少時間はかかったものの問題なくできたのですが、動作確認をするときちっと閉まらないのです。

1台だけが何回やってもうまくいかないので、他の2台と比べてみるとコードを通す穴を間違ったようなのです。

夜遅くなってしまったので、とりあえず取り付けをして、今朝もう一度預かって直しました。

こうしたものを分解して仕組みがどうなっているのかをみるのが好きです。
だからほとんど自分で修理してしまいます。

自分でやってみてわかりましたが木製ブラインドも実に精巧にできています。だから最近の商品は何かあるとすぐに不具合が起こりやすいのです。

分解して思いましたけどタチカワの昇降コードは紫外線に弱そうです。太陽のよく当たる所で使っているとコードが硬化し、切れやすくなるようです。

インテリア業界では、メーカーに直接修理依頼しても動いてくれません。メーカーに修理依頼をすると修理代がすごく高いです。
まずは、購入店に連絡するように言われます。

一昔前よりこういったメカものはひじょうに壊れやすくなっていますので、信頼のおける専門店で購入されることをお勧めします。

私共では当店でお買い上げの商品は5年間の無料保証をしています。

 

 

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木製ブラインドのラダーテープ

 高層マンションにタチカワの防炎の木製風ブラインドを取り付けました。

タチカワの木製風ブラインドの防炎は本物の木を使っていなくて樹脂でできています。タチカワも木製ブラインドとは一切言っていません。「フォレティア防炎」としか言っていません。

木製ブラインドの中に載っていますので、勝手に木製ブラインドの防炎だと思わないでください。

タチカワの防炎製品の事業者番号はM-3845で、トーソーはM-3844になっています。
トーソーの方が先に木製ブラインドの防炎品を世に出しています。

トーソーの木製ブラインドの防炎は本当の木を使っています。防炎液を含浸加工で木に浸みこませるのですが、なかなかうまくいかないようで発粉現象を起こしています。

木製ブラインドと防炎の件は、何度もブログに書いていますので今回は割愛します。
こちらをお読みください。

今回の現場は防炎品が必要でこの商品になったのではなく、色の雰囲気から決まりました。

今回は木製ブラインドとラダーテープとの関係について書きます。

 ラダーテープとは、昇降コードを通すスラットの穴を隠すための幅3㎝ぐらいの布製のテープです。

 

 右の写真でいうと、こげ茶色のテープです。

 

 

 

 

こちらの現場では、2分割していまして、左が幅1890㎜で、右が幅940㎜です。

商品はタチカワのFT-FP6511でラダーテープはR054です。
 

よくご覧ください。

左の幅1890㎜の商品には7本ラダーテープがあり、右の幅940㎜には4本あります。

このラダーテープの本数によって大きくイメージもかわります。

特にこのフォレティア防炎は、なぜかラダーテープの本数が一般的な木製ブラインドより本数が多いのです。


幅1470ミリあればテープが7本です。

20センチ強間隔ぐらいでテープがくるような商品です。

これじゃ、惚れてや(フォレティア)といわれてもなかなか好きになれない。

タチカワの一般的な木製ブラインドのラダーテープの本数は以下のようになっています。

50巾スラットのもので1610ミリ以上でラダーテープが5本です。

ニチベイの場合は以下のようになっています。


ニチベイはバスウッドの一般的なもので50ミリ巾で1510ミリ以上でラダーテープが5本になります。

メーカーによって違います。

木製ブラインドが発売された頃は、このラダーテープ付きが一般的でほとんどついていました。
しかし、最近はこのテープのイメージが大きく影響を与えることがわかってきて、ラダーテープなしの方が主流となってきました。

こういう事は、取り付けてみて初めてわかることなので、購入する際はよく検討してください。

 

 

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タチカワの新作展示会 (業界向け)

 立川ブラインド工業の新作展示会が大阪支店で行われましたので行ってきました。

展示会の様子はツイートしており、下から順を追っていますので下から読んでください。

今回のタチカワの展示会は、一言でいうならば「ひじょうによかった」です。
参考出品をしていて秋にも発売されるらしいのですが、シルキーパーフェクトブラインドは、ブラインドメーカーとしての真髄を見たような感じで、「たかがブラインド、されどブラインド」で、ここまで進化させたのかという気がしました。

ブラインドのスラットにコードを通す穴がなく、ピタッと閉まるようになっていて遮蔽性を高め、スラットも従来のものより厚くなっています。

商品企画にもおいても、今までは他社の後追いという感じでしたが、ここ1~2年は完全に業界をリードしてきています。

展示会としても、すごく統制がとれていて各ブースに専従の説明員が立っていて、順送りにもれなく説明をしていました。

ただ、説明員が事前に用意されていたもの以外の質問をするときちんと答えられないのが残念でした。

 

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ハトメカーテン取付け。レールはトーソーとタチカワのコラボ

ハトメカーテンを取付けしました。

施工担当者に写真撮影を依頼してまして、あまりきれいに撮れていませんがご覧ください。

 

フジエテキスタイルの生地でFA1613とFA2025を上下胴つなぎ(切り返し)をしています。

ハトメ加工は、何度も書いていますが、均等ピッチではなく、前にでる山部分を長くし、後ろにくる谷部分を短くなるように穴をあけています。壁と干渉しないためです。

裾も折返しではなく、すっきりさせるために本縫いウエイト巻きロックにしています。

ここまでは今まで何度もブログに書いてきました。

今回は新しいやり方で、レールはトーソーのレジオスパテオ25を使い、ストッパーとしてタチカワのビレッタウォーム25のリングストッパーを使いました。

装飾レールのデザイン面はやはりタチカワではなく、トーソーの方が垢抜けています。

しかし、トーソーのレールはハトメ加工用には対応しておらず、キャップからズレ落ち防止部材がないのです。以前はあったのですが、今はカーテン用でエンドリングという形でリングで対応しています。

タチカワは、レールの企画では一歩遅れていますのでエンドリングがなく、以前のトーソーのレベルと同じリングストッパーがあるのです。

これが、ハトメ加工のキャップからの落下防止に役にたつのです。

ありがとう、タチカワ    という感じです。

トーソーとタチカワのコラボレーションでハトメ用のレールにしました。

 

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