雑記

インテリアは建材か、健在してほしい

昨日のブログの続きです。

2c49aa96.JPGハトメカーテンの問題点は木製レールに取り付けた場合、洗濯などで取り外しする時はキャップのネジをはずさないととれないということと、すべりがひじょうによくないということです。

一つめのキャップをはずさないと取れないということは、キャップをはずすと簡単にとれるのですが、木部の柔らかい部分に何回か手でねじ込むとその部分がバカになり、ネジがきかなくなるのです。この夏にお客様から電話があり、キャップが落ちるということで伺ったところ、やはりご自分でキャップをはずされたことがあり、ネジがきかなくなっていました。お客様のご了解を得て、木製レールを片方1センチカットして新しい面をつくって取り付けしました。

2つめの問題はレールとハトメの金属の部分の摩擦係数が大きくて、しばらくするとすべりがひじょうに悪くなるのです。解消方法としましては、トーソーのレールならばウッディ28のファインポール(フイルムでラッピングしてあり、滑りやすくしています。)などを使うことです。

当店ならば、オリジナルの木製レールをお勧めしておりますが、このまま使うとすべりがよくありませんので、耳洗堂のすべりん棒テープを用意しておりまして、これを貼ってとりつけします。この商品は同業者が考えたのですが、優れものでよくすべります。以前はシンコールの見本帳に載っていたのですが、売れなかったのかいつのまにか消えてました。

この写真の現場は先週、住宅メーカーの下請け仕事で取り付けました。レールは住宅メーカーのインテリアアドバイザーの指示でトーソーのアヴァンテ28でした。ウッディ28とは価格は同じで、リングを使ってカーテンを吊るすにはまったく問題はないのですが、ハトメカーテンを使うならば、ウッディ28のファインポールの方がよりいいのです。

本来ならば、カーテン施工のプロである当店が住宅メーカーのアドバイザーにアドバイスすべきなのですが、最近の大手住宅メーカーはインテリアを建材のようにしか考えておらず、インテリアのメーカーと直接取引きをして、我々その筋の専門家にアドバイスを求めようとしないのです。その片棒を担いでいるのはインテリアのメーカーで自社の商品を売り込むことしか考えておらず、この商品にはこのレールがいいとか、このレールはこの商品に使ってほしいといったようなPRはできません。

I(愛)から始まるInteriorにこだわる私としてはインテリアが建材化していくことを憂うのです。
ぜひ、カーテンは現場を知っている専門店でお買い求めください。

「辛い」という字

今日は、高さ5m20cmの吹抜けにロールスクリーンを取り付ける作業の梯子持ちの応援と、後付けのカーテンボックス(トーソーのプロメイン125)を取り付ける助手として現場に行ってきました。帰社途中に自宅がありまして、夕食を食べたら眠くなり一眠りして、会社に戻ってきました。

書くネタはいっぱいあるのですが、ちょっと時間がありません。9月29日に書き始めて毎日ずっと書いておりますが、、毎日書くことがたいへんです。

サンゲツダイアリーより好きな言葉
 「辛い」という字がある。もうすぐ「幸せ」になる字です。

ホンマですか

ここのところ、たいへん忙しくしております。

たまに会社にいると、いろんな会社から営業の電話がかかってきます。私共は、電話営業はしておりませんが、営業員の立場はよくわかりますので、じゃけに扱うことは無く、必ず私が話を聞いて、少しでも情報を得ようとします。よく電話がかかってくるセールスは、電話回線の切り替え、ホームページの作成や媒体への広告掲載などです。
 今日、応対した広告代理店の若い営業員はなにかしゃべると「ホンマですか」というのです。私にとって、ひじょうに耳障りな日本語なんです。そういうと、私は「ウソつかないよ」というのです。

「そうなんですか」という意味で使っている若い人の日常会話なんですが、ビジネスで初めての営業で使う言葉ではないのです。「ホンマですか」という度に「ウソつかないよ」といっても、口癖になっていて、短い会話の中で、7~8回ぐらい言うのです。
さすがに相手も、言った後、苦笑いをしながらすみませんといってましたが、口癖ですぐにいってしまうようです。

 最後に説教までして、「そんな喋り方をしていたら、営業員として仕事なんかとれないよ。営業する前に日本語を勉強したほうがいいよ」というと

 「ホンマですか」というのです。おもわず電話を切りました。

準備

今日はけっこうなものを届けていただきました。
11月8日に書きましたブログ(←カレンダーの11月8日をクリックすると読めます。)をみて、チラシを使わせてほしいと連絡をいただいた静岡の同業者の方からお茶を送っていただきました。
ありがとうございます。

こうしたものがインテリア業界の同じ志の人達の役に立つのならうれしいです。
どうせ、このようなチラシは消費者向けに配っているもので、いずれ手に入れることができ、真似することもできます。それなら、皆様に公開して、当店がつくったものであるということを認めていただいた方がうれしいです。けっしてこんなのはノウハウだと思っていませんので、今後ともすべて公開していきます。

人が簡単に真似ができるのは、ノウハウではないと思っていますが、このブログはちょっとした当店のノウハウかなと思っています。簡単ですけど、なかなか真似はできないんじゃないかなと思ってます。

私は、メルマガを発行しようと思って、1年ぐらい前から、携帯の日記のページに日頃気づいたことなどをメモ書きして、ネタ集めをしていました。メルマガを発行して書くことがなかったときに利用できるようにと思って書き始めました。

今回、メルマガではなくブログという形になりましたが、書くネタがなくなったときに、コピーして出せるものを用意しています。

以下は以前にメモしていた携帯の日記からのコピーです。

「準備」-それが、これからの時代を生きる日本人の重要な概念だとある人が語っているのです。
サッカーの中田英寿もインタビューで答えている。「僕だって、将来的にどんなビジョンを持っていますかと訊ねられてもわからない。わからないけど、それを探しながら、準備はしておかないとね」

「チャンスは、準備をしているひとにだけ、ある日突然訪れる。だから、機会がいつ訪れてもよいように、準備しておくことだ。スーツケースに必要な荷物をまとめ、その時が来れば、30分後には旅たてるように。機会が来てから準備をしていては、チャンスはほかの人に逃げてしまう。その上で大事なのは、機会を探し続けること。強い目的意識、目標意識を持っていれば、日常生活の中に、機会は案外訪れるものだ。」

オーダーカーテンは専門店で

5654657d.jpg今日は、渋滞ですごく混んでいました。

先日、ラジオショッピングで「アンダートリートメント」という、目の下にできた目袋を瞬時にカバーする目元専用のトリートメントエッセンスのコマーシャルをしていました。

私は疲れると、すぐ目の下にクマができ、疲れた表情になるため、ちょっと興味をもってインターネットで調べてみました。ラジオで宣伝していたのはテレマートで価格が税込み9450円(送料別)でした。インターネットのgoogleの検索で「アンダートリートメント」と入力すると同じ商品を販売している会社がいっぱいありまして、一番最初に載っていたのが、SHOP Eternal-Starというところで、まったく同じ商品が税込み5932円(送料別)だったんです。各社価格がいろいろ違うのですが、この差はなんなんだろう。

思わず買ってしまいまして、本日届きました。
おシャレ好きの私は若さを保つために、今日から使っています。効果の程は ?

ブログで変化を公開するほど、素に自信はないのでしませんが、ぜひひやかしに来てやってください。

私はネットでもよくものを買います。快足マッサージャー・「ウルトラギアー」も最近買いました。これもネットで価格比較サイトというのがありまして、一番安いところで買いました。
北海道のたらこも清水商店でネットで買います。これは味で買います。安くてうまいのです。

私が、消費者の立場でネットで購入する場合は、どこでも買えるもので定価のはっきりしているものならば、やはり、価格を比較して1円でも安いところで買います。

私共も、オーダーカーテンとブラインド等を販売する店で、ホームページも持っていますので、ほぼ毎日問い合わせがあります。当店のホームページは来店をそくすためのもので、ネットで販売を主にしたものではないのですが、遠方より価格の問い合わせもたくさんあります。

本日、10回ぐらいのメールのやりとりで、三重県の方からロールスクリーン1本の注文をいただきました。実はこれがネット販売での初めての受注なんです。

いろんな形でのお問い合わせはたくさんありまして、その結果、ご来店いただいて受注することはたくさんありますが、メールだけでのやり取りで受注することはめったにありません。

おそらく、ネットでの検索では当店より安いところがあるんでしょう。
ブラインドとかで、定価が決まっていて、どこかでサンプルをご覧になり、サイズがはっきりしていて、ご自分で取り付けされるならば、ネットで探して一番安いところでご購入されるというのはわかります。

しかし、ブラインドの操作コードとかは消耗品で、いずれ取替えなければならない中、この業界のメーカーは家電業界のように全国ネットでアフターサービスを受け入れる体制はできておらず、そのときはかえって高くつくとおもいます。当店でお買い上げいただいている商品ならば、何年たっても、手間代はほとんどいただくことなく、部材費だけで交換しますが、こうしたものを、メーカーに依頼すると工賃だけでも相当高くつきます。

また、オーダーカーテンは実際吊ってある商品を見て触れて選んでいただきたいし、縫製だって店によってちがうのです。
メーカー縫製といってもいいとは限りません。当店はほとんど自社縫製ですが、メーカー縫製よりこだわりに自信をもっています。

オーダーカーテンは、ぜひ専門店でご購入されることをお勧めします。

物を売る難しさ

今日はたくさんの方の来店があり、十分な接客ができず、ご迷惑をおかけしました。、

今日は、紀宮さまのご婚約が内定したとの明るいニュースがありました。相手の男性は39歳の都の職員で紀宮さまは35歳とのことです。これがきっかけで、「負け犬の遠吠え」(酒井順子 著・ 概要1概要2といわれる方の、結婚ブームになり、家を買われ、ちょっとしたこだわりのオーダーカーテンを買うような需要喚起にならないかなと考えているのは不謹慎でしょうか。

毎週週末に仕入先から送られてくるエッセイ「レーダー」からの引用です。

     「物を売る難しさ」

「食事を、あまり美味しくいただいていないんじゃ、ありませんか?」場違いな所で、いきなりそう聞かれたのに驚き、思わず「エッ?」と聞き返しました。自宅近くのショッピングセンターにテナントを出店している、宝石・メガネ店の店先でのことだ。

「このメガネは、たしかに良く見えはするでしょうけど、手元の物をみるのには、少し・・・。食べ物の味って、メガネがきちっと合っているか、いないかで、意外に違ってくるんですよね」 手渡したメガネを検査器から外し、布で丁寧に拭いて返しながら、店長らしい50歳前後の男性店員はそう続けた。

心当りがあった。最近どうもメシが旨くなく、食欲もないのは、例年より暑い気候のせいだろうと思っていたが、どうやら原因はそれだけではなかったらしい。
けれども、実はそのメガネは、別のメガネ店で、つい2週間前に新調したばかりだった。もちろん、この店とおなじように検眼もした。それなのに、どうして?

「検査した店員は、若い女性じゃありませんでしたか?」と占い師のようにまた言いあてられたて、もう一度びっくりした。

「マニュアル通りにきっちりあわせちゃうんですね、特に女性が測って作ると。でも、お客様の生活行動は十人十色ですから、よほどじっくりお聞きして作らないと、目にするだけでなく、口にする物まで、違和感が出てきてしまうんですよ」

たしかに違和感があった。だから、この際ついでに予備も作っておこうかと思ったとき、別のこの店を覗いてみたのだ。というより、実はここへ来る前にもう1軒、高級品を扱う、地元では著名な専門店にも行ってみた。応対した、やはり若い女性店員の接客態度は、さすがに著名店らしく慇懃(いんぎん)だったが、話をしながら、少しずつ、少しずつ高いものを勧めようとする姿勢が気に入らなくて、店をでてきた。

郊外の、さほど大きくないショッピングセンターに入っている、しかも宝石・メガネの兼業店だからと、冷やかしで半分で覗いたこの店だったが、男性職員の応対は見事だった。検眼のあとも「これはどう?」「これはどう?」と試作用のレンズを何度も何度も取り替えながら、具合を試した。しかも「予備なら、これぐらいので充分でしょう」と予算より安上がりに。いま、その「予備」を常用し、気分良く使っている。

物を売るとき、何が大切なのかを、彼から、改めて学んだ気がする。

小泉さまは、じぇったい撤退しないのでしょうか。

イラク情勢も混沌としてきており、、全土に非常事態宣言がされ、中部ファルージャでは米軍が武装勢力を制圧するような現状です。その中で、小泉首相は「非戦闘地域とは」と聞かれ、「自衛隊が活動している地域が非戦闘地域との考えを示しました。

本末転倒しており、12月14日の自衛隊駐留期限切れに対して、小泉さまはじぇったい(絶対)撤退しない【小泉、サマワ自衛隊撤退しない】というのでしょうか。

 今日で、9月29日からブログを公開してから、のべ2000人の方がこの日記をご覧いただいたことになります。
ありがとうございます。

 同業の方からもコメントを頂いたりしますが、お客様からも問い合わせやお礼のメールが多くなりました。

一昨日いただいたお客様からのメールです。

 
大阪店・追立店長殿
10/16にカーテンを設置して頂いた**です。
バタバタとしておりまして、お礼の連絡が遅れてしまい申し訳ございません。
丁寧に採寸からして頂き、みごとなカーテンが仕上がり大変満足しています。リビングのカーテンの色も追立さんのアドバイスのおかげで清潔感漂う爽やかな雰囲気に仕上がりました。マンションですのでよそのお宅の窓から見えるカーテンとうちのカーテンを見比べて勝った~♪と喜んでいます。
カーテンが、新居の自慢の一つになりました.
大変満足しています。ありがとうございました。
先日も納入に来られた家具屋さんにもカーテンを誉められました。
今度、カーテンのオーダーする時は、かなり先になってしまうかと思いますが次回もよろしくお願いいたします。
まずは、とり急ぎお礼まで。


このようなメールをいただくとほんとにうれしいです。
たまにはお叱りのお電話もいただくこともありますが、切磋琢磨してがんばりたいとおもいます。