今日はたくさんの方の来店があり、十分な接客ができず、ご迷惑をおかけしました。、
今日は、紀宮さまのご婚約が内定したとの明るいニュースがありました。相手の男性は39歳の都の職員で紀宮さまは35歳とのことです。これがきっかけで、「負け犬の遠吠え」(酒井順子 著・ 概要1・概要2といわれる方の、結婚ブームになり、家を買われ、ちょっとしたこだわりのオーダーカーテンを買うような需要喚起にならないかなと考えているのは不謹慎でしょうか。
毎週週末に仕入先から送られてくるエッセイ「レーダー」からの引用です。
「物を売る難しさ」
「食事を、あまり美味しくいただいていないんじゃ、ありませんか?」場違いな所で、いきなりそう聞かれたのに驚き、思わず「エッ?」と聞き返しました。自宅近くのショッピングセンターにテナントを出店している、宝石・メガネ店の店先でのことだ。
「このメガネは、たしかに良く見えはするでしょうけど、手元の物をみるのには、少し・・・。食べ物の味って、メガネがきちっと合っているか、いないかで、意外に違ってくるんですよね」 手渡したメガネを検査器から外し、布で丁寧に拭いて返しながら、店長らしい50歳前後の男性店員はそう続けた。
心当りがあった。最近どうもメシが旨くなく、食欲もないのは、例年より暑い気候のせいだろうと思っていたが、どうやら原因はそれだけではなかったらしい。
けれども、実はそのメガネは、別のメガネ店で、つい2週間前に新調したばかりだった。もちろん、この店とおなじように検眼もした。それなのに、どうして?
「検査した店員は、若い女性じゃありませんでしたか?」と占い師のようにまた言いあてられたて、もう一度びっくりした。
「マニュアル通りにきっちりあわせちゃうんですね、特に女性が測って作ると。でも、お客様の生活行動は十人十色ですから、よほどじっくりお聞きして作らないと、目にするだけでなく、口にする物まで、違和感が出てきてしまうんですよ」
たしかに違和感があった。だから、この際ついでに予備も作っておこうかと思ったとき、別のこの店を覗いてみたのだ。というより、実はここへ来る前にもう1軒、高級品を扱う、地元では著名な専門店にも行ってみた。応対した、やはり若い女性店員の接客態度は、さすがに著名店らしく慇懃(いんぎん)だったが、話をしながら、少しずつ、少しずつ高いものを勧めようとする姿勢が気に入らなくて、店をでてきた。
郊外の、さほど大きくないショッピングセンターに入っている、しかも宝石・メガネの兼業店だからと、冷やかしで半分で覗いたこの店だったが、男性職員の応対は見事だった。検眼のあとも「これはどう?」「これはどう?」と試作用のレンズを何度も何度も取り替えながら、具合を試した。しかも「予備なら、これぐらいので充分でしょう」と予算より安上がりに。いま、その「予備」を常用し、気分良く使っている。
物を売るとき、何が大切なのかを、彼から、改めて学んだ気がする。



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